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元スレP「かまいたち風の夜」
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俺は二階に行くことにした。
律子・貴音・真・真美のグループだ。
5人で階段前に集まり、おおよその方針を決める。
P「じゃあ、今言った感じで」
四人「はーい」
律子には俺の部屋の前で美希が出てこないか見てもらった。
俺は真とペアを組んで端から見ることにした。
真「開けましたよ」
P「お邪魔しまーす」
二人で手分けして探すと5分もかからない。
そもそも隠れられそうな場所がそんなにないのだ。
俺がバスルームから出ると、真がベッドの下から這い出てきた。
P「覗くだけでいいんじゃないのか?」
真「いえ、もしかしたら何か落ちてないかなって」
律子・貴音・真・真美のグループだ。
5人で階段前に集まり、おおよその方針を決める。
P「じゃあ、今言った感じで」
四人「はーい」
律子には俺の部屋の前で美希が出てこないか見てもらった。
俺は真とペアを組んで端から見ることにした。
真「開けましたよ」
P「お邪魔しまーす」
二人で手分けして探すと5分もかからない。
そもそも隠れられそうな場所がそんなにないのだ。
俺がバスルームから出ると、真がベッドの下から這い出てきた。
P「覗くだけでいいんじゃないのか?」
真「いえ、もしかしたら何か落ちてないかなって」
真の言葉にネックレスの存在を思い出した。
ポケットを触ると硬い感触がある。
美希はネックレスが無いことに気がついているのだろうか?
春香にとってのリボンみたいなものだと思っていたのだが……。
真「プロデューサー? 次行きますよ」
P「ん、ああ」
部屋を出てドアを閉めるとどこかで雪が落ちたようだ。
あずささんと小鳥さんの部屋は鍵が掛かっていた。
二人で談話室に行き鍵を借りる。
俺はバスルーム、真はクローゼット。
ベッドの下を覗いてもやはり誰もいなかった。
ポケットを触ると硬い感触がある。
美希はネックレスが無いことに気がついているのだろうか?
春香にとってのリボンみたいなものだと思っていたのだが……。
真「プロデューサー? 次行きますよ」
P「ん、ああ」
部屋を出てドアを閉めるとどこかで雪が落ちたようだ。
あずささんと小鳥さんの部屋は鍵が掛かっていた。
二人で談話室に行き鍵を借りる。
俺はバスルーム、真はクローゼット。
ベッドの下を覗いてもやはり誰もいなかった。
コンコン
ノックしたが返事は無い。
P「あれ? 千早がいると思ったんだが……」
真「お風呂じゃないですか?」
P「どうしようか」
なんて話しているとドアが開いた。
千早「プロデューサー……と真。どうしたの?」
文庫本に指を挟んで、イヤフォンをぶらつかせながら顔だけを出してきた。
P「美希がどこかに行っちゃってさ。千早知らないかな? それともなにか気がついたことがあれば……」
千早「すいません……。私、食事の後すぐに部屋に戻って今まで音楽を聞いてたんです。
ちょうどトイレに行ってて、それで気がついたんですけど。それ以外となるとちょっと自信がないです」
P「そうかぁ」
本気で知らなさそうだ。
真「ちょっと部屋見せてもらってもいい?」
千早「? ええ、いいわよ」
ノックしたが返事は無い。
P「あれ? 千早がいると思ったんだが……」
真「お風呂じゃないですか?」
P「どうしようか」
なんて話しているとドアが開いた。
千早「プロデューサー……と真。どうしたの?」
文庫本に指を挟んで、イヤフォンをぶらつかせながら顔だけを出してきた。
P「美希がどこかに行っちゃってさ。千早知らないかな? それともなにか気がついたことがあれば……」
千早「すいません……。私、食事の後すぐに部屋に戻って今まで音楽を聞いてたんです。
