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元スレ伊織「私のそっくりさんのDVD?」
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春香「うぅ……プロデューサーさん……」
P「よしよし……悪いな。何かあったのは事実だが、それは2人に話せる内容じゃない」
P「俺達がぎこちないなら、その分いつも通りに接してほしいんだ。頼めるか?」
千早「……分かりました。水瀬さんが落ち着いたら、可能な範囲で教えてくれますね?」
P「ああ。千早は、春香のそばにいてやってくれ」
千早「はい。行きましょう春香。最近転んでないから、おかしいと思ったのよ」スタスタ
春香「ちょっと待ってよ千早ちゃん! それどういう意味で……」テクテク
美希「ねえねえ、ハニー」
P「なんだ? 美希は次、18時からグラビアの撮影を……」
美希「さっき言ってたことと別に、でこちゃん……伊織に何かしてない?」
P「よしよし……悪いな。何かあったのは事実だが、それは2人に話せる内容じゃない」
P「俺達がぎこちないなら、その分いつも通りに接してほしいんだ。頼めるか?」
千早「……分かりました。水瀬さんが落ち着いたら、可能な範囲で教えてくれますね?」
P「ああ。千早は、春香のそばにいてやってくれ」
千早「はい。行きましょう春香。最近転んでないから、おかしいと思ったのよ」スタスタ
春香「ちょっと待ってよ千早ちゃん! それどういう意味で……」テクテク
美希「ねえねえ、ハニー」
P「なんだ? 美希は次、18時からグラビアの撮影を……」
美希「さっき言ってたことと別に、でこちゃん……伊織に何かしてない?」
美希「ハニーのことずっと見てたから、ミキ分かるんだ」
美希「ハニー、最近伊織のことばっか見てるけど、見えてないなーって」
美希「なんかね、美希に告白してくる男の子みたいなの」
P「……やれやれ。美希には、嘘つけないな」
美希「当たり前なの! ミキはハニーのこと、お見おとしなんだよ?」
P「お見通し、な。まあ、俺がちゃんとしなきゃいけないだけなんだ」
美希「ミキ、できる女なの。だからちょっとだけ、ハニーをでこちゃんに貸したげるの!」
P「別にお前のモノになった覚えは……いや」
P「悪いな、美希。お前の気持ちはすごく嬉しいけど、俺は」
美希「むぅー。ハニー、もうちょっとムード考えて欲しいな」プクー
美希「ミキ的には、こんな話のついでじゃなくて、もっとちゃんと決着つけたいの」
美希「だから、ミキがガッカリするような男になっちゃダメだよ、ハニー?」
P「……ああ。分かってるよ」
美希「ハニー、最近伊織のことばっか見てるけど、見えてないなーって」
美希「なんかね、美希に告白してくる男の子みたいなの」
P「……やれやれ。美希には、嘘つけないな」
美希「当たり前なの! ミキはハニーのこと、お見おとしなんだよ?」
P「お見通し、な。まあ、俺がちゃんとしなきゃいけないだけなんだ」
美希「ミキ、できる女なの。だからちょっとだけ、ハニーをでこちゃんに貸したげるの!」
P「別にお前のモノになった覚えは……いや」
P「悪いな、美希。お前の気持ちはすごく嬉しいけど、俺は」
美希「むぅー。ハニー、もうちょっとムード考えて欲しいな」プクー
美希「ミキ的には、こんな話のついでじゃなくて、もっとちゃんと決着つけたいの」
美希「だから、ミキがガッカリするような男になっちゃダメだよ、ハニー?」
P「……ああ。分かってるよ」
その夜 事務所
ガチャ
律子「ただいま戻りました」
小鳥「おかえりさない、律子さん」
P「お疲れ……どうだった?」
律子「おそらく、プロデューサーさんの考えと同じです」
律子「……今のままだと、じきに壊れます。仕事してないと落ち着かない様子で」
P「……そうか」
律子「明日は無理矢理オフにしましたけど……」
ガチャ
律子「ただいま戻りました」
