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    元スレ貴音「今までが演技だったことにしておくどっきり…」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - アイドルマスター ×5+ - 神スレ ×2+ - 貴音 ×2+ - 18禁 + - ドッキリ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    402 = 142 :

    貴音「これ以上のどっきりは、仕掛け人が私である限り不可能でしょう…そう思える、内容でした」

    貴音「本日はご協力いただき、ありがとうございました…」

    パチパチパチ…

    貴音「―――最後に、この企画を実行するに至った原初の人物…我らがぷろでゅーさーに、概評をいただきたいのですが…」

    貴音「よろしいですか?」

    P「…まぁ、予想はしていたからな。期待はするなよ?」

    貴音「もちろんでございます。では…」

    P「それじゃあ…オホン!」

    P「こんにちは、みなさんご存知765プロのプロデューサーです…」

    403 = 142 :

    P「概評に入る前にちょっと…」

    P「ん~…そうだな…突然だけど、みんなは演技についてどう思う?…って、ちょっと抽象的すぎたか」

    P「演技っていうかそうだな…よく漫画とかである『あいつは○○だけど本当は××だ』ってやつの『本当は』ね」

    P「『補導歴のある不良だけど、本当は子供が大好きでよく世話をしている、だから良い奴だ』とかいうの」

    P「そういう、『本当の自分』って…果たしてあるのかどうか。あると思う?春香」

    春香「え!?あ、あの~…は、はい。誰しも、表向きの顔と…裏って言えばいいのかな?はあると思います」

    春香「よくそういう裏表ってマイナスの面でみられるんですが、誰とも接し方を変えない、どこでも自然体でいるっていうのは」

    春香「…ただのわがままだと思います。礼儀を知らないだけだと思います。むしろそっちの方がよっぽどマイナスだと思います」

    千早「…」

    春香「…あの、ちょっとずれちゃいましたか?要するに裏表…」

    春香「ちょっと語弊があるかもですけど、偽った自分に対しての本当の自分っていうのはあってしかるべきであって」

    春香「むしろない人は、それは生きることを失敗していると言わざるを得ない…そんなものなんだと思います」

    P「そうか、ありがとう春香。でも俺はないと思う。」

    春香「!?」

    405 = 123 :

    声出してワラタ

    407 = 113 :

    「!?」

    408 = 142 :

    P「って言うのもな…今の春香の言い分を聞いてて感ぜられるこの…息苦しさというか…」

    P「あぁ違う、春香を非難してるわけじゃないから。ただその…逃げてるように思えるんだよ」

    P「俺が思うのは、いつどこでだって、どんな感じだって、それらは『全部本当のお前』あるいは『全部うそ』だってことなんだよ」

    P「『電車でシートに座っている、目の前にはおばあさん、偶然眠たかったから席を譲らなかったけど』」

    P「『俺はネトゲではある有名なギルマスで、仲間から慕われている、本当は俺はやさしいんだ』ってなるか?」

    P「今春香は、社会の中でコロコロ入れ替わる自分について、それらは偽りであると表現した」

    P「可変自在な自己が偽りであるとするなら、逆にそれって『本当なんてない』ってことにはならないか?」

    千早「…論理が飛躍しているように思います」

    P「…まぁそうだろうな。ちなみに千早はどう思うんだ?」

    千早「…礼儀としての裏表は確かにあると思います」

    千早「事実私も、頭を下げながら心の中で悪態をついたこともありました。」

    P「…その悪態をついている心の中のが『本当のお前』って言いたいのか?」

    410 = 142 :

    千早「…はい、そうなります。」

    P「なるほどね。まぁ分かってるとは思うけど、『本当の自分』があったとしてなお俺が『本当のお前』だとみるのは」

    P「現実に頭を下げている千早だ―――ってこと。」

    P「だって、今それ言うまで、千早の本性ってやつを社会は認識できなかった」

    P「つまり周りの皆様方は、千早は素直に謝る扱いやすいお子様だ~という認識で完結してしまってるわけだから」

    千早「あくまで社会視点というわけですね」

    P「まぁな。アイドルだって、いわば人気が…社会の認識がすべてじゃないか」

    P「一番そういったものに触れて来たお前らなら…いや、逆か」

    P「触れてきてしまったからこそ、どこかにある『本当の自分』というものを、あると信じて壊さないようにしなきゃいけなかったってところか」

    千早「っ…」

    P「まぁ間違ってないよ。お前たちはお前たちのやり方で、目指すところを目指せばいい」

    P「俺たちはあくまで、それを全力でサポートするだけだからな」

    全員「…」

    P「…だいぶ話がずれたな、そろそろ戻そうか」

    412 = 284 :

    なんでいきなり説教臭くなったのか、別にいいけど

    413 = 235 :

    このPは何言ってるの?
    みんなとは違う意見の俺カッケェェェェがしたいの?

