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    元スレ憧「あ、ごめん!手が滑った!」

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    101 = 78 :

    「おお・・・これまた大胆な・・・」

    穏乃「だめだよ、もう、わっわたしの前からいなくなっちゃ・・・」ポロポロギュー

    「え?え?」

    穏乃「宥さんがっ学校来なくなって・・・アコもっ・・・あいつももう私の知ってるアコじゃなくなじゃったがらぁ・・・」ボロボロ

    「・・・」

    穏乃「くっ玄さんまで・・・これ・・・以上おがしぐっ・・・ならないで」ギュウー

    穏乃「アコはっ・・・あいづは・・・玄さんを突き落とそうとしてたっ」ボロボロ

    穏乃「わっ・・・わだしはっ・・・親友を人殺しにもしたくなし・・・殺されだくもない・・・」

    「・・・」

    穏乃「だっから・・・」

    穏乃「あいづがおかしくなくなるまでっ・・・私のそばから離れないでっ・・・う、うわぁぁああああああ」ボロボロボロボロ

    102 = 78 :

    「・・・」

    「私の方こそごめんねえ」ギュゥゥウ

    穏乃「ふぇっ・・・?」

    「私、お姉ちゃんがあんなになってから、おかしくなってた」

    「ストレスをいろんな人にまき散らして」

    「アコちゃんに穏乃ちゃんがとことんやられてしまえばって思ってた」

    穏乃「・・・」

    「そうすれば、お姉ちゃんが学校に戻ってきた時にまたいじめられることはない、って」

    「醜いよね」

    「いっぱいひどいことしちゃったねえ・・・ごめんねえ・・・」ギュゥウ

    穏乃「・・・う・・・うわあああああああああん」

    104 = 78 :






    「すっかり泣きつかれちゃったね」

    穏乃「えへへ、そうですね」

    穏乃「もう日付越えちゃうかな?」

    「―あ、そうだ!今日ウチ泊まっていく?」

    穏乃「えっ!?・・・でも大丈夫ですか?宥さんとか・・・」

    「お姉ちゃん今入院してるから」

    穏乃「」

    穏乃「そんなにひどい怪我を・・・」

    「ううん、心の病院の方」

    穏乃「・・・」

    105 :

    シズクロ支援

    106 = 78 :

    「毎日面会行ってるけど良くはなっているんだよー」

    「一昨日ぐらいからまた喋るようになったし」

    穏乃「・・・」

    「そんな暗い顔しないでー」アセアセ

    「今度一緒にお見舞いいこ、ね?」

    「皆に会いたい、って言ってたし」

    穏乃「は、はい ぜひ・・・」

    「さ、入って入って~」ガシャッ

    穏乃「おじゃましまーす・・・」コソコソ

    108 = 78 :





    穏乃(うう~旅館の大部屋の真ん中で2人だけで就寝・・・)

    穏乃(落ち着かない・・・)

    「穏乃ちゃん、起きてる?」

    穏乃「へっ?!」

    「えへへーよかったー」

    「そっちの布団入ってもいい?」

    穏乃「あ、どうぞどうぞ」

    「じゃあお邪魔して・・・」ゴソゴソ


    穏乃「・・・」

    109 :

    >>1>>101の流れが自然すぎて
    2~100を飛ばして読んでた

    110 = 78 :

    「お姉ちゃんがいつも私の布団に入ってきてたんだ」

    「寒いから暖めて、って・・・」

    穏乃「・・・」

    「お姉ちゃーん・・・うう・・・」グスッ

    穏乃「・・・また元に戻りますよ、きっと・・・」ギュ

    「えっ・・・?」

    穏乃「赤土さんがアコのこと何か知ってるそうなんです」

    「・・・」

    穏乃「きっと、あいつのことシバいて、宥さんも連れ戻してきて」


    それは、ほとんど願望に近い言葉だったけど


    穏乃「またみんな仲直りして、麻雀部が元に戻って、―全国に行けますよ」

    「」ギュゥウ


    そうなればいいなって 
    そう思って、私たちは眠りに落ちていった

    111 :

