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    元スレ恒一「ないちん○対策?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アナザー + - 見崎鳴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 57 :

    名前付けた親はアホ 普通に美咲でよかった

    102 = 1 :

    高林「もう災厄の犠牲者は出始めてしまったんだ、こんな対策無意味なんだ!」ポイッ

    望月「高林さん落ち着いて!」

    高林「うるさい! これを! 見ろ!」ビビン

       「僕にはこうして立派についている! 僕は男だ! 僕は――」ビュルッ

    恒一「あ」

    望月「あ」

    高林「フェアアアアアアアアアアアアアアア!!??」ドビュルルルルルルル

    望月「きゃあ!?」ピチャア

    高林「」ビクンビクン ビュルルッ

    恒一「……5人目、か」フッ

    望月「さ、榊原くん格好つけてないで早く救急車を!」

    恒一「はっ」

    望月「僕の携帯は今のアレをまともに浴びたせいか壊れちゃったみたいなんだ、お願い」ヌルヌル

    恒一「そういえば高林くんは心臓に持病があるんだった、早く病院に連れて行ってあげないと!」

    ピポパ プルル……

    103 = 97 :

    >>99
    娘がああだし、厨二病の気があるのかもな、藤岡夫妻……というよりミツヨとユキヨの嗜好か

    104 = 13 :

    未咲の未は未来の未って言い訳すれば・・・うーん

    106 = 1 :

    ~教室HR~

    ガララッ……ユラリ…

    久保寺「……みなさん……おはようございます」ハァハァ

        「まず最初に……高林くんのことは残念でした……」

    赤沢「先生、高林さんです」

    久保寺「……今日は、皆さんに謝らなければなりません」ハァハァ

        「この場でぇ……どうしても私はぁ……」ハァハァ

    赤沢「せ、先生……?」

    久保寺「来年の3月にはみんな元気に卒業できるようにぃ……」

        「そう思って……私も精一杯頑張ってきたつもりですがぁ……」ハァハァ

        「この後のことはもう皆さんの問題です……」

        「一旦始まってしまった以上、どうあがいても無駄なのか、あるいは……」

    ザワザワ…ヒソヒソ……

    108 = 13 :

    途端にイカ臭くなってきた

    109 = 64 :

    これからも「精」一杯先生は頑張るんですね

    110 :

    >>98
    俺も思ってたww

    111 = 25 :

    もっちー「きゃあ!」だよ

    112 = 1 :

    久保寺「私にはわかりません、分からない、わかるはずがないぃ……」

        「というか、もはやそんな話はどうでもいいというか……」

        「子供の皆さんには分からないでしょうね……」

        「電車やバスや路上でいつ射精してしまわないとも限らない……」

        「そう、痴漢冤罪の恐怖……」ハァハァ

        「外を歩くだけで神経が磨り減る日々……」

        「もう……私には無理です……」ハァハァ

        「……!」クワッ

        「……ぎぇええああああああああ!!!!!」ジー…ッ!!

    恒一「ズボンのジッパーを!?」

    久保寺「ぐふぅおおおおおおおお」ズルン ボッキーン!

    綾野「ひぃっ!?」

    多々良「きゃああああ!!」

    113 = 37 :

    ぶっかけられるのが赤いか白いかの違いだったか

    114 = 57 :

    おい恒一 多々良さんを守れ全力でだ

    115 = 20 :

    多々良さんの前で公開オナニーとかたまらんな

    116 = 71 :

    多々良さんに見られながら射精できるならテクノブレイクしても構わんな

    117 = 1 :

    久保寺「うぉへぁああああいぇああああああ!!」ブルンブルン!

        「う゛ぉおおおおおおおおおおおおおお!!!」シコシコシコ!

    ――ビュルッ

    中島「ひっ」ピシャッ

    久保寺「ぬ……ふ……ふぉおおおおお!!!!」ドビュルルルプシャアアアアア!!

    綾野「い、いやぁああああああああ!?」

    辻井「うわあああああああ!?」

    藤巻「きゃあああああああ!?」

    江藤「いやぁ……いやぁ……」ヒックヒック

    バタバタバタ……!