ちょうどトイレに行ってて、それで気がついたんですけど。それ以外となるとちょっと自信がないです」
P「そうかぁ」
本気で知らなさそうだ。
真「ちょっと部屋見せてもらってもいい?」
千早「? ええ、いいわよ」
犯人わかったから取りあえず律子あたりをこの時計型麻酔銃で眠らせて・・・
どこも同じ作りなはずなのに、持ち込んだ小物一つで雰囲気がガラッと変わっている。
小さなポーチと、傍に置かれた音楽プレイヤーが春香と千早の部屋を持ち主の色に変えていた。
P「じゃあさっきと同じで」
真が頷き返したので、バスルームに
千早「ちょ! やめてください!」
千早に後ろから羽交い絞めにされた。
P「え? な、なんでだよ。見られちゃまずいものでもあるのか?」
千早「そういうわけじゃないですけど……」
妖しい。
それもかなり露骨にだ。
P「真! 千早を押さえろ!」
真が千早を引き剥がした隙にバスルームに滑り込む。
千早「やめて!」
必死な悲鳴が聞こえた。
小さなポーチと、傍に置かれた音楽プレイヤーが春香と千早の部屋を持ち主の色に変えていた。
P「じゃあさっきと同じで」
真が頷き返したので、バスルームに
千早「ちょ! やめてください!」
千早に後ろから羽交い絞めにされた。
P「え? な、なんでだよ。見られちゃまずいものでもあるのか?」
千早「そういうわけじゃないですけど……」
妖しい。
それもかなり露骨にだ。
P「真! 千早を押さえろ!」
真が千早を引き剥がした隙にバスルームに滑り込む。
千早「やめて!」
必死な悲鳴が聞こえた。
目を皿のようにしてバスルームを探す。
室内ではいまだもみ合う音が聞こえた。
ユニットバス、トイレ、洗面台。
便座を持ち上げてタンクの中まで見た。
P「なにもないじゃないか」
千早「そう言ってるじゃないですか!」
少し涙目だ。
P「じゃあなんで隠すんだよ。妖しすぎだ」
千早「くっ……くくくっ……」
強烈なボディをもらった。
室内ではいまだもみ合う音が聞こえた。
ユニットバス、トイレ、洗面台。
便座を持ち上げてタンクの中まで見た。
P「なにもないじゃないか」
千早「そう言ってるじゃないですか!」
少し涙目だ。
P「じゃあなんで隠すんだよ。妖しすぎだ」
千早「くっ……くくくっ……」
強烈なボディをもらった。
P「いや、ごめん。ごめんって、反省してるから……」
使用後のトイレをチェックされたのが相当屈辱だったようだ。
千早は一言も口を聞かずに音楽を再生して、本の世界へ旅立った。
真「ボクもうっかりしてました……」
二人で頭を下げて部屋を出た。
へそを曲げると扱いが難しいのだ。
律子に簡単に事情を説明して、呆れた顔をされた。
最後は俺の部屋だ。
鍵を差し込んで
P「あれ?」
掛け忘れていたようだ。うっかりさん☆
真「すごく……気持ち悪いです」
悪かったよ。
使用後のトイレをチェックされたのが相当屈辱だったようだ。
千早は一言も口を聞かずに音楽を再生して、本の世界へ旅立った。
真「ボクもうっかりしてました……」
二人で頭を下げて部屋を出た。
へそを曲げると扱いが難しいのだ。
律子に簡単に事情を説明して、呆れた顔をされた。
最後は俺の部屋だ。
鍵を差し込んで
P「あれ?」
掛け忘れていたようだ。うっかりさん☆
真「すごく……気持ち悪いです」
悪かったよ。
荷物はカバン一つ。
着替えとちょっとした生活用品しか入っていない。
すっかり慣れきった作業を二人でこなしてわかったのは、美希はこの四部屋にはいないということだ。
P「一階はどうだろうな」
真「うーん……、変なところに隠れたなぁ」
隠れた。
本当に自分の意思で隠れたのだろうか?
夕食もとらずに一人でかくれんぼ。
それは美希のイメージとあまりにかけ離れていて、不自然に思えた。
もしかしたら……。
俺はいやな想像をした。
急に何もかも嫌になって逃げ出したのでは?
