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元スレP「朝起きたら律子が隣にいた……」
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P「……俺は」
律子「……」
P「いや、違うな……俺も、だ」
P「律子のことが、好きだよ」
律子「っ!!」
P「同僚でも、友人でも……もちろん、アイドルとしてでもなく……」
P「ひとりの女の子として、律子のことが好きだ」
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
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ガタン ||| j / | | |||
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今Pのことをボロクソ言ってるやつはこんな状況になったら男を見せることができるのか?
律子「そっ、それじゃあ……!」
P「……でもな。本心を話す、っていうなら……これだけじゃ足りない」
律子「え……」
P「正直に言って、俺は昨日まで、律子のことはそれほど意識してなかったんだ」
P「朝起きたら、律子が隣にいた……。そんなことがあったから、急激にお前のことを意識し始めたんだよ」
律子「……そ、そうですか」
P「自分でも、気持ちの変化がはやい奴だと思う。でもな……」
P「でも、そういった、ちょっとしたことがきっかけで……人の印象っていうのは、良い方向にも悪い方向にも変わるんだ」
P「俺はそれを、この年になって初めて知ることができた」
律子「……」
P「今までの律子の印象が、俺の中でガラッと変わってしまった。今日だって、一日中律子のことを考えていたんだよ」
P「律子は、とても魅力的な女の子だ。今まで意識してなかったのが、おかしいってくらいに……」
P「だからな――
律子「だーもう!! 話が長いっ!!!」
P「えっ」
律子「いいんですっ、そんなこと!」
P「いや、でも……」
ぎゅーっ
P「……っ」
律子「……いつから好きになった、とか……そんなことは、どうでもいいんです」
律子「前までの私は、ほんの少しでも……あなたが私のことを見てくれたら、それだけで幸せだった」
律子「それに比べたら、時間なんて些細なものです」
P「……」
律子「普段は、少しだらしないけれど……アイドルのみんなだけじゃなくて、私にも平等に優しくしてくれて」
律子「いっぱいいっぱい、助けてくれて……私が弱音を吐いたときも、励ましてくれて」
律子「そんなあなたが、私と同じ気持ちなら……私は……まるで魔法をかけられたみたいに、幸せになれるんです」
P「……いいのか、こんな俺で」
律子「そんなあなただからこそ、ですよ。こんなに、へタレで、ダメ人間だからこそ……」
律子「私は、そんな不器用なあなたのことが、こんなにも好きになれたんです」
P「あはは……真美たちの言ってたとおりだな。律子の彼氏はダメ人間だって」
律子「本当ですね、ふふっ……」
グリグリ
P「……頭グリグリするのはやめてくれないか」
律子「やです」
P「みぞおちに当たって苦しいんだけど……」
律子「私が今まで味わった苦しみに比べたら、これくらい」
P「え!? く、苦しみ?」
律子「そーですよ。あなたは、みんなに優しいから……そういうの見てると、胸がモヤモヤするんです」
P「……ごめんな」
ぎゅっ
律子「! ……や、やっと……抱き返してくれたわね……」
P「……これからは、律子のことだけ見るさ。今までの時間、苦しみ、全部取り返せるくらいに……」
律子「ふふっ……それも考え物じゃないですか? みんなのやる気をなくさせちゃダメですよ、プロデューサー殿?」
P「茶化すなって……」
P「……律子……」
律子「……っ」
律子「……ぷは」
P「……」
律子「……突然すぎじゃないですか? まだ、これしか、時間経ってないのに……」
P「時間なんて、関係ないんだろ?」
律子「ま、まぁ、そうですけど……」
P「初めて、キスをしたよ。不思議なもんだな……なんか、安心する」
律子「ふふっ……私は、ファーストキスじゃないですけどね」
P「え!?」
P「ま、まあ、やっぱり、律子はモテてただろうからな……いや別に、気にしてないけど」
律子「嘘ですよね?」
P「……うん……嘘だ。少し気にする」
律子「……初めての相手は、あなたですよ、プロデューサー」
P「……」
P「え? そ、それじゃあやっぱり、今のがファーストキスなんじゃないか! ドッキリさせないでくれよ……」
律子「いいえ、それも違います。今のは確かに、私にとって二回目のキス」
律子「そして、あなたにとっても……二回目のキス」
P「どういうことなんだ……」
律子「……昨日、あなたが寝てるときに……」
律子「その……、ね?」
P「……っ!」
律子「……ふふっ……」
律子「それで、今あなたがしてくれたのが……三回目、です」
律子「……私、家に戻ります」
P「あ、ああ。なんか突然だな」
律子「でもプロデューサーは、そこから動いちゃダメですよ?」
P「えっ」
律子「いいですか? 私があなたの携帯を鳴らすまで、ここにいてください」
P「……ああ、わかったよ」
律子「それではっ!」
タタッ
P「行ってしまった……な、なんなんだ……?」
カラカラ
律子「ただいま戻りましたっ!」
P「いやいやいや、帰るんじゃなかったのか?」
律子「戻るとは言ったけど、帰るとは言っていませんよ?」
P「……それに、その荷物は……?」
律子「明日のスーツと、化粧品と……、その他もろもろ、女になるために必要なものです」
P「……」
律子「……」スッ
ピッ プルルルル……
P「……電話?」
ピッ
P「も、もしもし……」
律子『それじゃあ、行きましょうか! もう動いていいですよ』
P「……えっと、どこへ行くって?」
律子『どこへって、そりゃ、決まってるでしょう? あなたの部屋ですよ』
―――
――
―
チュンチュン
ぴよぴよ
P「……」ムクッ
律子「……すぅ、すぅ……」
P「……」
P「どういうことなの……」
P「あ、いや、今度はちゃんとわかってるけど……」
P「なんか、色んなことがありすぎて、頭が付いていかないぞ……」
P「律子は……」
チラ
律子「……むにゃむにゃ……」
P「寝てるか……」
P(いやでも、こいつのことだからな。寝たフリの可能性もある)
P「……」
P「…………」
P「……いつつ。体が痛くて仕方ない」
P「……シーツも、洗わないとな……こんなにあ
律子「せ、セクハラですよ……」
P「やっぱり起きてたか……」
>P「どういうことなの……」
そ れ は コ ッ チ の 台 詞 だ
そ れ は コ ッ チ の 台 詞 だ
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