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    元スレシンジ「どうして本、読んでくれないの?」レイ「命令にないから」

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    51 = 1 :

    アスカ「ここが鬼が島。辛気臭い場所ね」

    マリ「これぐらいのほうがスリルがあっていいじゃん?」

    カヲル「絶望の園は桃太郎くんによって、希望の楽園に還元される。君ならできるよ」

    シンジ「ありがとう、キジくん!!」

    ゲンドウ「桃太郎一行が鬼が島に入ると、そこでは鬼たちが近くの村からぬすんだ宝物やごちそうをならべて、酒盛りの真っ最中だった」

    ミサト「くぅぅぅぅ!!!サイコー!!このビールいけるわー」

    リツコ「飲みすぎよ、ミサト?」

    加持「そうだぞ、他の鬼たちに示しがつかないんじゃないか?」

    ミサト「だーいじょーぶよー、これぐらい。ニンゲンなんてちょっち脅せば裸足で逃げ出すんだから」

    マヤ「そうですね」

    リツコ「そうね」

    加持「確かに」

    ゲンドウ「鬼たちが好き勝手に言うのを聞き、犬が怒った」

    アスカ「がるる……食いちぎってやるわ……!!」

    レイ「……こわい」

    53 = 30 :

    ゴールデンのバラエティーで喋ってそうなナレーターだな

    54 :

    一気にキャストのボリュームがアップしてワロタ

    55 = 1 :

    シンジ「よし、みんな行こう」

    ゲンドウ「桃太郎の声でお供たちは一斉に鬼たちへ襲い掛かった」

    マリ「ごようだ!ごようだ!!」

    アスカ「おりゃぁぁぁぁ!!!!」

    カヲル「さあ、パーティーの始まりだ」

    ミサト「なんですって!?」

    リツコ「ここまで侵入を許すなんてありえないわ!!」

    ゲンドウ「犬は鬼の尻に噛み付き、猿は鬼の背中を裂き、雉は嘴で鬼の目をくり貫く」

    アスカ「がるるるぅぅ!!」

    ミサト「いやぁ!!やめて!!」

    マリ「うきっきぃー」

    リツコ「あんっ」

    カヲル「サヨナラだよ。鬼さん」

    加持「……ここまでか。短くてもいい夢が見れた。ありがとう、葛城……」

    レイ「……」

    56 :

    支援する
    よろしい、続けろ

    57 :

    マリが可愛い

    59 :

    加持さん大怪我すぎだろ!

    60 :

    何これ面白い

    61 :

    なんで桃太郎側の攻撃の惨さだけ原作桃太郎準拠なんだよ

    62 = 28 :

    つーかゲンドウ持ち出すのかよ

    63 :

    シンジが大体モノマネしてるの?

    66 = 1 :

    シンジ「まだやるんですか?今の僕なら240秒もあれば鬼が島の半分は潰せますよ?」

    ミサト「うぅ……」

    マヤ「今の桃太郎ならやりかねませんね……」

    アスカ「ふんっ。ま、この天才犬のアスカ様にかかればこんなもんね」

    マリ「まだやるぅ?」

    カヲル「無益な争いはしたくないんだ。もう抵抗はやめるんだ」

    ミサト「わ、わかったわ。降参。降参するし、お酒以外のお宝も持っていっていいから、許してぇ」

    ゲンドウ「全く反省の色を見せない鬼は手をついて謝った。心優しき桃太郎は、そんな鬼たちにこう告げた」

    シンジ「なら、もうニンゲンに迷惑はかけないでくださいね」

    カヲル「桃太郎くん、それだけじゃだめだ。ちゃんと釘を刺しておかないとね」

    ゲンドウ「雉はそういうと槍を持ち、鬼に突き刺しました」

    シンジ「カヲルくん!!」

    カヲル「これでいいんだ。君がこの罪を背負うことはない」

    シンジ「そんな……どうして……」

    レイ「……」

    67 = 28 :

    カヲルくんだけ新劇仕様かよ

    69 :

    文字通り刺すなよw

    71 = 60 :

    まだかなまだかな

    72 = 49 :

    カヲル君ww

    73 = 1 :

    ゲンドウ「桃太郎と犬と猿と雉は、鬼から取り上げた宝物をエヴァに背負わせ、元気よく家に帰りました」

    シンジ「ただいま!!」

    冬月「おお……帰ったか」

    ゲンドウ「桃太郎……」

    シンジ「鬼退治……終わったよ……」

    アスカ「おめでとう」

    マリ「おめでと!」

    カヲル「おめでとう」

    冬月「おめでとう」

    ゲンドウ「おめでとう」

    シンジ「……ありがとう!!」

    ゲンドウ「そしてみんなは、宝物のおかげで幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」

    レイ「……」

    74 :

    パチパチパチパチ

    75 :

    おめでとう

    76 = 70 :

    おめでとう

    77 = 48 :

    おめでとう

    78 = 3 :

    おめでとう

    79 :

    すべてのチルドレンに

    80 = 70 :

    おめでとう

    81 = 8 :

    ちゃんと反応してあげないとやばいって・・・

    82 = 49 :

    おめっとさん

    83 :

    加持さん!出番のなかった加持さんじゃないか!