    千曳「一体なんの騒ぎ……こ、これは……!」

    久保寺「」ビュルルッビュルッ ビクンビクン

    千曳「はやくみんな教室から出なさい! 三神先生は大至急警察と救急を!」

      ・
      ・
      ・

    118 = 110 :

    警察だけでいいだろww

    120 = 1 :

    ~学校廊下~

    千曳「久保寺先生はまともに取調べを受けられる状態じゃなく、病院の隔離施設に入れられたそうだ」

    恒一「ということは今も絶頂が続いて……?」

    千曳「ああ、そうらしい」

       「痴漢冤罪を恐れるあまり教え子の前で猥褻物陳列などという常軌を逸した行動、どう思うかね?」

    恒一「つまりアレも現象が引き起こした災厄だと?」

    千曳「ああ……」

    見崎「だから、普通なら起こり得ない形で絶頂に引き込まれてしまった」

    千曳「そう考えるのが妥当だろう」

    恒一「災厄は止まらない……」

    千曳「そうだ……これからも、人がイく」

    恒一「災厄を止める方法はないんですか!?」

    千曳「……この25年間で唯一災厄が途中で止まった年がある、15年前のことだ」

    見崎「聞かせてください」

    千曳「うむいいだろう、第2図書室までついてきなさい」

    121 :

    血よりいやだwww

    122 = 37 :

    これは……もしかして怜子さんに生えてるのか?

    123 = 5 :

    まさか恒一が怜子さんを逝(イ)かせるのか?
    鳴ちゃんエンドとみせかけて怜子さんエンドか

    124 = 1 :

    ~第2図書室~

    千曳「これがその年の資料だ」ペラッ

    恒一「これは……怜子さんの名前がある」

    千曳「ああ彼女はここの卒業生でね、丁度その年度の3組の生徒だった」

    恒一「それにこの年は……!」

    見崎「どうしたの、榊原くん?」

    恒一「この年は……この年の7月に母さんは事故死したんだ」

    千曳「なんだって……! 事故の原因は分かっているのかい?」

    恒一「いいえ、見通しの良い直線道路でなぜあんな大事故になったのか……母の不注意だと警察には結論づけられたそうですが……」

    千曳「そうか……その資料を見てくれ、災厄の犠牲者の横に発症した日付が書いてあるだろう?」

    恒一「これは、8月で災厄が止まっている?」

    千曳「ああ、そしてキミのお母さんが亡くなったのは7月だそうだね」

       「キミの母親ということは、叔母である三神先生の姉妹ということでいいのかな?」

    恒一「はい、母は三神先生の姉ですが……まさか!」

    千曳「ああ――キミのお母さんは運転中に災厄に見舞われ、それが引き金となって事故が起きた可能性がある」

    125 = 25 :

    怜子さん出て来てる?

    126 = 27 :

    運転しながらイったのか

    127 = 20 :

    ここまで三神先生って記述だけだったからグレーだったけど、ここにきて怜子さんってちゃんと女性として認識されてるから違うっぽいな

    128 = 1 :

    恒一「災厄め、絶対に許さないぞ……」ギリッ

    千曳「君の怒りはもっともだ……さて、だが今は話を戻そうか」

    恒一「すみません、よろしくお願いします」

    千曳「その資料によれば8月に災厄が止まっているね?」

       「正確には最後の犠牲者が出たのが8月9日」

       「ちなみにその日を境に災厄によって引き起こされていた絶頂が皆治まっている」

    見崎「つまり、その日に何かあった……というわけですね」

    千曳「ああ、そしてその何かというのが合宿中に起きた可能性が高い」

    恒一「合宿?」

    千曳「その年は8月8日から合宿を行っていてね、神社にお参りをしていたそうなんだ」

    恒一「じゃあその神社にお参りに行けば……!」

    千曳「当然その後の『ある年』にお参りに行ったこともあるそうだが、効果はなかったようだ」

    見崎「お参り以外に何か別のことがあって、それが災厄を止めたのかも」

    千曳「そうかもしれないね、けど確かなことは何も分からない」

       「ひとまずこの件については三神先生が訊ねて来られた時に話してあるから、近々合宿についてHRで話があると思う」

    129 = 1 :

    ~帰りのHR~

    「8月の上旬に2泊3日の合宿を行います、強制ではありませんがこれは大切な行事ですのでなるべく参加するように」

    恒一(千曳先生の言ってた通りか、これで災厄が収まれば良いんだけど)

