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    元スレほむら「さやかの唄」

    SS覧 / PC版 /
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    みんなの評価 :
    タグ : - QBマンセー + - まどか達に救いはないんですか!? + - 沙耶の唄 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 = 83 :

    102 = 1 :

    私は今にも私に振り下ろされんとしている触手に飛び移り、触手を伝いさやかの魔女へと走り寄る。
    時間が停止して居る為、足を踏み出す度にあの肉塊の気持ちの悪い柔らかさを感じずに済むのは幸いである。
    盾から液体窒素の入ったボンベを取り出すと、その側面に時限爆弾をセットする。
    そして砲丸投げのように遠心力を利用して、その肉壁の途中から覗かせている瞳付近へと投げ入れた。
    素早くその場を離れつつ、盾の中からRPG-7を取り出した。数があまり無い為普段は使わないが、今正にその使い時だろう。

    時間が再び動き出す。
    杏子が私に向かって何かを叫ぶのと同時に、液体窒素で満たされたタンクが勢い良く爆ぜた。

    「壹夛ァ゛ァ゛痾゛アアアア壹脾ィ゛ィ゛ィィ――――!!」

    鼓膜が腐り落ちるような湿った叫びがホールに響いた。
    的確に私と杏子を狙い撃ちしていた触手が宙で不規則に振り回され、液体窒素を振り落とそうと暴れまわる。

    「喰らいなさいッ!」

    RPGの引き金を引く。強い衝撃に耐えられず私は後ろに吹き飛ばされ、床に倒れ込んだ。
    間髪入れずにさやかの魔女の瞳付近に着弾し、爆発と同時に白い破片が当たりに飛び散り充満した。
    視覚のみならず、意外にも触手一本を破壊する大健闘を見せる。
    私は聖火を見届けると素早く体勢を立て直し、壁を蹴り杏子の方へと飛んだ。




    103 :

    完 結

    皆さま、お疲れさまでした。
    結局、最後までいちゃいちゃするだけでしたね、はい。
    元ネタはいくつかあります。
    キミキスだったりアマガミだったり……これに関しては完全に趣味なのであしからず。
    初めて即興で書きました、地味に。
    普段書き溜めでゆっくりするから、即興だと投稿ペースが遅くて、人が絶えることが不安で不安で。
    しかし、予想以上の支援いただけたので、この場で感謝を述べようかと。
    支援、保守の方々、誠にありがとうございました。
    ……疲れた。寝よう。
    ではではノシ
    今度はひびにゃんSSでも書こうかな。

    104 = 83 :

    ほむほむ

    105 = 20 :

    106 = 1 :

    (やはり思ったとおりだったね。お手柄だよ、暁美ほむら)

    インキュベーターがテレパシーで話しかけてきた。
    直接声を出さないのは恐らく聴覚によって我々の場所を悟られないためだろう。

    (ああ、そのとおりだよ。ただ、もう一人の沙耶という生き物が見ている可能性が高いから効果がある可動化は怪しいけどね)
    (いえ、警戒するに越したことはないわ……杏子、聞いてたかしら)
    (聞こえてたよ。これからはテレパシーで声掛け合うぞ)

    私にむかって一瞬目配せすると、先程爆ぜたさやかの魔女を見つめた。
    一気に畳み掛けるべく杏子は中階から飛び出すと、さやかの魔女へ斬りかかる。
    本来であればさやかを助けだすべく動きたかったであろう杏子にとって、この戦闘が私以上に一層辛いことは容易に想像ができる。
    だが、杏子は友人ではなくこの魔女システムを……いや、この世界の平穏を取った。
    決して破られてはいけない、この他人の日常を取ったということになる。

    (悪いなさやか……でも、こうするしか無いんだ……すまねぇ)

    頭上高くにやりを振り上げ、ダメージの大きい部分を切断すべく振り下ろす。
    だが、その瞬間のことだ。

    (……杏子!危ない!)

