私的良スレ書庫
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元スレほむら「目を覚ますとそこには……」
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まどか「信じてくれなくてもいいよ」
まどか「私は私の目的を果たすだけだから……」
ほむら「目的?」
まどか「あ……えっと……」
まどかは照れながら、手を伸ばしてきた。
握ればいいのだろうか?
ほむら「まどか目的って――」
まどか「か、買い物いこっか、ほむらちゃん!」
まどか「私は私の目的を果たすだけだから……」
ほむら「目的?」
まどか「あ……えっと……」
まどかは照れながら、手を伸ばしてきた。
握ればいいのだろうか?
ほむら「まどか目的って――」
まどか「か、買い物いこっか、ほむらちゃん!」
まどかは、それ以上何も応えてくれず、
仕方ないので夕飯の買い出しをしに商店街までやってきた。
まどか「えへへ、今晩は私が作ってあげるね?」
うまくはぐらかされている気がしてならないが、まあいいか。
私としても、まどかとふたり歩くのは、悪い気分ではなかった。
ほむら「久しぶりね、あなたとこうして遊びに来るなんて」
まどか「そうだね。本当……ひさしぶり」
やっぱりまどかは、ずっとむかしの記憶があるようだった。
仕方ないので夕飯の買い出しをしに商店街までやってきた。
まどか「えへへ、今晩は私が作ってあげるね?」
うまくはぐらかされている気がしてならないが、まあいいか。
私としても、まどかとふたり歩くのは、悪い気分ではなかった。
ほむら「久しぶりね、あなたとこうして遊びに来るなんて」
まどか「そうだね。本当……ひさしぶり」
やっぱりまどかは、ずっとむかしの記憶があるようだった。
ほむら「ねえ、いい加減手の内を見せてくれてもいいんじゃないの?」
まどか「十分お話したと思うんだけど……納得出来ないの?」
ほむら「だって、未来にあなたはいないなんて信じられるわけないじゃない」
ほむら「そうならないように、私が頑張っているのだし……」
もしそんなのを認めてしまったら、私はきっと……
――魔女に。
まどか「大丈夫だよ――ほむらちゃんは、最後まで諦めないもん」
まるで見てきたかのように言うまどか。
納得はできない上に意味がわからないその笑顔に免じて、これ以上言及するのはやめておこうか。
本人は触れてほしくないみたいだし。
まどか「十分お話したと思うんだけど……納得出来ないの?」
ほむら「だって、未来にあなたはいないなんて信じられるわけないじゃない」
ほむら「そうならないように、私が頑張っているのだし……」
もしそんなのを認めてしまったら、私はきっと……
――魔女に。
まどか「大丈夫だよ――ほむらちゃんは、最後まで諦めないもん」
まるで見てきたかのように言うまどか。
納得はできない上に意味がわからないその笑顔に免じて、これ以上言及するのはやめておこうか。
本人は触れてほしくないみたいだし。
なんだか、私が見ている夢のような気がしてならない。
まどかのことをみんなが忘れていることは納得出来ないが
もしかしたら、四六時中まどかとずっといられるのかもしれない。
この世界に居座り続けるができるのだろうか?
