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    元スレさやか「今日、恭介と杏子に告白された。協力者求む」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 上条恭介 + - 佐倉杏子 + - 美樹さやか + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 = 121 :

    さやさや?

    402 = 204 :

    こりゃあ

    403 = 117 :

    杏子「そんなの偽者に言われたって何とも思わないぜ」

    杏子「それに…さやかをバカにするなぁー!」

    鏡の魔「ちっ…」

    杏子「絶対に許さない…あんただけは!」

    鏡の魔「杏子…やめようよ、もう一度話し合おう?」

    鏡の魔「実は…あたし、あんたのことが…」

    杏子「黙れっ!」

    鏡の魔「あたし、杏子が好きなの!」

    杏子「何時までもそうやってやれると思うなっ!」

    杏子「あんたはあたしが倒すんだ…今、ここで!」

    404 = 117 :

    鏡の魔「っ…でも、杏子!あたしの記憶は…気持ちは本物のさやかと同じだよ!」

    杏子「うるさいっ!」

    鏡の魔「たしかにあたしはさやかのコピーだよ」

    鏡の魔「でもさ、本物と全く同じなの!」

    杏子「…!」

    鏡の魔「さやかは心のどこかで本当にそう思ってるのよ!」

    杏子「だ…黙れっ…!」

    鏡の魔「美樹さやかは佐倉杏子が好きなのよ!」

    鏡の魔「恭介なんて関係ないわ!」

    406 = 378 :

    >>405
    ライダースレ見てるだろお前

    407 = 117 :

    杏子「嘘だっ!」

    鏡の魔「なんでよ?これは本当のことよ?」

    杏子「違うっ…!さやかは…さやかはっ…!」

    鏡の魔「くっ…」

    杏子「例えそう思っていても…!」

    鏡の魔「ちっ…」

    杏子「口に出さないことが…!」

    鏡の魔「や、やばいっ…?」

    杏子「あいつなりの…優しさなんだっ!」

    鏡の魔「きゃぁっ?」

    杏子「ここまでだよっ!」

    鏡の魔「うっ…」

    杏子「くらえぇぇっ!」

    鏡の魔「きゃぁぁっ!」

    408 = 148 :

    >>406
    見てるなら貼るしかないじゃない!

    あなたも…私もっ…!

    409 = 117 :

    杏子「っ…」

    鏡の魔「…ん…?」パチッ

    鏡の魔(当たってない…交わせたの?)

    鏡の魔(いや、外れた…)

    鏡の魔(外したの?)

    鏡の魔(まさか…杏子、さやかの顔に傷つけられないって言うの?)

    杏子「くっ…」

    鏡の魔「…」ニヤ


    鏡の魔「杏子ってほんとバカ」

    杏子「!?」

    グサッ

    410 = 121 :

    きょこきょこ……

    411 = 117 :

    マミ「探してもソウルジェムが見つからないじゃない!」

    マミ「キュゥべえも…私もっ…!」

    キュゥべえ「ここまで来ると逆に関心するよ」

    ほむら「」

    マミ「このままじゃ暁美さんが目を覚まさないじゃない!」

    キュゥべえ「うん、だから早く探そうね…おや?」

    杏子「っ…はぁ…はぁ…」

    マミ「佐倉さんじゃない!」

    杏子「へ…へ…今度は…本物…のマミだ…」

    マミ「血だらけじゃない!」

    杏子「はは…ちょー…うぜー…」

    412 = 117 :

    まどか「………」

    ほむら「まどか、一人でいちゃダメっていったでしょ?」

    まどか「……ほむらちゃん」

    ほむら「…結局、マミも杏子もやられてしまったわ」

    まどか「……そっか」

    ほむら「さやかは何処に行ったの?」

    まどか「……知らない」

    ほむら「そう…なら、もしかしたらさやかまで…」

    まどか「……」

    ほむら「…大丈夫、安心して?あなただけは絶対にわたしが守るから」

    まどか「…ほむらちゃん」

    413 = 117 :

    ほむら「まどか、ほら…」スッ

    まどか「……」

    ほむら「まどか?」

    まどか「なんでだろう…わたし、ほむらちゃんのこと信じてるからなのかな…」

    ほむら「…大丈夫よ?」

    まどか「…全然大丈夫だって気持ちになれない…」

    まどか「ほむらちゃんの言ってることが本当だって思えない…」

    ほむら「……」

    まどか「ううん、あなたの言ってることが本当だって思えない…!」

    まどか「だって、あなたはほむらちゃんじゃないから…!」

    414 = 117 :