    すっごく不穏だ…

    112 = 78 :

    大阪 某所

    郁乃「あかん、あかん、あかん」

    郁乃「バレてもーたわあああああああ」

    郁乃「赤土ちゃんが気づく前に壊滅させたろ思ったのに」

    郁乃「揺さぶりはかけといたし灼ちゃんもいるとはいえ・・・あのこ暴走気味やしなあ・・・」

    郁乃「くう~まさか現場押さえられるとは・・・アコちゃんめ~」

    郁乃「なにはともあれこれで煙のもとに火があることが証明されてしもた」

    郁乃「・・・が、それと同時に赤土ちゃん達を縛り付けることもできた、ってわけや」

    郁乃「さあお互い腹を見せ合ったしここからはガチ勝負やで赤土ちゃん」

    郁乃「楽しみやな~うちの目論見をどう瓦解させてくれるか、ほんま見ものやで」クックック

    113 = 105 :

    穏乃(旅館)・宥(病院)
    この3人は死亡フラグは回避できたかな。後の人達は……。

    114 :

    病院にいても一人だと狙われる可能性がある
    二人いても玄ちゃんは宥姉を引き合いに出せば裏切る

    115 = 78 :

    翌朝 松実邸

    穏乃「玄さーん!朝ですよー!ジョギング行きましょー!」布団バッサー

    「うう~穏乃ちゃん強引・・・」ブルブル

    玄父母<オヤオヤ・・・ウフフ・・・





    ジョギングコース

    「穏乃隊長~休みたいでありま~す・・・」ヘトヘト・・・

    穏乃「まったく玄さんは体力ないなあ・・・ムネハアルノニ」

    「面目ないであります~」ハハハ

    穏乃「お、ちょうどベンチと自販機あるしちょっと休みましょうか」

    タッタッタッ

    117 = 78 :

    ピッガシャッ プシッ シュワー

    「ぷは~マウンテンデュー美味しいであります」ドヤッ

    「隊長、どうしたでありますか?」

    穏乃「・・・」

    穏乃(一応部活に行かないこととか灼さんに伝えとこうかな)

    穏乃(アコのことは聞いているだろうけど・・・)pipipi





    少し遡り学校 麻雀部室

    中央の全自動卓には字牌だけが並べられている

    118 = 78 :

    「宥は落ちた」東ポイー

    「玄も処分しなければと思っていたが、幸い今日から学校に来なくなった」南ポイー

    「アコの奴も無期限部停」西ポイー

    「猿は・・・保留」北ヌキッ

    「もう少し・・・もう少しだよハルちゃん」コウコツー

    中と発をつまみあげ、それぞれを股間と乳首に押し当てる

    「もう少しで・・・私達だけの麻雀部が・・・2人だけの本当の麻雀部が・・・」クチュ・・・クチュ・・・

    「完成するよ・・・ああああっ」ブシャアアアア

    119 = 92 :

    あらたそ~

    121 :

    まじきちあらたそ~

    122 = 78 :

    「はあ・・・はあ・・・」汗ダラー

    「そのためには不安要素が1つ・・・」ヒョイッ

    白をつまみ上げる

    「赤阪郁乃、私とハルちゃんの秘め事をネタに私を利用しようとした女」

    **** 回想 ******

    奈良 某喫茶

    「・・・っ?!この写真、どうやって?!」

    郁乃「し、大きい声出したらいかんよ~」

    郁乃「まあ落ち着きい、なにもこれをばら撒く言うとるわけやないんで?」ニコッ

    「あ、あたりまえだ!」

    123 = 79 :

    (正直マウンテンデューって美味しくない…)

    124 :

    玄ちゃんのおしっこ飲みたい

    127 = 78 :

    郁乃「まあ教師と生徒いうても人間やしな」

    郁乃「情も移りゃあ欲情もするってな~あはは~」

    「・・・」

    郁乃「まあそう睨まんと うちは灼ちゃんの純じょ~うな乙女心に協力しよ思ってるんで?」

    「・・・協力?」ピクッ

    郁乃「せやせやー」

    郁乃「灼ちゃんの赤土ちゃんに対する情熱はたっぷり調べさせてもろたで~」

    「お前みたいな奴がハルちゃんをちゃん付けするな!!」ダヴァンッ!!

