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元スレまどか「誰かに見張られてる気がする……」

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まどか「ほむらちゃんにずっと聞きたかったことがあるんだけどさ……いいかな?」
ほむら「何?」
まどか「私が魔法少女になるのに、ほむらちゃんがすごく反対してくれたよね。マミさんや、さやかちゃんも反対だったみたいだけど、ほむらちゃんだけはなんか必死に……」
ほむら「当たり前よ。あなたみたいな子が魔法少女になる理由がないのだもの」
まどか「うん……それはいいんだけどね。どうしてほむらちゃんがそんなに心配してくれるのかなって」
ほむら「それは……あなたが……」
まどか「?」
ほむら「……ねえ、こんなことを聞くのもなんなのだけど、もしかして私の忠告は余計だった? あなたがただ単に魔女と戦って人助けをしたいということは私も知っているわ。だとしたら、あなたの邪魔をした私は」
まどか「えへへ。そんなことないよ」
ほむら「何?」
まどか「私が魔法少女になるのに、ほむらちゃんがすごく反対してくれたよね。マミさんや、さやかちゃんも反対だったみたいだけど、ほむらちゃんだけはなんか必死に……」
ほむら「当たり前よ。あなたみたいな子が魔法少女になる理由がないのだもの」
まどか「うん……それはいいんだけどね。どうしてほむらちゃんがそんなに心配してくれるのかなって」
ほむら「それは……あなたが……」
まどか「?」
ほむら「……ねえ、こんなことを聞くのもなんなのだけど、もしかして私の忠告は余計だった? あなたがただ単に魔女と戦って人助けをしたいということは私も知っているわ。だとしたら、あなたの邪魔をした私は」
まどか「えへへ。そんなことないよ」
まどか「私もほむらちゃんや、さやかちゃんたちみたいにかっこ良くなれたらなって思うけど、ほむらちゃんの説得が嫌だったなんて思ってないよ。むしろ、嬉しかったんだよ。ああ、こんなに私の心配してくれる子がいるんだなって」
ほむら「そう……よかったわ」
まどか「でも……ほむらちゃんはなんで私に優しくしてくれるのかな?」
ほむら「わたしが、あなたに特別優しくしてるってことかしら」
まどか「……うん。なんだか不思議なんだ。ほむらちゃんのこと、初めて会ったときから……初めて会った気がしなくて」
まどか言いづらいのか、ははばかるように私をみながら言う。
そんなまどかが愛らしくて、わたしも笑顔になった。
ほむら「そう……よかったわ」
まどか「でも……ほむらちゃんはなんで私に優しくしてくれるのかな?」
ほむら「わたしが、あなたに特別優しくしてるってことかしら」
まどか「……うん。なんだか不思議なんだ。ほむらちゃんのこと、初めて会ったときから……初めて会った気がしなくて」
まどか言いづらいのか、ははばかるように私をみながら言う。
そんなまどかが愛らしくて、わたしも笑顔になった。
>>104
してないようだな
してないようだな
ほむら「ふふふ、私もまどかには初めて会った気がしなかったわ」
まどか「本当? ほむらちゃんも私と同じこと思ってくれてたの?」
ほむら「そうね。もしかしたらそのせいであなたに強く忠告したのかもしれないわ」
本当のことなんて、まどかは知らなくていい。
そんなことを知ってわたしに引け目を感じさせたくない。
それに……。
全てがうまくいっているこの時間では……
あなたと同じ時間の中で生きている暁美ほむらでいたいの。
まどか「本当? ほむらちゃんも私と同じこと思ってくれてたの?」
ほむら「そうね。もしかしたらそのせいであなたに強く忠告したのかもしれないわ」
本当のことなんて、まどかは知らなくていい。
そんなことを知ってわたしに引け目を感じさせたくない。
それに……。
全てがうまくいっているこの時間では……
あなたと同じ時間の中で生きている暁美ほむらでいたいの。
まどか「ひどいんだよ、さやかちゃんたちに笑わないでねって言ってこのこと話したら馬鹿にされちゃって」
ほむら「現実なんてわからないものよ。 わたしたちみたいな不確かな存在がいる以上、どんなおかしなことがあっても不思議じゃないわ」
まどか「そうだね。でも素敵だよね。二人が同じように会ったことがあると思って出会うなんて」
ほむら「ええ。ほんとうね」
なんだかいい雰囲気じゃない、わたしたち?