吹雪く山荘からやけっぱちになって着の身着のまま飛び出す美希。
しかし、白く冷たい手が美希を永久の眠りへいざなう……。
着替えとちょっとした生活用品しか入っていない。
すっかり慣れきった作業を二人でこなしてわかったのは、美希はこの四部屋にはいないということだ。
P「一階はどうだろうな」
真「うーん……、変なところに隠れたなぁ」
隠れた。
本当に自分の意思で隠れたのだろうか?
夕食もとらずに一人でかくれんぼ。
それは美希のイメージとあまりにかけ離れていて、不自然に思えた。
もしかしたら……。
俺はいやな想像をした。
急に何もかも嫌になって逃げ出したのでは?
吹雪く山荘からやけっぱちになって着の身着のまま飛び出す美希。
しかし、白く冷たい手が美希を永久の眠りへいざなう……。
P「ないない」
あの美希だぞ?
悩むことが合っても逃げ出したりはしないだろう。
しっかりと前を向いて問題に立ち向かえる強い子だ。
それにここの玄関は開閉するとチャイムがなる仕組みだ。
どこにいても聞こえるようになっていて、全員がそれを聞き逃すだなんてありえない。
強くなった風の音に耳を傾ければ、ビュービューと休むことなく吹いていた。
不吉な想像を手で払って、俺は部屋を出ようとした。
真「あれ? プロデューサー、鍵開けっ放しじゃないですか」
窓に寄っていた真が教えてくれた。
真「まったく、だらしないんだから。ドアも窓も開けっぱなしだなんて、泥棒がいたら感動しますよ」
P「あははは……、めんぼくない」
あの美希だぞ?
悩むことが合っても逃げ出したりはしないだろう。
しっかりと前を向いて問題に立ち向かえる強い子だ。
それにここの玄関は開閉するとチャイムがなる仕組みだ。
どこにいても聞こえるようになっていて、全員がそれを聞き逃すだなんてありえない。
強くなった風の音に耳を傾ければ、ビュービューと休むことなく吹いていた。
不吉な想像を手で払って、俺は部屋を出ようとした。
真「あれ? プロデューサー、鍵開けっ放しじゃないですか」
窓に寄っていた真が教えてくれた。
真「まったく、だらしないんだから。ドアも窓も開けっぱなしだなんて、泥棒がいたら感動しますよ」
P「あははは……、めんぼくない」
>>260
その3人のなかならピヨちゃんにするか春香さんにするか迷うわ
んで迷ったら間をとって響を狙うのが良いかもしれん
そんで響の首元狙ったらハム蔵に当たる
ハム蔵の声をこの蝶ネクタイ型変声機で・・・
その3人のなかならピヨちゃんにするか春香さんにするか迷うわ
んで迷ったら間をとって響を狙うのが良いかもしれん
そんで響の首元狙ったらハム蔵に当たる
ハム蔵の声をこの蝶ネクタイ型変声機で・・・
部屋の前には、すでに調査を終えた貴音と真美が律子と一緒に待っていた。
P「……」
どうだった? とは聞かなかった。
三人しかいないからだ。
上りよりも若干力なく階段を下りていくと、談話室で伊織が小鳥さんに説教しているのが見えた。
P「どうだった?」
伊織「ダメね。地下室があったんで見てきたけど、誰もいなかったわ」
雪歩「裏口も見たんですけど、特に出入りした様子は……」
亜美「おーい! ミキミキー! 出てきてよー!」
亜美が両手でメガホンを作って叫んだが、効果はなかった。
P「どこにいったんだアイツ……」
いつも眠そうな甘えた声がひどく懐かしい。
少々甘えすぎなところもあるけど、もっと大事にしてやればよかった、だなんて縁起でもない。
頬をパシンと叩いて一階組の報告をまとめた。
P「……」
どうだった? とは聞かなかった。
三人しかいないからだ。
上りよりも若干力なく階段を下りていくと、談話室で伊織が小鳥さんに説教しているのが見えた。
P「どうだった?」
伊織「ダメね。地下室があったんで見てきたけど、誰もいなかったわ」
