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元スレまどか「マミさんは名探偵!」
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(旅館の廊下)
QB「(ドン! ドン!)マミ!」
杏子「そんぐらいにしとけよ、キュウベえ。
お前、普通の人から見えないから、他の客から、あたしらが夜中に騒いでるように思われちまう」
ほむら「まったく、あなたのやったことは犯罪だって、自覚した方が良いわよ? 」
QB「君からそんな言葉を聞くなんて、何だか新鮮な気分だよ」
ほむら「私は、罪を犯したわけではないわ。
よく偉い人がいっているでしょう。
「周りの人間が、どんなに自分の行動を否定したとしても
自分の信念と理想を貫いたものだけが、本当の人生の勝利者となり、新しい価値観と世界を創っていく」って
私は、自分の信念と理想に殉じただけ。
私を罪人というのなら、人類の歴史を進歩させてきた世界の革命者たちは、みな罪人ということになるわ」
杏子「下着泥棒の言い訳としては斬新な部類だな」
QB「(ドン! ドン!)マミ!」
杏子「そんぐらいにしとけよ、キュウベえ。
お前、普通の人から見えないから、他の客から、あたしらが夜中に騒いでるように思われちまう」
ほむら「まったく、あなたのやったことは犯罪だって、自覚した方が良いわよ? 」
QB「君からそんな言葉を聞くなんて、何だか新鮮な気分だよ」
ほむら「私は、罪を犯したわけではないわ。
よく偉い人がいっているでしょう。
「周りの人間が、どんなに自分の行動を否定したとしても
自分の信念と理想を貫いたものだけが、本当の人生の勝利者となり、新しい価値観と世界を創っていく」って
私は、自分の信念と理想に殉じただけ。
私を罪人というのなら、人類の歴史を進歩させてきた世界の革命者たちは、みな罪人ということになるわ」
杏子「下着泥棒の言い訳としては斬新な部類だな」
QB「お互いをなじりあうような非建設的な会話はやめよう。
……それより、どうだろう。この際だから、ここは協力し合うというのは」
杏子「というと?」
QB「ほむらはまどかとねんごろになりたい。
杏子はさやかに仕返ししたい。
僕はマミと一緒に眠りたい。
僕たちの利害は一致しているじゃないか、そうだろう?」
ほむら「でも……どうするつもり?」
QB「なに、ほむらの時間停止、杏子の幻覚魔法、僕の物質透過。
これらを駆使すればこの状況を打開するなんて、造作もないよ。
実は、まどか達の泊まっている部屋の向かい側とその右隣は空室なんだ。
そこに君たちはそれぞれの相手を連れ込むのさ。
そこから先はそれぞれやりたいようにということで」
ほむら「……いいわ。とりあえず話を聞きましょう」
杏子「ま、あたしらが廊下で寒い思いして、あいつらだけ気持ちよく寝ているのは癪な気分だしな」
……それより、どうだろう。この際だから、ここは協力し合うというのは」
杏子「というと?」
QB「ほむらはまどかとねんごろになりたい。
杏子はさやかに仕返ししたい。
僕はマミと一緒に眠りたい。
僕たちの利害は一致しているじゃないか、そうだろう?」
ほむら「でも……どうするつもり?」
QB「なに、ほむらの時間停止、杏子の幻覚魔法、僕の物質透過。
これらを駆使すればこの状況を打開するなんて、造作もないよ。
実は、まどか達の泊まっている部屋の向かい側とその右隣は空室なんだ。
そこに君たちはそれぞれの相手を連れ込むのさ。
そこから先はそれぞれやりたいようにということで」
ほむら「……いいわ。とりあえず話を聞きましょう」
杏子「ま、あたしらが廊下で寒い思いして、あいつらだけ気持ちよく寝ているのは癪な気分だしな」
QB(まずは、このとおり、
ぼくが物質透過でまどか達が止まっている部屋に侵入する……っと。
マミの結界の張り方には癖があるから、隙があるところもわかるんだよ)
ほむら(だったら最初からそうすればいいじゃない)
QB(マミと二人きりになれないだろ? よし、結界は解除したよ
ほむら、時間停止だ)
ほむら(了解。杏子、時間を止めるから手をつないで。
あなたまで動けないと困るから)
杏子(わかった)
ほむら(そして、私が時間を止めた状態で、魔法でカギを開けて中に入る。
…当然、音も気配もまどか達にはわからない)
杏子(部屋に入れたな。この後は? )
ほむら(ちょっと面倒だけど、この状態で私はまどかを、あなたはさやかを
あらかじめ鍵を開けておいた空き室に連れ込むのよ)
杏子(若干、厳しそうだな)
ほむら(ええ、私と手をつないだまま、魔法を使うなり、布団でくるむなりして運ぶのよ?
