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P「……心配はいらない」
P「美希が前回のようなことにならないために、
みんながさらに上にいくためにやることなんだ」
P「無理はさせない」
P「けど、今の限界は超えてもらう」
千早(この人、さらっと凄いことを言ってるわ……)
響(今までで一番気合入ってるぞ……)
P「基本的に俺と美希のマンツーマンが中心だが、
二人にこの話をしたのは他でもない」
P「ちょっと頼みたいことがあってね」
響・千早『?』
P「美希が前回のようなことにならないために、
みんながさらに上にいくためにやることなんだ」
P「無理はさせない」
P「けど、今の限界は超えてもらう」
千早(この人、さらっと凄いことを言ってるわ……)
響(今までで一番気合入ってるぞ……)
P「基本的に俺と美希のマンツーマンが中心だが、
二人にこの話をしたのは他でもない」
P「ちょっと頼みたいことがあってね」
響・千早『?』
――合宿所――
P「さぁ、合宿だ」
美希「ここ良い所だね~風が気持ちいいの」
P「初めに言っておくが、今回の練習はキツいぞ?」
美希「う……気分ダイナシなの」
――MTG――
P「スタミナには、大きく分けて二つある」
P「無酸素系のスタミナと、有酸素系のスタミナだ」
美希「?」
P「これまでは有酸素系を主に鍛えてきた」
P「マラソンのように、長い時間身体を動かす時に使う力だ」
美希「へー」
P「この合宿では、無酸素系のスタミナを重点的に強化する」
美希「なにそれ?」
P「さぁ、合宿だ」
美希「ここ良い所だね~風が気持ちいいの」
P「初めに言っておくが、今回の練習はキツいぞ?」
美希「う……気分ダイナシなの」
――MTG――
P「スタミナには、大きく分けて二つある」
P「無酸素系のスタミナと、有酸素系のスタミナだ」
美希「?」
P「これまでは有酸素系を主に鍛えてきた」
P「マラソンのように、長い時間身体を動かす時に使う力だ」
美希「へー」
P「この合宿では、無酸素系のスタミナを重点的に強化する」
美希「なにそれ?」
P「瞬発力を使う運動を繰り返し実行するために必要な……」
美希「あふぅ」
P「寝るな!」
美希「だって、プロデューサーの説明、難しい言葉がいっぱい並んでて、
ミキにはよくわかんないの……」
P「……わかった」
P「じゃあ実戦あるのみだ」
――テニス――
P「まずはテニスからだ」キリッ
美希「テニスなら体育の授業でやったことあるの」
美希「ミキ的にはけっこう楽しかったって思うな」
P「もちろん手加減はするが……6ゲーム3セットだ」
美希「? ちょっと昔のゲーム機が3台もらえるってこと?」
P「……じきにわかるよ」
美希「あふぅ」
P「寝るな!」
美希「だって、プロデューサーの説明、難しい言葉がいっぱい並んでて、
ミキにはよくわかんないの……」
P「……わかった」
P「じゃあ実戦あるのみだ」
――テニス――
P「まずはテニスからだ」キリッ
美希「テニスなら体育の授業でやったことあるの」
美希「ミキ的にはけっこう楽しかったって思うな」
P「もちろん手加減はするが……6ゲーム3セットだ」
美希「? ちょっと昔のゲーム機が3台もらえるってこと?」
P「……じきにわかるよ」
・3セット目
P「打ったあとは真ん中だ!気が抜けてきてるんじゃないか!?」パコッ
美希「」ゼェッ、ゼェッ……
美希「えいやっ、なの……」ポン!
P「そんな球でセンターが張れるか!」パァン!
美希「あぁぁぁぁ!」スッパーン!
P「よっしナイスショット!」
美希「はぁっ、はぁっ……」
P「お疲れさま」
美希「」バタッ
美希「これ、色々とやばいの……」
P「足が動かないだろ?」
P「サッカーとかもそうなんだけどな」
P「ダッシュを何回もやるスポーツは、
息が持ってても足が動かなくなることがよくあるんだ」
P「打ったあとは真ん中だ!気が抜けてきてるんじゃないか!?」パコッ
美希「」ゼェッ、ゼェッ……
美希「えいやっ、なの……」ポン!
P「そんな球でセンターが張れるか!」パァン!
美希「あぁぁぁぁ!」スッパーン!
P「よっしナイスショット!」
美希「はぁっ、はぁっ……」
P「お疲れさま」
美希「」バタッ
美希「これ、色々とやばいの……」
P「足が動かないだろ?」
P「サッカーとかもそうなんだけどな」
P「ダッシュを何回もやるスポーツは、
息が持ってても足が動かなくなることがよくあるんだ」
美希「よ、よーく、わかったの……」
P「さっき言った無酸素系のスタミナっていうのは、
こういうときにバテにくくするための力だ」
美希「……へー」
P「とは言っても、スタミナは一朝一夕に身につくもんじゃない」
P「だから、この合宿では、とにかく自分の限界を知ってもらう」
P「めいっぱい動かすと身体がこうなるんだ、
っていうのを知るだけでだいぶ変わるからな」
美希(始めからこれとか……プロデューサー怖すぎるの)
――100Mインターバル走――
P「次の100Mに備えて手を抜くんじゃないぞ!」
美希「はいなの!」
美希(100M走はやったことあるけど、こんなに何本も……)
美希(2本目からメチャクチャきついの……)
P「さっき言った無酸素系のスタミナっていうのは、
こういうときにバテにくくするための力だ」
美希「……へー」
P「とは言っても、スタミナは一朝一夕に身につくもんじゃない」
P「だから、この合宿では、とにかく自分の限界を知ってもらう」
P「めいっぱい動かすと身体がこうなるんだ、
っていうのを知るだけでだいぶ変わるからな」
美希(始めからこれとか……プロデューサー怖すぎるの)
――100Mインターバル走――
P「次の100Mに備えて手を抜くんじゃないぞ!」
美希「はいなの!」
美希(100M走はやったことあるけど、こんなに何本も……)
美希(2本目からメチャクチャきついの……)
――砂浜ランニング――
P「あと2往復で終わりだ!頑張れ」ハッハッ
美希(何これ、足がチョー重いの!!)ハァッ、ハァァッ!
