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    元スレ恒一「ないちん○対策?」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アナザー + - 見崎鳴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 = 1 :

    望月「いやちょっと待って、すごい勢いでこっちに流れてきてるよ!」

    杉浦「中尾の通った海面に白波が立ってる?」

    赤沢「違う、あれは白波なんかじゃない……」

    中尾「」ドピュルルルルルルル!!

    恒一「射精を推進力にしてこっちに向かってきてるんだ!」

    中尾「」ドピュルルルルルルル!!!

    ザパァ――ン!

    望月「浜辺に打ち上げられたよ!」

    赤沢「怜子さん早く救急車を!」

    松永「お、俺が……守ったのに」ワナワナ

    恒一「……?」

    松永「俺が……残したのに……教室に……」ワナワナ

    中尾「」ピュルピュル

    153 = 152 :

    恒一「射精を推進力にしてこっちに向かってきてるんだ!」


    名言出ました

    154 = 20 :

    これはひどい

    155 = 134 :

    名言?迷では

    156 = 1 :

    ~病院からの帰り道~

    「じゃあみんなも、気をつけてね……」

    赤沢「はい……行くわよ、多佳子」ソッ

    杉浦「……」ヨロヨロ

    千曳「災厄の被害があったと聞いて駆けつけてきたが、まさか夜見山の外でとは尋常じゃないね」

    恒一「夜見山から出ても意味はないんでしょうか?」

    千曳「ううむ、どうだろうね……彼に何か前兆のようなものはなかったかね?」

    恒一「そうですね……酷く吐いていました」

    望月「そういえば勅使河原くん、中尾くんが家から出てくる前に何かあったって言ってなかった?」

    勅使河原「お、おう……なんかお袋さんの着替えシーンにばったり出くわしちまったみたいでよ、それで吐いてたみたいだぜ」

    千曳「そうか! そういうことなのか……!」フム

    恒一「どういうことなんです?」

    千曳「きっと彼の災厄の起因はそれだったんだよ」

       「夜見山市内で母親のヌードに少なからず欲情してしまった時点で、彼が絶頂することはもう確定していたんだ」ウム

    157 = 41 :

    もうこの海入りたくねーな…

    158 = 121 :

    杉浦「…クンクン」

    159 = 1 :

    ~イノヤ~

    勅使河原「で、話ってなんだよサカキ」

    望月「あの場で話さずわざわざこうして僕たちだけを呼んだってことは、他の人には聞かせられない重要なことなのかな」

    恒一「うん、実は災厄を止める方法を隠した場所について松永さんから聞いたんだ」

    勅使河原「マジかよ! それって赤沢たちに話さなくていいのか?」

    恒一「まだ確証の持てた話でもないし、まずは少人数で情報を吟味してから伝えた方が良いかと思ってね」

    望月「そっか……今回はみんなで行った結果が中尾くんの被害だったもんね……」

    恒一「そういうこと、だから2人には他言無用でお願いしたいんだ、頼んだよ」

    望月「うん、わかったよ」コクリ

    恒一「ありがとう。それでね、僕が聞いた情報っていうのは『教室に何かを隠した』ってことなんだ」

    望月「松永さんの言う教室ってことは、今の3年3組じゃないよね?」

    恒一「うん、たぶん旧校舎の3年3組だと思う」

    望月「旧校舎なら任せてよ、美術部の部室が旧校舎の1階だから」

    勅使河原「じゃあ待ち合わせは美術部室な!」

    恒一「よし、明日こそみんなで災厄を止めよう……!」

    160 = 1 :

    ~翌日、学校玄関~

    綾野「あれー? こういっちゃんとてっしー? 帰宅部のエース2人がなんで学校来てんのー?」

    勅使河原「ま、まあな、ちょっと望月と待ち合わせでよ」

    恒一「そう言う綾野さんと小涼さんは何しに? 部活?」

    綾野「え……ああ、うん、ちょっと千曳先生に相談しにね」

       「で、結局2人は何しに来たのー?」フフン

    恒一「……災厄を止める手がかりを探しに来たんだ、内容が分かり次第みんなにも伝えるつもりだから安心して」

    小涼「え、マジ? そんなのあるんだ……」

    勅使河原「綾野と小椋も来るか?」

    綾野「……んー、パス」

    小椋「アタシもちょっと……」

    勅使河原「そっか」

    綾野「……さよなら、こういっちゃん」トコトコ

    小椋「……じゃあね」トテトテ

    恒一「あ、ああ、さよなら……」

    161 = 152 :