    414 = 57 :

    この説教臭さ……>>1は40過ぎのニート

    415 = 142 :

    P「俺が言いたかったのは、演技だって本当だってこと」

    P「日常的に言葉づかいや態度を変える…演技ってのは普段から自然と行われているものなんだ」

    P「シーンに関わらず振りまいた自分、それを社会が目撃した瞬間、お前ができる。」

    P「今日、貴音が披露してくれた大量の『新しい貴音』、本人は分かってるとは思うけど」

    P「…どの役にも共通して言えたのは…『壊れそう』とか『危うい』とか…『不安』『反社会』『葛藤』…」

    P「―――『負』だよな。なぁ貴音?」

    貴音「…」

    P「あえて弱い…『本当の自分』を見せたかったんだ」

    P「少なくとも俺は、今日の貴音の行動を、こう認識している」

    貴音「…ですがそれは…」

    P「言わなくてもいい、か?果たして本当に?」

    貴音「…えぇ、ただでさえ…きゃめらの前…それに、皆には伝わっているはず…です」

    P「…ふぅん…ま、それならいいか!小難しい話は置いといてとりあえず概評だな!」

    416 :

    あーあ普通に終わってたらよかったのに一気にゴミになったはw

    417 = 113 :

    小鳥「マジレス乙っと…」カタカタ

    418 = 142 :

    P「本日の貴音によるどっきり!全体を通して点数を付けるなら、問題なく100点です!!」

    春香「お、おお!すごいです!」

    P「トップバッター律子の涙、二番手春香の淫乱な表情も良かった!」

    春香「ちょww」

    P「三番手、幽霊におびえる貴音に勇敢に立ち向かった響の友情と勇気!これは称賛に値しよう!」

    「て、照れるぞ…///」

    P「四番手、真が珍しくタジタジ!?とっても新鮮でそそったぞ!」

    「普通にセクハラじゃないですか!?」

    P「千早ァ!誰よりも失うことの恐さを知ってる千早ならではの強さ、輝かしかったぞ!」

    千早「…はぁ、あ、ありがとうございます」

    419 = 284 :

    まとめられたらまず間違いなく叩かれるなこれ、知ったこっちゃないけど

    420 = 142 :

    P「次のやよい!その笑顔はさながら太陽のように、皆の悩みを吹き飛ばしてくれるな!」

    P「変わらないものなどない、それは分かっているが、どうかその暖かさ、忘れることだけはしないでくれよ!」

    やよい「うっうー!ありがとうございますぅ!」

    P「雪歩!お前はすっかり強くなったな!俺は安心したぞ!もうすっかり一人前だ…」

    P「だけどまだまだ世話させてくれ、俺はお前の成長が楽しみだからな!」

    雪歩「は、は、はいぃ!///」

    P「真美と亜美!元気盛りのいたずら盛り、そんなお前らのやさしさ、嫌いじゃないぜ!」

    亜美「言ってくれるね兄ちゃん!覚悟しろYO→♪」

    真美「に、兄ちゃん…嫌いじゃないってそれ…///」

    亜美「ま、真美ィィィ!!!」

    421 = 113 :

    うどんうめえ。やっぱ夏は冷やだわ

    422 = 142 :

    P「美希!そのあふれんばかりの才能、お前にできないことはあるのか!?」

    美希「プロデューサーと一緒なら、不可能なんてないの!だから、これからもよろしくね!」

    P「任せろ!次はあずささん!普段とは違う凛々しさを感じたあの感動!僕は敬意を表する!」

    あずさ「うふふ、ありがとうございます~♪」

    P「そして伊織、お前のトップへかける思いには正直震えたぞ」

    伊織「当然!ここまで来て終われるもんですかってのよ!」

    P「その意気込みや良し!お前は俺の担当ではないけど、俺はいつでもお前を見ているからな!」

    伊織「なっ…///ちょ、ちょっと何を言ってるのよ!バカっ///」

    P「音無さん!あなたとの実況、楽しかったですよ!またご一緒したいですね!」

    小鳥「」ピヨー…

    423 :