    107 = 20 :

    108 = 1 :

    ソウルジェムの濁りがそろそろ危ないが、反射的に盾に手をかざし時間を停止する。
    一気に跳躍し、魔女の正面で目を見開いている杏子を抱きかかえ、そのまま魔女の背後へと回り込んだ。
    時間が動き出すと同時に、今まで杏子が板であろう空間を勢い良く触手が通過した。

    (……なっ!?お、お前……)
    (間一髪ね……もうそろそろソウルジェムが限界だわ)

    再び中階へ降り立つと、杏子の肩にいたインキュベーターが背中からグリーフシードを取り出す。
    投げられたグリーフシードを受け取り、ソウルジェムから汚れを吸い取り出す。

    (今君にダウンされてしまうととても困ってしまうからね。前にも言ったけど必要になったらいつでも言って欲しい。
     それにしてもやはりあの魔女は正面の視覚だけではなくて、どうやらあの張り巡らされた肉壁の視覚も利用できるようだね。
     いや、もう魔女言っていいのかさえわからないけど)

    インキュベーターは下階の床をじっと見つめている。
    丁度ホール入り口の柱の陰になっているここは、魔女からは見えないようだ。
    だが同時にここから私達にも魔女は見えない。無論沙耶を始めとする怪物だって見えない。

    109 = 57 :

    ほむむむむ

    110 = 82 :

    QBが味方とか燃える

    111 = 90 :

    112 :

    >>110
    そんなわけが無い
    何かたくらんでるはずだ。

    113 = 1 :

    (……此処に来たのは少々早計だったようだ。一回撤退して体勢を立て直そう)

    インキュベーターの提案に私はコクリと小さく頷いた。
    杏子は不満気にインキュベーターを睨みつけたが小さく舌打ちをして罰が悪そうに視線を逸らした。

    (杏子、私に捕まりなさい。これからここを脱出するわ)
    (は、なんでだよ)
    (いいから)

    無理やり今日この手を引っ張るともう片方の手で盾に触れて時間を停止させた。
    何が起きているのか理解できずに当たりを見回す杏子を余所に、出口めがけて跳躍した。
    そのまま一気に廊下を駆け抜け、結界入り口の扉を蹴破った。
    半ば倒れこむように外へ飛び出すと同時に再び時間が動き出した。

    「……クソっ!さやか……!」
    「しかたがないわ……私だってこんな経験初めてですもの」

    杏子は右腕出壁にもたれかかり、壁を殴る。彼女にとってはこれは3回目の侵入だ。
    魔女一体に対して無力な自分に対する情けなさと、さやかに対する申し訳なさで彼女の精神も限界が近い。

    「近いうちにもう一度、アタックするしかないようね」
    「そうだね。何とかしてあの沙耶という怪物をなんとか見分けないと。
     多分全ての回復能力や肉体の組み換えを担っているのは彼女だ。
     そこさえ潰せればなんとかなるかもしれない」

    私はインキュベーターの言葉にただ無言で頷きながら、杏子の背中を優しく撫でる事しかできなかった。

    114 = 82 :

    >>112
    まぁ共倒れしてくれ程度にしか思ってないだろうが
    でも利害の一致で共闘とか燃えるやん?

    115 = 57 :

    あんあん……

    116 = 20 :

    117 = 57 :

    118 = 1 :

    部屋に戻った私は、なかなか寝付くことが出来なかった。
    目を閉じれば暗闇の奥からあの怪物が襲ってくるんじゃないか、という恐怖が私にしつこく付き纏う。
    杏子が眠りについた後で、空が明らむまで私は何度も部屋の中を見回していた。
    インキュベーターが見張っていると入ったものの、あの怪物に襲われたては手も足も出ないだろう。
    私は久々に恐怖に涙した。巴マミがいてくれたらどんなに良かっただろう、と強く後悔した。
    すべての事の発端は私が何を刷るにも不器用で、回りくどくて、根性無しで、意気地がない事なのだ。
    もし私に勇気があって、皆に本当のことを伝えられてさえいれば、こんなループが訪れることもなかっただろう。
    今にもあのソファの下から、モニターの裏から、カーテンの影から、アレが襲いかかってくる気がした。
    怖かった。怖くて仕方がなかった。
    私がやっとうとうとと眠りについたのは、窓から朝日差し込み部屋がぼんやりと明るなってからだった。
    こんなにも陽の光が暖かいものだとは思わなかった。