小鳥「おかえりさない、律子さん」
P「お疲れ……どうだった?」
律子「おそらく、プロデューサーさんの考えと同じです」
律子「……今のままだと、じきに壊れます。仕事してないと落ち着かない様子で」
P「……そうか」
律子「明日は無理矢理オフにしましたけど……」
律子「伊織は、聡い子なんです。お嬢様として育った影響もあるんでしょうけど」
律子「何を期待されていて、何をするべきなのか、理解できてしまう子なんです」
P「プライドもあるだろうしな……無理にでも、普段通りに振舞おうとしている」
小鳥「他の子達も、雰囲気を察してそれとなくフォローはしてくれてますけど……」
律子「はぁ……正直ショックですね。もう少し、頼ってくれてもいいのに」
P「律子だからこそ、ってのもあるだろ」
P「学校で何かあった時、親には相談しづらかったことってないか?」
P「伊織の場合、親兄弟への劣等感でアイドル始めたところもあるし」
P「最後まで、弱みは見せたくないんじゃないかね」
律子「何を期待されていて、何をするべきなのか、理解できてしまう子なんです」
P「プライドもあるだろうしな……無理にでも、普段通りに振舞おうとしている」
小鳥「他の子達も、雰囲気を察してそれとなくフォローはしてくれてますけど……」
律子「はぁ……正直ショックですね。もう少し、頼ってくれてもいいのに」
P「律子だからこそ、ってのもあるだろ」
P「学校で何かあった時、親には相談しづらかったことってないか?」
P「伊織の場合、親兄弟への劣等感でアイドル始めたところもあるし」
P「最後まで、弱みは見せたくないんじゃないかね」
律子「でも……辛いですよ、見守るだけって」
小鳥「プロデューサーさんは、どうすればいいと思ってるんですか?」
P「正直、俺達3人は干渉できないと思います。動画、見ちゃってますしね」
P「かといって、親御さんに事情を話すと、おそらく伊織が一番望まない展開になる」
律子「アイドル引退……ですか」
P「そうなると……伊織自身が、仲間を頼ってくれるのを待つしかない」
P「それより前に、伊織が壊れてしまうなら。その前にタオルを投げるのが、俺達の仕事」
P「……伊織が望むことなら、何をしたっていい」
小鳥「プロデューサーさんは、どうすればいいと思ってるんですか?」
P「正直、俺達3人は干渉できないと思います。動画、見ちゃってますしね」
P「かといって、親御さんに事情を話すと、おそらく伊織が一番望まない展開になる」
律子「アイドル引退……ですか」
P「そうなると……伊織自身が、仲間を頼ってくれるのを待つしかない」
P「それより前に、伊織が壊れてしまうなら。その前にタオルを投げるのが、俺達の仕事」
P「……伊織が望むことなら、何をしたっていい」
水瀬邸前
伊織「……何やってんのよ、水瀬伊織」
伊織「こんな顔、パパには見せられない……」
伊織「……!」ビクッ
伊織(家の前に、誰かいる……え、あれって)
やよい「あ、伊織ちゃん! うっうー!」
伊織「やよい……」
やよい「えへへ……家出してきちゃいました」
伊織「えっ? ちょっと、家出ってあんた弟達は」
やよい「あ、それは大丈夫です。今日はお母さんいますから」
やよい「伊織ちゃんさえよかったら、おうちに一晩泊めてほしいなーって」
伊織「……何やってんのよ、水瀬伊織」
伊織「こんな顔、パパには見せられない……」
伊織「……!」ビクッ
伊織(家の前に、誰かいる……え、あれって)
やよい「あ、伊織ちゃん! うっうー!」
伊織「やよい……」
やよい「えへへ……家出してきちゃいました」
伊織「えっ? ちょっと、家出ってあんた弟達は」
やよい「あ、それは大丈夫です。今日はお母さんいますから」
やよい「伊織ちゃんさえよかったら、おうちに一晩泊めてほしいなーって」
プロデューサー宅
P「律子に見得切っちゃったし」
P「美希にあんなこと言われちゃったし、もうやめよう」
P(本当の伊織と、ちゃんと向き合わないといけないんだ)
