元スレ春香「アイドルマスター!(物理)」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
402 :
千早が負けたか……
やよい相手じゃしょうがないか。
最終マッチが伊織と春香ってのは意外だった。
403 = 358 :
春香「あっ……だったらこれで終わりってことですね」
P『え?』
春香はそう言うと近くの柱に身を潜めた。
直後、階段を伊織が下りてくる。
伊織「この辺で音が聞こえてたと思うんだけど」
あずさ『あらあら~』
伊織「あれ、ここに大広間の音声が通じてるって事は――えっ!?
やよい!!」
伊織は倒れているやよいを見つけて血相を変えた。
真『伊織っ!! 気を付けて! 春香が隠れてるんだ!』
伊織はそんなことに全く耳を傾けず、やよいの元に駆け寄る。
P『やばいwwこれは決まったwww』
404 = 395 :
悪魔かwwwwww
405 = 358 :
伊織「大丈夫!? やよい!」
響『うがああああああ! 止めろぉ春香ぁ!』
貴音『勝負とはなんと無情なものなのでしょう』
音も無く背後に忍び寄った春香の腕が、伊織の喉元に縄のように絡みついた。
そして、振り回すようにして回転すると、一瞬で伊織の意識をブラックアウトさせる。
貴音『なんという手際!』
春香「プロデューサーさん! 勝利ですよ! 勝利!」
P『お前という奴はwwww』
――千早敗退
――やよい敗退
――伊織敗退
----------------------------------------
406 :
酷すぎwwww
407 = 357 :
さすが春香さんですわぁwwww
408 = 370 :
409 = 395 :
まじで決まったのかよwwwwww
411 :
作戦としては間違ってないな!
412 = 358 :
一方その頃。
石油王「アリガトウゴザイマス」
社長「なに、やれることをやったまでですよ」
石油王「……モシカシテ、アタナハ765プロノ社長デハ?」
社長「そうですが?」
石油王「ワタシ、ジツハ765プロノアイドルニ感謝シテモ仕切レナイ恩ガアリマス」
社長「うちのアイドルに?」
社長「エェ……後カラ知ッタコトデスガ」
黒服「奥様! なにを!?」
黒服の声に釣られてそちらを見ると、美女が海に腰までつかって箱を追いかけているところであった。
美女「大切な箱なの!」
石油王「……ソウナノデスカ?」
社長「どちらかと言えば。
……ん? なんだねあの影は!!」
413 = 397 :
ところで、真が伊織に気をつけるように言ってるのは反則なのではないだろうか
414 = 374 :
プロフェショナルだな春香さん
415 :
これは
――――――――?
来るで
416 = 358 :
黒服「まずい! 鮫だ!」
社長「鮫!? 日本のこんな場所で鮫!?
もともとは都市開発が行われていたような場所で鮫!?
えぇい! そんなこと言ってる場合ではない!」ダッ
石油王「マズイ!」ダッ
美女「よっと」
美女は鮫に気がついておらず、波に漂う箱を取り上げたところであった。
社長「キミぃ!」
美女「あ、社長さん!