美希(砂浜を走るって聞いて、これはちょっと楽しそーだね
って言ってた30分前のミキは一体何だったの……)
――浴場――
美希(や、やっと解放されたの……)
美希「あ、いい湯加減ってカンジ!」チャポン
美希「あああ気持ちいいの~」プカプカ
――食堂――
美希「プロデューサー、ここのご飯すっごく美味しいの!」
P「だろ?栄養バランスもしっかり調整されてるから遠慮無く食べていいぞ」
美希「疲れてるからいっそう美味しさが引き立つの」
美希「幸せ……」モグモグ
P「あと2往復で終わりだ!頑張れ」ハッハッ
美希(何これ、足がチョー重いの!!)ハァッ、ハァァッ!
美希(砂浜を走るって聞いて、これはちょっと楽しそーだね
って言ってた30分前のミキは一体何だったの……)
――浴場――
美希(や、やっと解放されたの……)
美希「あ、いい湯加減ってカンジ!」チャポン
美希「あああ気持ちいいの~」プカプカ
――食堂――
美希「プロデューサー、ここのご飯すっごく美味しいの!」
P「だろ?栄養バランスもしっかり調整されてるから遠慮無く食べていいぞ」
美希「疲れてるからいっそう美味しさが引き立つの」
美希「幸せ……」モグモグ
・食後
美希「明日もあるんだし、もうお布団敷いて寝ちゃってもいいよね?」
P「それなんだがな」
P「寝るのはここで、だ」
美希「え?何これ!?」
P「高酸素カプセルだ。凄く疲れが取れるぞ」
美希「なんか映画に出てきそうだねー」
P「この中で1時間睡眠を取ると、
普通に寝た時の4時間分の睡眠効果があるって言われてるくらいだ」
美希「!」
美希「それは……サイコーなの……!」
美希「じゃー早速、おやすみなさいなの、あふぅ」
P「おい、ってもう寝てる……」
P(まあ、疲れてるよな……)
P(おやすみ、美希)
美希「明日もあるんだし、もうお布団敷いて寝ちゃってもいいよね?」
P「それなんだがな」
P「寝るのはここで、だ」
美希「え?何これ!?」
P「高酸素カプセルだ。凄く疲れが取れるぞ」
美希「なんか映画に出てきそうだねー」
P「この中で1時間睡眠を取ると、
普通に寝た時の4時間分の睡眠効果があるって言われてるくらいだ」
美希「!」
美希「それは……サイコーなの……!」
美希「じゃー早速、おやすみなさいなの、あふぅ」
P「おい、ってもう寝てる……」
P(まあ、疲れてるよな……)
P(おやすみ、美希)
――3日後――
P「さあ、いよいよ最終日だ」
美希「今日は何するの?」
P「この山の道路をずっとランニングで登ってもらう」
美希「ここに来る前、プロデューサーとやってたアレみたいなカンジ?」
P「ああ、だいたいそれで合ってるよ」
P「ただ、今回のパートナーは俺じゃない」
P「同じユニットのメンバーだ」
美希「!」
ガチャ
響「はいさーい!」
千早「おはようございます」
美希「千早さん、響! 来てくれたの!?」
P「さあ、いよいよ最終日だ」
美希「今日は何するの?」
P「この山の道路をずっとランニングで登ってもらう」
美希「ここに来る前、プロデューサーとやってたアレみたいなカンジ?」
P「ああ、だいたいそれで合ってるよ」
P「ただ、今回のパートナーは俺じゃない」
P「同じユニットのメンバーだ」
美希「!」
ガチャ
響「はいさーい!」
千早「おはようございます」
美希「千早さん、響! 来てくれたの!?」
響「美希ひとり放ってはおけないさー」
千早「1人では辛いことでも、3人なら頑張れるはずよ」
美希「まさに The World is All One! だね!」
P「適当にストレッチしたら始めてくれ」
P「中腹に赤い自販機がある。そこがゴールだ」
P「長い道のりになるが、3人でペースを合わせあって完走するんだぞ」
響「オッケー!」
千早「全力を尽くします」
美希「はいなの」
――2時間後――
響「」ハッハッ
千早「」フッフッ
美希「」ハァッ、ハ、ハァッ
響(美希、顎が上がってるぞ……)
千早(ストライドも乱れて来てるわね)
千早「1人では辛いことでも、3人なら頑張れるはずよ」
美希「まさに The World is All One! だね!」
P「適当にストレッチしたら始めてくれ」
P「中腹に赤い自販機がある。そこがゴールだ」
P「長い道のりになるが、3人でペースを合わせあって完走するんだぞ」
響「オッケー!」
千早「全力を尽くします」
美希「はいなの」
――2時間後――
響「」ハッハッ
千早「」フッフッ
美希「」ハァッ、ハ、ハァッ
響(美希、顎が上がってるぞ……)
千早(ストライドも乱れて来てるわね)
響「プロデューサーが言ってた自動販売機じゃないかな!?」
千早「美希、あと少しよ!」フッフッ
美希「はい、なの……」ハァッ、ハァーッ
響「」ハッハッ
千早「」フッフッ
美希「」ハァーッ、ハ、フーッ
響「」ハッハッ
千早「」フッフッ
美希「」ハッ、ゼェッ、ハー
千早「……ふう」
美希「や、やっと着いたの……」
響「さすがに自分でも、この距離はちょっと長かったさー」
千早「美希、あと少しよ!」フッフッ
美希「はい、なの……」ハァッ、ハァーッ
響「」ハッハッ
千早「」フッフッ
美希「」ハァーッ、ハ、フーッ
響「」ハッハッ
千早「」フッフッ
美希「」ハッ、ゼェッ、ハー
千早「……ふう」
美希「や、やっと着いたの……」
響「さすがに自分でも、この距離はちょっと長かったさー」
千早「美希、よく頑張ったわね。お疲れさま」
美希「ありがとうなの、千早さん……」
美希「とりあえず、ノド乾いて死にそうなの」
千早「水分補給しないといけないわね」
響「なるほど、プロデューサーはこれを見越して自販機を目的地にしたんだなー」
響「……あれ、この自販機、壊れてるぞ」
千早「本当ね。電源が入ってないわ」
美希「そ、そんなのってないの……」ジワッ
ハム蔵「ぎゅっ」
響「お、どうしたハム蔵?」
美希(えっ、ハム蔵どこにいたの!?)