P(たぶん……伊織のことが、好きだから)
P(DVD、捨てちまおう。こんな物所持したまま、伊織を支えるなんてできない)
P(やっぱりどうかしてたんだ。こんな大量に……)パカッ
P「……ほんと、こんな簡単に枕なんてできたら」カチカチ
P「ってちっ、違う! 確かに伊織の腋とか、スク水の伊織とか、気になるが!」
P「俺は……俺はっ、あくまで一個人として、伊織を……!」
P「…………どっちにしろダメ人間じゃないか、俺……」
P「律子に見得切っちゃったし」
P「美希にあんなこと言われちゃったし、もうやめよう」
P(本当の伊織と、ちゃんと向き合わないといけないんだ)
P(たぶん……伊織のことが、好きだから)
P(DVD、捨てちまおう。こんな物所持したまま、伊織を支えるなんてできない)
P(やっぱりどうかしてたんだ。こんな大量に……)パカッ
P「……ほんと、こんな簡単に枕なんてできたら」カチカチ
P「ってちっ、違う! 確かに伊織の腋とか、スク水の伊織とか、気になるが!」
P「俺は……俺はっ、あくまで一個人として、伊織を……!」
P「…………どっちにしろダメ人間じゃないか、俺……」
水瀬邸
やよい「えへへー、やっぱり伊織ちゃんのベッドすっごいですー!」モフモフ
伊織「もう……長介に聞いたら、私の家に来てるって知ってたし」
伊織「いったい何があったのよ……」
やよい「えっと……伊織ちゃんと、お話できたらなーって」
伊織「……え?」
やよい「最近私達、忙しくって、なかなか話せなかったから」
やよい「伊織ちゃん、明日お休みでしょ? いっぱいお話したいです!」
伊織「やょ、い……」ギュッ
やよい「い、伊織ちゃん!? ちょっと、痛いかなーって……」
伊織「……」グスッ
やよい「……」
やよい「よーしよし。大丈夫だよ? 私、ずっとここにいるからねー」ポンポンナデナデ
やよい「えへへー、やっぱり伊織ちゃんのベッドすっごいですー!」モフモフ
伊織「もう……長介に聞いたら、私の家に来てるって知ってたし」
伊織「いったい何があったのよ……」
やよい「えっと……伊織ちゃんと、お話できたらなーって」
伊織「……え?」
やよい「最近私達、忙しくって、なかなか話せなかったから」
やよい「伊織ちゃん、明日お休みでしょ? いっぱいお話したいです!」
伊織「やょ、い……」ギュッ
やよい「い、伊織ちゃん!? ちょっと、痛いかなーって……」
伊織「……」グスッ
やよい「……」
やよい「よーしよし。大丈夫だよ? 私、ずっとここにいるからねー」ポンポンナデナデ
―――――
伊織「……ありがと、やよい」グシグシ
やよい「えへへ。家だと私、お姉さんだから」
やよい「かすみ達にも、たまにこうするんだー」ポフポフ
伊織「……暖かいわね、やよいの手」
やよい「そんなことないよー。伊織ちゃんの体の方が、ぽかぽかしてるよ?」
伊織「……ありがと」
やよい「ね、伊織ちゃん、きっとすーっごく辛いことがあったんだよね?」
やよい「私じゃ、役に立たないかもしれないけど……」
やよい「言われたんです。私は、みんなに元気を与える力があるって」
やよい「だから、私伊織ちゃんに、元気になってほしくて……」グスッ
伊織「うん……うん。ありがとう、やよい。あのね、私……」グスッ
伊織「……ありがと、やよい」グシグシ
やよい「えへへ。家だと私、お姉さんだから」
やよい「かすみ達にも、たまにこうするんだー」ポフポフ
伊織「……暖かいわね、やよいの手」
やよい「そんなことないよー。伊織ちゃんの体の方が、ぽかぽかしてるよ?」
伊織「……ありがと」
やよい「ね、伊織ちゃん、きっとすーっごく辛いことがあったんだよね?」
やよい「私じゃ、役に立たないかもしれないけど……」
やよい「言われたんです。私は、みんなに元気を与える力があるって」
やよい「だから、私伊織ちゃんに、元気になってほしくて……」グスッ
伊織「うん……うん。ありがとう、やよい。あのね、私……」グスッ