これは、朝チュンを期待してもいいのかしら。
お風呂にはちゃんと入ってきたし、私はいつでも大丈夫よ、まどか。
まどか「あ、よだれが」
ほむら「現実なんてわからないものよ。 わたしたちみたいな不確かな存在がいる以上、どんなおかしなことがあっても不思議じゃないわ」
まどか「そうだね。でも素敵だよね。二人が同じように会ったことがあると思って出会うなんて」
ほむら「ええ。ほんとうね」
なんだかいい雰囲気じゃない、わたしたち?
これは、朝チュンを期待してもいいのかしら。
お風呂にはちゃんと入ってきたし、私はいつでも大丈夫よ、まどか。
まどか「あ、よだれが」
まどか「ワルプルギスの夜がいなくなってから、ほむらちゃんは変わったよね」
ほむら「そう? どんな風に?」
まどか「柔らかくなったっていうか、穏やかになったよ。あと、すごく話しやすくなった。前はお友達になりたくても、わたしが嫌われてるみたいで、怖かったから」
ほむら「嫌いだなんて……」
まどか「そうだよね。あのころからずっとわたしを心配してくれてたのはわかってたよ」
ほむら「そう……」
ちゃんと伝わってたのかしら……。それなら嬉しいわ。
ほむら「そう? どんな風に?」
まどか「柔らかくなったっていうか、穏やかになったよ。あと、すごく話しやすくなった。前はお友達になりたくても、わたしが嫌われてるみたいで、怖かったから」
ほむら「嫌いだなんて……」
まどか「そうだよね。あのころからずっとわたしを心配してくれてたのはわかってたよ」
ほむら「そう……」
ちゃんと伝わってたのかしら……。それなら嬉しいわ。
まどか「だから、わたしもほむらちゃんにしてあげられることがあったら言ってほしいな。私だけお世話になりっぱなしっていうのは寂しいから」
ほむら「まどか……」
まどかにして欲しいことなんて山ほどあるわ。選びきれないほどに。
まどかと朝ごはん。まどかと登校。まどかとお勉強。まどかと休み時間。まどかとお弁当。まどかと保健室。まどかと体育倉庫。まどかとお風呂。まどかとベッド。
まどか「またよだれ出てるよ」
ほむら「まどか……」
まどかにして欲しいことなんて山ほどあるわ。選びきれないほどに。
まどかと朝ごはん。まどかと登校。まどかとお勉強。まどかと休み時間。まどかとお弁当。まどかと保健室。まどかと体育倉庫。まどかとお風呂。まどかとベッド。
まどか「またよだれ出てるよ」
ほむら「でも、お礼されることはしてないの。わたしは自分の為に動いていただけだし」
まどか「自分のため?」
ほむら「えっと……誰かが救われれば、私が魔法少女になった意味があるということよ」
まどか「あ……うん、分かる気がするよ」
なんだか胸がいたい。
ほむら「ミルクいただくわね」
まどか「うん!おかわり欲しかったら言ってね」
まどか「自分のため?」
ほむら「えっと……誰かが救われれば、私が魔法少女になった意味があるということよ」
まどか「あ……うん、分かる気がするよ」
なんだか胸がいたい。
ほむら「ミルクいただくわね」
まどか「うん!おかわり欲しかったら言ってね」
それからしばらく何気ない話をしていると、まどかがあくびをした。
ほむら「そろそろ寝ましょうか。えっと……泊まってっていいのよね」
まどか「うん、お布団ないから、私のベッドしかないけどいい?」
いいですとも!
ほむら「いいの? わたし……その、寝相とかよくないかも。変な寝言とか……」
まどか「大丈夫だよ。でもそのかわり、私もへんな寝言とか言っても気にしないでね。みんなには内緒にしてね」
ああ……生きててよかったわ。
ほむら「そろそろ寝ましょうか。えっと……泊まってっていいのよね」
まどか「うん、お布団ないから、私のベッドしかないけどいい?」
いいですとも!
