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    元スレ照「京ちゃん、カッコよくなったね」京太郎「えっ!?」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    901 = 897 :

    かわいい

    902 = 803 :

    ほほほ

    903 = 792 :

    「う、五月蝿い五月蝿い!黙れこの無礼者!貴様に私を笑う権利など無いぞ!」

    「なにさ!」

    「どうせ貴様も私と同じ宿命を負った、同孔の狢に過ぎんと言っている!」カッ!

    「っ!」ビクッ

    「牢記しておくが良い!二年後、貴様が今吐いた言葉が、今度は貴様の喉を食い破らんと牙を剥くのだ!」

    「くっ…」

    「ふはははは!己が言葉に羽根を切り裂かれる無様な貴様の姿が目に浮かぶわ!楽しみにさせて貰う!」

    「ちゃ、ちゃんと牛乳、毎日飲んでるもん!」

    「甘い!それも既に私が通った道よ!」

    「ううううー…」

    「諦めろ!運命とは…決して逆らえぬ、大河のうねりにも似たものよ!」

    「あう…」ガクリ

    ※日本人は牛乳の吸収効率が悪いので、小魚等でカルシウムを採りましょう。また、同時に鉄分も

    904 = 885 :

    すごいカッコイイこと言ってるけどお姉ちゃん涙目です

    905 = 792 :

    京太郎「すいませーん。追加注文したいんですけど…」

    咲照「「!?」」

    ヒュッ

    京太郎「…ん?今、どっかで聞いた事有る声が聞こえたような…」キョロキョロ

    店員「お客様ー?どうかされました?」

    京太郎「…ああ、すみません。えっと、ラムタコスと、コーヒーを…」


    「…何故隠れた。臆病者」コソコソ

    「…お姉ちゃんこそ」コソコソ

    「…」

    「…」

    「…タコス屋の向かいは、百円ショップか…」チラッ

    「?」

    「…付いてこい、咲。これくらい私が持ってやる」

    「お姉ちゃん…?」

    906 = 862 :

    照ェ

    908 = 792 :

    店員「お待たせ致しましたー」

    京太郎「ありがとうございます」

    京太郎「さって、と。優希のとこに戻るか」スタスタ

    店員(さっきから何回も来てるけど、あの子達、高校生かな?よく食べるなぁ)

    店員(なんか、カップルっぽいけど、初々しいし、見てて和むなぁ)

    店員(ふふっ。お幸せに♪)

    店員「…っ!?」ゾワッ

    ゴゴゴゴ

    (ピンクアフロ+☆型眼鏡+宴会用のコスプレ制服(上下)計420円)「…」ザッ!

    (真っ黄色のロングウイッグ+ティアドロップの濃いグラサン+宴会用コスプレ軍服(USnavy空軍元帥仕様200円)計525円)「…」ザッ!

    店員「い…いらっしゃい…ませ…」

    「…ラムタコスと牛乳」

    「me too」

    店員「か、かしこまり…ました…」

    909 = 885 :

    声出して笑った

    910 = 874 :

    今週のてるてる

    東京

    長野

    東京(バナナ)

    長野(クマ)

    東京

    長野

    東急(変装)←いまここ

    911 = 792 :

    店員「こ、こちらで召し上がりますか?それともテイクアウト?今なら、テイクアウトが非常にお得になっておりますが…なんかもう、色々と」

    「ここで食べていく」

    「me too」

    店員「…か、かしこまりました…」

    「咲。あそこの席が良いな。多少姿の確認はし辛いが、あそこなら見つかる可能性は低そうだし、会話の聞き取りも容易だ。延長上にトイレや注文カウンターが無いのも大きい」

    「yes I see」

    「よし。決まりだ」

    店員(なんぞこれ…)

    912 :

    キャラ作りまでするなんて完璧だな

    913 = 792 :

    店員「お待たせしました…」サッ

    「うむ」スッ

    「thanks a lot」←最近学校で習った言い回し

    「むっ。結構ボリュームがあるな…皿が重いのか」フラッ

    「あわわっ」フラッ

    店員「だ、大丈夫ですか?なんなら席まで私がお持ち致しますが…」

    「何。問題無い。余り目立ちたく無いのでな」フラフラ

    「oh…oh…ちょ、待って…お姉ちゃ…」ヨタヨタ

    「英語」

    「please wait…」フラフラ

    「頑張れ」スタスタ

    「…じーざす」

    914 = 885 :

    この姉妹愉快すぎるwwwww

    915 = 807 :

    こんな姉妹実際に見かけたら吹くわwwwwwwwwww

    916 = 792 :

