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    元スレえり「私が11回…なんですって?」咏「襲われるんだとさ」

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    101 = 3 :

    はやり「…じゃあこんなことしてもいい?」

    ギュ

    えり「っ……!」

    はやり「わかったならいいよね~?」

    えり「あ……えっと……」オロッ

    はやり「むぅ~やっぱりわかってない~」プリプリ

    えり「み、瑞原プロ……」カァァ

    はやり「ねーねーえりりーん」

    えり「は、はい?」

    はやり「…トリックオア、トリート?」

    えり「……へ……」

    102 = 69 :

    103 = 87 :

    えりりんには躰しか差し出せるモノがないな

    104 = 3 :

    はやり「トリックオアトリートっ!ね?」ギュー

    えり「そんな、急に…」

    はやり「急じゃないよ~ずぅっとハロウィンの服着てたもん☆やらない方がオカシイっ」

    えり「でもお菓子なんて…」

    はやり「じゃあ悪戯しちゃうぞ☆」

    えり「えぇー……理不尽じゃありません?」

    はやり「ハロウィンとは理不尽なイベントなのです☆」

    えり「根本的ですね…」

    はやり「そして私は今、ホントはこわぁい吸血鬼☆」

    106 = 64 :

    はやりいいね

    107 = 3 :

    えり「…私は魔女ですよ。魔法でどうにかイタズラ無しにできませんかね?」

    はやり「こわぁい吸血鬼には、えりりんの甘い魔法は効かないんだよ☆」

    えり「…はぁ。逃げ道ナシですか」

    はやり「こわぁい吸血鬼だからね。逃げようなんて考えたらパクリだよ~☆」

    えり「吸血鬼が魔女を食べるんですか?」

    はやり「血は吸えるんじゃない?」

    えり「魔女の血は不味いですよ?きっと」

    110 :

    はやり「…なんで吸血鬼って首筋にかぶりつくんだろうね?」

    えり「え?さぁ…」

    はやり「…きっとそこが、オイシイからだよ」ペロッ

    えり「ひゃッ…!?」

    はやり「ん……レロッ……」シュルッ

    えり「み、瑞原プロ!?ちょっと、何を……!」

    はやり「こわぁい吸血鬼は血に飢えているのです」チュゥ

    えり「んぁぁ…っ…///」ピクン

    はやり「お菓子をくれないから、無理矢理お腹を満たそうと必死」ピチャ

    えり「ぁ…やめ…っ…」ピクッ

    112 = 110 :

    はやり「だから、例え魔女でも首筋にかぶりついて、飢えを凌ぐの」レロォ

    えり「ぁ…あ…っ…」ゾクゾク

    はやり「でも吸血鬼は、気づきました。…魔女の首筋は、毒だって」

    はやり「一口食べたら虜になる、あまぁい毒薬。それと同時に、…ふふ…☆」

    はやり「…魔女が、オンナということにも気がついてしまったのです」シュルッ

    えり「ぁ…みず、はら…プロ………っ」

    113 :

    うむゥ!

    114 :

    しえしえ

    115 = 110 :

    はやり「…へぇ~、マントの下は、ホントに色っぽい身体が隠されてたんだね☆」

    えり「やめて、くださ…」

    はやり「…調子に乗った吸血鬼は、魔女に魔法を使うことを許してしまいます」

    えり「…ま…ほう…?…」

    はやり「吸血鬼は問いかけます。“トリック・オア・トリート?”」

    はやり「私にあまぁい血をください。くれないのなら…悪戯しちゃうぞ?」

    えり「…………」

    117 :

    やっと追いついた支援

    118 = 110 :

    はやり「吸血鬼は自分の仕事を押しつける気です。…タチの悪いイタズラだね☆」チャリ…

    はやり「…この部屋のカギを使って、“誰もいなくなった”この部屋の戸締まりと電気を確認する、という仕事」

    えり「…………」

    はやり「…魔女は真面目だから、魔法なんてちょちょいのちょいです。ステッキやホウキ、呪文さえ要らない」

    はやり「…首を振るだけで、魔法は成功してしまうのです」

    はやり「…首を縦に振れば吸血鬼に血を。横に振れば吸血鬼のイタズラを」

    はやり「……魔女は、どんな魔法を使うの?」

    119 :