―――――
やよい「そう、だったんだ。ちょっと難しくて、分からないけど……」
やよい「1人で頑張ってたんだね、伊織ちゃん……」
伊織「……」コクッ
やよい「でも、大丈夫です!」
やよい「何があっても、私が伊織ちゃんに元気をあげます!」
やよい「それにきっと、プロデューサーが、守ってくれますから!」
やよい「だから……だからっ」ギュウッ
伊織「や、やよい……ちょっと、強い……」
やよい「夜遅くて、はいたっちできないから」
やよい「代わりにいっぱいいーっぱい、ぎゅーってしますっ!」
伊織「……うん」ギューッ
やよい「そう、だったんだ。ちょっと難しくて、分からないけど……」
やよい「1人で頑張ってたんだね、伊織ちゃん……」
伊織「……」コクッ
やよい「でも、大丈夫です!」
やよい「何があっても、私が伊織ちゃんに元気をあげます!」
やよい「それにきっと、プロデューサーが、守ってくれますから!」
やよい「だから……だからっ」ギュウッ
伊織「や、やよい……ちょっと、強い……」
やよい「夜遅くて、はいたっちできないから」
やよい「代わりにいっぱいいーっぱい、ぎゅーってしますっ!」
伊織「……うん」ギューッ
―――――
伊織「……やよい?」
やよい「……んんぅ……」ギュッ
伊織「寝ちゃった、か……今日は、ありがと」
伊織「私、1人じゃないものね。やよいがいる。律子も、みんなも……あいつも」
伊織「私だって、事務所じゃスタッフの悪口とか言うし……おあいこなのよね、きっと」
伊織「でもね……本当は私、やよいにも言えなかったことがあるの」
伊織「……ねぇ、やよい」
やよい「……いおり、ちゃん……」スゥ…スゥ…
伊織「私ね……好きな人が、いるのかもしれない」
伊織「……やよい?」
やよい「……んんぅ……」ギュッ
伊織「寝ちゃった、か……今日は、ありがと」
伊織「私、1人じゃないものね。やよいがいる。律子も、みんなも……あいつも」
伊織「私だって、事務所じゃスタッフの悪口とか言うし……おあいこなのよね、きっと」
伊織「でもね……本当は私、やよいにも言えなかったことがあるの」
伊織「……ねぇ、やよい」
やよい「……いおり、ちゃん……」スゥ…スゥ…
伊織「私ね……好きな人が、いるのかもしれない」
翌朝 プロデューサー宅
P「……捨てた。捨てたぞ!」ハァ…
P「何時間かけたんだって話だが、とにかく、振り払った……!」
P「今日は燃えないゴミ、うっかり回収したい衝動にも駆られない!」
P「……もう自分の心に嘘はつかない」
P「伊織を見よう。伊織だけを、見よう」
P「もちろん、他のアイドルのプロデュースは怠けないが」
P「水瀬ひよりでも、Aランクアイドル水瀬伊織でもなく」
P「……伊織っていう、女の子と、向き合おう」
P「……捨てた。捨てたぞ!」ハァ…
P「何時間かけたんだって話だが、とにかく、振り払った……!」
P「今日は燃えないゴミ、うっかり回収したい衝動にも駆られない!」
P「……もう自分の心に嘘はつかない」
P「伊織を見よう。伊織だけを、見よう」
P「もちろん、他のアイドルのプロデュースは怠けないが」
P「水瀬ひよりでも、Aランクアイドル水瀬伊織でもなく」
P「……伊織っていう、女の子と、向き合おう」
竜宮小町収録前 楽屋
亜美「りっちゃん、あずさお姉ちゃん見つけたかなー?」
伊織「……ね、亜美」
亜美「んー? どったのいおりん?」
伊織「もしもの話だけど。亜美の好きな人が、真美を好きになったらどうする?」
伊織「違うわね……その人は本当は亜美を好きだけど、代わりに真美を好きになったの」
亜美「えー、ナニナニ、いおりんが恋愛相談? 新作のドラマ? 新曲?」
伊織「……そうね。似たようなものかしら」
亜美「あれ、ひょっとしてマジバナ? そっかあ……」
亜美「りっちゃん、あずさお姉ちゃん見つけたかなー?」
伊織「……ね、亜美」
亜美「んー? どったのいおりん?」
