元スレさやか「今日、恭介と杏子に告白された。協力者求む」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
1 :
まどか「ど、どうかな?おいしい?」
ほむら「ええ、すっごく」ニコ
まどか「ほんと?」
ほむら「ほんとよ?」
まどか「よかったぁ…」
マミ「そんなに美味しいなら食べるしかないじゃない!」
マミ「あなたも…私もっ…!」
まどか「あはは…ちゃんとマミさんの分もあるよぉ」
~♪
まどか「あれ?メールかな?」
2 :
メールじゃないよ アヒルだよ
3 = 1 :
ほむら「メール?誰からかしら?」
マミ「メールが来たら読むしかないじゃない!」
マミ「あなたも…私もっ…!」
まどか「待ってて、今見るから…」
まどか「あっ、さやかちゃんからだ」
ほむら「さやかからね。どうしたの?」
まどか「んと…えっ?えぇっ?」
ほむら「そんなにおどろくこと?」
まどか「う、うん…」
4 = 1 :
まどか「ほ、ほらっ。見てよ」
ほむら「…!」
ほむら「今日、恭介と杏子に告白された。協力者求む…?」
まどか「さやかちゃん、こ…告白されたって…!」
ほむら「上条くんと杏子に…ねぇ」
ほむら(さやか…遂に上条くんに告白されたのね)
ほむら(これは友達として祝福したいところだけど…)
ほむら(でも、まさか杏子まで?)
5 :
ポッキー!
6 = 1 :
ほむら(まぁ…杏子がさやかを特別視しているのは気にはなっていたけれど…)
ほむら(まさか恋愛感情だっただなんて…意外だわ)
ほむら(……あまり面倒な事にならなければ良いのだけど)
ほむら(どうしてかしら?嫌な予感しかしないわ)
まどか「ど、どうしよう?さやかちゃん…きっと今動揺してるよ!」
まどか「いつもはデコメしか使わないさやかちゃんがこんなメールだなんて…」
まどか「こんなの絶対おかしいよぉ」
7 :
もちろん杏子ですよね
8 :
デミさんかわいい
9 :
カタワはワカメにやれよ
10 :
キョウキョウキョウキョウうるせえんだよ
11 :
> まどか「いつもはデコメしか使わないさやかちゃんがこんなメールだなんて…」
さすがさやかちゃんうざい
12 :
レズはいらない
13 = 1 :
マミ「それなら電話で聞くしかないじゃない!」
まどか「マミさん…う、うん。そうだね…!」
ほむら「落ち着いてね、まどか」
まどか「わ、わかったよ!」ピッピッ
まどか「よ…よーし…」プルルプルル
まどか「あっ?もしもし、さやかちゃん?」
さやか『ま、まどかぁ?』
まどか「うん、メール見た―」
さやか『どうしよ?どうしよ?あたしヤバいよ!超ヤバい!』
さやか『ほんとどうしよぉぉぉ?』
14 :
人殺しの赤い子はいらないです
15 = 1 :
まどか「さ、さやかちゃん?」
さやか『今日ね?家のポストに手紙が入ってたわけよ?』
まどか「う、うん…」
さやか『それがさ?何か「さやかへ」ってあたし宛の手紙だったから中身見たんだよね?』
さやか『今時手書きの手紙なんて珍しいなって思ってたらさ?』
さやか『「好きです」って書いてるわけよ?しかも内容それだけ!』
まどか「そ、そうなんだ…」
16 = 5 :
こういう奴はうざい
18 = 1 :
さやか『だからさ?悪戯でしょ?って思いながら裏見たら』
さやか『さ、「佐倉杏子より」って書いてあって…』
まどか「えっ?じゃあその手紙って、もしかして杏子ちゃんからのラブレター?」
さやか『た、たぶん…でもどうして杏子があたしにラブレターなんて書くのかな?』
さやか『もしかして、あたしが好きだったのかな?』
さやか『あいつ不器用だから直接口で言えなかったのかな?』
さやか『そんでメールも電話も出来ないから手紙にしたのかな?』
19 :
残念ながら男はNG
20 = 1 :
まどか「お、落ち着いて?さやかちゃん…」
さやか『落ち着けたら苦労しないよぉ!』
まどか「そ、そっか…そうだよね」
さやか『それでね?一生懸命書いたラブレターがあれなのかなって』