雪歩「裏口も見たんですけど、特に出入りした様子は……」
亜美「おーい! ミキミキー! 出てきてよー!」
亜美が両手でメガホンを作って叫んだが、効果はなかった。
P「どこにいったんだアイツ……」
いつも眠そうな甘えた声がひどく懐かしい。
少々甘えすぎなところもあるけど、もっと大事にしてやればよかった、だなんて縁起でもない。
頬をパシンと叩いて一階組の報告をまとめた。
一階は管理人室を除いてすべてを見てきたようだ。
と、言っても大部分は地下の探索で終わったそうだが。
念のために倉庫をもう一度数人で見たが結果は同じだった。
不穏な気配を察したのか、千早とやよいが階下に来た。
どこを探しても見つからない。
全員で途方にくれてしまっていた。
……俺を除いて。
と、言っても大部分は地下の探索で終わったそうだが。
念のために倉庫をもう一度数人で見たが結果は同じだった。
不穏な気配を察したのか、千早とやよいが階下に来た。
どこを探しても見つからない。
全員で途方にくれてしまっていた。
……俺を除いて。
ソファーに深く腰をかけて熱いコーヒーをすする。
徐々に焦燥感が増してきた談話室で推理することにした。
背中を丸め手を組んで鼻先を埋めてどっしりと。
まずこの事件―――事件と読んでも差し支えないだろう―――は、犯人がいる。
美希を隠したその犯人の動機はイマイチよくわからないが……。
少なくとも危害を加えることは無い、と思う。
さてまずはご本尊がどこかにあるかだ。
美希はズバリ……
A まだペンションの中にいる。
B ペンションの外にいる。 ×
C ペンションの外でも中でもない。
>>08:55に一番近いレスでお願いします
コンビニ行ってきます
徐々に焦燥感が増してきた談話室で推理することにした。
背中を丸め手を組んで鼻先を埋めてどっしりと。
まずこの事件―――事件と読んでも差し支えないだろう―――は、犯人がいる。
美希を隠したその犯人の動機はイマイチよくわからないが……。
少なくとも危害を加えることは無い、と思う。
さてまずはご本尊がどこかにあるかだ。
美希はズバリ……
A まだペンションの中にいる。
B ペンションの外にいる。 ×
C ペンションの外でも中でもない。
>>08:55に一番近いレスでお願いします
コンビニ行ってきます
ペンションの外にも中にもいないとは
この世から消えったってことか?
B
この世から消えったってことか?
B
そう、美希はまだペンションの中にいる。
玄関から出入りすれば誰かが気がつくし、裏口には鍵が掛かっていた。
外に出たのならばどちらもありえない。おまけに裏口付近は足跡がなかったのだ。
必然美希はペンションの中という結論になる。
では、美希はいつ移動したのだろうか?
夕食前に俺と真と雪歩の三人が部屋を出てからは美希一人だった。
それから食事まで30分程度。この時の食堂には美希外の全員が揃っていた。
その間に移動したことはほぼ間違いないだろう。
と、なると問題はあと二つ。
どうやって誰の目にも触れられずに移動したのか?
そして誰がそれを行ったか、だ。
俺の中の探偵としての才能が火花を散らす。
脳細胞が激しく活動し、知的興奮に燃えた。
玄関から出入りすれば誰かが気がつくし、裏口には鍵が掛かっていた。
外に出たのならばどちらもありえない。おまけに裏口付近は足跡がなかったのだ。
必然美希はペンションの中という結論になる。
では、美希はいつ移動したのだろうか?
夕食前に俺と真と雪歩の三人が部屋を出てからは美希一人だった。
それから食事まで30分程度。この時の食堂には美希外の全員が揃っていた。
その間に移動したことはほぼ間違いないだろう。
と、なると問題はあと二つ。
どうやって誰の目にも触れられずに移動したのか?