    「ふう…無事着いたか」コトン

    「お姉ちゃん!酷いよ!」コトン

    「咲。お前も無事着いたか」

    「私のサングラス、お姉ちゃんのより暗いんだよ?ただでさえタコスが重いのに、これじゃまっすぐ歩けないじゃない!」プンプン

    「おい、咲。声が大きいぞ」

    「大体、お姉ちゃんってばいっつもそう!そうやって好き勝手に…」

    (くっ…頭に血が登っている。早く落ち着かせねば、周りの注目も集めてしまうだろうし…致仕方ない…か)

    「咲」

    「東京に行ったのだってそう!少しくらい私にだって相談してくれたら…」

    「咲。これを見ろ」スッ

    「私だって、少しは、お姉ちゃんの…力…に…?」

    「じゃーん。東京バナナ」

    「…」ゴクリ

    917 = 869 :

    やはり姉妹か・・・・・・

    918 :

    何かいろいろおかしなことになってるな

    919 = 884 :

    東京バナナ最強説

    920 = 792 :

    「落ち着いたか」

    「う、うん…あの、お姉ちゃん?そ、それって…本物?」

    「ああ。…咲。そろそろ事情を説明して貰えないだろうか。何故お前が、京ちゃんに隠れて尾行する事になっているのか?そして、京ちゃんに、一体どんな大変な事が起こっているのか?」

    「納得がいく説明をしてくれたならば、この一番小さい箱の東京バナナを貴様にやろう」

    「…」

    「…わかった。それじゃあ」

    「…一から…話すね」

    921 = 873 :

    どうやらこの東京バナナは俺の知ってるそれと違うようだな

    922 = 897 :

    「じゃーん。東京バナナ」
    ↑かわいい

    923 = 792 :

    「…京ちゃんが…デート!?」

    「うん…」ハムハムハム

    「…ほわわ~」ニヘラ
    「ば…馬鹿な…そんな…!嘘だ…!」

    「嘘じゃないよ。ほら、あっちの席に、可愛い女の子が座ってるでしょ?…片岡優希ちゃんって言うの…」ハグハグハグ

    「ほ、本当だ…」ガクガクガク

    (東京バナナ美味しいなぁ~(*´∀`*))←自分より動揺してる人が居ると、冷静になる子

    924 = 885 :

    タコス食えじょ!

    925 = 792 :

    「くっ!と、遠目からだが、確かに可愛い!」

    「あ…もう食べ終わっちゃった…」ショボン

    「…はは。私では、とても太刀打ち、出来ん…な…」ガクリ

    「やっぱりお姉ちゃんも、そう思う?」ガクリ

    「…ああ。成りは小さいが、アイドル級じゃないか…」

    「だよね…私達姉妹みたいな地味な子じゃ、太刀打ち出来ないよね…」

    「ううう…」ジワッ

    「ううー…」クスン

    926 :

    しえんた

    927 :

    てるてる・・・

    928 = 792 :

    京太郎「どーだ?優希。ラムタコスは」

    優希「うむ!独特の風味の柔らかいラム肉がタコスのスパイシーなソースに不思議なほどマッチして、それをシャキシャキの野菜が引き締め、香ばしいトルティーヤが全てを包み込んで調和させてるじょ!」

    京太郎「そ、そうか。美味いか…」

    優希「私は今、最高に幸せだじょ~…」

    京太郎「ははは…」

    優希「京太郎。お前も一口食うか?」

    京太郎「お?いいのか?」

    優希「勿論だじぇ。メニュー制覇の道はまだまだ長いしのう」

    京太郎「んじゃ、お言葉に甘えて」パクッ

    京太郎「うん!美味い!」モグモグ

    優希「えひひ~。だろだろ~?」パクッ


    「…」

    「…」

    「…なあ、咲。アイツ、殺していいか?」ニコッ

    「だ、駄目だよう!」ビクッ

    929 = 884 :

    これが後の全国大会決勝先鋒戦、通称タコスの惨劇の始まりだった……

    931 = 792 :

    「ぎぎぎぎぎ!!な、なんだアイツ!!さり気なく京ちゃんにあ~んしやがって!」ギリギリギリ

    「し、しかも!関節キスだと!?まだ付き合ってもいないのに、なんて破廉恥な!なんだあの売女!!」ワナワナワナ

    「…」←昨日の朝こっそり関節キスした人

    「や、やはり許せん…!あんな変態女、京ちゃんには相応しくあるまい!引導を渡してくれる!」

    「だ、だから駄目だよ!それに京ちゃんの目の前で優希ちゃんに悪さしたら、お姉ちゃんまで嫌われちゃうからね!」

    「ぐおぉお!?あ、あのタコス女め!そこまで計算済みとでも言うのか!」

    「なんという恐ろしい相手だ…!」

    「いやいやいや」

    932 = 792 :