千早(気付かなかったわ……)
公「ぎゅぎゅ!」
響「えっ、あっちに滝があるって?」
千早「そういえば、どこからかせせらぎの音が聞こえる気がするわ」
美希「ありがとうなの、千早さん……」
美希「とりあえず、ノド乾いて死にそうなの」
千早「水分補給しないといけないわね」
響「なるほど、プロデューサーはこれを見越して自販機を目的地にしたんだなー」
響「……あれ、この自販機、壊れてるぞ」
千早「本当ね。電源が入ってないわ」
美希「そ、そんなのってないの……」ジワッ
ハム蔵「ぎゅっ」
響「お、どうしたハム蔵?」
美希(えっ、ハム蔵どこにいたの!?)
千早(気付かなかったわ……)
公「ぎゅぎゅ!」
響「えっ、あっちに滝があるって?」
千早「そういえば、どこからかせせらぎの音が聞こえる気がするわ」
公「ぎゅ!」
響「行ってみようか?」
千早「美希、大丈夫そう?」
美希「水を飲むまで倒れるわけにはいかないの……」
ザッ、ザッ、ザッ……
響「ほ、本当に滝があったぞ」
千早「高さはあるけど、細いわね。これは自力じゃ気付けないわ」
美希「へへー。ハム蔵、お手柄なの!」
公「ぎゅーー!」
美希「アーー水がおいしいのー」
響「生き返るぞー!」
千早「都会では絶対に飲めない味ね」
響「行ってみようか?」
千早「美希、大丈夫そう?」
美希「水を飲むまで倒れるわけにはいかないの……」
ザッ、ザッ、ザッ……
響「ほ、本当に滝があったぞ」
千早「高さはあるけど、細いわね。これは自力じゃ気付けないわ」
美希「へへー。ハム蔵、お手柄なの!」
公「ぎゅーー!」
美希「アーー水がおいしいのー」
響「生き返るぞー!」
千早「都会では絶対に飲めない味ね」
千早「……さて、一息ついたら、戻りましょうか」
響「わかったぞ!」
美希「はいなの千早さん!」
――20分後――
響「……で、」
響「なんで自分たち、道に迷ってるんだ?」
千早「おかしいわね、確かに来た道を戻ってたはずなのに」
美希「たぶん初めのほうの分かれ道で間違えたの」
響「美希!気づいてるなら何で言わなかったんだ!?」
美希「……ミキだってそのときは全然自信なかったの」
千早「響、美希に当っても仕方ないわ」
響「うう……ごめん」
千早「その分かれ道がどこかももう、わからないわね」
美希「……そうだね」
響「わかったぞ!」
美希「はいなの千早さん!」
――20分後――
響「……で、」
響「なんで自分たち、道に迷ってるんだ?」
千早「おかしいわね、確かに来た道を戻ってたはずなのに」
美希「たぶん初めのほうの分かれ道で間違えたの」
響「美希!気づいてるなら何で言わなかったんだ!?」
美希「……ミキだってそのときは全然自信なかったの」
千早「響、美希に当っても仕方ないわ」
響「うう……ごめん」
千早「その分かれ道がどこかももう、わからないわね」
美希「……そうだね」
千早「とりあえず、道路に出ないと」
千早「……その目処が立つまでは、とにかく上へ行きましょう」
響「わかったぞ」
ザッ、ザッ、ザッ……
響「うう、けもの道ばっかりだぞ……」
千早「さすがに長いわね」
美希「どんどん奥へ行っている気がするの」
ザッ、ザッ、ザッ……
千早「」
響「」
美希「」ハァッ、ハァッ
千早「美希、大丈夫?」
響「山道を歩くのは大変さー」
千早「……その目処が立つまでは、とにかく上へ行きましょう」
響「わかったぞ」
ザッ、ザッ、ザッ……
響「うう、けもの道ばっかりだぞ……」
千早「さすがに長いわね」
美希「どんどん奥へ行っている気がするの」
ザッ、ザッ、ザッ……
千早「」
響「」
美希「」ハァッ、ハァッ
千早「美希、大丈夫?」
響「山道を歩くのは大変さー」
千早「少し休憩しましょうか……」
美希「それはイヤなの!」
響「!?」
千早「でも、あなたの体力が心配だわ」
美希「ミキ、二人の足手まといになるのは、や!」
響「何言ってるんだ、美希? 休むときには休まないとダメさ」
美希「でも、日が陰ってきたし、早く戻れそうな道を見つけないとマズイの」
千早「だからこそよ。焦って体力を消耗したら余計に事態が悪くなるわ」
美希「でも千早さんと響はまだ大丈夫そうなの……」
美希「ミキのせいで、ミキのせいで、また二人にメーワクが……」ジワッ
千早「……」
響「……」
美希「それはイヤなの!」
響「!?」
千早「でも、あなたの体力が心配だわ」
美希「ミキ、二人の足手まといになるのは、や!」
響「何言ってるんだ、美希? 休むときには休まないとダメさ」
美希「でも、日が陰ってきたし、早く戻れそうな道を見つけないとマズイの」
千早「だからこそよ。焦って体力を消耗したら余計に事態が悪くなるわ」
美希「でも千早さんと響はまだ大丈夫そうなの……」
美希「ミキのせいで、ミキのせいで、また二人にメーワクが……」ジワッ
千早「……」
響「……」
美希「これ、ソーナンってやつなのかな」
響「え、縁起でもないこと言わないでよ!」
美希「もし、ミキが先に力尽きたら、そのときは……」
千早「馬 鹿 な こ と 言 わ な い で !!」