夢だとしたら、いつか終わりが来てしまうのか――。
まどか「ほむらちゃん。あっちでアイス売ってる!アイス食べようよ」
ほむら「待って!そんなに走ると私、喘息で……」
まどか「美味しいね!」
ほむら「え、ええ……」
なんだか落ち着かない。
まどかの方はすっかり楽しんでいるみたいだけど、私はいつもと勝手が違いすぎて
まどかとの距離のとり方がわからなくなってしまっていた。
――ああ、そうだ。
私はいつかこんな風に過ごしていたのに、
ずっとずっと……
ほむら「え、ええ……」
なんだか落ち着かない。
まどかの方はすっかり楽しんでいるみたいだけど、私はいつもと勝手が違いすぎて
まどかとの距離のとり方がわからなくなってしまっていた。
――ああ、そうだ。
私はいつかこんな風に過ごしていたのに、
ずっとずっと……
ほむら「ねえ、まどか、アイス食べ終わったら、寄りたいところがあるのだけどいいかしら?」
まどか「うん!」
~空き地~
ほむら「おいで……」
私が手を振ると、一匹の猫がこちらに向かってきた。
まどか「エイミー!?」
抱き上げると、まどかが物欲しそうな目で見てくる。
まどか「ほむらちゃん、次、私もいいかな?」
ほむら「ほら」
猫を撫でるその姿を見ていると、昔を思い出さずにはいられなかった。
巴さんと、私と、まどか……3人で。
何も知らなかったあの頃を。
まどか「うん!」
~空き地~
ほむら「おいで……」
私が手を振ると、一匹の猫がこちらに向かってきた。
まどか「エイミー!?」
抱き上げると、まどかが物欲しそうな目で見てくる。
まどか「ほむらちゃん、次、私もいいかな?」
ほむら「ほら」
猫を撫でるその姿を見ていると、昔を思い出さずにはいられなかった。
巴さんと、私と、まどか……3人で。
何も知らなかったあの頃を。
なぜこんな場所にきたのか。
私は少しでも思い出したかったのかもしれない。
このことの距離を。
本当のまどかと、私の間柄を。
これが私の夢だとするなら、なんて幸福な夢なんだろう。
たとえ、覚めてしまったとしても、この気持ちを忘れずにいたい。
そうすれば、きっといつか、まどかを救えたときに、また、あの頃のように、戻れる気がするから。
私は少しでも思い出したかったのかもしれない。
このことの距離を。
本当のまどかと、私の間柄を。
これが私の夢だとするなら、なんて幸福な夢なんだろう。
たとえ、覚めてしまったとしても、この気持ちを忘れずにいたい。
そうすれば、きっといつか、まどかを救えたときに、また、あの頃のように、戻れる気がするから。
~ほむホーム~
まどかの手料理、オムライスが机の上に並んでいる。
いかにもまどかの手料理っぽいなぁと、思わず微笑んでしまった。
まどか「半熟具合いとか、結構こだわってるんだよ!」
自慢気に胸を張る姿は、わたしを引っ張ってくれた力強さを感じさせた。
ほむら「ええ……美味しいわね。 」
毎日食べたいぐらい。
まどかの手料理、オムライスが机の上に並んでいる。
いかにもまどかの手料理っぽいなぁと、思わず微笑んでしまった。
まどか「半熟具合いとか、結構こだわってるんだよ!」
自慢気に胸を張る姿は、わたしを引っ張ってくれた力強さを感じさせた。
ほむら「ええ……美味しいわね。 」
毎日食べたいぐらい。
わからないこと多すぎて、モヤモヤする。
マミさんたちとの出会いが待ち遠しい
マミさんたちとの出会いが待ち遠しい
そうしてまどかと話しているうちに、夜が遅くなった。
まどか「お泊りしてっていいですか?」
ほむら「……」
帰る場所がないというのは、どういう気分なのだろう?
不思議なのはその事実をまどかが平然と受け止めているということなのだけど
ほむら「好きにしてちょうだい」
まどか「お泊りしてっていいですか?」
ほむら「……」
帰る場所がないというのは、どういう気分なのだろう?