伊織「もしもの話だけど。亜美の好きな人が、真美を好きになったらどうする?」
伊織「違うわね……その人は本当は亜美を好きだけど、代わりに真美を好きになったの」
亜美「えー、ナニナニ、いおりんが恋愛相談? 新作のドラマ? 新曲?」
伊織「……そうね。似たようなものかしら」
亜美「あれ、ひょっとしてマジバナ? そっかあ……」
亜美「やっぱ、ちょーっとケーベツしちゃうかな?」
亜美「真美が亜美の代わりになるって思ってるの、亜美にも真美にも失礼じゃん!」
伊織「そうよね……」
亜美「でも、好きなんでしょー?」
伊織「それは、まあ……って違うわよ! も・し・もの話よ!」カァッ…
亜美「ふっふっふー。相手は誰だい? いおりん、楽になっちまいなよ~」
伊織「うるさいったら! でも、そうね……普通は、そうよね」
亜美「ところでいおりん、恋のキューピッド亜美の」
伊織「故意? イタズラ?」
亜美「ちっがーう! 愛の伝道師亜美ちゃんに、いい考えがあるんだよー」
亜美「ずばり、男はみんな狼なのよ作戦!」
伊織「!?」ビクッ
亜美「真美が亜美の代わりになるって思ってるの、亜美にも真美にも失礼じゃん!」
伊織「そうよね……」
亜美「でも、好きなんでしょー?」
伊織「それは、まあ……って違うわよ! も・し・もの話よ!」カァッ…
亜美「ふっふっふー。相手は誰だい? いおりん、楽になっちまいなよ~」
伊織「うるさいったら! でも、そうね……普通は、そうよね」
亜美「ところでいおりん、恋のキューピッド亜美の」
伊織「故意? イタズラ?」
亜美「ちっがーう! 愛の伝道師亜美ちゃんに、いい考えがあるんだよー」
亜美「ずばり、男はみんな狼なのよ作戦!」
伊織「!?」ビクッ
亜美「い、いおりーん……?」
やよい『でも、大丈夫ですっ!』
やよい『プロデューサーが、守ってくれますから!』
伊織「……」ギュッ
伊織「どーせくだらない案でしょ? ま、聞くだけ聞いてあげるわ」ニコッ
亜美「?? いおりん、変なもの食べた?」
伊織「違うわよ、失礼ね。やよいは変でも食べ物でもないわ」
亜美「い、いおりん!? いおりんがボケキャラになったらツッコミ居ないじゃん!」
亜美「亜美、あずさお姉ちゃんのボケにはツッコミきれないよ~!」
やよい『でも、大丈夫ですっ!』
やよい『プロデューサーが、守ってくれますから!』
伊織「……」ギュッ
伊織「どーせくだらない案でしょ? ま、聞くだけ聞いてあげるわ」ニコッ
亜美「?? いおりん、変なもの食べた?」
伊織「違うわよ、失礼ね。やよいは変でも食べ物でもないわ」
亜美「い、いおりん!? いおりんがボケキャラになったらツッコミ居ないじゃん!」
亜美「亜美、あずさお姉ちゃんのボケにはツッコミきれないよ~!」
深夜 事務所
P(律子は直帰、小鳥さんはバーで副業……)
P(事務仕事も終わったし、戸締りして帰るか……)
―――――
スタジオ
P「明かりがついてる……誰か残ってるかー? っと」ガチャ
P「……伊織? 寝てる……のか」
P(寝てる間は……怖くない、よな)ナデナデ
P「ったく、この靴下は伊織のか? 脱ぎ散らかしおって……」ヒョイ
P「……あったかい。伊織の温度なんだな、これ」
P「……」ゾクゾクッ
P「…………寝てる、よな?」
P(律子は直帰、小鳥さんはバーで副業……)
P(事務仕事も終わったし、戸締りして帰るか……)
―――――
スタジオ
P「明かりがついてる……誰か残ってるかー? っと」ガチャ
P「……伊織? 寝てる……のか」
P(寝てる間は……怖くない、よな)ナデナデ
P「ったく、この靴下は伊織のか? 脱ぎ散らかしおって……」ヒョイ
P「……あったかい。伊織の温度なんだな、これ」
P「……」ゾクゾクッ
P「…………寝てる、よな?」
―――――
P(いや、ダメだろたぶん。こんなところ、誰かに見られたら……)
P(寝ている女の子にイタズラしてるクズにしか……実際そうだし)
P(ああでも……靴下の膣内、死ぬほど気持ちいい……!)