そして誰がそれを行ったか、だ。
俺の中の探偵としての才能が火花を散らす。
脳細胞が激しく活動し、知的興奮に燃えた。
いくつかのピースが音を立ててはまり込んでいく。
パチリ パチリ
埋め尽くされたパズルはある人物の肖像となった。
意外な人物である。
俺は首を回しながら立ち上がると視線が集まるのを感じた。
P「犯人が分かった」
ざわ……。
ひそひそとした喋り声が止まった。
鳩時計が10回鳴いた。
俺は高らかに宣言した。
P「犯人はこの中にいる」
気持ちよかった。
犯人は >>+4 http://www.youtube.com/watch?v=toTp9X2_V5w&feature=plcp
パチリ パチリ
埋め尽くされたパズルはある人物の肖像となった。
意外な人物である。
俺は首を回しながら立ち上がると視線が集まるのを感じた。
P「犯人が分かった」
ざわ……。
ひそひそとした喋り声が止まった。
鳩時計が10回鳴いた。
俺は高らかに宣言した。
P「犯人はこの中にいる」
気持ちよかった。
犯人は >>+4 http://www.youtube.com/watch?v=toTp9X2_V5w&feature=plcp
>>273
72い!?
72い!?
「だ、誰なんですか!?」叫んだのは律子か春香か。
たっぷりと間を取ってから俺は全員の顔を見回した。
P「犯人は……美希だ」
全員あっけに取られたような顔をしていた。
律子「そ、そりゃあそうでしょう。まさか誰かを疑ってたんですか?」
ジト目が胸に突き刺さる。
P「もちろんそんなことはないぞ」
良心が痛んだ。
春香「そ、それってつまりどういうことなんですか?」
俺は自信満々に推理を披露した。
P「まず俺がおかしいと思ったのは、美希が寝ていたことだ」
亜美「そんなのいつものことじゃ→ん」
真美「へっぽこ探偵真面目にやれ→」
たっぷりと間を取ってから俺は全員の顔を見回した。
P「犯人は……美希だ」
全員あっけに取られたような顔をしていた。
律子「そ、そりゃあそうでしょう。まさか誰かを疑ってたんですか?」
ジト目が胸に突き刺さる。
P「もちろんそんなことはないぞ」
良心が痛んだ。
春香「そ、それってつまりどういうことなんですか?」
俺は自信満々に推理を披露した。
P「まず俺がおかしいと思ったのは、美希が寝ていたことだ」
亜美「そんなのいつものことじゃ→ん」
真美「へっぽこ探偵真面目にやれ→」
P「……寝すぎなんだよ。バスに乗ったのが5時位だったか。
それから起きていたのはペンションに入る時だけだ。
メシも食わないで延々と5時間だぞ?
さすがにおかしいと思わないか」
真「美希ならありえそうだけど……、でも夕食の時間にまで起きてこないのは確かに変ですね」
P「俺の推理では恐らくこういうことだろう」
俺は組み立てた推理を確認しながら一つずつ口にする。
P「まず美希は寝たフリをしていた。理由はわからないがな。
俺たち三人が部屋を出た後、食事が始まったくらいに移動したんだ。
ネックレスはその時落としたんだろう」
俺はポケットから美希のネックレスを出した。
P「その後は……なんだ、上手く隠れて今に至る、と」
多少穴の開いた推理だが、時間的なことを考えればコレが一番筋が通っている。
響「一番肝心な部分がそれじゃあ、ミステリーマニアにボコボコにされるぞ」
真面目に考えよう。
それから起きていたのはペンションに入る時だけだ。
メシも食わないで延々と5時間だぞ?