さやか『色々悩んで書いた結果があれなのかなって思ったらさ』
さやか『ちょっと…ちょっとだけどさ?杏子が可愛いって思えたんだ?』
まどか「う、うん…」
さやか『でも!でもよ?あたしが好きなのは恭介なの!』
さやか『今まで隠してたけど、あたしは恭介が好きなの!』
21 = 11 :
まどか「あ?」
22 = 9 :
童貞が発狂し始めた
23 = 1 :
まどか「し、知ってる…」
さやか『えぇっ?なんで?内緒にしてたのに?』
まどか「見てたらわかるよぉ」
さやか『えっ?なにそれ?は、恥ずかしい…』
まどか「あっ?ごめんね?」
さやか『うぅ…』
まどか「あぅぅ…さやかちゃん…」
ほむら「まどか、代わって?私が話すわ」
まどか「ほむらちゃん…うん、お願いするね?」
ほむら「ええ、まかせて」
さやか『うー…』
ほむら「もしもし、さやか?私よ、ほむらよ」
24 :
こればっかりは杏子いらない
25 = 11 :
> さやか『えっ?なにそれ?は、恥ずかしい…』
かわいい
26 = 1 :
さやか『ほ、ほむら?どうしよ?あたし今ヤバいのよぉ?』
ほむら「さやか、先ずは落ち着きなさい」
さやか『だかは落ち着けたら苦労しないってばぁ!』
ほむら「ならいいわ。その代わり要点だけ詳しく話して?」
さやか『そうしてるって!』
ほむら「…それで?手紙を読んだ後、あなたはどうしたの?」
さやか『あっ!手紙を読んだ後直ぐに恭介から電話があったの!』
さやか『ちょっと声を震わせながら「今から僕の家に来て」ってさ!』
27 :
さやさや
28 = 1 :
ほむら「なら上条くんの家に向かったわけね?」
さやか『うん、でもその途中でさ…き、杏子と会ってさ?』
ほむら「杏子と?」
さやか『何かあたしの家の周りをウロウロしてたみたいだったのよ?』
ほむら「そう…手紙をポストに入れた後ずっとそうしてたのかしら?」
さやか『たぶんね?んで、そのまま杏子と話したんだ?』
ほむら「出来るだけ詳しくお願いするわ」
さやか『うん』
―――
29 = 1 :
さやか「ただいまー」
さやか「ん?ポストになんか入ってる…あ、手紙じゃん」
さやか「ふぅん…今時手紙なんて書く人いるんだ?」
さやか「あれ?さやかへ…って、あたし宛じゃん!」
さやか「なんなんだろ?」ペラッ
さやか「なになに?…え?す、好きです!?」
さやか「え?え?なに?どういうこと?好き?あたしを?」
さやか「…いや、いやいや。落ち着きなさい、さやかちゃん」
さやか「これは悪戯か何かでしょ?」
さやか「騙せるかと思った?残念!騙されませんでしたぁー!」
30 = 1 :
さやか「さやかちゃんはそう簡単には釣られはしないのだぁ!」
さやか「それに釣るならもっと手を込まなきゃねー」
さやか「こんな手抜きのラブレターだなんて…誰が書いたのかな?」チラッ
さやか「…へっ?」
さやか「さ…佐倉杏子より…?」
さやか「???」
さやか「佐倉杏子ってあの佐倉杏子…?」
さやか「あいつって悪戯とかする性格だったっけ?」
さやか「いや…違うよね?なら何で…?」
31 = 1 :
さやか「……まさか、マジ?本物?」
さやか「いや…いやいやいや!」
さやか「まっさかー?そんなのあり得ないじゃん!」
さやか「まぁ…たしかに最近やたらたい焼きやポッキーくれたりはしてたけど」
さやか「それは、あたしが好きだったから?あははっ!ないない!」
さやか「………」
さやか「…でも、もし…もしもそれが本当だったなら」
さやか「…ちょっと可愛いかも」
さやか「…なーんてね!ふふっ」
33 = 1 :
~♪
さやか「ん?電話だ…誰だろ?まどかかな?」
さやか「!?き、恭介…?」
さやか「ど、どうしたんだろ…珍しい…」
~♪
さやか「……」ドキドキ
さやか「も、もしもし?」
恭介『あっ?も…も、もしもし?さやか?』
さやか「う、うん!」
恭介『あ、さやか!そ、その…あはは…』
さやか「な…なにかな?」
恭介『あー…えーと…その…あ、あはは…』
さやか「…恭介?」
34 :
かみかみ?