直接触れると、まどかたちもこの時間停止空間で動けるようになって、気づかれるかもしれないからね)
ほむら(それじゃあ、私は向かいの部屋)
杏子(あたしは右隣の部屋だな。……よし、運んだぜ)
……でも、このあとはどうすんだ?
まどか達の怒りをかっているこの状態で、下手なことしたら、火に油なんじゃねえのか?)
QB(そこで君の出番だよ。幻覚魔法でまどかとさやかからは、君たちをマミに見えるようにするんだ。
ふたりとも先輩のマミには一目置いてるし、多少やんちゃなことをやっても、
「きっと、寂しがりなところがある先輩が旅行先でつい悪乗りしちゃったんだよね」って感じで
激しく怒ったりはできないだろ? )
杏子(なるほど)
まどかがマミだって思ってイキ狂ったらほむらちゃん絶望しちゃぬんじゃないの
ほむら(念のため聞くけど、あなたの幻覚魔法って眠ってる相手にもかかるの?)
杏子(別に試したことがあるわけじゃねえけど、ただあたしの幻覚魔法は視覚と聴覚両方から作用するからな。
眠っている状態でも案外耳は聞こえてるし、しかもその時人間の深層意識はむき出しだ。
むしろ普通の状態よりよく効くと思うぜ)
ほむら(なるほど。それじゃ、早速、こっちにきてまどかに魔法かけてくれる?)
杏子(わかった)
QB(さて、やっとふたりきりになれたね、マミ)
マミ「……キュウべえ?」
QB「お、起きてたのかい?」
マミ「あなたの気配がしたから何となく目が覚めたのよ。
というか、どうせ結界を張っても、あなたの事だから入ってきちゃうんじゃないかと思っていたわ。
……私と一緒でないと眠れないんですって?
いつもそっけないのに可愛いところあるじゃない。
意外と甘えん坊さんなのね、ふふ」
QB「べ、別に僕は、君と寝たかったわけじゃなくて!
ただ君の方が僕という抱き枕がないとさびしくて眠れないんじゃないかと気を遣っただけで!
……まあ、マミの方がどうしてもというのなら一緒に寝てもいいかな」
マミ「意地張っちゃって……。いいわ、私が折れてあげる」
QB「え?」
マミ「キュウべえ……おいで?(ハラリ)」(浴衣の胸元をはだけてる)
QB「マ、マミ!」
マミ「んっ! あ、あんっ! そんなに激しくしちゃだめよ……鹿目さんたちが気づいちゃうわ」
QB(……まどか達は別室にいるからその心配はないんだけどね)
>>121
うひょおおおおおおおおおおおおお
うひょおおおおおおおおおおおおお
~向かいの部屋~
ほむら(ああ、目の前にまどかの寝顔が! 何度見ても可愛いわ)
まどか「すぅ……むにゃむにゃ」
ほむら(そうだ!写真撮っておこっと!)ゴソゴソ
まどか「ん? ま、マミさん?」
ほむら「(ギクッ)起きたの? え、えっと何かしら? ま……鹿目さん?」
まどか「あの、マミさんにお願いがあるんです」
ほむら「お願い?」
ほむら(ああ、目の前にまどかの寝顔が! 何度見ても可愛いわ)
まどか「すぅ……むにゃむにゃ」
ほむら(そうだ!写真撮っておこっと!)ゴソゴソ
まどか「ん? ま、マミさん?」
ほむら「(ギクッ)起きたの? え、えっと何かしら? ま……鹿目さん?」
まどか「あの、マミさんにお願いがあるんです」
ほむら「お願い?」
まどか「ほむらちゃんたち部屋に入れてあげてくれませんか?
廊下で眠るのはちょっとかわいそうですよ。
……きっと今頃反省してしょげ返ってると思うんです。
でも一度、厳しく言っちゃった私の立場からだと許してあげるのにも、タイミング外しちゃったし、
先輩のマミさんがフォローしてあげる形で和解するようにしたいんです」
ほむら(まどか……、やっぱり優しい娘なのね。
というか……すいません。反省するどころか開き直って、己の欲望を満たそうとしてました)
まどか「マミさん?」
ほむら「え、ええ! わかったわ。
あの娘たちを部屋に入れておいてあげる。だから安心してあなたはもう眠りなさい?」
まどか「はい、ありがとうございます。
すぅ……むにゃむにゃ」
>>121
ホームベースがホームベースにヘッドスライディングかましてるのかと思った
ホームベースがホームベースにヘッドスライディングかましてるのかと思った
~右隣の部屋~
杏子(さてと、どうしよっかなー?