    ――気づけば時計が昼過ぎを回っていた。

    「目覚めたようだね暁美ほむら。随分うなされていたけど疲れは抜けたかい?」

    インキュベーターが私の枕元に立っている。あの変わらない表情を見て安心する日が来ようとは。
    私は起き上がると部屋を見回した。

    「……杏子は?」
    「ああ、彼女なら君が寝付くのと入れ替わりで出ていったよ。
     なんでも思いついたことがあるからって言ってね」

    ……なんだろう。とても嫌な予感がする。


    119 = 20 :

    120 = 1 :

    身だしなみを整え、部屋を後にする。
    強い日差しに照らされて、白い清潔感のあるビルのタイルや窓ガラスが美しく光を反射している。
    ああ、この街のなんと平穏で美しいことか。何も知らずにこの日常の有難さに気づかない通行人達に恨みすら覚える。
    インキュベーターを肩に載せ、整った街並みを抜けてあの廃ビルの方へ歩いて行く。

    「まだ何も対策は決まってないじゃないか。今行ったところで結果は変わらないと思うけど」
    「ええ、そんな事は百も承知よ。結界が広がっていないか見に行くだけ」
    「なるほどね」

    駅前の大型画面で昨日病院から液化窒素が盗まれたと報じられていた。
    管理方法が問われているようだが、多分問うだけ無駄だろう。カードキー付の倉庫でしっかりと管理されていたのだから。
    もう一本拝借しようかとも思ったが、この分だと盗みに入るのは危ないだろう。
    残った液化窒素はボンベ一本分。これを武器にどう立ち回るかが問題だ。

    「ほむらちゃん……!」

    そして私は最も会いたくなかった人物の遭遇を果たしてしまった。

    「鹿目、まどか」

    121 = 57 :

    まどまど

    122 = 1 :

    「ほむらちゃん!2日も学校来ないし……探したんだよ!」
    「……」

    私は無言でまどかの顔を見つめた。この子をこれ以上の悲劇に付き合わせる訳にはいかない。
    何も言わずにこの場を立ち去ってくれないか。さやかについて知りたいのは山々だろうがそう願ってしまう。
    だが私の期待を悪い意味で裏切るのがこの子だ。まどかは私の視線を物ともせずに言葉を続ける。

    「ねぇ……さやかちゃんの事、なにか知ってるんでしょ?」
    「……」

    ただ黙って、彼女を視線で牽制する。

    「黙ってないで教えてよほむらちゃん!だって……だって……さやかちゃんかわいそうだよ……!」

    この子はたださやかが魔女化してしまったことだけを知っているはず。
    なら尚の事、いまさやかが置かれている状態や、私達が戦っている相手の話は知らないほうが身のためだろう。
    お願いだから。引き下がって。

    「ねえ、ほむらちゃん!」

    私の口からくっ、と小さく言葉にならない言葉が漏れた。

    123 = 57 :

    ほむぅ……

    124 = 1 :