35 = 1 :
恭介『…さっ、さやか!』
さやか「う、うん」
恭介『い、今…時間大丈夫…かな?』
さやか「あ、大丈夫…だよ?」
恭介『そ、そっか!なら…ならさ!今からその…僕の…』
恭介『僕の家に来てくれないかな?』
さやか「えっ?」
恭介『待ってるからっ!』
さやか「き、恭介?」ツーツー
さやか「…どうしたのかな?」
さやか「んー…よくわかんないけど、恭介に会いに行けばいいんだよね?」
さやか「よーっし!そうと決まったらお洒落しなきゃ!」
36 = 14 :
湯豆腐はまだか
37 = 1 :
さやか「いってきまーす!」
さやか「~♪」ルンルン
さやか「~♪…ん?」
杏子「…」コソコソ
さやか「彼処にいるのって杏子かな?」
さやか「隠れて何してんだろ…?」
杏子「やっぱこっちにすりゃよかったかな?」ガサゴソ
さやか「きょーこっ!」ポンッ
杏子「ひゃぁっ?」
さやか「わわっ?」
杏子「お、脅かすなよ!変な声でちまったじゃねーか!」
杏子「って…」
さやか「あはは、ごめんごめん」
38 = 1 :
杏子「さ、さやか…」カァッ
さやか「杏子、こんなとこで何してたの?」
杏子「え?あ?えっー…っと…」
さやか「ん?なにそれ…手紙?しかも何枚も」
杏子「わっ?わーっ!な、何でもないんだ!何でもっ!」
さやか「?そーお?なら良いんだけど…」
杏子「あ、あははっ…」
さやか「あっ、そうだー!あの手紙書いたのって杏子?」
杏子「…へ?」
さやか「家のポストに入れてあったんだけど…」
39 = 27 :
あんあんきゃわわ
40 = 1 :
杏子「み、見た?」
さやか「うん」
杏子「っ~」カァッ
さやか「……!!」
さやか(あれ?まさかこれって…)
さやか(冗談じゃなくて…)
杏子「ぁ…あ、あれは…その…」モジモジ
杏子「なんつーか…やっぱストレートが良いっつーか…」
杏子「……うぅ」
さやか「き、杏子…あんた、まさか…」
杏子「そ、その…さやか…」
さやか「杏子…」
杏子「こっ、こっち!」グイッ
さやか「きゃっ?」
41 = 34 :
きょこきょこ!
43 = 1 :
公園
杏子「はぁ…はぁ…」
さやか「も、もぉ…急に走んないでよ…」
杏子「わ、わりぃ…」
さやか「…それよりも、さ…あの手紙って…」
杏子「ぅ…」タジッ
さやか「あんたが…?」
杏子「…すー…はー…すー…はー…」
杏子「…っし!」パチンッ
さやか「……」
杏子「さ…さ、さやかっ!」
さやか「…杏子」
ダキッ
44 = 1 :
さやか「…えっ?」
杏子「っ~!」カァァッ
さやか「ち、ちょっと…」
杏子「さやか…さやかぁっ…!」
さやか「き、杏子…」
杏子「…苦しいんだ」
さやか「えっ…」
杏子「わけわかんねぇんだ…」
杏子「あたしは…あたしがわからないんだよっ…!」
さやか「……」
杏子「…あたしさ、いつの間にかあんたに…さやかにさ」
杏子「好きっつーか…その…さ。一緒にいて楽しいっつーか…」
45 = 1 :
杏子「もっと…もっとさ!さやかと一緒にいたいって思うようになったんだ!」
杏子「それは仲間としてでも、友達としてでもなくってさ!」
杏子「さやかの…その…」
さやか「……」
杏子「こ、恋人に…」カァァッ
さやか「…杏子……」
杏子「はは…やっぱり変だよね…いいよ、笑いなよ…」
杏子「あたしだって…自分が変だってことくらいわかってるさ!」グッ
杏子「でもさっ…!」ウルッ
46 = 34 :
きょこきょこ……
47 = 1 :
杏子「しかたないだろ?好きになっちまったんだよぉっ!」
杏子「さやかをっ!」
さやか「…!」
杏子「しかないじゃん…しかないじゃんかよ…」ウルウル
杏子「くそっ…」
さやか「…杏子、あたしは……」
杏子「…恭介」
さやか「え?」
杏子「悔しかった…負けたくなかった…」
杏子「恭介とさやかが一緒に笑ってる姿を見るのが辛かったんだ…」
杏子「だから…あたしは…」
さやか「………」
48 = 27 :
あんあん…
49 = 1 :
さやか「…杏子」
杏子「さやかっ…」
さやか「…ありがと」
杏子「えっ…」
さやか「あの手紙、本物だったんだね」
さやか「あたしさ、悪戯かなって思っちゃっててね」
杏子「な…悪戯なわけないだろ?」ウルッ
杏子「いっしょうけんめい書いたんだぞっ…!」ウルウル
さやか「…!」ドキッ
さやか「う、うん…ごめん」
杏子「くっ…」ゴシゴシ
50 = 34 :
さやさや
みんなの評価 : ★★★
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