    勅使河原「あのよサカキ、ちょいと耳貸してくれ」

          「実は望月が災厄についてのすごい手がかりを手に入れたらしいんだ」ヒソヒソ

    赤沢「!」ガタッ

    勅使河原「ただちっと教室で話すのはちょっとアレだし、この後時間あるなら喫茶店とかで話さないか?」

    赤沢「あーなんだかノドが渇いたわー」チラッ

    恒一「うん良いよ、どこに行けばいい?」

    望月「僕のお姉さんが働いてる喫茶店があるんだ、イノヤっていうんだけど分かるかな?」

    赤沢「ハワイコナのエクストラファンシーが恋しいわー」チラッチラッ

    恒一「あそこなら分かるよ、そしたらみんな一度家に帰ってから現地集合しようか――あと赤沢さん、来たいなら素直に言おうね」

    赤沢「……着いてってもいい? 私対策してもいい? 無能じゃない?」

    恒一「病院のときみたいに暴走しないで大人しくしていられるなら、構わないよ」

    赤沢「任せて! 全力で大人しくしてみせるわ!」

    130 :

    バカザーさん可愛いw

    131 = 41 :

    赤沢さんかわいいw

    133 = 1 :

    ~イノヤ~

    恒一「なるほど、情報の出所は望月のお姉さんだったのか」

    赤沢「あなた家族に災厄について話したの? あのね決まりごとでは――

    恒一「赤沢さん?」

    赤沢「大人しくしてます」

    望月「じゃあお姉さん、説明お願いするね」

    智香「ええ、任せて……松永克己って人で、うちの常連さんなんだけど」

       「夜見北の出身ってのは知ってたんだけど、3年3組だって知ったのは最近のことでね」

       「それで思い切って尋ねてみたの、『松永さんの年はある年だったのか』って」

       「そうしたらね」

       ・
       ・
       ・

    134 :

    痴女ザー居たんだ

    135 = 20 :

    赤沢さんは適度に虐めると輝くな

    136 = 1 :

    松永『あの年の呪いは俺が……』

       『俺は悪くないんだ!』

       『みんなを助けたんだ……助けたんだよ俺が!』

       『だから伝えなきゃって思って残したんだ、アレを……』

       ・
       ・
       ・

    恒一「どういう意味なんですかアレって」

    望月「あの人まるで覚えてなくって、あの後いくら聞いても知らないって言うばかりで」

    勅使河原「この話気になるだろ? でだ、オレらもその松永って人に直接話しを聞いてみようと思うんだ」

    智香「でもどこに住んでいるかまでは流石に知らないわ、役に立てなくてごめんなさい」

    赤沢「……」ウズウズ

    恒一「赤沢さん何か気付いたことがあるなら遠慮しなくて大丈夫だよ」

    赤沢「ほんと? 喋っても構わない?」

    恒一「うん、赤沢さんの有能なとこ僕見たいな」

    赤沢「えっとね、えっとね――」

    137 = 41 :

    赤沢さん無理すんなw

    138 = 71 :

    赤沢さん必死可愛いwww

    139 = 1 :

    ~工房M~

    見崎「そう、叔母さんが松永って人の同級生だったんだ」

    恒一「もし松永って人の居場所が分かったら一緒にいく?」

    見崎「……」フルフル

    恒一「そっか……ところでその人形やっぱり見崎がモデルなの?」

    見崎「この子はね、12年前にあの人が生んだ子」

    恒一「え、妹さん?」

    見崎「だけど産声を上げることも叶わなかった子」

       「これはね、あの人が生きられなかった我が子思って作った人形」

       「だから私は半分か、それ以下」

    恒一「……この前言ってたのは、そういうことだったんだね」

    見崎「うん、そう……」

    141 = 1 :

    見崎「……実はね、わたし明日から出かけなきゃならないの」

    恒一「どこへ?」

    見崎「お父さんお母さん私と3人で別荘に行こうって、イヤだって言うわけにもいかなくて」

       「1週間ほどで戻ってくる予定だから合宿にも行くつもり」

    恒一「そっか、いい機会だし親孝行してくると良いよ」

    見崎「……これ」スッ

    恒一「何これ?」

    見崎「携帯のアドレス、何かあったら連絡して」

    恒一「ごめん見崎、僕の機種は見崎のと違ってまだメールっていうの対応してないんだよ」

    見崎「そうなんだ、よく分からなくって……ごめんなさい」

    恒一「ううん、じゃあ代わりに僕の電話番号を教えるね」カキカキ

       「はい、これ」ペラッ

    見崎「ありがとう」

    恒一「繋がりが1つ増えちゃったね?」

    見崎「……たまには、いいの」プイッ

    142 = 27 :