箱は無事ですよ!」
美女は箱を社長に投げて渡す。
社長はそれを受けてると箱を振り上げて猛然と美女に迫った。
美女「え?」
社長「びゃああああああああ!!」
美女「きゃああああああああ!?」
417 :
はるかッス…
418 = 415 :
>>413
そんな大事な事がわかる奴が
まっこまっこりーん
な訳ないだろ
419 = 358 :
社長は美女を横にはね除けた。
直後、鮫が水面から躍りかかる。
社長「びゃああああああブン!!」
社長の腕と鮫の牙が交錯する。
激しい音と共に段ボールクズが宙を舞った。
石油王「糞フカヒレガ!」バキィ
続けざまに、水しぶきを上げて着水した鮫の鼻頭に石油王の拳が突き刺さった。
石油王「ドウデス? 効クデショウ!! 六億円ノコブシハ!!」
石油王の指で宝石がぎらりと輝く。
鮫は痙攣すると海の彼方へと逃げていった。
421 = 357 :
石油王が初めてカッコよく見えた
422 = 358 :
美女「社長っ!!!」
夕焼けに染まる海に美女の嗚咽が響いた。
社長「恩に着るよ。私の大切なもののために危険を侵してくれたことを」
美女「社長ぅ!!」
社長「泣かないでくれたまえ」
美女「でも、社長っ……箱がぁ!!」ドン
社長の手には鮫に食いちぎられ見るも無惨な姿になった段ボールが握られていた。
----------------------------------------
424 = 387 :
春閣下だったら
425 = 358 :
大広間
春香「という訳で、トップアイドルはこの天海春香に決定しました! パチパチパチー!」
P「微妙に納得いかない所もあるけど、勝ち星も一番なんだよなぁ」
春香「3勝ですよ! 3勝!」
P「うーん。トップアイドルおめでとう」
春香「ありがとうございます。プロデューサーさん!」
真「悔しすぎる……だけど油断した僕が悪いんだ」ギリィ
やよい「いつの間にか眠らされてましたぁ」
亜美「まあ、仕方が無いね。
みんな同じルールでやったんだし。
今回の優勝者ははるるんだよ」
真美「さ、再戦を!
再戦を所望する!」
P「そうホイホイこんなことが出来るか。
今回の優勝者は春香ってことで納得しような」
426 = 423 :
ずるいはるるんにはおしおきだね^^
ぺろぺろ
427 = 382 :
では俺がお仕置きをしよう
ぺろぺろ
428 = 358 :
美希「仕方が無いの」
あずさ「でもまたやりたいわね~」
P「一年後とかにまたやりますか?」
律子「私はもう結構です」
小鳥「……私も」
P「じゃあ、残りの余暇はゆっくりと――」
伊織「ちょぉぉっと待ったぁぁぁぁ!」
P「え?」
伊織「納得がいかないわ! やり直しよ!」
P「納得しような」
伊織「うるさいうるさいうるちゃい!」
響「どーどーどー」
429 = 387 :
不意打ちはあかん
次あったら真っ先に狙われる
430 = 415 :
これは春香が再戦しても実は春香が一番強かったフラグ
431 = 358 :
伊織「春香! あなたトップアイドルになって何がしたいの?」
春香「え? 特にないですけど?」
春香はPに向かってちらちらと目線を送った。
春香「強いていえばお礼……ですかね。
トップアイドルにしてくれたプロデューサーさんに。
問題は無いよね」
伊織「得意げな顔がむかつくわ……。
み、みんなはこれで良いわけ?」
美希「落ち着くのでこちゃん。
この結果に良いも悪いもなの」
やよい「そうだよ伊織ちゃん。
トップアイドルは決まっちゃいましたけど……勝負はまだ決まってないんだから落ち着こうよっ!」
432 = 395 :
スキを狙ったとはいえこんだけの手練相手に背後簡単にとってるんだからガチでもそれなりには強いんじゃね?
433 = 358 :
春香「圧倒的有利!」
伊織「うわああああああああ!!」
伊織はプロデューサーに突進すると襟首を掴んで窓をぶち破った。
意表を突かれた面々が出遅れながらも後を追う。
伊織「やってられるかぁ!!」
伊織にヘリがやって来た。
そのヘリから提げられた、はしごに掴まりどんどん高度を上げていく。
春香「プロデューサーさん!」
P「じゃあの」ビュン
伊織とPは、ヘリと共に彼方へと消えた。
----------------------------------------
434 = 397 :
>>418
まっこまっこりーん 可愛いじゃん!
何この展開、なんかのゲームのEDみたい
435 = 415 :
何ぃ!P奪還編だとぉ!
436 :
P「じゃあの」
じゃねーだろwwww
437 :
え!?