    兄貴は絶命しそうだ

    162 = 1 :

    ~美術部室~

    ガララ――

    勅使河原「あ」

    恒一「み、見崎……」

    見崎「……どうして2人が部室に?」

    勅使河原「えーっと……望月と待ち合わせしててそれで……」

    見崎「へぇ……わざわざ夏休みに旧校舎の人気のない部室で待ち合わせ、か」

    勅使河原「ふ、深い意味なんてないんだぜ? なあサカキ!」

    恒一「う、うん」

    見崎「榊原くん、本当?」ジ…

    恒一「う……」

    見崎「さ・か・き・ば・ら・くん?」ジー…

    恒一「じ、実はね……」

    勅使河原「おいサカキ!」

    163 = 134 :

    綾野一家…

    164 = 20 :

    鳴ちゃんに弱過ぎだろwww

    165 = 1 :

    ~旧校舎3年3組~

    望月「どうして見崎さんもいるの?」ヒソヒソ

    勅使河原「部室行ったらすでにいてよ、サカキが見崎の押しに負けてゲロっちゃったんだよ」ヒソヒソ

    恒一「面目ないです……」ヒソヒソ

    見崎「ほら、早く探さないと日が暮れちゃうよ?」

    恒一「じゃ、じゃあ手分けして探そうか」

    望月「けどどんなモノかも分からない探し物って難しいね」

    勅使河原「確かになー、サカキなんか聞いてねーの?」

    恒一「紙じゃなくって、何かを使ったもの、らしいよ」

    見崎「なぞなぞみたいね」

    勅使河原「こりゃ手当たり次第に探すっきゃなさそうだな」

    望月「それらしいもの見つけたら教え合おうね」

    恒一「よし、それじゃあ始めようか」

       ・
       ・
       ・

    166 = 121 :

    ロッカー「ヴィィーーーン…」

    167 = 13 :

    なんでかコンドームが頭を過ぎった

    168 = 1 :

    恒一「うーん、見つからないなあ」

    勅使河原「もしかして壁の中とかに埋まってるんじゃねーの?」

    望月「それはないよ、後輩のために残したんだから見つけやすいところのはずだよ」

    見崎「……ねえ、誰かあそこは探した?」スッ

    恒一「ロッカーか……そういえば誰もまだ手をつけてなかったね、よし」ガタガタ…ガチャリ…

    勅使河原「どうだサカキ、なんかありそうか?」

    恒一「ちょっと待って、うーん……あ! 天板に何か張り付いてるよ!」ベリベリ

    望月「これは……カセットテープ?」

    恒一「何か書いてある、えっと『将来このクラスで理不尽な災いに苦しめられるであろう後輩たちに』?」

    勅使河原「こりゃアタリだぜ、お手柄じゃん見崎!」

    見崎「……」

    恒一「見崎のおかげだよ、ありがとう」

    見崎「ううん、見つけたのは榊原くんだよ」クス

    勅使河原「オレは今酷い格差を見た」

    望月「放送室ならきっとこれが聴ける機材があるよ、行ってみない?」

    169 = 1 :

    ~放送室~

    恒一「確かにここならテープレコーダーありそうだけど、いいのかなあ」

    勅使河原「バレなきゃ大丈夫だって」

    望月「あ、見つけたよー!」

    見崎「じゃあさっそく、聴いてみましょう?」

    恒一「うん、カセットをセットして……再生、っと」カチッ キュルルルル――……

    カセット『……ザザ……ザ……ええっと……俺の名前は松永、松永克己』

         『1983年度の3年3組の生徒で……録音が終わったらこのテープはどこかに隠すつもりだ』

         『俺がこんなテープを残そうと決めたのには、ふたつの意味があるんだ……』

         『1つは俺の……俺自身の罪の告白……』

         『もう1つの意味は……後輩であるキミたちに、アドバイスを伝えたい……』

         『クラスに紛れ込むもう1本とそいつのせいで起こる災厄……』

         『それを終わらせるにはどうするか……つまり、それ……』

         『いや……やっぱり順を追って話した方がいいな……』

    恒一「……」ゴクリ

    170 :