仕返しに顔に落書きでもしてやろうかな? それとも……)
ほむら(……杏子)
杏子(うわ、なんだよ急に! まどかとよろしくやってんじゃなかったのかよ?)
ほむら(それが、あの娘。マミの姿をした私に、私たちがかわいそうだから部屋に入れたげてって。許してあげてって頼むの。
……何だか、その、毒気が抜かれたというか、自分が恥ずかしくなって。
だから、まどかと一緒に元の部屋に戻って普通に寝ることにしたわ)
杏子(……)
ほむら(だから、まどかにかけた幻覚魔法を解いてくれる? もう必要ないし)
杏子(さてと、どうしよっかなー?
仕返しに顔に落書きでもしてやろうかな? それとも……)
ほむら(……杏子)
杏子(うわ、なんだよ急に! まどかとよろしくやってんじゃなかったのかよ?)
ほむら(それが、あの娘。マミの姿をした私に、私たちがかわいそうだから部屋に入れたげてって。許してあげてって頼むの。
……何だか、その、毒気が抜かれたというか、自分が恥ずかしくなって。
だから、まどかと一緒に元の部屋に戻って普通に寝ることにしたわ)
杏子(……)
ほむら(だから、まどかにかけた幻覚魔法を解いてくれる? もう必要ないし)
杏子(ま、いいけどよ、 ほら、解いたぜ)
ほむら(ありがとう。 あなたもほどほどにね?
本当は美樹さやかを嫌ってるわけじゃないし、逆恨みだって自分でもわかっているでしょ?)
杏子(余計な御世話だっつうの!)
ほむら(ふふ、じゃあね)
杏子「ったく、なんだよ。あたしまで何だか馬鹿らしくなってきちまった」
さやか「……杏子」
杏子(ギクッ)
さやか「……駄目だよ、杏子。そんなことしちゃあ。
食べ物くらいあたしの分けてあげるから。むにゃむにゃ」
杏子「ね、寝言かよ。おどかしやがって」
さやか「……あたしは、あんたが本当は良い娘だってわかってんだからさぁ。
だから、もうすねたりするんじゃないよぉ?」
杏子「夢の中でもあたしにお説教かよ。ったく」
杏子「……」
~マミたちの部屋~
ほむら「あら、杏子。結局あなたもこっちで眠るの? 美樹さやかは?」
杏子「さやかは、あの部屋でゆっくり寝かせてやることにした。
……運ぶと目を覚ましちゃうかもしれないし、どうせ空き室なんだろ? あの部屋は?
明日の朝、隣の部屋から連れ戻して、寝ぼけて部屋を間違えたんだってことにしとけば問題ない」
ほむら「あ、そう」
杏子「マミとキュウべえは?」
ほむら「寝ているわ。一緒に」
杏子「妙にすっきりしたさわやかな顔で寝やがって。……のんきなもんだな」
ほむら「あたしたちも寝ましょう」
杏子「そうだな」
ほむら「あら、杏子。結局あなたもこっちで眠るの? 美樹さやかは?」
杏子「さやかは、あの部屋でゆっくり寝かせてやることにした。
……運ぶと目を覚ましちゃうかもしれないし、どうせ空き室なんだろ? あの部屋は?
明日の朝、隣の部屋から連れ戻して、寝ぼけて部屋を間違えたんだってことにしとけば問題ない」
ほむら「あ、そう」
杏子「マミとキュウべえは?」
ほむら「寝ているわ。一緒に」
杏子「妙にすっきりしたさわやかな顔で寝やがって。……のんきなもんだな」
ほむら「あたしたちも寝ましょう」
杏子「そうだな」
~翌朝~
マミ「…ねえ、美樹さんがいないんだけど」
まどか「ふぇ、あ、本当だ!?」
QB(どういうことだい? 杏子)
杏子(いや、結局、昨日さやかの奴は右隣の部屋で寝かせてやることにしたんだ。
どうせ空き室なんだろ? 今連れてくるよ)
QB(え? 右隣?)
杏子(何だよ?)
QB(僕は「向かい側」と「その右隣」が空き室だっていったんだよ?)
ほむら(何ですって! じゃあこの部屋の右隣は……)
QB(うん、誰か他の客が泊まっていたはず)
杏子(まじかよ! そういえばあの部屋、暗かったけど最初から布団が敷いてあったような……
じゃあさやかは今、赤の他人の部屋に一緒に入っている状態に……)
(……っ!!!!)
(!!!!)
マミ「何か隣の部屋が騒がしいわ」
まどか「……というか隣からさやかちゃんの声がするような」
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