    郁乃「」ビクッ

    店内「ザワ・・・ザワ・・・」

    128 :

    ダヴァン「呼びましタカ」

    130 = 78 :

    郁乃「おお、堪忍堪忍や~」ドキドキ・・・

    「」ハァ・・・ハァ・・

    郁乃「まあそんで、うちは灼ちゃんが赤土ちゃ・・・赤土監督と2人だけの麻雀部」

    郁乃「灼ちゃんの言葉を借りると”理想郷”を築き上げたいと強く思っているっちゅーことにたどり着いたやんな」

    「/////」カァァアア

    郁乃(うわキモッ)

    郁乃「うちはその理想郷建造に協力しよう思ってんで~」ニカー

    「でも・・・どうやって・・・」

    郁乃「簡単やで~ 監視すればええんや」

    131 = 78 :

    「監視?」

    郁乃「せやで~簡単やろ」

    「でも・・・誰をどう監視すれば・・・」

    郁乃「それはな・・・」ゴニョゴニョ

    「・・・なっ!」

    郁乃「あ、さすがの灼ちゃんも大事な仲間にそんなお痛は出来んか~?」ガッカリ

    「いや・・・」ハイライトキエー

    (こんな手が・・・あるとは・・・)

    (ハルちゃん、みんな・・・ごめん・・・でも)

    (私自分の気持に、嘘は付けない!)キリッ

    133 = 78 :





    再び麻雀部室

    「あいつは・・・あの女の底が知れない」

    「私とハルちゃんの理想郷が完成すると共に、姫松も決勝で勝ちやすくなる」

    「win-winと言っていたけど・・・」

    「・・・」

    (そういえば今日のあいつへの監視定期連絡まだだったな)

    (・・・まあいいか 憧も学校来てないようだし、メールも電話もさっぱりだし)

    (それにしてもハルちゃん遅いな)

    (いつも朝練には顔出してたのに)

    ピリリリリリリr

    134 = 78 :

    「!?」ビクッ

    「なんだ、携帯か・・・」パカッ

    「・・・」

    「あの猿、一体なんの用だ」

    「もしもし」


    ベンチ


    穏乃「あ、もしもし灼さん?」

    『そうだけど・・・』

    穏乃「・・・言い難いけど、アコのこと聞いてる?」

    135 = 78 :


    『うん、ハルちゃんから』

    穏乃「まあそれと関係ないっちゃ嘘になるけど、私達今日からちょっと部活休むから」

    『・・・達?』

    穏乃「そうそう、実はいま玄さんも一緒に居るんだー」

    「灼ちゃんおはよー」

    『・・・分かった ハルちゃんにも言っておく』

    ピッ

    136 = 78 :

    穏乃「・・・なんか可哀想なことしちゃったかな」

    「どうしたのー?」

    穏乃「いやー今アコも部停で灼さん1人なわけじゃん?」

    穏乃「寂しんじゃないかなーと思って」

    「それは・・・そうだね」

    穏乃「よし、明日灼さんも連れて皆で宥さんのお見舞い行こう!」

    「えっ!そ、それはお姉ちゃん喜ぶと思うけど・・・」

    穏乃「決まりね!じゃー今日は明日のためにいっぱい走ろー!!」ダダダダ

    「ええ~わけわかんないよー」ヘトヘト

    137 :

    くろちゃーは運動苦手そうだよねー

    138 = 78 :

    昼 車内

    赤土「ふう~ようやく阿知賀ね」

    赤土「色々あったけどひとまず下準備は整った」

    赤土「まずは憧を・・・」pipipi

    赤土「・・・」

    赤土「着信拒否か・・・」

    赤土「いいわ、家でも学校でも行って引きずり出してこようじゃないのっ」ブルルン


    赤土(みてなさい赤阪郁乃)

    赤土(あんたが卑劣な手を使ってくるというのなら)

    赤土(こっちはどこまでも正攻法でいってやるんだから―!)