P(伊織の、寝顔、こんな近くで。靴下、伊織の汗の味なんだ、これ)
P(ああ。AVの場面が眼球の裏で、耳の奥でぐるぐる回って)
P(おかしくなる。どうにかなりそうだ、手を伸ばせば伊織が手に入る)
P(違う、寝てる間になんてダメだ。でも、俺が今していることは)
P(伊織の香りと温度に包まれて、何も考えられない。考えたくない)
P「伊織……伊織……っ!」ビュッビュル
P(いや、ダメだろたぶん。こんなところ、誰かに見られたら……)
P(寝ている女の子にイタズラしてるクズにしか……実際そうだし)
P(ああでも……靴下の膣内、死ぬほど気持ちいい……!)
P(伊織の、寝顔、こんな近くで。靴下、伊織の汗の味なんだ、これ)
P(ああ。AVの場面が眼球の裏で、耳の奥でぐるぐる回って)
P(おかしくなる。どうにかなりそうだ、手を伸ばせば伊織が手に入る)
P(違う、寝てる間になんてダメだ。でも、俺が今していることは)
P(伊織の香りと温度に包まれて、何も考えられない。考えたくない)
P「伊織……伊織……っ!」ビュッビュル
―――――
伊織「……んぅ……」ムクッ
P「!! ……よ、やっと起きたか」
伊織「……あら、居たの」ダルー
P「お前を置いたまま戸締りするわけにもいかないだろ。ほら、帰る準備しろ」
伊織「起こせばいいじゃないのよ。もうこんな時間じゃない!」ツーン
伊織「……ねえ。あんた、私の靴下見なかった?」
P「……!」
P「いや、見てないな。小鳥さんが洗濯に持ってったんじゃないか?」
伊織「……そ。まあ替え時だったし、後で捨てておいてもらおうかしら」
P「やよいが聞いたら怒るぞ、それ」
伊織「……んぅ……」ムクッ
P「!! ……よ、やっと起きたか」
伊織「……あら、居たの」ダルー
P「お前を置いたまま戸締りするわけにもいかないだろ。ほら、帰る準備しろ」
伊織「起こせばいいじゃないのよ。もうこんな時間じゃない!」ツーン
伊織「……ねえ。あんた、私の靴下見なかった?」
P「……!」
P「いや、見てないな。小鳥さんが洗濯に持ってったんじゃないか?」
伊織「……そ。まあ替え時だったし、後で捨てておいてもらおうかしら」
P「やよいが聞いたら怒るぞ、それ」
P(誤魔化せた……のか? 一応消臭スプレーは撒いたし、これなら……)
伊織「じゃあ、やよいとお揃いでソックス用意するってのはどう?」
伊織「ちょうど、やよいにお礼がしたいって思ってたところなのよ」
P「ああ、いいんじゃないか? きっと喜ぶぞ」
P「お前達、仲いいもんな。どっちが引っ張るってわけでもなくて」
伊織「まあね。他人にはできない話でも、やよいとならできるし……」
P(そうか。さすがやよい、765のアルテマウェポン)
P(それとなくフォローを頼もうかとも思ったが、自分から動いてくれるとは)
P(やよいは天使だなあ……)
P(一方俺は靴下盗んでオナニーしたクズである。しにたい)
伊織「じゃあ、やよいとお揃いでソックス用意するってのはどう?」
伊織「ちょうど、やよいにお礼がしたいって思ってたところなのよ」
P「ああ、いいんじゃないか? きっと喜ぶぞ」
P「お前達、仲いいもんな。どっちが引っ張るってわけでもなくて」
伊織「まあね。他人にはできない話でも、やよいとならできるし……」
P(そうか。さすがやよい、765のアルテマウェポン)
P(それとなくフォローを頼もうかとも思ったが、自分から動いてくれるとは)
P(やよいは天使だなあ……)