    もう一本で不覚にもwwwww

    171 = 37 :

    もう一本wwwwww

    172 = 1 :

    ~下校路~

    綾野「それじゃあ、ね……」

    小椋「うん……ばいばい」

    綾野「電話、するから……」

    小椋「うん……」

    トテトテ……トコトコ……

       ・
       ・
       ・

    ~綾野家~

    綾野父「彩、そろそろ行くぞ」

    綾野「うん……ワガママ聞いてくれてありがとう……」

    綾野母「いいのよ、一番つらいのはお友達と離れなきゃいけない彩だって分かってるから」

    綾野父「なに、また帰ってくればいいさ、じゃあ出発だ」バタン

    ブロロロロロ――……

    174 = 1 :

    ~小椋家~

    小椋「ったく、何が『これからしばらくオナニー控えて欲しいの』だよ」シコシコ

        「妹の口からオナニーなんて単語飛び出てオカズにしない兄貴なんていないっつーの」シコシコ

        「あーやべ、なんかいつも以上に興奮するわー」シコシコ

        「アイツの部屋から下着くらい持ってくれば良かったな」シコシコ

        「まあいいや、1発抜いてから考えるか」シコシコ

        「由美イクぞおらぁ!」ドビュルルルル!

        「ふぅ……ってアレ射精がおさまらねぇ!?」ビュルビュルビュル

        「なんだよこれやべーよ気持ちよすぎて死ぬって……」ビュッビュッビュ

        「妹で抜いたバチが当たったのかクソ……」ドッピュドッピュ

        「自分の精液で溺れるなんて……」ビュクビュクビュク

        「あばばばばばば」ビュビュビュビュビュ……

    175 = 13 :

    どんだけ・・・

    176 = 68 :

    これは小椋さんも仇討ちする気にならないだろwwww

    177 = 20 :

    小椋さんみたいな可愛い妹がいたらそりゃ溺れる

    178 = 134 :

    小椋さんは窓の縁にこかんをぶつけた拍子にか…

    179 :

    そもそも災厄始まってから今まで生きてたのが不思議

    180 = 152 :

    これは逆に兄貴が気持ち悪すぎるわああああああああああ って八つ当たりする未来が見える

    181 = 1 :

    ~放送室~
     
    カセット『合宿があったんだ……2泊3日でクラス合宿が……』

         『担任の先生が夜見山神社っていう古い神社にお参りしてみようって言い出して……』

         『参加した生徒は俺を含めて20人……こんなことで呪いが消えるのかってみんな半信半疑だったけど……』

         『合宿2日目に俺たちはみんなで山に登って神社にお参りしたんだ……』

         『お参りついでに境内の掃除なんかもしたりしてさ……終わった後には先生ももう大丈夫ですって言ってくれたんだけど……』

         『やっぱりダメだった……そんな甘いもんじゃなかったんだ……』

         『神社の帰り道で早速だった……』

         『それまで良い天気だったのが嘘みたいに突然雲行きが怪しくなって……突然目も開けていられないくらいの雨が降り出してきたんだ……』

         『最初にやられたのは浜口って男子だった……』

         『馬鹿なヤツでさ……用意周到に傘なんか持ってきててさ……』

         『あいつは俺の前を歩いてたんだ……そしたら突然視界が真っ白になったと思ったらさ……』

         『浜口のやつ、射精してた』

    182 = 121 :

    シュールwww

    183 = 20 :

    傘関係ねえだろwwwww

    184 = 152 :

    いや兄貴が隔離されてありがとうって怜子さん庇う派になるのか…

    185 = 170 :

    まあ、服とか透けるししょうがないよな

    186 = 1 :

    カセット『俺は豪雨でよく見えてなかったんだけど、女子のブラウスが濡れて透けてたみたいなんだよな……』

         『傘で視界が晴れてた浜口はその透けブラをバッチリ見ちまったんだ……』

         『そこから先はパニックさ……』

         『浜口のことはほったらかしてほとんどの生徒が走り出して……とにかく早く山を下りなきゃって……』

         『雨の中を闇雲に走り出したすぐ後だった……』

         『2人目の犠牲者が出たんだ……星川って女子だった……』

         『パニくって走るうちに足を踏み外して崖から落ちそうになって……』

         『誰だったか覚えてないが、とっさにあいつを支えようと伸ばした誰かの手が掴んだのは、星川の下着だった……』

         『そう……全体重と勢いをつけて股間に食い込んだ下着が、星川の命を救うことと引き換えに絶頂をもたらしたんだ……』

         『切り立った高い崖で、あのまま落ちてたらきっと死んでた……』

         『だから仕方なかったんだ……あれは事故だ……俺は星川を犠牲者にしたヤツのことは責めない……』

         『いや、そもそも俺には責める資格がないんだ……だって俺は……』

         『とにかく、神社のお参りなんてなんの効果もなかったんだ……』

         『で、肝心なのはこの後だ……』

    187 = 68 :