    84 = 1 :

    カヲル「じゃあ、キャスト紹介をしておこう。カヲル、キジ」

    アスカ「アスカ、犬」

    マリ「マリ、猿!うきっき!」

    ゲンドウ「爺だ」

    冬月「お婆さん役だ」

    シンジ「僕、桃太郎!!!」

    ミサト「鬼よんっ」

    リツコ「鬼の家来」

    マリ「家来その2です」

    加持「その3だ」

    レイ「……」

    シンジ「おしまい」

    カヲル「素晴らしいね、シンジくんの脚本は。でも、どうして終幕したのに会場は静かなんだろう。僕は不思議でならないよ」

    シンジ「あ、綾波!!」

    レイ「あ……。ブ、ブラボー……」パチパチ

    85 = 69 :

    カヲルくんが鬼

    86 :

    カヲル君を知らない俺はなぜかQBで再生されてしまう

    87 :

    おめでとう、碇君

    88 = 8 :

    カヲル君はホモだから仕方ない

    89 = 69 :

    >>86のせいで完全にQBになった

    90 = 1 :

    シンジ「どうだった?会心の1作だと思うんだけど」

    レイ「え……あの……」

    アスカ「なによぉ?まぁだ、文句あるわけ?」

    マリ「だからさぁ、桃太郎じゃなくてマッチ売りの少女にしようっていったじゃん。あっちのほうが感動できるって」

    カヲル「グリム童話のほうがよかったかもしれないね。勿論、改訂される前のほうで」

    アスカ「うぇー、悪趣味ー。シンデレラが怖い奴でしょ?」

    カヲル「いい教訓だよ、あれはね。全てのリリンに知って欲しいぐらいさ」

    ゲンドウ「どうだ、レイ。楽しかったか?」

    レイ「えっと……」オロオロ

    冬月「そうか。やはり、荒削りな演技では納得せんか」

    ミサト「レイって意外と辛口なのね」

    マヤ「はい。かなり、頑張ったんですけど」

    レイ「あの……」

    シンジ「綾波……ごめん。でも、今の僕にできるのは、これが精一杯なんだ。あとは題材を変えるぐらいしか……」

    レイ「そ、そうじゃなくて……」

    91 :

    マリが2人になってる

    92 = 75 :

    みんな真剣だな

    94 :

    もうこれがQでよかったんじゃないか

    96 = 1 :

    シンジ「なに?」

    レイ「どうしてこんなことするの?」

    シンジ「どうしてって、綾波に本を読んでほして……」

    レイ「……」

    シンジ「もしかして、迷惑だった?」

    レイ「……」

    アスカ「ぬぁんですって!?このアスカ様の演技を見て迷惑ってなによぉ!!!」

    マリ「あちゃー、ほら、やっぱり、白雪姫とかのほうがよかったんだって」

    カヲル「シンジくんの脚本に意見するなんて……。なんて、業の深さなんだ……」

    シンジ「綾波……ごめん……。じゃあ、もうしないよ」

    レイ「え……」

    シンジ「みんな、ありがとう。今日は本当に助かったよ」

    マリ「ま、次の機会があったらよんでー」

    アスカ「あー、時間の無駄だったー。かえろー」

    カヲル「さよなら」

    97 = 1 :

    シンジ「ミサトさんたちも遠いところからわざわざありがとうございました」

    ミサト「いーのよ。でも、次に会うときは敵同士だからね?」

    シンジ「はい」

    冬月「さてと、戻るか」

    ゲンドウ「ああ」

    冬月「喉が渇いたな。茶でも入れよう」

    ゲンドウ「ああ」

    レイ「……」オロオロ

    シンジ「それじゃあ、綾波。またね」

    レイ「……」

    シンジ「……」スタスタ

    レイ「い、碇、くん……」

    シンジ「え?」

    99 = 1 :

    レイ「……」

    シンジ「どうしたの?」

    レイ「綾波レイは、いつも貴方たちの劇を鑑賞していたの?」

    シンジ「うん。週に3回は見てたよ」

    レイ「そう……」

    シンジ「勿論、演劇が出来ない週もあったんだけど、そのときの綾波は本当に凄かったよ」

    レイ「凄い?」

    シンジ「うん。もう涙とか鼻水とか顔から出るもの全部出しながら、僕にすがり付いてきて「劇、やってください」って頼まれて……」

    レイ「……」

    シンジ「でも、今の綾波はそこまで劇が好きじゃないみたいだし、もうやらないよ」

    レイ「綾波レイは劇が……」

    シンジ「好きだったんだ」

    レイ「好きってそういうことなの?」

    シンジ「そうだよ」

    レイ「……」

    100 = 54 :

    もはや中毒


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