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元スレQB「朝起きたら人間になってた……」

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QB「どうして僕が人間に? まさか、何かの魔法なのか?」
QB「もしそうだとすれば、これはかなり高度な魔法だね。契約時の願いにも相当するレベルだ」
QB「でも、その願いに何の意味があるんだろう。僕を人間にするメリットは……」
QB「………………」
QB「……さっぱりわからないよ」
QB「もしそうだとすれば、これはかなり高度な魔法だね。契約時の願いにも相当するレベルだ」
QB「でも、その願いに何の意味があるんだろう。僕を人間にするメリットは……」
QB「………………」
QB「……さっぱりわからないよ」
ピピピピッ ピピピピッ
QB「……目覚ましか」
QB「インキュベーターの体なら何とも思わなかったけど、人間の聴覚だとかなり不快に聞こえるみたいだね」
ピピピピッ ピピピピッ
マミ「すぅ……すぅ……」
QB「マミ、今日はぐっすり寝てるね。起きてよマミ、朝だよ」
マミ「ん~……あと5分~……」
QB「……目覚ましか」
QB「インキュベーターの体なら何とも思わなかったけど、人間の聴覚だとかなり不快に聞こえるみたいだね」
ピピピピッ ピピピピッ
マミ「すぅ……すぅ……」
QB「マミ、今日はぐっすり寝てるね。起きてよマミ、朝だよ」
マミ「ん~……あと5分~……」
QB「遅刻しちゃうよ」ユサユサ
マミ「わかってるぅ……ちゃんと起き……」
QB「マミってば」ユサユサ
マミ「…………えっ? いま、わたしの体、手で」
QB「ほら、目覚ましも鳴って――」
マミ「っ!?」ガバッ
QB「ああ、やっと起きたね。おはよう、マミ」
マミ「………………」ポカン
マミ「わかってるぅ……ちゃんと起き……」
QB「マミってば」ユサユサ
マミ「…………えっ? いま、わたしの体、手で」
QB「ほら、目覚ましも鳴って――」
マミ「っ!?」ガバッ
QB「ああ、やっと起きたね。おはよう、マミ」
マミ「………………」ポカン
マミ「……あなた、誰?」
QB「まだ寝ぼけてるのかい? いつも君と一緒にいるキュウべぇだよ」
マミ「…………キュウべぇ?」
QB「うん」
マミ「どう見ても……人間、なんだけど……」
QB「そうか。まだ話してなかったけど、さっき起きたら人間の体になっていたんだ」
マミ「…………」
QB「でも、中身はいつものままだよ。だから今まで通りの付き合い方で構わない」
マミ「…………」
QB「…………」
マミ「……?? どういうこと?」
QB「うん、僕が聞きたいくらいだよ……」
QB「まだ寝ぼけてるのかい? いつも君と一緒にいるキュウべぇだよ」
マミ「…………キュウべぇ?」
QB「うん」
マミ「どう見ても……人間、なんだけど……」
QB「そうか。まだ話してなかったけど、さっき起きたら人間の体になっていたんだ」
マミ「…………」
QB「でも、中身はいつものままだよ。だから今まで通りの付き合い方で構わない」
マミ「…………」
QB「…………」
マミ「……?? どういうこと?」
QB「うん、僕が聞きたいくらいだよ……」
QB「かくかくしかじか、という訳なんだ」
マミ「へ、へぇ……そういうこともある、のかしら」
QB「あまり驚かないね。僕は感情が無いからともかく、君は人間なのに」