美希「」ビクッ
千早「みんなで一緒に帰るの!諦めるなんて私が絶対に許さないわ」
千早「この3人はユニットの仲間。誰が欠けてもダメなの」
千早「あと、これは個人的な話だけど……」
千早「美希、あなたは私にとって妹のような存在なの」
千早「周りに対して壁を作ってた昔の私を、千早さん、千早さんって慕ってくれて」
千早「あのとき、あなたの好意にどれだけ答えられてたかはわからないけど」
千早「その無垢な視線が、素直に嬉しかった」
千早「私が“約束”を歌いきった時も、真っ先に駆けつけてくれて」
千早「どれだけ美希に救われてきたことか……」
響「え、縁起でもないこと言わないでよ!」
美希「もし、ミキが先に力尽きたら、そのときは……」
千早「馬 鹿 な こ と 言 わ な い で !!」
美希「」ビクッ
千早「みんなで一緒に帰るの!諦めるなんて私が絶対に許さないわ」
千早「この3人はユニットの仲間。誰が欠けてもダメなの」
千早「あと、これは個人的な話だけど……」
千早「美希、あなたは私にとって妹のような存在なの」
千早「周りに対して壁を作ってた昔の私を、千早さん、千早さんって慕ってくれて」
千早「あのとき、あなたの好意にどれだけ答えられてたかはわからないけど」
千早「その無垢な視線が、素直に嬉しかった」
千早「私が“約束”を歌いきった時も、真っ先に駆けつけてくれて」
千早「どれだけ美希に救われてきたことか……」
千早「だから私はあなたを絶対に見捨てたりしないわ」
千早「もし何かあっても、そのときは一緒よ?」
美希「ち、千早さん……」ポロポロ
響「み゛きぃーーー」ダキッ
美希「きゃっ、響!?」
響「み゛きはぁ、事務所に入って二番目にできた友達さぁ゛~」シクシク
響「もぢろん皆のこと好きだげどぉ、美希は特別さぁ゛~」ゴシゴシ
響「だから、自分を置いてけなんて、えぅっ、言わないでよぉ~」
美希「響……」
美希「……ごめんなさいなの、ミキ、色々間違ってたの」
美希「ぜーったい、この3人で、ライブに出るの!」
千早「ええ」
響「うん!」
千早「もし何かあっても、そのときは一緒よ?」
美希「ち、千早さん……」ポロポロ
響「み゛きぃーーー」ダキッ
美希「きゃっ、響!?」
響「み゛きはぁ、事務所に入って二番目にできた友達さぁ゛~」シクシク
響「もぢろん皆のこと好きだげどぉ、美希は特別さぁ゛~」ゴシゴシ
響「だから、自分を置いてけなんて、えぅっ、言わないでよぉ~」
美希「響……」
美希「……ごめんなさいなの、ミキ、色々間違ってたの」
美希「ぜーったい、この3人で、ライブに出るの!」
千早「ええ」
響「うん!」
P「おぉーーーーい!」
『!?』
P「やっと見つけたあああ!」ザッザッザッ……
P「ふう、さすがにタフだったな」
美希「プロデューサー!」
響(か、完璧すぎるほどの登山装備だぞ……)
千早「プロデューサー、なぜここが?」
P「ああ、皆のジャージにGPS発信機付けといたからな」
P「コースから外れてたから、どこか迷い込んでるんじゃないかと思って」
美希「た、助かったのー」
P「ここは割と道路に近づいててな。車で先回りして逆側から来たんだ」
P「すぐ帰れるぞ」
美希「やったやったやったぁ!」
響「よ、良かったぞぉ」ウルウル
千早(ふぅ、本当に何よりのことだわ。良かった……)
『!?』
P「やっと見つけたあああ!」ザッザッザッ……
P「ふう、さすがにタフだったな」
美希「プロデューサー!」
響(か、完璧すぎるほどの登山装備だぞ……)
千早「プロデューサー、なぜここが?」
P「ああ、皆のジャージにGPS発信機付けといたからな」
P「コースから外れてたから、どこか迷い込んでるんじゃないかと思って」
美希「た、助かったのー」
P「ここは割と道路に近づいててな。車で先回りして逆側から来たんだ」
P「すぐ帰れるぞ」
美希「やったやったやったぁ!」
響「よ、良かったぞぉ」ウルウル
千早(ふぅ、本当に何よりのことだわ。良かった……)
・車中
ヴーーー
P「あと20分くらいで着くからなー」
響「……」
美希「……」
千早「……」
P(あれっ、返事がないな)チラッ
P(はは、3人で寄りかかり合って寝てる)
美希「えへへ……響ぃ、千早さぁん……」zzz
響「うー……」zzz
千早「ふふっ……」zzz
P(何かあったのかな)
P(仲がよさそうで、俺は何よりだよ)
P(……おつかれ、美希)
P(今のお前なら、きっと何が来ても大丈夫だ……)
ヴーーー
P「あと20分くらいで着くからなー」
響「……」
美希「……」
千早「……」
P(あれっ、返事がないな)チラッ
P(はは、3人で寄りかかり合って寝てる)
美希「えへへ……響ぃ、千早さぁん……」zzz
響「うー……」zzz
千早「ふふっ……」zzz
P(何かあったのかな)
P(仲がよさそうで、俺は何よりだよ)
P(……おつかれ、美希)
P(今のお前なら、きっと何が来ても大丈夫だ……)
――ライブ当日――
P「さて、いよいよこの日が来た」
響「」
千早「」
美希「……」