さすがにおかしいと思わないか」
真「美希ならありえそうだけど……、でも夕食の時間にまで起きてこないのは確かに変ですね」
P「俺の推理では恐らくこういうことだろう」
俺は組み立てた推理を確認しながら一つずつ口にする。
P「まず美希は寝たフリをしていた。理由はわからないがな。
俺たち三人が部屋を出た後、食事が始まったくらいに移動したんだ。
ネックレスはその時落としたんだろう」
俺はポケットから美希のネックレスを出した。
P「その後は……なんだ、上手く隠れて今に至る、と」
多少穴の開いた推理だが、時間的なことを考えればコレが一番筋が通っている。
響「一番肝心な部分がそれじゃあ、ミステリーマニアにボコボコにされるぞ」
真面目に考えよう。
P「うん……。ペンションの中にいるのは間違いないんだ。
玄関から出れば誰かが気がつくし、裏口は誰も出ていないんだろう?」
伊織が頷く。
P「必然的に美希はペンションの中にいるってことだ」
千早「あの……、それは靴を調べればわかるのでは?」
P「………………」
話の腰が砕け散った。
P「ともかく! ヤツはこのペンションの中にいるんだ!」
伊織「だーかーらー! そのどこにいるかが重要なんでしょうが! アンタ大丈夫なの!?」
ええい小癪な。
P「それはだな……、>>+5 じゃないかな?」
隠れ場所までは考えていなかったので謙虚な物言いになってしまった。
玄関から出れば誰かが気がつくし、裏口は誰も出ていないんだろう?」
伊織が頷く。
P「必然的に美希はペンションの中にいるってことだ」
千早「あの……、それは靴を調べればわかるのでは?」
P「………………」
話の腰が砕け散った。
P「ともかく! ヤツはこのペンションの中にいるんだ!」
伊織「だーかーらー! そのどこにいるかが重要なんでしょうが! アンタ大丈夫なの!?」
ええい小癪な。
P「それはだな……、>>+5 じゃないかな?」
隠れ場所までは考えていなかったので謙虚な物言いになってしまった。
一応選択肢
【一階】 食堂 談話室 カウンター 管理人室 倉庫(地下含む) 厨房
【2階】 誰の部屋か指定
【一階】 食堂 談話室 カウンター 管理人室 倉庫(地下含む) 厨房
【2階】 誰の部屋か指定
P「それはだな……、俺の部屋、じゃないかな?」
律子「じゃないかなって……」
真「待ってくださいよ。さっき一緒に見てきたじゃないですか!」
まぁまぁと宥めながら全員で階段を上る。
正直自信はないけど、それを言うと烈火のごとく怒りそうな面子に心当たりがあったので黙っておいた。
鍵を開けて部屋に入る。
全員入るとそうとう窮屈だった。
小鳥「それで……、美希ちゃんはどこに?」
期待されても困ります。
苦し紛れに俺が指差したのは……
A 窓
B 隣の部屋
C 天井
D ドア
律子「じゃないかなって……」
真「待ってくださいよ。さっき一緒に見てきたじゃないですか!」
まぁまぁと宥めながら全員で階段を上る。
正直自信はないけど、それを言うと烈火のごとく怒りそうな面子に心当たりがあったので黙っておいた。
鍵を開けて部屋に入る。
全員入るとそうとう窮屈だった。
小鳥「それで……、美希ちゃんはどこに?」
期待されても困ります。
苦し紛れに俺が指差したのは……
A 窓
B 隣の部屋
C 天井
D ドア
P「そ、そこにいるんだろ! 美希!」
やけくそになって窓を指差した。
大量の視線が俺の指と窓を往復する。
そして最後に俺の顔で止まった。
春香「えーと……?」
P「つ、つまり窓の外にいるんだよ!」
真美「……なんで?」
大人は質問に答えたりしないのだ。
俺は圧倒的黙秘録の登場人物さながらに真美の質問を無視して窓に近寄った。
鍵を開けて窓を大きく開く。
寒風が雪を混ぜて部屋の中に雪崩込んできた。
P「うぉっ、さぶっ!」
首を出して左右を見る。
いなかった。
やけくそになって窓を指差した。
大量の視線が俺の指と窓を往復する。
そして最後に俺の顔で止まった。
春香「えーと……?」
P「つ、つまり窓の外にいるんだよ!」
真美「……なんで?」
大人は質問に答えたりしないのだ。
俺は圧倒的黙秘録の登場人物さながらに真美の質問を無視して窓に近寄った。
鍵を開けて窓を大きく開く。
寒風が雪を混ぜて部屋の中に雪崩込んできた。
P「うぉっ、さぶっ!」
首を出して左右を見る。
いなかった。
つまり最初にPの部屋でノックをしたのは美希、ただし鍵がかかっていなかったので
ノックする前にP部屋に入って窓の鍵を開けて後から窓伝いに侵入する算段だったってことか?