    アカザーさんはセリフカットかわいい

    143 = 1 :

    ~隣町、リゾートホテル前~

    中尾「おうぉえええええ」オロロロロ

    杉浦「大丈夫?」サスサス

    望月「中尾くん車弱かったんだね」

    勅使河原「いや、家出てくる時になんかあったらしくてそれが原因みたいだぜ」

    恒一「何にしろご愁傷様だね」ハハ

    中尾「笑い事じゃ……おえっぷ」オロロロロ

    赤沢「あ、怜子さん戻ってきたわよ」

    「松永くんたら急なお客さんとかで出払っちゃってるみたい」ハァ

       「一応私の携帯の番号は伝えておいたから戻ってきたら連絡がくるはずだけど……」

    勅使河原「じゃあさ、せっかく海まで来たんだしよ!」

    赤沢「そうね、ここは夜見北の外だし少しくらい羽目を外しても大丈夫でしょ」

    杉浦「中尾は大丈夫?」

    中尾「ああ、なんとか」ピース

    勅使河原「んじゃみんな水着に着替えて海に行くとすっか!」

    144 = 97 :

    このままだと海で……久保寺よりはマシか……

    145 = 1 :

    ~海~

    勅使河原「いやっほー! オレの海ー!」

    中尾「任せろー!」

    杉浦「きゃはは!」

    赤沢「うふふ!」

    望月「わーい!」

    「恒一くんも泳いできたら?」フフ

    恒一「はは、そうですね……ん? あの岩上の人影は……」

    146 = 1 :

    ~岬~

    見崎「……」ツンツン

    恒一「見崎、何してるの?」

    見崎「ヒトデの裏側が気になって――

       「榊原くん……今までは冗談で言ってたけど、流石に今度こそは犯罪の香りがするよ」

    恒一「違うってば! 例の松永さんの勤め先が偶々ここのリゾートホテルで! ほらみんなも向こうにいるでしょ!?」

    見崎「……そう」

    恒一「分かってくれた?」

    見崎「うん、あの距離から私を見分ける鳴ちゃん探知能力の高さがよく分かった」

    恒一「ぐ、別に見崎だから見分けられたわけじゃ……」

    見崎「違うの?」

    恒一「……いや、そうとも言い切れないけど」

    見崎「そう……」クス

    恒一「そ、そんなことより! 向こうにみんないるから見崎もおいでよっ」

    見崎「うん、いいよ」トテトテ

    147 = 94 :

    恒一マジストーカー

    148 = 13 :

    恒一のアピールが切ない

    149 = 1 :

    ~昼食後、浜辺~

    ザッザッザッ……

    松永「よう怜子、携帯の電池切れてるだろ? 相変わらずそそっかしいヤツだなー」

    「ありゃ……ごめん、よくここが分かったわね」

    松永「ここが一番ホテルに近い浜だからな」

    「そっかぁ」

    松永「今日は15年前のことを聞きに来たんだっけか?」

    「うん、マツが災厄を止めたって話を聞いてそれでね」

       「あ、丁度今年の3組の子たちが戻ってきたわ、直接話してあげて」

    赤沢「どうも初めまして、対策係の赤沢です」

    松永「ああ、こりゃどうも」

    恒一「さっそくで悪いんですけど、対策を止めるための手がかりをどこかに隠したんですよね?」

    松永「智香ちゃんにもそんなこと言ったらしいが……悪い、全然覚えてないんだ」

    見崎「そうですか……」

    150 = 1 :

    松永「ただ……そうだ! 学校に何かを持っていったんだ!」

    恒一「学校に? 学校に何を隠したんです?」

    松永「それは――

    ビュオオオオオオオオオオオオオ!!!!

    杉浦「きゃっ」

    望月「あっ、ボールが!」

    中尾「まかせろー!」ダッ

    ザブザブバシャバシャ――……

    勅使河原「おーい! どこまで行く気だー?」

    ……プカ…ピクピク……

    勅使河原「おいおいアレやばくねーか?」

    杉浦「ちょっと……やだ……」

    恒一「溺れたのかも! 助けに行こう!」ダッ


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