P「もう俺にできることは何もない」
P「あとはステージ上のみんなを信じるだけだ」
P「大丈夫、あれだけやったんだ。絶対にうまくいく」
P「……響、」
響「はい!」
P「響は全国のダンス部の高校生たちの憧れだ」
P「胸を張って、その完璧なパフォーマンスを見てもらえ」
響「もちろんだぞ!」
P「千早、」
千早「はい」
P「思う存分、飛ぶんだ……」
P「さて、いよいよこの日が来た」
響「」
千早「」
美希「……」
P「もう俺にできることは何もない」
P「あとはステージ上のみんなを信じるだけだ」
P「大丈夫、あれだけやったんだ。絶対にうまくいく」
P「……響、」
響「はい!」
P「響は全国のダンス部の高校生たちの憧れだ」
P「胸を張って、その完璧なパフォーマンスを見てもらえ」
響「もちろんだぞ!」
P「千早、」
千早「はい」
P「思う存分、飛ぶんだ……」
千早「全てを、出し切ります」
P「……美希」
美希「はいなの!」
P「センターに必要なものは?」
美希「自信、だよね」
美希「ミキね、前に倒れてから、実はステージに立つのがちょっと怖くなってたんだ」
美希「でも、今は……」
美希「千早さんと、響がとなりにいて、プロデューサーが後ろにいるって思ったら」
美希「ぜーったい、大丈夫って思うな!」ニッ
P「」
P(良い表情だ……何かを掴んだか)
P(……俺の心配なんてどこ吹く風だな)
P「やっぱり、センターはそうでないとな!」
P「よしみんな、行ってこい!」
P「……美希」
美希「はいなの!」
P「センターに必要なものは?」
美希「自信、だよね」
美希「ミキね、前に倒れてから、実はステージに立つのがちょっと怖くなってたんだ」
美希「でも、今は……」
美希「千早さんと、響がとなりにいて、プロデューサーが後ろにいるって思ったら」
美希「ぜーったい、大丈夫って思うな!」ニッ
P「」
P(良い表情だ……何かを掴んだか)
P(……俺の心配なんてどこ吹く風だな)
P「やっぱり、センターはそうでないとな!」
P「よしみんな、行ってこい!」
響「3」 千早「2」 美希「イチ!」
『 トップアイドルー! 』
P(頼んだぞ……)
◇◆ 1.READY!! ◇◆ 響・美希・千早
『ALREADY!! WE'RE ALL LADY!! 始めたい』
『行けばなれる もっと』
『全体 みんな ONLY1』
\フゥゥゥゥゥゥゥウ!!/
♪パパラッ パッ パラッ パラッ パパパパ
\オォォォォォォ!!/
『 トップアイドルー! 』
P(頼んだぞ……)
◇◆ 1.READY!! ◇◆ 響・美希・千早
『ALREADY!! WE'RE ALL LADY!! 始めたい』
『行けばなれる もっと』
『全体 みんな ONLY1』
\フゥゥゥゥゥゥゥウ!!/
♪パパラッ パッ パラッ パラッ パパパパ
\オォォォォォォ!!/
◇◆ 2.乙女よ大志を抱け! ◇◆ 天海春香(シークレット・ゲスト)
春香「みんなー、応援に来たよーーー!!」
\ワァァァァァァァァァ!!/
響「えぇえっ!?」
美希「き、聞いてないの!」
千早「とりあえず、ステージ脇に行きましょう」
\ゴーゴーガール!/
春香「乙女よ大志を抱け!」 \フフゥ!/
響「ほ、本当に誰も聞いてなかったのか?」
千早「たぶん、私たちには伝えてなかったのね……びっくりしたわ」
美希(春香……)
春香「みんなー、応援に来たよーーー!!」
\ワァァァァァァァァァ!!/
響「えぇえっ!?」
美希「き、聞いてないの!」
千早「とりあえず、ステージ脇に行きましょう」
\ゴーゴーガール!/
春香「乙女よ大志を抱け!」 \フフゥ!/
響「ほ、本当に誰も聞いてなかったのか?」
千早「たぶん、私たちには伝えてなかったのね……びっくりしたわ」
美希(春香……)
\レベルアーーップ!!/
春香「みんな一緒にーー!!」グイッ
美希「きゃっ」タタタッ
春香「乙女よ大志を抱け!」\フフゥ!/
春香「授業中Zzz…っと夢見ちゃえ!」
美希「乙女よ大志を抱け!!」\フフゥ!/
美希「遊びも学びなんだよ」
響「立ち上がれ」
『女諸君』 \ハァイ!/
千早「言えない言葉がずっとあったの……」
春香「みんなに私 いつもありがとう……」\ワァァァァァァァァァ/
美希(春香……)
美希(ありがとう、なの……)
春香「みんな一緒にーー!!」グイッ
美希「きゃっ」タタタッ
春香「乙女よ大志を抱け!」\フフゥ!/
春香「授業中Zzz…っと夢見ちゃえ!」
美希「乙女よ大志を抱け!!」\フフゥ!/
美希「遊びも学びなんだよ」
響「立ち上がれ」
『女諸君』 \ハァイ!/
千早「言えない言葉がずっとあったの……」
春香「みんなに私 いつもありがとう……」\ワァァァァァァァァァ/
美希(春香……)
美希(ありがとう、なの……)
◇◆3.太陽のジェラシー ◇◆ 我那覇響
響「いまダーイビーン!」
響「春香ぁ、ありがとぉ!!」
\ワァァァァァァァァァ!!/
響(そうか……それでこの曲だったんだな……)
4.ふるふるフューチャー 美希
