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元スレ竜華「一巡先が見えるようになった」
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怜「私がー!」
竜華「うちがー!」
浩子「はいはいお二人さん、ストーップ」
怜「……?」
浩子「園城寺先輩、あくまで体力つけるためのトレーニングなんや。筋トレとかせん限り、それほどガッチリ筋肉がつくゆーこともあらへん」
怜「そ、そーなんか」
浩子「室内でやるようにすれば日に焼ける心配もないやろ。どっかの部活がルームランナー持ってたはずやし、それを借りればええ」
怜「へー……」
浩子「んで部長。確かに園城寺先輩は病弱やけど、運動はしといたほうがええんちゃいます。幸い今調子よさそうやし、できる時にやっといたほうが」
竜華「う、うーん……」
浩子「逆にずっと籠りきりのが体に悪いですわ。部長と一緒に特訓するようにすれば無理させる心配もないやろ」
竜華「確かに……」
浩子「さあ、頑張って体力つけて、打倒白糸台達成しましょうや!」
「「おー!」」
泉「なんだかなー……」
竜華「うちがー!」
浩子「はいはいお二人さん、ストーップ」
怜「……?」
浩子「園城寺先輩、あくまで体力つけるためのトレーニングなんや。筋トレとかせん限り、それほどガッチリ筋肉がつくゆーこともあらへん」
怜「そ、そーなんか」
浩子「室内でやるようにすれば日に焼ける心配もないやろ。どっかの部活がルームランナー持ってたはずやし、それを借りればええ」
怜「へー……」
浩子「んで部長。確かに園城寺先輩は病弱やけど、運動はしといたほうがええんちゃいます。幸い今調子よさそうやし、できる時にやっといたほうが」
竜華「う、うーん……」
浩子「逆にずっと籠りきりのが体に悪いですわ。部長と一緒に特訓するようにすれば無理させる心配もないやろ」
竜華「確かに……」
浩子「さあ、頑張って体力つけて、打倒白糸台達成しましょうや!」
「「おー!」」
泉「なんだかなー……」
>>254
アリどす
アリどす
―――その翌日から、打倒白糸台の為の過酷なトレーニングが開始された!
浩子「ルームランナー二台借りてきました。早く走るんやなく、一定のペースで長く続けることを心がけるように」
竜華「ふー、はー」
怜「ぜー、はー」
竜華「ふー、はー」
怜「ぜー、はー」
竜華「……大丈夫か、怜?無理しとらんか?」
怜「はっ、はっ……別に、これくらい、なんでもないわ……」
竜華「そーか?心配やな……こんなん慣れてへんやろ?ほんまに無理せんほうがええでー」
怜「…………」
竜華「ふー、はー」
怜「……ひっひっふー、ひっひっふー」
竜華「ぶっ!?え、あ、と、た、ほっ、わ!ぎゃー!」ゴロゴロゴロ
怜「……勝った」
浩子「ルームランナー二台借りてきました。早く走るんやなく、一定のペースで長く続けることを心がけるように」
竜華「ふー、はー」
怜「ぜー、はー」
竜華「ふー、はー」
怜「ぜー、はー」
竜華「……大丈夫か、怜?無理しとらんか?」
怜「はっ、はっ……別に、これくらい、なんでもないわ……」
竜華「そーか?心配やな……こんなん慣れてへんやろ?ほんまに無理せんほうがええでー」
怜「…………」
竜華「ふー、はー」
怜「……ひっひっふー、ひっひっふー」
竜華「ぶっ!?え、あ、と、た、ほっ、わ!ぎゃー!」ゴロゴロゴロ
怜「……勝った」
