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元スレまどか「誰かに見張られてる気がする……」

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詢子「まどかも言ってたけど、やっぱり不思議な子だね。あ、別に変だって言ってるわけじゃないんだよ」
ほむら「大丈夫です。よく言われますから」
詢子「そっか。まあ、仲良くやってくれればいいから。
私は遅くまで帰ってこないけど、一人暮らしで大変なのは知ってるから、いつでも来ていいよ」
ほむら「ありがとうございます」
詢子「じゃあ、またね」
ほむら「大丈夫です。よく言われますから」
詢子「そっか。まあ、仲良くやってくれればいいから。
私は遅くまで帰ってこないけど、一人暮らしで大変なのは知ってるから、いつでも来ていいよ」
ほむら「ありがとうございます」
詢子「じゃあ、またね」
ちょっと緊張したけど、良い人でよかった。
まどかは本当に良い環境で育ったのね。
家族か。
私はもう当分会えないんだろうな。
こんな変わってしまって。どうやって顔をあわせていいかわからないもの。
まどかは本当に良い環境で育ったのね。
家族か。
私はもう当分会えないんだろうな。
こんな変わってしまって。どうやって顔をあわせていいかわからないもの。
それにしても、遅いわね。まだかしら?
あんまり遅いので気になって部屋を出てまどかを迎えに行く。
別に覗くつもりなんてないわよ。淑女だもの。
――こそ、こそ。
でもね、見えてしまうのは仕方ないの。
偶然通りかかったところが、たまたまお風呂で、何も来てないまどかと鉢合わせすることになったとしても、それは私が悪いわけではないわ。
神の啓示。神の導きよ。
――こそ、こそ。
あんまり遅いので気になって部屋を出てまどかを迎えに行く。
別に覗くつもりなんてないわよ。淑女だもの。
――こそ、こそ。
でもね、見えてしまうのは仕方ないの。
偶然通りかかったところが、たまたまお風呂で、何も来てないまどかと鉢合わせすることになったとしても、それは私が悪いわけではないわ。
神の啓示。神の導きよ。
――こそ、こそ。
1階へ降りて右手の廊下を歩いていくと、居間の明かりがついているのが見えた。
「やっぱりそうだったんだね」
そこから話し声がきこえたので、なんだろうと思い、
わたしはゆっくりとそちらへ歩いて行くと、それがまどかとおばさんだとわかった。
詢子「で、犯人がわかったところでどうするよ?」
犯人?
何、なんなの?
「やっぱりそうだったんだね」
そこから話し声がきこえたので、なんだろうと思い、
わたしはゆっくりとそちらへ歩いて行くと、それがまどかとおばさんだとわかった。
詢子「で、犯人がわかったところでどうするよ?」
犯人?
何、なんなの?
まどか「大丈夫だよ。ママは何も見なかったことにして」
詢子「まぁあんたがそれでいいって言うなら、私は何も言うことはないけどさ」
見なかったことにして?
なんのこと――あ。
もしや、昨夜の……。
半開きの戸。あれはまさかまどかのおばさんが――。
詢子「まぁあんたがそれでいいって言うなら、私は何も言うことはないけどさ」
見なかったことにして?
なんのこと――あ。
もしや、昨夜の……。
半開きの戸。あれはまさかまどかのおばさんが――。
詢子「こっそり家に潜ってくるってのは、感心しないね」
や、やっぱり……ばれて。
ああ、あああ……。
おしまいよ。
全部ばれてしまったんだわ。
や、やっぱり……ばれて。
ああ、あああ……。
おしまいよ。
全部ばれてしまったんだわ。
まっ…まだだ!!
お母様の好感度は低いかもしれないが、まどっちの好感度は高いから大丈夫だろ!!!
…なっ!?
お母様の好感度は低いかもしれないが、まどっちの好感度は高いから大丈夫だろ!!!
…なっ!?
まどか「ほむらちゃんにも色々あるんだよ。一人で寂しかったりとか」
まどか?
詢子「まあ中学生で一人暮らしってのはそうだろうよ。でも、あの子はそんな風には見えなかったんだけどな。
しっかりしてて、あんたと同い年の子だなんて信じられないよ」
まどか「私もね、ホントはまだよくわからないの。ほむらちゃんのこと。とても不思議な子だし。ちょっぴり怖いなって思ったこともあるんだ」
まどか?