    これ11人続くのか?
    大長編になるぞ

    120 = 110 :

    えり「…………」

    はやり「…………」

    えり「………っ」

    …コクリ

    はやり「………ふふ」

    えり「…………」カァァ

    はやり「魔女の魔法は大成功。…あまぁい血、ちょうだい?」

    はやり編 おわり

    122 = 110 :

    「…へぇ?」

    「人が空気読んであげてるっつーのに、ずいぶんなお楽しみようで」ニヤニヤ

    「あと10人か…うーん、どうなるかねぃ。知らんけど」

    「それはさておき、次行くぜ次ー」

    次の相手
    >>125

    124 :

    125 = 119 :

    126 = 114 :

    遅かった

    127 = 113 :

    代行もみたいな~

    128 = 110 :

    インハイ会場 廊下

    「…………」スタスタ

    「……んー……」ペラッ

    「………むむ」スタスタ

    えり「…あの」

    「……………」スタスタ

    えり「…………」ポンッ

    「おわっ!?」ビクッ

    えり「やっと気付いた?」

    「…ひゅう、ありがとうございます」

    えり「本を読むのに集中しているのは良いことだけれど、歩きながら読むのはどうかと思いますよ」

    「あ、あはは~」

    129 :

    ついに子供組が

    130 = 110 :

    えり「…まぁ、壁にぶつかりたいのなら止めませんが。絆創膏だけあげましょうか?」

    「いやいやいや!そんな趣味はありません!」

    えり「なら、気を付けなさい。ここは人通りもあまりないんだから、思いきりぶつけて倒れても誰も来ないでしょうし」

    「す、すみません……」

    えり「一体なににそんな集中していたの?」

    132 = 110 :

    「いやぁ…問題が解けなくて、頭を捻っていたら」

    えり「…数学?」

    「ええ。…ほんと、高三って不便だわ…こっちは必死なのに、勉強もやらないといけないなんて」

    えり「この問題?」

    「ええ!この8xってどこから出てきたのかしら!」

    えり「…ああ。なるほど」

    「例題ってのはもっと解るように書くべきものでしょうに…」ブツブツ

    えり「…少し考えたらわかるものは省略してるだけですよ」

    133 = 110 :

    えり「2×4xがわからない高校三年生はなかなか居ないでしょうから」

    「……えっ!?」

    えり「ここ。ゆっくり計算してみて」

    「………あちゃ。やられた」

    えり「あとは大丈夫?」

    「えーっと………ああ、なんだ。簡単」

    えり「歩きながら読むのは勉強するための頭も働かないし、目も悪くなります。解ける問題も解けませんよ」

    「…仰るとおり。反省します」

    えり「では、私はこれで…」

    「ありがとうございましたー」

    「………って」

    135 = 110 :

    (色んなことが同時に起きすぎて考えてなかったけど)

    (…今の。針生アナウンサーじゃない。普通にテレビ出てる人と話しちゃったわ)

    (…というか、なんか愚痴っちゃったし)

    「あちゃー、サインくらいもらえばよかったかなー…」

    「…ま、いっか。とりあえずみんなのところに戻って、それから勉強ね」

    「…どこかにバナナ売ってないかしら?」

    136 = 114 :

    久さんかわいい

    137 = 110 :

    次の日

    えり「…………」コツッコツッ

    えり「……ん……」ペラッ

    えり「………はぁ」コツコツ

    「………」

    えり「……………」コツコツ

    (…人に注意しておいて、自分は書類読みながら…)

    えり「…………」コツコツ

    (…あ、ぶつかりそ…)

    えり「…………」クルッ

    (………おお)

    「お見事」パチパチ

    えり「え?」

    138 = 110 :