    なんださわやか三組か

    424 = 153 :

    ssってこういう個人の考えみたいなの入ったら
    すぐ叩かれるよね

    425 = 142 :

    P「そして…貴音」

    P「…どの演技も素晴らしかった!間違いなく今日の番組的な目的は達成したといえよう!」

    P「そしてさっき述べたお前の目的…これも、達成だったな」

    貴音「…はい」

    P「文句なしの100点!この中の誰が欠けても、これは達成しえなかったろう!」

    P「今日、俺は765プロのパワーというものを再確認できた気がする」

    全員「…」

    P「…はは…いい言葉が思い浮かばないな…」

    貴音「あなた様…」

    P「…まぁいいさ!言葉じゃなく心で、言いたいことは伝わってるはずだ!」

    P「このままいつものいくか!みんな、寄れ寄れー!」

    P「…集まったな、いくぞ!せーの…」

    全員「目指せ、トップアイドル~!」

                                ―――エピローグあるけどいったん終わり―――

    426 = 130 :

    FF5のギルガメッシュの最後の台詞みたいになってる

    427 = 113 :

    何故かさわやか三組で弁当忘れた奴の回思い出した

    428 = 26 :

    中身濃くてよかったよー
    エピローグも期待してるよー

    429 = 284 :

    >>424
    てめえの意見なんて聞いてねぇよってなるからな、仕方ない
    まあ乙

    430 :

    このP死にそうだな

    431 = 142 :

    説教くさいか…まったく気づかなかった。とりあえずこのまま最後まで投下しちゃう



    ―――数週間後、夜、月の見えるどこか

    貴音「本日の月は…どこか騒がしく感じます…」

    貴音「しかしこれは…決して騒乱というべきものではなく…古語でいうところの「ののしる」に値しますね…」

    スタ…スタ…スタ…ピタ…

    「…何を言ってるのかわかんないぞ…」

    貴音「ふふ…独り言ですので…伝わらないがむしろ正解でしょう…」

    「う~ん、やっぱり貴音の言うことは難しいさ…」

    貴音「精進あるのみです」

    「変なところで熱血さ…あ、そうだ。放送は見たか?」

    貴音「…あのどっきりですか…残念ながら仕事続きでして…」

    「あぁ~…それは仕方ないさ…狙い通り、演技のお仕事が急に増えたからな~…」

    「…放送前なのにオファーが殺到するって…結構すごいDさんだったんさー」

    432 = 142 :

    「…視聴率。知らないよね?」

    貴音「はい」

    「深夜にでっかく3時間枠を作ってもらったさ…11時から」

    「そんな遅い時間帯なのに、平均視聴率が16.8%…これは異常な数字さ…」

    貴音「なんと…」

    「瞬間最高視聴率が22%で、伊織の帝王演説だったらしいさ…まぁ、あれには納得だぞ」

    貴音「あれは大したものでした…」

    「仕方ないとはいえ、カットされたシーンの多さも気になるさ…」

    「大反響らしくて、未公開詰め合わせの特番を近々組むとかいう話もできてるらしいし…」

    「…それでも、あのプロデューサーの、最後のスピーチは放送されないだろうさ…」

    貴音「…あれ…ですか…」

    433 = 423 :


    毎回思うけどアニメの眼鏡かけたやさ顔Pが馬鹿やってるのが想像できん

    まぁオタ顔も勘弁だか

    434 = 142 :

    「…自分、ずっと考えてたさ。恥ずかしいことに自分、貴音が『伝わってるからいい』って止めたあの部分…」

    「あの時はまだ、理解できてなかったさ~…」

    貴音「…まぁそうでしょう…理解できる方の方が少ないと…あるいはいないと思っていましたから」

    「…プロデューサーの言った『貴音は、あえて弱い自分を見せようとした』…これの意味するところ…」

    「…あう~、でもこれ、間違ってたらめちゃくちゃ恥ずかしいぞ~…」

    貴音「構いませんよ、おっしゃってください」

    「…うん…まず、さっきの言葉だけど…やっぱり自分ひとりじゃ、答えまでたどり着けなかったんさー」

    「だから家に帰って、ハム蔵たちに聞いてみたんさ~…間違いなく、それがキーワードになるって思ってたから」

    「…そしたらみんなして『こんなこともわからないなんて…』って言うんだぞ!?ひどくないか!?」

    「それで、とりあえずヒントだけでもいいから教えてくれって頼んだんだ…そしたらいぬ美がさ…」

    「…急に、仰向けになったんだ…」

    貴音「…」

    436 = 113 :