美希は雪歩の部屋の窓からPの部屋に入った
美希が消えた後に雪まこ部屋の外で雪が落ちたのは、雪真の部屋の窓の外にいたからか
Pが美希のネックレス発見の後一階に行ったパターンではゆきまこ→P部屋へと移動して
Pの部屋のドアから鍵を開けて出たってこと?
でも美希が一階で見つかった理由とかそもそもなんでそんな移動をしなくてはいけなかったかとかわからんから降参です
ノックする前にP部屋に入って窓の鍵を開けて後から窓伝いに侵入する算段だったってことか?
美希は雪歩の部屋の窓からPの部屋に入った
美希が消えた後に雪まこ部屋の外で雪が落ちたのは、雪真の部屋の窓の外にいたからか
Pが美希のネックレス発見の後一階に行ったパターンではゆきまこ→P部屋へと移動して
Pの部屋のドアから鍵を開けて出たってこと?
でも美希が一階で見つかった理由とかそもそもなんでそんな移動をしなくてはいけなかったかとかわからんから降参です
美希「あはは! 残念なの!」
声は後ろから聞こえてきた。
ギョッとして振り返ると美希がドアから覗いていた。
美希「惜しかったね、ハニー。でもすごいと思うよ」
亜美「え→!? どこにいたの?」
真美「教えて教えて~」
美希「内緒だよ♪ それよりミキ、お腹すいちゃった」
飛び交う質問を笑ってよけながら、美希は集団を引き連れて階下へ行った。
遅い夕食を始めるのだろう。
P「あれ~?」
大分良いトコまで言ったと思ったのだが。
俺は一人で首を捻っていた。
廊下に出ると微かに湿っているような気がした。
終
声は後ろから聞こえてきた。
ギョッとして振り返ると美希がドアから覗いていた。
美希「惜しかったね、ハニー。でもすごいと思うよ」
亜美「え→!? どこにいたの?」
真美「教えて教えて~」
美希「内緒だよ♪ それよりミキ、お腹すいちゃった」
飛び交う質問を笑ってよけながら、美希は集団を引き連れて階下へ行った。
遅い夕食を始めるのだろう。
P「あれ~?」
大分良いトコまで言ったと思ったのだが。
俺は一人で首を捻っていた。
廊下に出ると微かに湿っているような気がした。
終
まぁ大体おわかりですよね
ホワイダニットじゃないんで動機はこれだけじゃわかりません
一階で見つかった理由も別に大したことやってません
ホワイダニットじゃないんで動機はこれだけじゃわかりません
一階で見つかった理由も別に大したことやってません
>>291
① ノックしたのは美希じゃないです
② 窓の外を使って移動は正解です。
移動パターンは選択肢によって変わりますが、概ねこの二部屋のどちらかにいます。
今回はプロデューサーの部屋は窓が閉められたので、というわけですね。
③ 一階捜索時に見つからなかった理由はいなかったからです。
彼女は普通に階段を利用して移動しました。
動機はたいした理由じゃない、かもしれません
① ノックしたのは美希じゃないです
② 窓の外を使って移動は正解です。
移動パターンは選択肢によって変わりますが、概ねこの二部屋のどちらかにいます。
今回はプロデューサーの部屋は窓が閉められたので、というわけですね。
③ 一階捜索時に見つからなかった理由はいなかったからです。
彼女は普通に階段を利用して移動しました。
動機はたいした理由じゃない、かもしれません
それと蛇足ですが本来は生き埋め編と絡めた構成を考えていたのですが、
ずっと寝てるだけのうえに危険な目にあう美希が不憫になって変更しました
ずっと寝てるだけのうえに危険な目にあう美希が不憫になって変更しました
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