学生時代のマラソンの授業中にラマーズ法をしながら走る奴を思い出して噴いた
―――過酷なトレーニングが……
浩子「お二人ともあんま運動慣れてないやろうし、疲れ残さんようにするんが大事です」
竜華「怜ー、マッサージしたるからおいでー」
怜「えー?絶対マッサージにかこつけていかがわしいことするつもりやろ。騙されんよ」
竜華「す、するかー!」
怜「え、しないん?じゃ、こっちから」
竜華「わー!わー!……この、えーい、やりよったなー!」
怜「きゃ」
――――――
浩子「はー?筋肉痛が抜けんでトレーニングできない?二人揃ってなにしとるんですか」
竜華「は、はははは」
怜「うっうっ、竜華が嫌がる私を無理矢理……」
竜華「だー!?」
浩子「お二人ともあんま運動慣れてないやろうし、疲れ残さんようにするんが大事です」
竜華「怜ー、マッサージしたるからおいでー」
怜「えー?絶対マッサージにかこつけていかがわしいことするつもりやろ。騙されんよ」
竜華「す、するかー!」
怜「え、しないん?じゃ、こっちから」
竜華「わー!わー!……この、えーい、やりよったなー!」
怜「きゃ」
――――――
浩子「はー?筋肉痛が抜けんでトレーニングできない?二人揃ってなにしとるんですか」
竜華「は、はははは」
怜「うっうっ、竜華が嫌がる私を無理矢理……」
竜華「だー!?」
―――過酷な……
浩子「最終調整を兼ねた合宿の日取りが決まりましたで。ま、どちらかといえば休憩の意味が強いんかな」
竜華「って、なーんでうちと怜だけ別の部屋やねーん!?」
怜「廊下の奥の階段挟んだ角部屋、一組の布団に枕が二つ、これ見よがしに置かれたティッシュ……こんなコッテコテの始めて見たわ」
竜華「こ、こ、これは……いわゆる『据え膳』っちゅーものでは……」
怜「せ、せやろな……」
竜華「…………」
怜「…………」
泉「先輩ー、露天風呂めっちゃ景色えーですよ!あとでみんなで……あ、到着早々いきなりとは。失礼しました、ごゆっくり……」
竜華「…………」
怜「…………」
「いずみー、あいつらはー?」
「ほっときましょーやー。それより露天風呂すごい景色ですよー」
「ほー。江口先輩、もちろん浴衣は来てくれるんやろうな?」
浩子「最終調整を兼ねた合宿の日取りが決まりましたで。ま、どちらかといえば休憩の意味が強いんかな」
竜華「って、なーんでうちと怜だけ別の部屋やねーん!?」
怜「廊下の奥の階段挟んだ角部屋、一組の布団に枕が二つ、これ見よがしに置かれたティッシュ……こんなコッテコテの始めて見たわ」
竜華「こ、こ、これは……いわゆる『据え膳』っちゅーものでは……」
怜「せ、せやろな……」
竜華「…………」
怜「…………」
泉「先輩ー、露天風呂めっちゃ景色えーですよ!あとでみんなで……あ、到着早々いきなりとは。失礼しました、ごゆっくり……」
竜華「…………」
怜「…………」
「いずみー、あいつらはー?」
「ほっときましょーやー。それより露天風呂すごい景色ですよー」
「ほー。江口先輩、もちろん浴衣は来てくれるんやろうな?」
>>272
コピペ
コピペ
>>274
くさ
くさ
ほ
今頃こっちもティッシュが必要になる展開を書いてるんかと思うと高まってくるな!
今頃こっちもティッシュが必要になる展開を書いてるんかと思うと高まってくるな!
>>281
つまり、咲が6歳の頃にはもう…
つまり、咲が6歳の頃にはもう…
―――そんな辛く過酷で地獄のような特訓の日々を乗り越え、ついに全国の舞台へと赴く日がやって来た!