5.目が逢う瞬間 千早
6.MEGARE! 響・美希・千早
~トークパート~
春香「応援に……来ちゃいました」テヘペロ \ワァァァァァァァァァ!/
美希「ミキたち本当に何も聞かされてなかったんだよー」
千早「春香、ありがとう」
響「自分、春香の後に太陽のジェラシー歌ったの、なんだかすっごく楽しかったぞ!」
響「いまダーイビーン!」
響「春香ぁ、ありがとぉ!!」
\ワァァァァァァァァァ!!/
響(そうか……それでこの曲だったんだな……)
4.ふるふるフューチャー 美希
5.目が逢う瞬間 千早
6.MEGARE! 響・美希・千早
~トークパート~
春香「応援に……来ちゃいました」テヘペロ \ワァァァァァァァァァ!/
美希「ミキたち本当に何も聞かされてなかったんだよー」
千早「春香、ありがとう」
響「自分、春香の後に太陽のジェラシー歌ったの、なんだかすっごく楽しかったぞ!」
春香「響ちゃん本当に上手かったよね!私よりモノにしてるんじゃないかってくらい……」
美希「……」
千早「……」
春香「ちょっと何でそこで二人とも黙るのー!」 \アハハハハ/
美希「あっ、次の曲の準備ができたみたいなの!」
響「それじゃあ、中盤戦だな」
春香「ええっ、これで私の出番終わり!?」
美希「ステージで進行表は絶対なの」ミキッ
春香「じ、じゃあ、皆この後も頑張ってねー」スタスタ……
『はーい!』
美希「さーて、春香に元気をもらった所で、次の曲、いっくのー!!
\ワァァァァァァァァァ!!/
7.CHANGE!!!! 響・美希・千早
8.オーバーマスター 響・美希
9.約束 千早
10.Little Match Girl 響・美希・千早
美希「……」
千早「……」
春香「ちょっと何でそこで二人とも黙るのー!」 \アハハハハ/
美希「あっ、次の曲の準備ができたみたいなの!」
響「それじゃあ、中盤戦だな」
春香「ええっ、これで私の出番終わり!?」
美希「ステージで進行表は絶対なの」ミキッ
春香「じ、じゃあ、皆この後も頑張ってねー」スタスタ……
『はーい!』
美希「さーて、春香に元気をもらった所で、次の曲、いっくのー!!
\ワァァァァァァァァァ!!/
7.CHANGE!!!! 響・美希・千早
8.オーバーマスター 響・美希
9.約束 千早
10.Little Match Girl 響・美希・千早
◆◇ 11.Relations ◆◇ 千早・美希
千早「壊れる くらいに……」
美希「愛して」
千早「Wo……wo……」
\フォォォォォオォ!!/ \ミキミキー!/ \チーチャーン!/
P(よし、ここまでファンのボルテージは最高潮だ!)
P(次だ、次が鬼門……そして、正念場だ……)
千早「壊れる くらいに……」
美希「愛して」
千早「Wo……wo……」
\フォォォォォオォ!!/ \ミキミキー!/ \チーチャーン!/
P(よし、ここまでファンのボルテージは最高潮だ!)
P(次だ、次が鬼門……そして、正念場だ……)
美希「……ねえ消えてしまっても探してくれますか?」
\ワァァァァァァァァァァァ!/
◆◇ 12.マリオネットの心 ◆◇ 響・美希・千早
\ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!……/
美希「切れそうになった糸は もう戻らないよ」
美希「だけど勇気なくて認めないの すでに醒めてしまったこと」
\ワァァァァァァァァァ/
P(美希……凄い!ここまで非の打ち所がない!)
美希(すごいの……全然疲れないの……)
美希(プロデューサーのおかげかな? あはっ☆)
美希「ねえまだ私のこと見つめてくれますか?」
美希「何もできない それが……」 \マリオ・ネッ・ト!/
\ワァァァァァァァァァァァ!/
◆◇ 12.マリオネットの心 ◆◇ 響・美希・千早
\ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!……/
美希「切れそうになった糸は もう戻らないよ」
美希「だけど勇気なくて認めないの すでに醒めてしまったこと」
\ワァァァァァァァァァ/
P(美希……凄い!ここまで非の打ち所がない!)
美希(すごいの……全然疲れないの……)
美希(プロデューサーのおかげかな? あはっ☆)
美希「ねえまだ私のこと見つめてくれますか?」
美希「何もできない それが……」 \マリオ・ネッ・ト!/
美希「貴方に気持ち届かない Ahもどかしい」
美希「ほらね 涙 ひと粒も出ない」
美希「心が壊れそうだよ」
ジャラジャジャージャジャン!♪
\ワァァァァァァァァァァァァァァァァァッァァァ!!!!!/
美希(や……やったの……!!)
響(美希……すごいぞ……凄すぎるぞ!!)
千早(まるで別人だわ……これまで美希の良い時をたくさん見てきたけど、そのどれとも違う……)
P「……」ゾクッ
P(俺は、とんでもないものを生み出してしまったのかもしれない……)
P「最高だよ、美希」ニカッ
13.The World is All One!