    139 = 78 :

    憧宅

    「はあ、熱が下がらない・・・」

    「灼からメールも電話もたくさん来てる・・・」

    「このまま全部シカトして、誰にも関わらないで閉じこもっておけば」

    「全部解決するのかなあ・・・」

    「・・・」ポロポロ

    「うう・・・シズ・・・ごめんねえ・・・会いたいよお・・・」ボロボロ

    望<アコーハルエキテルヨー

    「?! 晴絵・・・なんで?」

    140 = 78 :





    「・・・」

    赤土「ごめんね突然部屋まで押しかけて」

    「・・・」

    赤土「憧、話は全て聞いたわ」

    「―!何で、誰からっ!」

    赤土「あんたを脅してる張本人からよ」

    赤土「色々言いたいことはあるけど」

    赤土「まずは ―歯を食いしばって」

    141 = 78 :

    放課後 学校

    「結局ハルちゃんが来なかった・・・」ハァ・・・

    「お昼ごはん食べる約束してたのに・・・」

    (でもいいこともあった) 

    (あの2人が当分麻雀部に来ないとは好都合)

    (このままなあなあで退部してもらえば私の理想郷が早くも・・・!)

    (・・・監視対象が連絡をよこさないのは気にかかるが)

    (まあでも学校にも来てないようだし、このまま登校拒否になってくれたらありがたいか)

    142 :

    あらたちゃんわるいこ

    143 :

    がんばんば?

    145 = 78 :

    部室前

    (・・・今日は閉めちゃっても構わないか)

    (どうせ私1人だし、ハルちゃんも来ないし)

    「・・・」ガチャ


    「ああ・・・ハルちゃん、楽しみだよ」

    「ハルちゃんと2人、この部室で・・・」ムフフ・・・



    赤土「妄想は結構だが声には出さないほうがいいと思うぞ?」


    「?!」

    146 = 78 :

    姫松高校 部室

    ワイワイガヤガヤ

    郁乃(・・・)

    郁乃(今日は灼ちゃんからの定期連絡がない・・・)

    郁乃(憧ちゃんの携帯かけてみても出えへんし)

    郁乃「・・・本格的にまずいなぁ」

    末原「何がです?代行」ヒョイッ

    郁乃「おわっと!居たんか末原ちゃん~びっくりさせんで~」

    末原「さっきからいますけど・・・ で、何がまずいんです?」

    郁乃「ん~ん、こっちの話」

    147 = 78 :

    末原「?」

    郁乃「予定にズレが生じてきたら、大抵の場合自分にとって悪いことが起こる予兆や~ってこと」

    末原「はぁ?」ポカン

    <コンコン ガチャッ

    絹江「トイレ戻りましたー」

    郁乃「お帰り~」

    絹江「それと監督代行、なんかお客さん来てるみたいですよ」

    郁乃「? どなた~?」

    絹江「えー・・・と 確か」

    絹江「熊倉トシいう人です」

    郁乃「・・・」

    148 = 78 :

    少し遡り 阿知賀女子高校部室

    パンッッ

    赤土渾身のビンタが炸裂する

    パンッ


    「痛っ・・・ハルちゃんっ・・・やめっ・・・」

    赤土「駄目だ!アコは、宥は、玄は穏乃はっ」パンパン

    赤土「これの何倍痛かったと思ってるんだ!!」パンパンパン

    「・・・」

    「そんなっ・・・私はっ・・・ハルちゃんの為を思って」

    赤土「ばか!何が私の為をだ!!」

    赤土「結局は自分の勝手なエゴじゃないか!!」スパァン

    150 = 78 :

    赤土「ハァ・・ハァ・・・」

    「」グッタリ・・・

    赤土「・・・」

    赤土「」ダキッ

    「!」

    赤土「ばかっ!!理想郷なんていらない、そんなもの無くてもいつも私がそばに居てやる」

    「・・・!」

    「晴絵・・・」

    赤土「なんでそんなこともわかんないんだ!!!」

    「・・・ハル、ちゃん・・・?」ハイライトチカー


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