P(一方俺は靴下盗んでオナニーしたクズである。しにたい)
伊織「……それじゃ、帰る……わね」スクッ
P「あ、ああ。送っていくか? 夜道を一人で歩くのは、流石に危ないぞ」
伊織「いいわよ、家から車を呼ばせたから」
伊織「あんたに送られたら、途中でなにされるか分からないもの」
P「!? お、おいそれは……」
伊織「……にひひっ、冗談よ。顔真っ赤じゃない、何想像したのよ」
P「そ、そうか……いや、そんな冗談が言えるなら、大丈夫そうだな」
伊織「じゃあね。……心配してくれて、ありがとっ」タッタッ
P(……デレた……?)ポッ
P「あ、ああ。送っていくか? 夜道を一人で歩くのは、流石に危ないぞ」
伊織「いいわよ、家から車を呼ばせたから」
伊織「あんたに送られたら、途中でなにされるか分からないもの」
P「!? お、おいそれは……」
伊織「……にひひっ、冗談よ。顔真っ赤じゃない、何想像したのよ」
P「そ、そうか……いや、そんな冗談が言えるなら、大丈夫そうだな」
伊織「じゃあね。……心配してくれて、ありがとっ」タッタッ
P(……デレた……?)ポッ
プロデューサー自宅
P「ポッじゃねーよ!!」壁ドンッ
P「何してんの、ねえ何してんの俺!」頭ゴンッ
P「朝の誓いはどこ行ったんだよ……どうすんだよこの靴下……」ヘタッ
P「伊織が、せっかく調子が戻ったみたいなのによぉ!」
P「脳が金玉にでもあるのかよ俺は!」鞄ブンッ
カタッ
P「ポッじゃねーよ!!」壁ドンッ
P「何してんの、ねえ何してんの俺!」頭ゴンッ
P「朝の誓いはどこ行ったんだよ……どうすんだよこの靴下……」ヘタッ
P「伊織が、せっかく調子が戻ったみたいなのによぉ!」
P「脳が金玉にでもあるのかよ俺は!」鞄ブンッ
カタッ
P「ん……?」ゴソゴソ
P「これ……伊織に届いたDVDじゃ……」
P「……はは。ははははははは!」
P「なんだよ。捨てられてないじゃないか……」
P「……なんか、疲れちゃったな」
P「癒されようか」
P「これ……伊織に届いたDVDじゃ……」
P「……はは。ははははははは!」
P「なんだよ。捨てられてないじゃないか……」
P「……なんか、疲れちゃったな」
P「癒されようか」
数日後 765プロ事務所
やよい「プロデューサーさん!」
P「お、やよいか。どうした?」
やよい「私、真さん雪歩さんとダンスレッスンするんですけど」
やよい「プロデューサーさんのパソコン、借りてもいいかなーって」
やよい「ライブのDVDを見て、動きをチェックするらしいんです!」
P「ああ、プレイヤー今壊れてるんだっけ……」
P「いいぞ、ちょうど仕事もひと段落ついたところだし」
やよい「うっうー! ありがとうございますー!」ガルー
P「落とさないでくれよ?」
やよい「はーい!」
やよい「プロデューサーさん!」
P「お、やよいか。どうした?」
やよい「私、真さん雪歩さんとダンスレッスンするんですけど」
やよい「プロデューサーさんのパソコン、借りてもいいかなーって」
やよい「ライブのDVDを見て、動きをチェックするらしいんです!」
P「ああ、プレイヤー今壊れてるんだっけ……」
P「いいぞ、ちょうど仕事もひと段落ついたところだし」
やよい「うっうー! ありがとうございますー!」ガルー
P「落とさないでくれよ?」
やよい「はーい!」
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