    気付いたから訂正
    関節キス→間接キスね

    どんな特殊プレイだ

    933 = 853 :

    膝裏ペロペロとな

    934 = 792 :

    優希「ふう。ご馳走様!ラムタコス完食だじぇ!」

    京太郎「お粗末さん。次は何食べる?」

    優希「シーフード!…けど、その前にちょっとお花を摘みに行ってくるじょ」

    京太郎「ん?そうか?なら、俺はこのまま待ってるぜ」

    優希「すぐ戻るっ!」ガタッ

    京太郎「行ってらー」

    京太郎「…」

    935 = 792 :

    「…小娘が席を外した。…どうしたのだ?」

    「…」モジモジ

    「…咲?」

    「ご、ごめん、お姉ちゃん。私ちょっとおトイレに…」

    「ああ。行って来い」

    「行ってきます…」ガタッ

    「ああ。行って来い」

    「…」

    「…」チラッ


    京太郎「」ボケーッ


    「…今なら、京ちゃん一人だけか…」

    936 = 807 :

    来たか……

    937 :

    938 = 792 :

    「…」ガタッ

    「…」スチャッ

    「…」ガタッ

    「…」スチャッ

    「うう…」ソワソワ

    「くっ…や、やはり…怖い…!」

    「京ちゃんは、果たして私のような地味な女の事を覚えてくれているのだろうか?」

    「…忘れられてたりしたらどうしよう」

    「嫌そうな顔されたりしたら、どうしよう…」ジワッ

    「露骨に他人行儀な態度取られたりしたら…」

    「…だが、こうして悩んでいる間にも、時間は過ぎて行く…」

    「さっさと覚悟を決めろ!宮永照!さっきの小娘が戻って来ては、尚更声をかけにくくなるぞ!」

    「…ぐううう…!」

    「ううううう~っ!」

    「…ええいっ!南無三!」ガタッ

    939 = 792 :

    京太郎「ふぁ~あ。今日も早起きしたから、ちょっと眠みーや…」ゴシゴシ

    「あの…京ちゃん」

    京太郎「…優希が戻って来るまで、ちょっと寝ておこうかな…」

    「京ちゃん…」

    京太郎「…コーヒーって、あんま眠気覚ましになんねーのかな?」

    「京ちゃんっ!」

    京太郎「ん?」クルッ

    ピンクアフロの怪しい女「ああ…良かった。気付いてくれた…」ホッ

    京太郎「ぶふうぅぅぅう!!?」

    940 = 790 :

    照さん……

    941 :

    何やってんすか照さん

    942 = 792 :

    京太郎「え!え!うえ!?すわ何事!?え!?」キョロキョロ

    「ふふ。吃驚しただろう?私が此処に居るなど、夢にも思わなかっただろう?」ニコッ

    京太郎「いや。そりゃ確かに、夢にも思いませんでしたけど…」

    (ああ…京ちゃんだ!このオーバーリアクション、京ちゃんだ!)

    京太郎「え?なにこれ。ドッキリ!?」

    「ふふふ…」

    (優しそうな風貌は、ちっとも変わらないね)

    (…ううん。ちょっとキリッと…男らしくなったかも)

    (…背は、沢山伸びたね)

    (昔は私より小さかったのに、今は頭一つ分くらい追い越されちゃった…)

    (胸板も厚くなったし…)

    (うん。やっぱりだ。君は私の思い描いてた通り。いや、それ以上に…)

    「京ちゃん、カッコよくなったね」

    京太郎「えっ!?」

    944 = 797 :

    よりによってこのタイミングでスレタイ回収かよww

    945 :

    あと60レスもない状態でやっと回収したか

    946 = 792 :

    京太郎「いやいやいや…えーっと、お姉さん?アナタ何言って…」

    「ふふ。否定する事は無い。これは私の素直な感想だ。黙って受け取って欲しい」

    京太郎「は、はあ…一応…ありがとうございます…?」

    「久しぶりに会ったのだ。積もる話も有るのだが…今は都合が悪そうだしな。出来れば、また後で二人切りで会えないだろうか」

    京太郎「え…」

    「…ああ、そうだ。君ももう高校生だものな。携帯は持っているだろう。良かったら、番号を交換しないか…」

    京太郎「ちょ、ちょちょちょちょっと待ってる下さい!」

    「…嫌か?」

    京太郎「…って言うか、あんた誰」

    「」ピシッ

    947 = 884 :

    涙が止まらない

    948 :

    てるてる…

    950 :

    京太郎「ちょ、ちょちょちょちょっと待ってる下さい!」

    分かってんだろ


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