マミ「魔法があるくらいだし、何が起きてもおかしくないもの。それか、単純に頭がついていかないだけかも……」
QB「でも、僕が本当にキュウべぇだって証拠も無いんだ。信用してくれるのかい?」
マミ「そうね……」
QB「…………」
マミ「声はあまり変わってないわね。髪も白いし、獣っぽい耳も生えてるし。あとは、雰囲気ね」
QB「雰囲気……?」
マミ「ええ。『なんとなく』ってこと」
マミ「へ、へぇ……そういうこともある、のかしら」
QB「あまり驚かないね。僕は感情が無いからともかく、君は人間なのに」
マミ「魔法があるくらいだし、何が起きてもおかしくないもの。それか、単純に頭がついていかないだけかも……」
QB「でも、僕が本当にキュウべぇだって証拠も無いんだ。信用してくれるのかい?」
マミ「そうね……」
QB「…………」
マミ「声はあまり変わってないわね。髪も白いし、獣っぽい耳も生えてるし。あとは、雰囲気ね」
QB「雰囲気……?」
マミ「ええ。『なんとなく』ってこと」
QB「……曖昧な表現は理解できないよ」
マミ「キュウべぇには難しいかしら。それはともかく」
QB「?」
マミ「その、隠してくれないかしら……そ、それ……」
QB「ああ、性器のことかい?」
マミ「いっ……いちいち言わなくていいの……///」チラッ
QB「?? 隠せって言ったくせに、どうして指の隙間から見てるんだい?」
マミ「~~~っ!! 早く隠してよ、もう!///」ベチンッ
QB「痛いよマミ。人間は難しい生物だね」
マミ「キュウべぇには難しいかしら。それはともかく」
QB「?」
マミ「その、隠してくれないかしら……そ、それ……」
QB「ああ、性器のことかい?」
マミ「いっ……いちいち言わなくていいの……///」チラッ
QB「?? 隠せって言ったくせに、どうして指の隙間から見てるんだい?」
マミ「~~~っ!! 早く隠してよ、もう!///」ベチンッ
QB「痛いよマミ。人間は難しい生物だね」
15分後――
マミ「朝ごはんできたわよ、キュウべぇ」
QB「今日はベーコンエッグだね。いただきます」
マミ「いただきます……この際その格好には目を瞑るけど、バスタオル一枚で寒くない?」
QB「別に寒くは……」パクッ
QB「…………!?」
マミ「……どうしたの?」
マミ「朝ごはんできたわよ、キュウべぇ」
QB「今日はベーコンエッグだね。いただきます」
マミ「いただきます……この際その格好には目を瞑るけど、バスタオル一枚で寒くない?」
QB「別に寒くは……」パクッ
QB「…………!?」
マミ「……どうしたの?」
QB「…………!!」ガツガツガツガツ
マミ「キュウべぇ?」
QB(不思議だ。いつもは何を食べても何とも思わないのに)
QB(今朝のご飯は、本当に『おいしい』……これが人間の感情なんだね)
マミ「そ、そんなにがっつかなくても」
QB「おかわり」サッ
マミ「おっ……おかわり?」
マミ「キュウべぇ?」
QB(不思議だ。いつもは何を食べても何とも思わないのに)
QB(今朝のご飯は、本当に『おいしい』……これが人間の感情なんだね)
マミ「そ、そんなにがっつかなくても」
QB「おかわり」サッ
マミ「おっ……おかわり?」
QB「けぷ……お腹いっぱいだよ、マミ……」
マミ「ふふっ、朝からご飯を5杯も食べるなんて……本当にどうしちゃったの?」
QB「………………」
QB(目覚ましを不快に感じたり、ご飯をおいしいと感じたり……これは、やっぱり……)
マミ「さてと。それじゃ、そろそろ行ってくるわね」