詢子「まあ中学生で一人暮らしってのはそうだろうよ。でも、あの子はそんな風には見えなかったんだけどな。
しっかりしてて、あんたと同い年の子だなんて信じられないよ」
まどか「私もね、ホントはまだよくわからないの。ほむらちゃんのこと。とても不思議な子だし。ちょっぴり怖いなって思ったこともあるんだ」
まどか「でもね。そばにいると、なんだかとっても安心するの。
きっとどこかで会ったことがあるんだと思う。ほむらちゃんは話してくれないけど、私だけが忘れてて」
詢子「私の記憶にはないけどね。暁美なんて名字、初めて聞いた。ほむらって名前も珍しいし」
まどか「そうだね。ちょっと変わってるけど格好いいよね」
まどか――あなた……。
グスッ……。
きっとどこかで会ったことがあるんだと思う。ほむらちゃんは話してくれないけど、私だけが忘れてて」
詢子「私の記憶にはないけどね。暁美なんて名字、初めて聞いた。ほむらって名前も珍しいし」
まどか「そうだね。ちょっと変わってるけど格好いいよね」
まどか――あなた……。
グスッ……。
まどか「とにかく悪い子じゃないの。これからほむらちゃんがこっそり家に来ることがあっても、叱らないであげて」
詢子「誰も悪いなんて言ってないさ。よくわからないけど、あの子にも色々事情があるみたいだしな」
まどか「……守ってくれてるんだよ」
詢子「守る?」
まどか「うんう……一人はやっぱり寂しいからね。そういうときがあるんだと思うよ」
詢子「まあいっか。私はもう寝るよ。アンタたちもあんまり夜更かししないようにね」
まどか「ありがとう、ママ」
詢子「誰も悪いなんて言ってないさ。よくわからないけど、あの子にも色々事情があるみたいだしな」
まどか「……守ってくれてるんだよ」
詢子「守る?」
まどか「うんう……一人はやっぱり寂しいからね。そういうときがあるんだと思うよ」
詢子「まあいっか。私はもう寝るよ。アンタたちもあんまり夜更かししないようにね」
まどか「ありがとう、ママ」
まどか。
あなた本当は気づいてたのね。
大方、朝におばさんから、昨日の話を聞かされてたんだ。
確証があったかどうかは知れないけど、忍び込んだのが私だって気づいてて知らないふりを。
嬉しい。涙が止まらないじゃない。
私をかばってくれたこと。
『……守ってくれてるんだよ』
何よりも――私のことを信じてくれたことが。
あなた本当は気づいてたのね。
大方、朝におばさんから、昨日の話を聞かされてたんだ。
確証があったかどうかは知れないけど、忍び込んだのが私だって気づいてて知らないふりを。
嬉しい。涙が止まらないじゃない。
私をかばってくれたこと。
『……守ってくれてるんだよ』
何よりも――私のことを信じてくれたことが。
しばしの時間
時を止めて涙が止まるまで私は泣いた。
こんなことに魔法を使うのは初めてだ。
ああ、魔法少女って本当に便利だなぁと改めて思った。
時を止めて涙が止まるまで私は泣いた。
こんなことに魔法を使うのは初めてだ。
ああ、魔法少女って本当に便利だなぁと改めて思った。
まどか「えへへ、おまたせ。ごめんね遅くなっちゃって」
ほむら「いいえ……こちらこそ」
まどか「?」
ほむら「なんでもないわ。 さぁ、寝ましょう」
まどか「うん!」
まどかは、電気を消して私たちはベッドに横になった。
ほむら「いいえ……こちらこそ」
まどか「?」
ほむら「なんでもないわ。 さぁ、寝ましょう」
まどか「うん!」
まどかは、電気を消して私たちはベッドに横になった。
夜の闇があった。
そこはいつもと変わらない、まどかの部屋。
なのに、全然ちがう。
こんなにも……胸が苦しい。
泣きたくて、今にも叫び出したい。
ほむら「ねぇまどか……」
まどか「どうしたの?」
ほむら「お願い……ひとつだけ聞いてもらってもいいかしら」
まどか「うん。わたしにできることなら。いいよ」
ほむら「あのね――」
そこはいつもと変わらない、まどかの部屋。
なのに、全然ちがう。
こんなにも……胸が苦しい。
泣きたくて、今にも叫び出したい。
ほむら「ねぇまどか……」
まどか「どうしたの?」
ほむら「お願い……ひとつだけ聞いてもらってもいいかしら」
まどか「うん。わたしにできることなら。いいよ」
ほむら「あのね――」
まどか。
私はあなたのことがこんなにも――。
優しいあなたが。いつもまっすぐなあなたが。
私の名前を格好いいと褒めてあなたが。
私のことを信じてくれたあなたが。
私は――。
私はあなたのことがこんなにも――。
優しいあなたが。いつもまっすぐなあなたが。
私の名前を格好いいと褒めてあなたが。
私のことを信じてくれたあなたが。
私は――。
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