    バカやってるプロデューサーは顔が『P』という風潮

    437 = 142 :

    「自分、動物のことなら分かるんだ…あの姿勢…自分の弱点を晒すっていうのはさ…」

    「『服従』あるいは『絶大な信頼』の顕れなんさ~…」

    貴音「…」

    「い、犬の行動を人間にあてはめるのは、そりゃあ失礼だって分かってるし」

    「よりにもよって『服従』だなんて…貴音に限ってこれは…って思って…てなると…」


    「し…信頼しか…残ってないんさ~…///」

    貴音「…」

    「じ、自分がたどり着けたその考えはさ…とっても都合がいいんだ…だから、正解だなんて思わない、んだけど…」

    「『貴音は…765プロの皆を信頼している』から…だから、あんな無茶苦茶な演技をしたんだって…」

    「…そう思うんだ。」

    貴音「…」

    438 = 284 :

    >>433
    そういう時はPヘッドで想像してみよう

    439 = 142 :

    「へ、返答なんていらないさ!こんな…心に関わる問題なんて、変わっちゃうものなんだし」

    「しかもこういうのって、分かるもんじゃない…もっと自分勝手な…解釈って言うべきものさ…」

    貴音「…」

    「自分は正直言って、貴音のこと…ほとんど知らないさ」

    「いっつも『とっぷし~くれっと』で誤魔化されて…正直むかついたこともあったさ…」

    「だからこそ、信じたいんだ。貴音もまさしく、765プロの仲間なんだって」

    貴音「…」

    「…なんだか照れくさいさー…でも」

    「照れくさいついでにこれも言っておくさ」

    「自分は、貴音のことも、765プロの皆の事も、」

    「信頼してるさ」

    440 :

    普通にすっぱり終わっとけば良かったものを…

    441 = 142 :

    貴音「…」

    「相手がどう思っていても、たとえ馬鹿だってののしられても」

    「この気持ちと…あと、トップアイドルになるって夢は、絶対揺るがないぞ」

    貴音「…」

    「…そ、そろそろ何か言ってほしいさ…」

    貴音「…………ふふ」ナデナデ

    「うひゃあ!?た、貴音!?」

    貴音「響はまこと、かわいらしいですね」ナッデェェナッデェェ

    「あうぅ…ご、誤魔化されてる気がするぞ…///」

    貴音「ご安心ください。私も、ゆるぎなくあなた方を信頼しております」モシャモシャ

    「…!そ、それって…!」

    442 :

    いいぞ~コレ

    443 = 255 :

    モシャモシャってなんか食ってんのかとおもた

    444 = 57 :

    このグダグダ感www

    445 = 142 :

    貴音「ふふ…」パッ

    「おわぁ!?」トトットト

    貴音「おや、少し私に体を預けすぎではありませんでしたか?」

    「…し、仕方ないさー!!///」

    貴音「ふふふ…」

    「まったくもう…」

    貴音「…まこと、月が綺麗です」

    「そういえばぴよ子に聞いたことがあるぞ…」

    「月が綺麗ですねは、なんかロマンチックな英語の和訳だって」

    貴音「おや、そうなのですか?私いんぐりっしゅには明るくないので…」

    「なんか日本人の偉い人の仕業らしいから関係ないらしいぞ…」

    447 :

    448 = 142 :

    「貴音…」

    貴音「なんでしょう、響?」

    「…いや、どうせ答えなんて分かってるからいいさ!」

    貴音「おや、そうやって結果だけを見て挑戦を放棄していると、いつしか…」

    「あー分かった、分かったよ~!」

    「あの、な…貴音」

    貴音「…はい…」

    「貴音は、765プロのみんなのこと、何だと思っているのさ?」

    貴音「ふふ…そんなことでしたか…」

    「…さっさと答えるさー!ま、答えなんて分かってるけどね!」

    貴音「ふふ…それはもちろん…」


    貴音「とっぷし~くれっと、ですよ!」

    ――――――本当に終わり――――――

    449 :

    これ以降はレスしないほうがいい

    450 = 142 :

    最後がこんなに酷評なんてもうやだ…
    とりあえず読んでくれてありがとう


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