    「どうも」

    えり「ああ、昨日の…」

    「長野県代表、竹井久」

    えり「竹井さん。なにか?」

    「いいえ。昨日はどうも」

    えり「怪我がないなら何よりですよ」

    「おかげさまで無傷です。針生さん」

    えり「勉強の方は捗っていますか?」

    「まぁ!それなりに…ぼちぼち…たまーに……」メソラシ

    えり「………滞っていると」

    「……単刀直入に言えば」

    140 = 110 :

    えり「また数学?」

    「…化学」

    えり「…化学…ああ、一度引っ掛かるとドミノ倒しになりますね」

    「そうなのよねー……」ハァ

    えり「頑張ってくださいね」

    「…教えてくれないの?」

    えり「え?」

    「…なんて。冗談ですよ、そんな都合の良い話…」

    えり「別に構いませんが」

    「あるわけ………え?」

    えり「時間があるときであれば」

    「……ホントに?」

    えり「まぁ」

    「……………」

    142 = 114 :

    143 = 110 :

    数日後

    「………」カリカリ

    ゆみ「…………む」

    智美「どうしたゆみちん、珍しいなー」ワハハ

    ゆみ「私にだってわからない問題はあるさ」

    智美「ワハハ、ゆみちんがわからないなら私にはサッパリだろうなー」

    「どれ?」

    ゆみ「コレだが…解答解説もまた難解でね」

    「あーこれね。この右辺を移行して……」

    智美「ワハ?」

    ゆみ「…なるほど…。凄いな。いつのまにそんなに解けるようになったんだ?」

    「ふふふ。運命の出会いがあったのよ」

    美穂子「………」ムゥ

    智美「みっぽーシャー芯バッキバキだぞー」ワハハ

    144 = 110 :

    ゆみ「そんな裏技があるなら私にも教えてほしいな」

    智美「なんだなんだー?楽してズルしてイタダキするつもりかー?」

    「そんなんじゃないわよ。ただステキな先生に会っただけ」

    美穂子「だ、誰ですか?」

    智美「なんだー一人だけ抜け駆けかー?」ワハハ

    「ないしょ」

    ゆみ「なんだ、つれないな。そんなに魅力的な先生なのか?」

    「そうよ。自慢するだけ自慢して、正体は誰にも教えてあげないわ」

    145 = 110 :

    ゆみ「それはまたずいぶんだな。どんな人か、くらい聞かせてくれないのか」

    「そうねぇ…。氷に塩ふったみたいな、お堅くて真面目な人よ。それもガッチガチに」

    美穂子「…………」

    智美「みっぽーシャーペンバッキバキだぞー」ワハハ

    「でもね、ちょっと燃やせばすぐに中身が見えるの、ちょろっとだけ」

    美穂子「……………」

    智美「みっぽー消しゴム使いすぎてちょろっとしか残ってないぞー」ワハハ

    「その中身がね…ふふ。弄り甲斐があるのよ」ニヤニヤ

    美穂子「…………」

    智美「みっぽ、痛い、痛いぞ」ワハハ

    146 = 113 :

    しえん

    147 :

    キャップが情緒不安定に…

    148 :

    キャップ落ち着け

    149 = 110 :

    ―――――――
    ホテル
    えりの部屋

    えり「…………」カチャ

    えり「……今日は、大丈夫みたいね」

    えり(…竹井さんから連絡も来ないし、シャワー浴びて寝ようかな…)

    ピンポーン

    えり(……こんな時間に?)

    えり「はい、どちら様……」ガチャ

    「や」

    えり「………は」

    「来ちゃった」

    えり「来ちゃった、って……貴女……」

    「入っても良い?」

    えり「……まぁ、とりあえずどうぞ」

    150 = 110 :

    えり「まず、どうしてここに?」

    「偶然教えて貰ったの。三尋木プロに」

    えり「三尋木プロ?」

    「ええ。よく解らないけど、安価がどうたらって」

    えり「…理由はどうあれ、普通教えないでしょうに…」

    「私がどれだけ聞いても教えてくれなかったもんね?」

    えり「そりゃあそうですよ…勉強教えるくらい、24時間空いてるファミリーレストランで十分ですから」


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