不思議なのはその事実をまどかが平然と受け止めているということなのだけど
ほむら「好きにしてちょうだい」
まどか「隣で寝てもいいかな?」
ほむら「もしかして、寂しいの?」
まどか「寂しい? ……違うよ。わたしはその……」
顔を赤らめるまどか。
ほむら「ほら、来なさい。 あなたもいろいろ苦労してるみたいだし、今夜だけなら許してあげるわ」
まどか「……違うのに」
そうは言いつつも、きっちりと布団のなかに入ってくる。
まあ……いいか。別に変なことしようってわけじゃないし。
ほむら「もしかして、寂しいの?」
まどか「寂しい? ……違うよ。わたしはその……」
顔を赤らめるまどか。
ほむら「ほら、来なさい。 あなたもいろいろ苦労してるみたいだし、今夜だけなら許してあげるわ」
まどか「……違うのに」
そうは言いつつも、きっちりと布団のなかに入ってくる。
まあ……いいか。別に変なことしようってわけじゃないし。
まどか「ねえ、ほむらちゃん? ほむらちゃんは神様って信じてる?」
ほむら「そうね……人並みには」
まどか「え~、それいないって思ってるってことだよね?」
ほむら「誰もそんなこと言ってないでしょう?」
ほむら「あなたの言う神がどんなものか知らないけれど、私は頼らないだけ」
ほむら「いてもいいと思うけどね。どうせ気まぐれなものだろうから、あてにはできないでしょ?」
まどか「――気まぐれでここまでしたりしないよ」
ほむら「まどか?」
まどか「なんでもないよ。ほむらちゃんのばか……」
ほむら「そうね……人並みには」
まどか「え~、それいないって思ってるってことだよね?」
ほむら「誰もそんなこと言ってないでしょう?」
ほむら「あなたの言う神がどんなものか知らないけれど、私は頼らないだけ」
ほむら「いてもいいと思うけどね。どうせ気まぐれなものだろうから、あてにはできないでしょ?」
まどか「――気まぐれでここまでしたりしないよ」
ほむら「まどか?」
まどか「なんでもないよ。ほむらちゃんのばか……」
と、ふて腐れて、どうして私に抱きついてくるの?
ほむら「あの、まどか? さすがに布団の中でこういう事するのは、気がひけるのだけど」
まどか「知らないもん!」
ほむら「……やっぱり寂しいの?」
まどか「ほむらちゃんのばか!」
またそれか。
ほむら「あの、まどか? さすがに布団の中でこういう事するのは、気がひけるのだけど」
まどか「知らないもん!」
ほむら「……やっぱり寂しいの?」
まどか「ほむらちゃんのばか!」
またそれか。
実際神様ほど自分勝手な奴はいない
ついでに信者もだいたいろくな奴じゃない
別に他意はありません
ついでに信者もだいたいろくな奴じゃない
別に他意はありません
結局、まどかの目的はなんだったんだろう?
胸の中にうずくまるまどかを見つめながら、私はぼんやりとした意識で考える。
そもそも、このまどかが何者なのか?
どうやって未来?らしき場所に来たのか。
私には考えが及ばなかった。
QBと契約したとしても、1度にこれだけの願いを実現するのは不可能だろう。
――それこそ神でない限りは。
胸の中にうずくまるまどかを見つめながら、私はぼんやりとした意識で考える。
そもそも、このまどかが何者なのか?
どうやって未来?らしき場所に来たのか。
私には考えが及ばなかった。
QBと契約したとしても、1度にこれだけの願いを実現するのは不可能だろう。
――それこそ神でない限りは。
みす
神などいない!
あと俺はハゲじゃないからな!?
ハゲてないからな!?
神などいない!
あと俺はハゲじゃないからな!?
ハゲてないからな!?
このスレは忘れた頃にうっかり読み返してしまって枕に顔埋めてジタバタするパターンだわ
――私はいつも通り白いベッドの中にいた。
薬の匂いのするそこは、後悔と悲しみから始まる場所だった。
――またダメだった。
何度目の辛酸を舐めさせられたのだろう。
しかし、私の気分はなぜかそこまで悪くない。
むしろ心地良さ。何かいいことがあったような晴れやかな気がしていた。
前の時間軸でいいことなんてあっただろうか?
薬の匂いのするそこは、後悔と悲しみから始まる場所だった。
――またダメだった。
何度目の辛酸を舐めさせられたのだろう。
しかし、私の気分はなぜかそこまで悪くない。
むしろ心地良さ。何かいいことがあったような晴れやかな気がしていた。
前の時間軸でいいことなんてあっただろうか?
何か重要なことを忘れている気がする。
それが何なのか、私には思い出せなかった。
ほむら「あなたは覚えてない?」
私はいるはずのない『誰か』に向かって話しかけていた。
なぜそんなことをしたのだろう?
それが何なのか、私には思い出せなかった。
ほむら「あなたは覚えてない?」
私はいるはずのない『誰か』に向かって話しかけていた。
なぜそんなことをしたのだろう?
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