    雷に打たれたショックで…

    188 = 41 :

    透けブラで射精か…

    189 = 94 :

    見方を変えればエロい合宿だな

    190 = 1 :

    カセット『やっとの思いで下山した直後にそれはあったんだ……』

         『それっていうのは……』

         『……』

    恒一「?」

    勅使河原「もったいぶりやがって……ったく」

    見崎「静かに……廊下、耳を澄ませて」ヒソヒソ

    ――カツン…カツン…カツン……

    望月「……これは足音!? まずいよ隠れなきゃ」コソコソ

    勅使河原「やべっ、テープ止めて引っこ抜かねーと!」ガチャッ

    見崎「榊原くん、こっち」チョイチョイ

    恒一「え、でもここに2人は狭いって!」ヒソヒソ

    見崎「いいから早く」グイッ

    ガチャリ――……

    教師「? 誰かいる気配がしたと思ったんだが気のせいか」キョロキョロ

    ギィ――…バタン

    192 :

    綾野ちゃん

    193 :

    勅使河原「ふぅ……危なかった……」

    望月「何とかやり過ごせたみたいだね……ってテープが!」

    勅使河原「ああ!? やばいやばい」グイグイ…ブチィ…!

    望月「あーあ、やっちゃった……って」

    恒一「あ、あの、見崎さ……顔がその、すごく近いんですけど……」ドキドキ

    見崎「顔だけじゃなくて身体もぴったりくっついてるよ?」クス

    恒一「あー、言われてみれば確かにそこはかとなく柔っこい感触が……」

    見崎「言われてみないと分からないのか……」ペターン

    恒一「に、日本人は控え目が美徳って言うしいいんじゃないかな?」ハハ…

    見崎「榊原くん、それフォローになってない」ジトー

    望月「……テープは僕が修理するから勅使河原くん、この2人の赤い糸もどうかブチッとお願い」

    194 :

    面白い

    195 :

    実は鳴ちゃんが一番の痴女だな

    196 = 193 :

    ~下校路~

    小椋「……」トボトボ

    パリーン…!!

    小椋「!?」ビクッ

    ダバー……ドロドロリ!

    小椋「あれは……兄貴の部屋の窓が内側から吹き飛んでヘンな液体が流れ出てきてる!?」

       「あ、あにきーっ!」

    小椋「」ビュルルッ ビクビク



    ~とある道路~

    ブロロロロ――……

    綾野父「あばばばば」ビュルルルル

    綾野母「あなた!? いったいどうし――ひぎぃん!?」ビクビク

    綾野「お父さんお母さん!? いやぁあああああ!!」

    ギャギャギャギャ――ドゴォーン!! ズリュッ!

    197 :

    実は恒一くんがもう一本で最終的には鳴ちゃんと百合百合

    198 = 134 :

    初対面の人に対しいきなりパンツを下げにかかる奴が痴女ではないと?

    199 = 193 :

    ~噂話~

    「聞いた? 綾野さんのこと」

    「あれってさ、逃げようとしたんだよね」

    「たぶんね……運転中のお父さんが例の発作で事故、衝突の勢いで投げ出された身体がシフトレバーに着地してロストバージンらしいよ」

    「うわぁ……」

    「同じ日に小椋さんのお兄さんもだって……」

    「窓ガラスが内圧で吹き飛ぶくらいの量のアレを放出して……って話だよね」

    「引きこもってたんだよね?」

    「みたい……逃げようとしても家に閉じこもっててもダメだなんて……」

    「……あのね、合宿なんだけどね、意味があるらしいよ?」

    「意味って?」

    「神頼みかな、それで助かった年があるんだって……!」

    200 = 195 :

    ちょっとシフトレバーになってくる


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