QB「いってらっしゃい。気をつけて」
マミ「ありがとう。学校の帰りにあなたの服買ってくるから、それまで外は出歩かないでね」
QB「わかったよ」
マミ「もし何かあったらテレパシーで言って。すぐ返事するから」
QB「わかったよ」
マミ「それから、変な人が来ても勝手にドア開けちゃダメよ。あと喉が乾いたら冷蔵庫に」
QB「わかったから、早く行きなよ」
マミ「ふふっ、朝からご飯を5杯も食べるなんて……本当にどうしちゃったの?」
QB「………………」
QB(目覚ましを不快に感じたり、ご飯をおいしいと感じたり……これは、やっぱり……)
マミ「さてと。それじゃ、そろそろ行ってくるわね」
QB「いってらっしゃい。気をつけて」
マミ「ありがとう。学校の帰りにあなたの服買ってくるから、それまで外は出歩かないでね」
QB「わかったよ」
マミ「もし何かあったらテレパシーで言って。すぐ返事するから」
QB「わかったよ」
マミ「それから、変な人が来ても勝手にドア開けちゃダメよ。あと喉が乾いたら冷蔵庫に」
QB「わかったから、早く行きなよ」
QB「さて。マミも行っちゃったし、何をしようかな」
QB「テレパシーでまどかを勧誘してもいいけど、平日は授業もあるだろうし……」
QB「………………」
QB「………………」
QB「……退屈だね。前は退屈だなんて感情も無かった」
QB「今、マミが出かけてから何時間くらい経ったかな」チラッ
QB「……まだ5分しか経ってない」
QB「マミ、早く帰ってこないかなぁ」ゴロゴロ
QB「テレパシーでまどかを勧誘してもいいけど、平日は授業もあるだろうし……」
QB「………………」
QB「………………」
QB「……退屈だね。前は退屈だなんて感情も無かった」
QB「今、マミが出かけてから何時間くらい経ったかな」チラッ
QB「……まだ5分しか経ってない」
QB「マミ、早く帰ってこないかなぁ」ゴロゴロ
ピンポーン
QB「?」
男「◯◯新聞の者ですがー」
QB(……新聞勧誘のようだね。怪しい人間ではないだろうし、応対しておこうか)
ガチャッ
男「あ、どう……も……」
QB「やあ。キミは僕と契約したいんだよね?」
男「あばっ、いっ、いえ結構ですっ、お邪魔しましたぁぁぁ!」ダダダ...
QB「どうして逃げられたんだろう。わけがわから――」
QB「……あっ、バスタオル落ちてた。もしかして、さっきゴロゴロしてた時に……」
QB「?」
男「◯◯新聞の者ですがー」
QB(……新聞勧誘のようだね。怪しい人間ではないだろうし、応対しておこうか)
ガチャッ
男「あ、どう……も……」
QB「やあ。キミは僕と契約したいんだよね?」
男「あばっ、いっ、いえ結構ですっ、お邪魔しましたぁぁぁ!」ダダダ...
QB「どうして逃げられたんだろう。わけがわから――」
QB「……あっ、バスタオル落ちてた。もしかして、さっきゴロゴロしてた時に……」
QB『……ということがあったんだ』
マミ『………………』
QB『マミ? 聞いてるかい? もしかしてテレパシーが届いてないとか』
マミ『キュウべぇ』
QB『なんだい?』
マミ『もう誰が来ても絶対ドアは開けないで』
QB『わかったよ』
マミ『…………はぁ』
マミ『………………』
QB『マミ? 聞いてるかい? もしかしてテレパシーが届いてないとか』
マミ『キュウべぇ』
QB『なんだい?』
マミ『もう誰が来ても絶対ドアは開けないで』
QB『わかったよ』
マミ『…………はぁ』
プルルルルル...