(アンコール)
14.GO MY WAY!
15.THE IDOLM@STER
♪オンナナラ タエラレマス ツヨッイッカッラー \ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!/
\ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!!/
美希「ほらね 涙 ひと粒も出ない」
美希「心が壊れそうだよ」
ジャラジャジャージャジャン!♪
\ワァァァァァァァァァァァァァァァァァッァァァ!!!!!/
美希(や……やったの……!!)
響(美希……すごいぞ……凄すぎるぞ!!)
千早(まるで別人だわ……これまで美希の良い時をたくさん見てきたけど、そのどれとも違う……)
P「……」ゾクッ
P(俺は、とんでもないものを生み出してしまったのかもしれない……)
P「最高だよ、美希」ニカッ
13.The World is All One!
(アンコール)
14.GO MY WAY!
15.THE IDOLM@STER
♪オンナナラ タエラレマス ツヨッイッカッラー \ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!/
\ワァァァァァァァァァァァァァァ!!!!/
後日
【完全復活 星井美希】日刊エンタメ 文:善澤
これが本当にたった3人のライブだろうか――先日行われたアイドルグループ「SUMMIT」のライブは、そう驚かされるほどの熱気に包まれていた。
我那覇響・星井美希・如月千早……奇跡の少女3人組が見せる圧倒的なパフォーマンスに、その場にいた全ての観客が我を忘れ、サイリウムを一心不乱に振っていたのだ。
何よりも驚かされたのは、星井美希の完全復活だ。ライブ前にあった大小の騒動から、活動休止説まで囁かれていた星井であったが、そんなのどこ吹く風と言わんばかりに、彼女はセンターでひときわ輝きを放っていた。
あの場所にいたファンたちは、死ぬまで忘れることはないだろう。彼女の「マリオネットの心」を。
たった一曲だけで、彼女は、その場にいた観衆を、永遠のファンにしてしまった。
身にまとうは、王者の威厳。「SUMMIT」は、これからも随分と、私たちを楽しませてくれるだろう。
【完全復活 星井美希】日刊エンタメ 文:善澤
これが本当にたった3人のライブだろうか――先日行われたアイドルグループ「SUMMIT」のライブは、そう驚かされるほどの熱気に包まれていた。
我那覇響・星井美希・如月千早……奇跡の少女3人組が見せる圧倒的なパフォーマンスに、その場にいた全ての観客が我を忘れ、サイリウムを一心不乱に振っていたのだ。
何よりも驚かされたのは、星井美希の完全復活だ。ライブ前にあった大小の騒動から、活動休止説まで囁かれていた星井であったが、そんなのどこ吹く風と言わんばかりに、彼女はセンターでひときわ輝きを放っていた。
あの場所にいたファンたちは、死ぬまで忘れることはないだろう。彼女の「マリオネットの心」を。
たった一曲だけで、彼女は、その場にいた観衆を、永遠のファンにしてしまった。
身にまとうは、王者の威厳。「SUMMIT」は、これからも随分と、私たちを楽しませてくれるだろう。
――半年後――
司会「それでは、発表します。本年度のIA大賞受賞者は……」
司会「――エントリーNO.1、SUMMIT!!」
「――や、」
響「やったぞぉぉぉーー!!」
美希「やったやったやったー!!」
千早「やったわ!」
司会「な、ななななナント! 如月千早さんと星井美希さんは、
この賞始まって以来の、2年連続受賞! 連覇を達成しました!」
司会「新たな伝説の幕開けです!」
司会「どうですか? 受賞された気分は」
響「へへー自分は初めてだけど、この場所に立てて本当に嬉しいぞ!」
千早「私は、今年、もう一度この場所に立つために、これまでやってきました」
千早「支えて下さったファンの皆さんに、心から感謝したいです」
美希「ミキはねー……うーんと……」
司会「それでは、発表します。本年度のIA大賞受賞者は……」
司会「――エントリーNO.1、SUMMIT!!」
「――や、」
響「やったぞぉぉぉーー!!」
美希「やったやったやったー!!」
千早「やったわ!」
司会「な、ななななナント! 如月千早さんと星井美希さんは、
この賞始まって以来の、2年連続受賞! 連覇を達成しました!」
司会「新たな伝説の幕開けです!」
司会「どうですか? 受賞された気分は」
響「へへー自分は初めてだけど、この場所に立てて本当に嬉しいぞ!」
千早「私は、今年、もう一度この場所に立つために、これまでやってきました」
千早「支えて下さったファンの皆さんに、心から感謝したいです」
美希「ミキはねー……うーんと……」
美希「あれ、何言おうとしたんだっけ……まあいいや」
ザワ……ザワ……
美希「とりあえず、来年もまた来るから、みんなよろしくね~ あはっ☆」
司会「おおっと、ここで意外や意外のビッグマウスが飛び出しました!」
冬馬「……けっ、上等じゃねーか」
のぞみ「な、何よアイツ!」
涼(凄いな……美希さん。来年は、僕たちも……)
伊織「あんの、バカッ!」
春香「まぁまぁ、そう言わずに♪ ……あれが美希だよ」
伊織「……そんなの、知ってるわよ……フンッ」
ザワ……ザワ……
美希「とりあえず、来年もまた来るから、みんなよろしくね~ あはっ☆」
司会「おおっと、ここで意外や意外のビッグマウスが飛び出しました!」
冬馬「……けっ、上等じゃねーか」
のぞみ「な、何よアイツ!」
涼(凄いな……美希さん。来年は、僕たちも……)
伊織「あんの、バカッ!」
春香「まぁまぁ、そう言わずに♪ ……あれが美希だよ」
伊織「……そんなの、知ってるわよ……フンッ」
――発表式 終了後――
響「IA大賞もらった瞬間、凄いフラッシュたかれてたな。夢のようさ……」
千早「早々に余韻から冷めたけどね。誰かさんのせいで」
美希「んーおにぎり美味しいのー」
響「こら美希!おにぎり会場から持ってきちゃダメだぞ!」
美希「もー響はカタいのー。あんなにいっぱいあったんだから、ちょっとくらい持って行っても、バレないって思うな」
千早(溜息)
千早「……まあ、これが一番、私たちらしいのかもね」
千早「じゃあ、そろそろ行きましょうか」
千早「私たちが真っ先に、この受賞を報告するべき、あの人の所へ……」
響「そうだな!」
美希「モチロンなの!」
響「IA大賞もらった瞬間、凄いフラッシュたかれてたな。夢のようさ……」
千早「早々に余韻から冷めたけどね。誰かさんのせいで」
美希「んーおにぎり美味しいのー」
響「こら美希!おにぎり会場から持ってきちゃダメだぞ!」
美希「もー響はカタいのー。あんなにいっぱいあったんだから、ちょっとくらい持って行っても、バレないって思うな」
千早(溜息)
千早「……まあ、これが一番、私たちらしいのかもね」
千早「じゃあ、そろそろ行きましょうか」
千早「私たちが真っ先に、この受賞を報告するべき、あの人の所へ……」
響「そうだな!」
美希「モチロンなの!」
>>243
誰だよそれ
誰だよそれ
みんなーミキだよー!