    ほむら「……私はほむらよ?見てわからないの?」

    まどか「うん、わかるよ?ほむらちゃんじゃないって」

    ほむら「どうして?」

    まどか「わたし、信じてるんだ」

    まどか「ほむらちゃんを、マミさんを、杏子ちゃんを」

    まどか「そして」

    ギュン

    ほむら「っ?」

    まどか「さやかちゃんを!」

    さやか「これでとどめだぁー!」ズバッ

    ほむら「くうっ!」

    さやか「おまたせ、まどか!」

    まどか「さやかちゃん!」

    415 = 354 :

    さや!

    416 = 346 :

    主人公してるな

    417 = 117 :

    ほむら「…待ち伏せ?」

    さやか「そーゆーこと!」

    さやか「何となくだけどさ、あんたが誰かに化けてまどかに会いに来るって思ったんだよね」

    ほむら「…何故かしら?」

    さやか「さあ?女の勘ってやつ?」

    ほむら「……そう、だからまどかも解ったのね」

    さやか「ううん、まどかは女の勘と言うより…」

    まどか「わたし、みんなを信じてるもん!」

    さやか「…そう言うことだよ、もう二度と友達を疑わないって」

    さやか「友達を信じるってまどかは決めたんだもんね?」

    まどか「うんっ…!」

    418 :

    おちてなかった

    419 = 117 :

    さやか「まどか…後はあたしに任せて、あんたは安全なところへ」

    まどか「うん…さやかちゃん、待ってるからね!」

    さやか「うん!すぐ行く!」

    ほむら「…舐められたものね、私に勝つつもりでいるのかしら?」

    さやか「ううん、勝つんじゃない…絶対に倒す!」

    ほむら「……そう、なら遠慮はしないわ」シュンッ

    さやか「後ろっ!」スパッ

    ほむら「なっ?」

    さやか「ふふっ、あったりー!」

    ほむら「ちっ…」ツー

    421 = 117 :

    ほむら「…どうして先を読めたの?」

    さやか「あたしとほむらのチームワークを舐めないでほしいね」

    ほむら「……」

    さやか「あたし達みたいにずっと一緒に戦ってるとさ、言葉にしなくてもわかるんだよね」

    さやか「ほむらがとごに移動するのか、いつ爆弾を使うのかさ」

    さやか「目や仕草でわかるんだよ」

    ほむら「なんですって…?」

    さやか「だからさ、いくらほむらのコピーをしたって無駄だよ!」

    422 = 117 :

    ほむら「ほむらがダメなら…」

    さやか「!」

    マミ「マミるしかないじゃない!」

    さやか「今度はマミさんかぁ…てゆーかマミるってなにさっ!」

    マミ「マミに変身するの略に決まってるじゃない!」

    さやか「そんなのわかるかー!」

    マミ「今よ、ティロ・フィナーレ!」

    さやか「当たらないって!」

    マミ「な…なんで…?」

    さやか「ティロ・フィナーレはリボンで拘束しないとねっ!」

    マミ「近づかれた?なら…!」

    423 = 250 :

    杏子「あたしが相手だ!」

    さやか「っ…杏子…!」

    杏子「やっぱり、あたしは他の2人より攻撃し辛いよねー?」

    杏子「そりゃそうだよな?だって、あんたは杏子のこと心のどこかで…」

    さやか「はぁっ!」ズバッ

    杏子「なっ…?」

    さやか「あんたは…杏子じゃない!」

    杏子「ちっ…ならこいつはどうだ?」

    杏子「どれが本物かわかるかい?」

    杏子「わかるわけないよねー?」

    杏子「ほらほら、かかってきなよ」

    杏子「捻り潰してやるからさ!」

    425 = 250 :

    さやか「そこだぁっ!」

    杏子「うわっ?な、なに…?」

    さやか「ロッソ・ファンタズマは必ず本物は向かって右から三番目…」

    杏子「な…?」

    さやか「あたし達の間じゃ常識だよ?」

    杏子「くそっ!なら…」

    まどか「さやかちゃん…」

    さやか「ま、まどか…」

    まどか「もうやめよう?こんなの絶対おかしいよ…」

    さやか「…あんたはまどかじゃないんだ!」

    まどか「きゃぁっ?」

    426 = 250 :