438 = 358 :
一方その頃。
石油王「本当ニアナタニハナント感謝スレバ良イノカ。
コノ恩ハ必ズ返シマス」
社長「気になさらずとも結構ですよ」
石油王「サア、帰リマショウ」
美女「……嫌よ!」
石油王「……ドウシテ家出ナンテシタンデスカ?」
美女「だってあなたが悪いんじゃ無い!
あなたが浮気なんてするから!」
石油王「……全ク身ニ覚エガ無イノデスガ」
美女「嘘よ!
私に隠れてこそこそしてたじゃ無い!」
石油王「……ドウヤラ誤解ガ生ジタヨウデスネ。
最近、僕ガコソコソシテイタノハ、アナタノタメノサプライズヲ用意シテイタカラデス」
439 = 387 :
じゃあのワロタ
このPもう諦めてるな
440 = 358 :
美女「う、嘘よ。
だって石油王なのよ!?
お金が有り余ってる人がやる事なんて同じじゃない!」
石油王「嘘ジャ無イデス。
アナタノ誕生日ハ盛大ナ物ニセズ僕ダケガ祝イタカッタ。
ソノ準備ヲ僕ノ手デシテイタンデス」
美女「やだ格好いい……これが勝ち組? 石油王なの?」ポッ
石油王「デモ、ソレガ原因デ君ヲコンナ目ニ遭ワセテシマウナンテ……僕ハ間違ッテイタンデショウネ」
美女「……ううん。間違ってないわ。
アナタだけが祝って頂戴。私の……誕生日」
石油王「……光栄デス」
運転手「やだやだ。寒いねぇ……」
運転手はロープで縛られ、SPに拘束されている状態であった。
石油王「……帰リマショウ」
美女「はいっ!」
441 = 374 :
>>433
じゃあのwwwwww適応力高いなこのP
442 = 423 :
じゃあの
443 = 358 :
運転手「ちょっと待った!
これから俺はどうなるんだよ!」
黒服1「こちらが銃を持っているのを見られた。
だから、お前は警察には突き出せん」
運転手「……なんだよ。ここでデッドエンドってことかよ」
石油王「違イマス。アナタニハ僕ノ知リ合イノ元デ働イテ貰イマス」
運転手「強制肉体労働か?
炭鉱で酸欠になりながら働けとでも?
……やなこった。殺せよ」
石油王「大丈夫デス。彼ハトッテモ男ノ人ニ優シイ(意味深)」
運転手「……嘘だと言ってくれよ(絶望)」
黒服1「来い!」
運転手「糞がぁ! ファックだ! 夜道に気を付けろよ石油王!」
石油王「……アナタハ背後ニ気ヲ付ケテオイテ下サイ」
運転手「いや、マジ勘弁します!
何でもしますから!」
444 = 395 :
でもこの美女って石油王がイケメンだったから靡いたんだよね・・・
445 = 357 :
本人たちは幸せそうだからいいんじゃないですかね(棒)
446 = 387 :
>>443
なんだここはアイマススレじゃなかったのか(絶望)
447 = 358 :
タクシー運転手……もとい誘拐犯は、ほとんど引きずられるようにして屈強なSPに連れられていった。
石油王「オット、危ウク忘レルトコロデシタ」
ぼんやりとそれを見送っていた石油王が懐に手を入れながら社長に近づいた。
小切手を取り出し、ペンでさらさらと記入する。
石油王「765プロニハ大キクオ礼ヲスルトシテ、マズハ今回ノ感謝ノアカシデス。
コウイウモノデシカ感謝出来ナイ私ヲユルシテ下サイ」
美女「じゃあね。社長さん」
二人の背中を見送ってから始めて社長は小切手へと目を落とした。
そこに書いてある金額を見て社長は――
社長「びゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!??」
完全に壊れてしまった。
----------------------------------------
448 = 382 :
もう社長はもやし食ってろよ
449 :
これ以上金持ちになったら社長死ぬぞ
450 :
残ってると思ったら淫夢スレになってたでござる
みんなの評価 : ★★
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