ほむら「いいの? わたし……その、寝相とかよくないかも。変な寝言とか……」
まどか「大丈夫だよ。でもそのかわり、私もへんな寝言とか言っても気にしないでね。みんなには内緒にしてね」
ああ……生きててよかったわ。
まどか「えっと、パジャマとか持ってきた?」
ほむら「ええ。着替えてもいいかしら?」
まどか「私もお風呂入ってから、着替えてくるから。ほむらちゃんは入ってきたのかな。会った時髪の毛が少し濡れてたし」
ほむら「!?」
わたしはなんて愚かなことをしてしまったの。
『私とまどか~17つの野望~』の1つが達せられるところだったというのに。しかもランクSが。
ちなみにランクはCからSSSまである。SSSが何なのかはとても口に出して言えない。なぜなら私は淑女だから。
ほむら「ええ。着替えてもいいかしら?」
まどか「私もお風呂入ってから、着替えてくるから。ほむらちゃんは入ってきたのかな。会った時髪の毛が少し濡れてたし」
ほむら「!?」
わたしはなんて愚かなことをしてしまったの。
『私とまどか~17つの野望~』の1つが達せられるところだったというのに。しかもランクSが。
ちなみにランクはCからSSSまである。SSSが何なのかはとても口に出して言えない。なぜなら私は淑女だから。
またまどかの部屋に一人残された。
パジャマに着替えてさっきアルバムから抜いておいた写真を取り出した。
ああ、小学生のまどか、可愛い。
やわらかそうなほっぺ。華奢な身体抱きしめたい。
何よりこの笑顔。天使としか言いようがないわ。
すりすり……。
トントン!
ほむら「!?」サ
抜き取った写真をポケットの中に隠した。
まどか? えらく帰ってくるのが早いわね。
パジャマに着替えてさっきアルバムから抜いておいた写真を取り出した。
ああ、小学生のまどか、可愛い。
やわらかそうなほっぺ。華奢な身体抱きしめたい。
何よりこの笑顔。天使としか言いようがないわ。
すりすり……。
トントン!
ほむら「!?」サ
抜き取った写真をポケットの中に隠した。
まどか? えらく帰ってくるのが早いわね。
詢子「まどか、いるか? ありゃ、どうも……」
まどかのお母さんだ。何回か見たことはあるけれど話すのは初めて。
ほむら「どうもお邪魔してます」
詢子「ごめんね、ついいつもの調子で。まどかは風呂?」
ほむら「はい」
詢子「そっか。ありがとうね。ええっと……」
ほむら「暁美ほむらです」
詢子「そうそう。格好いい名前だって言われない?」
ほむら「……」
まどかのお母さんだ。何回か見たことはあるけれど話すのは初めて。
ほむら「どうもお邪魔してます」
詢子「ごめんね、ついいつもの調子で。まどかは風呂?」
ほむら「はい」
詢子「そっか。ありがとうね。ええっと……」
ほむら「暁美ほむらです」
詢子「そうそう。格好いい名前だって言われない?」
ほむら「……」
ほむら「――言われないです」
まどかと会ったときも同じことを言われた。
初めてわたしの名前をかっこいいと褒めてくれたこと。
今でも覚えてる。
でも――
それは『今のまどか』じゃない。
まどかと会ったときも同じことを言われた。
初めてわたしの名前をかっこいいと褒めてくれたこと。
今でも覚えてる。
でも――
それは『今のまどか』じゃない。
詢子「くつろいでるとこ邪魔してわるかったね。なんかあったら遠慮なく言ってくれていいから」
ほむら「どうぞ、お構いなく」
詢子「ほんとしっかりした子だね。あの子も一人暮らししたら、ほむらちゃんみたいになるのかな」
ほむら「どうでしょうね」
私みたいにはならないで欲しいと、いつも願っているのだけれど。
おばさんだってそんなこと、本心では思ってないのではないかと思う。
まどかは今のままで十分だって――。そのままでいて欲しいって。
ほむら「どうぞ、お構いなく」
詢子「ほんとしっかりした子だね。あの子も一人暮らししたら、ほむらちゃんみたいになるのかな」
ほむら「どうでしょうね」
私みたいにはならないで欲しいと、いつも願っているのだけれど。
おばさんだってそんなこと、本心では思ってないのではないかと思う。
まどかは今のままで十分だって――。そのままでいて欲しいって。
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