    まどか「うぅっ…」

    まどか「さやかちゃんは親友も迷わず切るんだね?」

    さやか「…あたしはあんたと親友になった覚えはないよ」

    まどか「さやかちゃんっ!」

    さやか「だってあんたはまどかじゃないんだからさっ!」ズバッ

    まどか「きゃぁぁっ…」

    さやか「はぁっ…はぁっ…」

    まどか「痛い…痛いよ…さやかちゃん…」

    まどか「ひどいよ…あんまりだよ…」

    さやか「ひどいのはあんただよ」

    427 = 250 :

    まどか「えっ…」

    さやか「最初から他人に化けてばっかりで、本当の自分を出そうとはしないでさ」

    さやか「あんた、他人の真似をすることしか出来ないの?」

    まどか「……」

    さやか「ま、鏡だもんねー?本物なんてあるわけないか!」

    まどか「…っ」イラッ

    さやか「ん?悔しかったら本当の自分を見せてみなよ」

    まどか「…いいよ、見せてあげるよ」

    まどか「わたしの本当の姿を…」カッ

    さやか「…!」

    鏡の魔「これが本物のあたしだよ」

    さやか「な…あ、あたし…?」

    428 = 250 :

    鏡の魔「……」

    さやか「ちょっと、あんたあたしの話聞いてたの?」

    さやか「あたしはね?あたしのコピーをしろじゃなくてさ」

    さやか「あんたの本当の姿を見せてって言ったのよ?」

    鏡の魔「だから見せてるでしょ?あたしの姿を!」

    さやか「え…?でも、それはあたしの姿じゃ…」

    鏡の魔「…これがあたしの姿だよ」

    鏡の魔「だってあたしは…美樹さやかから生まれたんだから」

    さやか「え…」

    429 = 133 :

    ペルペル

    430 = 250 :

    鏡の魔「たしかにあたしはまどか達の姿や魔法をコピーできたよ?」

    鏡の魔「でも、中身までは真似できなかったよ」

    鏡の魔「だからマミさんの口癖とかうまくできなかったのよ」

    鏡の魔「それでも、偽者だってバレないように必死で真似したのよ!」

    さやか「……?」

    鏡の魔「だってそうでもしなきゃすぐに偽者だってバレるでしょ?」

    鏡の魔「あたしだって本物になりたいわよ!でもなれっこないのよ…」

    鏡の魔「だって…あたしは…鏡だから…」

    431 = 346 :

    ドッペルゲンガー

    432 = 148 :

    鏡の魔「もはや私は鏡の中の幻ではない!」

    433 = 250 :

    鏡の魔「あたしだって普通に生まれたかった!人間になりたかった!」

    さやか「…でも、あんたはもともとグリーフシードから」

    鏡の魔「違うっ!」

    さやか「えっ?」

    鏡の魔「あんたも魔法少女ならわかるでしょ?あたしが普通の魔女と違うって」

    鏡の魔「当たり前よ!だってあたしは魔女じゃないもん!」

    鏡の魔「さやかだもん!」

    さやか「あたし…?」

    鏡の魔「誰がかは知らないけど、勝手に鏡の魔女って言い出してさ…」

    鏡の魔「あたし言ったでしょ?魔女かと思った?残念!さやかちゃんでさたーって!」

    434 = 346 :

    細かい伏線貼ってるのな

    435 = 250 :

    さやか「なら…あんたはほんとに…あたし…?」

    さやか「そうだよ…!」

    さやか「…なら、なんであたしがまどか達を襲うのよ!」

    さやか「本物になりたかったからに決まってるでしょ?」

    さやか「本物をやっつけて…あたしが本物になりたかった…」

    さやか「………」

    さやか「それに…ひどいよ…恭介に本音を言っただけなのにさ」

    さやか「ひどく恨まれるなんて…」

    436 = 250 :

    さやか「あたしはね?あんたの願いから生まれたんだよ?」

    さやか「鏡の中からあたさが出てきて2人になればいいのになって」

    さやか「それなら誰も悲しまないで笑っていられるのにって」

    さやか「あんたが…あんたがそんなこと願うから!生まれたくもないのに生まれちゃったのよ!」

    さやか「………」

    さやか「なんであたしが生まれたのかはわからないよ!」

    さやか「神様の気まぐれ?奇跡?魔法?わかんないよ!」

    438 = 250 :