ライブが終わってから、色々あったんだけど……
いちばんおっきな出来事は、プロデューサーが倒れて入院しちゃったことかな?
なんか、フセーミャクとかいう病名で、けっこうヤバいカンジだったみたい。
でも、ミキたちが病院に行ったら……
美希「プ、プロデューサー!」
看護師「静かにしてください!」
美希「あ、ごめんなさいなの……」
P「おっ、美希じゃないか、おはよう!」
美希(あれっ、意外と大丈夫そうなの……)
響「プロデューサー、その、体の具合は……?」
P「ああ、この通りピンピンしてるぞ!」
P「いやーしかしこの寝たきりってやつは身体がなまって仕方ないな!」
ライブが終わってから、色々あったんだけど……
いちばんおっきな出来事は、プロデューサーが倒れて入院しちゃったことかな?
なんか、フセーミャクとかいう病名で、けっこうヤバいカンジだったみたい。
でも、ミキたちが病院に行ったら……
美希「プ、プロデューサー!」
看護師「静かにしてください!」
美希「あ、ごめんなさいなの……」
P「おっ、美希じゃないか、おはよう!」
美希(あれっ、意外と大丈夫そうなの……)
響「プロデューサー、その、体の具合は……?」
P「ああ、この通りピンピンしてるぞ!」
P「いやーしかしこの寝たきりってやつは身体がなまって仕方ないな!」
P「せめて上半身だけでも動かさないとな!」ハッハッ
看護師「ちょっと松岡さん、ダンベルなんてどこから持ち込んだんですか!」
看護師「没収です!没収!」
P「えぇえっ!?」Σガーン
響「プロデューサー、ひょっとしてバカなのか?」
P(ひ、響にバカって言われた……)Σガガーン
千早「……ふぅ、色々と杞憂だったようね」
美希「……実にプロデューサーらしいの、あはっ☆」
この時は、なーんだ全然ヘーキじゃん、って思ってたんだけど……
ホントはなかなか大変らしくて、未だに入院中なの。
でも、事務所のみんなで代わる代わるお見舞いに行ってるし、
ミキは毎日通ってるから、たぶん大丈夫なの!
それじゃあ、そろそろ例の報告に行くのー!
看護師「ちょっと松岡さん、ダンベルなんてどこから持ち込んだんですか!」
看護師「没収です!没収!」
P「えぇえっ!?」Σガーン
響「プロデューサー、ひょっとしてバカなのか?」
P(ひ、響にバカって言われた……)Σガガーン
千早「……ふぅ、色々と杞憂だったようね」
美希「……実にプロデューサーらしいの、あはっ☆」
この時は、なーんだ全然ヘーキじゃん、って思ってたんだけど……
ホントはなかなか大変らしくて、未だに入院中なの。
でも、事務所のみんなで代わる代わるお見舞いに行ってるし、
ミキは毎日通ってるから、たぶん大丈夫なの!
それじゃあ、そろそろ例の報告に行くのー!
P「……そうか、おめでとう、みんな」
美希「」
響「」
千早「」
P「……良かったよ。皆を最後まで見届けることができて」
美希「な、なんでそんな言い方するの?」
響「そうだぞ!自分たち、まだプロデューサーに教わってないことたくさんあるぞ!」
P「いや、始めに話しただろ? 俺の契約は1年」
P「それ以上にも、それ以下にもならない」
P「だいたい、この身体じゃあ、もう以前みたいにはできないよ……」
美希「」
響「」
千早「……これからどうなさるおつもりで?」
P「とりあえず身体を治して、少しずつ仕事を始めていくつもりだ」
美希「」
響「」
千早「」
P「……良かったよ。皆を最後まで見届けることができて」
美希「な、なんでそんな言い方するの?」
響「そうだぞ!自分たち、まだプロデューサーに教わってないことたくさんあるぞ!」
P「いや、始めに話しただろ? 俺の契約は1年」
P「それ以上にも、それ以下にもならない」
P「だいたい、この身体じゃあ、もう以前みたいにはできないよ……」
美希「」
響「」
千早「……これからどうなさるおつもりで?」
P「とりあえず身体を治して、少しずつ仕事を始めていくつもりだ」
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