竜華「いよいよやな」
怜「うん」
セーラ「ここまで来たら、あとはなるようになれや!」
浩子「まだ会場にも着いてへんのに、気ぃ早いんちゃいます」
セーラ「え、えーやろ、別に!」
竜華「特訓の成果、見せたろな!」
怜「おお!」
泉「特訓……?」
浩子「ただイチャついてただけのように見えるんは、きっと気のせいや」
泉「はあ……」
竜華「いよいよやな」
怜「うん」
セーラ「ここまで来たら、あとはなるようになれや!」
浩子「まだ会場にも着いてへんのに、気ぃ早いんちゃいます」
セーラ「え、えーやろ、別に!」
竜華「特訓の成果、見せたろな!」
怜「おお!」
泉「特訓……?」
浩子「ただイチャついてただけのように見えるんは、きっと気のせいや」
泉「はあ……」
――――――
怜「うー、やっぱバス苦手やー」
竜華「大丈夫か、怜?次んとこで休憩のはずやから……」
怜「ひざまくらー」
竜華「車ん中で変な体勢で寝とったら、逆に疲れるんやない?」
怜「じゃー、肩かして……」
竜華「しゃあないなあ」
泉「……船久保先輩」
浩子「どした」
泉「部室とかならあんま気になりませんでしたけど……こういうとこでやられると、結構キツいっすね」
浩子「あー?ああ、あの二人な……」
泉「『頼むから余所でやれやー!』って言いとうなりません?」
浩子「甘いわ、一年……」
泉「へ」
怜「うー、やっぱバス苦手やー」
竜華「大丈夫か、怜?次んとこで休憩のはずやから……」
怜「ひざまくらー」
竜華「車ん中で変な体勢で寝とったら、逆に疲れるんやない?」
怜「じゃー、肩かして……」
竜華「しゃあないなあ」
泉「……船久保先輩」
浩子「どした」
泉「部室とかならあんま気になりませんでしたけど……こういうとこでやられると、結構キツいっすね」
浩子「あー?ああ、あの二人な……」
泉「『頼むから余所でやれやー!』って言いとうなりません?」
浩子「甘いわ、一年……」
泉「へ」
浩子「他の部員たちを見てみい」
泉「え……?こ、これは……!」
浩子「まるで気にしてへんやろ」
泉「そ……それどころか、生温かく見守ってニヤニヤしてる人までいる始末ですやん……」
浩子「他の一年もとっくに慣れた頃やで?レギュラーのくせに不甲斐ない」
泉「うう、すんません。あれ、なんで私謝ってんの……」
浩子「しかしどうやら水面下では、怜竜派と竜怜派の血で血を洗う争いが繰り広げられているそうや。レギュラー争いよりアツいとかなんとか」
泉「うわあ、すごいどうでもいいっすね」
浩子「気にするもんはすんごい気にするんや、他で言ったらアカンで。……ま、真実は本人のみぞ知るってとこやな」
泉「……今更、変なこと聞いていいっすか?全国大会の会場へ向かうって時に言うのも変な事なんですけど」
浩子「言ってみい」
泉「……なんでこの学校、全国二位になれたんでしょう」
浩子「……アレが特殊なだけで、ホントはもっとカッチリした学校なんや、きっと……」
セーラ「ぐー、ぐー」
泉「え……?こ、これは……!」
浩子「まるで気にしてへんやろ」
泉「そ……それどころか、生温かく見守ってニヤニヤしてる人までいる始末ですやん……」
浩子「他の一年もとっくに慣れた頃やで?レギュラーのくせに不甲斐ない」
泉「うう、すんません。あれ、なんで私謝ってんの……」
浩子「しかしどうやら水面下では、怜竜派と竜怜派の血で血を洗う争いが繰り広げられているそうや。レギュラー争いよりアツいとかなんとか」
泉「うわあ、すごいどうでもいいっすね」
浩子「気にするもんはすんごい気にするんや、他で言ったらアカンで。……ま、真実は本人のみぞ知るってとこやな」
泉「……今更、変なこと聞いていいっすか?全国大会の会場へ向かうって時に言うのも変な事なんですけど」
浩子「言ってみい」
泉「……なんでこの学校、全国二位になれたんでしょう」
浩子「……アレが特殊なだけで、ホントはもっとカッチリした学校なんや、きっと……」
セーラ「ぐー、ぐー」
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