    さやか「ただわかるのは、あたしはさやかの願いで生まれたってこと」

    さやか「さやかの恭介と杏子の2人とも欲しいって欲望から生まれたんだよ!」

    さやか「欲…望…」

    さやか「そうだよ!2人に告白されて舞い上がったさやかの欲望だよ!」

    さやか「そのせいであたしは…」

    さやか「あたし…」

    さやか「でも生まれたからにはしなきゃいけないことがあるから…」

    「だからあたしは、あんたの代わりに恭介に本音を言ったのよ」

    439 :

    まさかとは思うが、ここまでやって恭介や、さやかの恭介への想いが
    レズ展開のための当て馬にされるんじゃないだろうな

    440 = 250 :

    さやか「そしたらさ?恭介がひどくショックを受けてさ」

    さやか「僕にさやかを好きになる権利なんかないって言い出したんだよ」

    さやか「あたしには人になる権利すらないのに…」

    さやか「恭介はそんなワケわかんない権利がないって言うのが頭に来て」

    さやか「さやかに嫉妬したのさ…だから本物になろうと思った」

    さやか「本物になるしか、あたしの存在意義がないから…」

    441 :

    鏡の国の大迷宮ってのが浮かんだ

    442 = 354 :

    さや・・・

    443 = 250 :

    さやか「あたしは…何をどうすれば良かったのよ…?」

    さやか「本音を言って何が悪いの?」

    さやか「本物に…人間に憧れて何がわるいの?」

    さやか「わかんない…わかんないよっ…!」

    さやか「………」

    さやか「なによ…」

    さやか「あんたってほんとバカ」

    さやか「っ…うるさい!あんたにだけは言われたくないわ!」

    さやか「ふふっ、そうだよね。あたしは大バカだもん」

    さやか「ほんと…バカよ、あたし…」

    444 = 117 :

    さやか「…結局、みんなあたしの我が儘が生んだんじゃん」

    さやか「あたしがしっかりしてれば、こんなことにはならないで…」

    さやか「いつも通り眠って、起きて、当たり前の毎日を過せたのに…」

    さやか「なんでこんなことになってるんだろうね…」

    さやか「それは…みんな…あたしがバカだからなのかな?」

    さやか「あたしがあんな我が儘を考えたからなのかな…?」

    445 = 354 :

    さやさやぁ・・・

    446 = 117 :

    さやか「だから…恭介にも、杏子にも」

    さやか「まどかにも、ほむらにも、マミさんにも」

    さやか「そして…せっかく生まれたもう一人のあたしにも」

    さやか「!」

    さやか「みんなに…迷惑を…辛い思いをさせちゃったのかな?」

    さやか「何がけじめをつけるよ…何をあたしが2人になればみんな笑っていられるのによ…」

    さやか「結局…あたしのせいじゃない…」

    さやか「あたしって…ほんとバカ…」

    さやか「さやか…」

    447 = 289 :

    さやかがさやかにさやかと呟きかける図

    448 = 117 :

    さやか「あんたは…みんな取ろうとした欲張りなあたしに罰を与えるために生まれたのかな?」

    さやか「え…」

    さやか「ごめん…ごめんね?普通に生きたかったよね?」

    さやか「人間になりたかったよね?」

    さやか「……うん」

    さやか「ごめんなさい…」

    さやか「ほんとよ…バカ…」

    さやか「……でも」

    さやか「え?」

    さやか「まだやりなおせるよ!」

    さやか「やりなおせる…?」

    449 = 117 :

    さやか「そうだよ!まだ1日しかたってないんだよ?」

    さやか「まどか達なら訳を話せばきっとわかってくれるよ!」

    さやか「それに…恭介と杏子にだって…」

    さやか「……たしかに、あたしは心のどこかで杏子のことを好きだって思ってるんだよ」

    さやか「…そして…あたしは心のどこかで魔法少女になったことを後悔してるんだと思う」

    さやか「しかも…それを恭介のせいにしてるんだよ…」

    さやか「バカよ…最低よ…」

    450 = 117 :

    さやか「……それを、あんたがあたしの代わりに言ってくれたんだよね?」

    さやか「……うん」

    さやか「…そっか…あんたはあたしの負の部分から生まれちゃったんだね…」

    さやか「…きっと…そうなんだと思う」

    さやか「できるなら…良い部分から生まれたかったな」

    さやか「そう…だね…」

    さやか「……でも、ありがとう」

    さやか「えっ?」

    さやか「あたしの気持ちをわかってくれてさ…嬉しいんだ」

    さやか「だから、ありがとう」


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