QB「今度は電話だ。電話に出るなとは言われてないから、出てもいいよね」
ピッ
男『ハァ、ハァ……あれれぇ、マミちゃんどうしておうちにいるのかなぁ~? ガッコー行かないのぉぉ?』
QB「もしもし」
男『………………あ?』
QB「もしもし?」
男『何だテメェ』
QB「?」
男『なんでマミちゃんちの電話に別のヤツが出くぁwせdrftgyふじこlp;@』
QB(なんだか騒がしい人間だね)
QB「今度は電話だ。電話に出るなとは言われてないから、出てもいいよね」
ピッ
男『ハァ、ハァ……あれれぇ、マミちゃんどうしておうちにいるのかなぁ~? ガッコー行かないのぉぉ?』
QB「もしもし」
男『………………あ?』
QB「もしもし?」
男『何だテメェ』
QB「?」
男『なんでマミちゃんちの電話に別のヤツが出くぁwせdrftgyふじこlp;@』
QB(なんだか騒がしい人間だね)
男『ゼハァ、ゼハァ……』
QB「なんで電話に出るかって……一緒に住んでるからさ」
男『ぎゃぶぅ!?』
QB「一緒にお風呂も入ってるし、寝る時も同じ布団だよ。電話に出るくらい別に」
男『そんなっ……ばかなっ……こんな、こんなことがっ……!』
プツッ ツー ツー
QB「……切れてしまった」
QB「なんで電話に出るかって……一緒に住んでるからさ」
男『ぎゃぶぅ!?』
QB「一緒にお風呂も入ってるし、寝る時も同じ布団だよ。電話に出るくらい別に」
男『そんなっ……ばかなっ……こんな、こんなことがっ……!』
プツッ ツー ツー
QB「……切れてしまった」
QB『……ということがあったよ』
マミ『そう。ありがとう、キュウべぇ』
QB『? どうしてお礼を言うんだい?』
マミ『そういう電話、よくかかってくるから。今度からキュウべぇにお願いしようかしら』
QB『お願いって、何を?』
マミ『だから、私の彼……っ』
QB『えっ、なに? 最後がよく聞こえなかったよ』
マミ『な、なんでもないっ……///』
QB『??』
マミ『そう。ありがとう、キュウべぇ』
QB『? どうしてお礼を言うんだい?』
マミ『そういう電話、よくかかってくるから。今度からキュウべぇにお願いしようかしら』
QB『お願いって、何を?』
マミ『だから、私の彼……っ』
QB『えっ、なに? 最後がよく聞こえなかったよ』
マミ『な、なんでもないっ……///』
QB『??』
夕方――
ガチャッ
マミ「ただいまぁ」
QB「おかえり、マミ……ん?」
まどか「わっ、裸……///」
さやか「おおぅ……///」
QB「まどかにさやかじゃないか。マミが連れてきたのかい?」
マミ「ええ。服選びも二人に手伝ってもらったの」
ガチャッ
マミ「ただいまぁ」
QB「おかえり、マミ……ん?」
まどか「わっ、裸……///」
さやか「おおぅ……///」
QB「まどかにさやかじゃないか。マミが連れてきたのかい?」
マミ「ええ。服選びも二人に手伝ってもらったの」
さやか「マミさん、家に愛人を連れ込むなんて……」
マミ「ち、違っ……! ちゃんと経緯は話したでしょう!? これは……」
さやか「あははっ、分かってますって! それにしても、これがあのキュウべぇかぁ」
QB「あまり見ないでよ。僕は展示物じゃないんだ」
まどか「ふ~ん、へぇ~。人間になると結構普通なんだね?」
マミ「ええ。普通の人間と明らかに違うのは、髪の色や、獣耳くらいかしら……」
QB(異色という意味では、青や赤やピンクの髪とそう変わらないはずだけどね)
さやか「あと、もっと小さいイメージだったけど、身長は私らと同じくらいなんですね。意外~」
マミ「ち、違っ……! ちゃんと経緯は話したでしょう!? これは……」
さやか「あははっ、分かってますって! それにしても、これがあのキュウべぇかぁ」
QB「あまり見ないでよ。僕は展示物じゃないんだ」
まどか「ふ~ん、へぇ~。人間になると結構普通なんだね?」
マミ「ええ。普通の人間と明らかに違うのは、髪の色や、獣耳くらいかしら……」
QB(異色という意味では、青や赤やピンクの髪とそう変わらないはずだけどね)
さやか「あと、もっと小さいイメージだったけど、身長は私らと同じくらいなんですね。意外~」
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