    昨日の夜何を思っただろうか。
    勇気がない。勇気がないからこそ、事実を離せないからこそ、事態を悪化させ続けてきたのだ。
    まどかだけじゃない。マミにも、さやかにも、杏子にも本当のことを伝えられずに居る。
    だが本当にそれで信じてもらえるのだろうか。本当に信用してもらえるのだろうか。
    怖いのだ。今微妙な均衡を保っているこの平穏が、人間関係が、これ以上崩れるのは怖い。
    ……でも今は違う。今から伝えるのは自分のことではない。
    彼女にとって最も大切な人の一人である、さやか。そのさやかの現実を伝えなければならない。
    まどかはこの見るに耐えない醜く残酷な現実を受け止められるだろうか。
    自責の念が強い彼女が果たしてこれ以上耐えられるだろうか。
    インキュベーターは思うはずだ。ここで真実を伝え、まどかが折れて契約に漕ぎ着ければ全てはそのまま解決すると。
    今のところ、そのインキュベーターは不気味な沈黙を守り、ただ私を見つめているだけだ。
    選択権は私にある。

    「……さやかは」

    口を開いた。

    125 = 1 :

    「貴方の知っての通り、魔女化してしまったわ」
    「それはわかってる……でもほむらちゃん、杏子ちゃんと一緒に何かしてるじゃない」

    これ以上深みに彼女を突き落としていいのだろうか。今この瞬間に、私は決めなければいけない。
    はぐらかすことも、真実を伝えることもできる。この2つの選択肢があるのは今だけ……

    「今朝杏子ちゃんに会ったんだよ」
    「……え?」

    思わず耳を疑った。

    「杏子ちゃん、今さやかちゃんと助け出すために頑張ってくれてるんだって。
     それでね、ほむらちゃんも協力してくれてるって聞いたの」

    ええそうよ、と軽く相槌を打つ。まどかが何処まで知っているのかを見極めなくてはならない。

    「でも杏子ちゃんは私は絶対にさやかちゃんに近づいちゃいけないって言ってた。
     たしかに私は魔法少女じゃないし、魔女をやっつけることは出来ないけど……
     でもきっと力になってあげられると思うの!」
    「いい加減にして!」

    126 :

    ほむほむ

    127 = 1 :

    「まどか……!貴女は何も知らないからそんな事が言えるのよ!
     私達が今何と対峙しているのか、どんな選択を迫られているのか知らないから……!」
    「ほ、ほむらちゃん……」
    「私や杏子ですら手に負えないの……!
     インキュベーターの手を借りてすらどうにも成らないの……!」

    私はまどかに背を向けると袖口でメモをと拭った。

    「怖いのよ……逃げてる自分が嫌なのよ。
     貴女に合わせる顔なんて無いのよ……!」

    こらえようにも涙が溢れ出し止まらない。

    「貴方の優しい気持ちがとても辛い。
     その優しさがいつか制御の効かない結果になってしまうのに……
     心の何処かで貴女ならもしかしたらって思ってしまう自分がほとほと嫌になるの」

    その刹那、私の背中が暖かい物で包まれた。そして強く、抱きしめられた。

    「ほむらちゃんの気持ちはよくわかったよ。
     私に契約してほしくないのも、自分の為なんかじゃないってわかってるよ。
     でもね……少しずつおかしくなっていく杏子ちゃんやほむらちゃんを見てるのだって、とっても怖いんだよ」

    128 = 57 :

    まどまど

    130 = 1 :

    「私、もう一人になっちゃったんだよ。
     マミさんもさやかちゃんも、居なくなっちゃったから……」
    「まど……か」

    胸に回されたまどかの手に自分の手を重ねる。その手は冷たく、そして小さく震えていた。
    彼女の手を強く握りしめた。

    「さやかのことはどうしても言うことは出来ないわ……でも」

    手を振りほどくと、まどかに向き直る。そして今できる精一杯の微笑を彼女に向けた。
    不安に押しつぶされそうなのは私もまどかも同じ事なのだ。だがそれを共有したからと言って状況が好転するとは限らない。
    むしろまどかの場合、これ以上の重荷になった場合、一人では支えきれずに近いうちに全てが無に帰すことになるだろう。

    「私と杏子も必ず帰ってくる。信じて」

    そう言うと、私は彼女の答えから逃げ出すようにその場を足早に立ち去った。

    「どうしてだろう……私、ほむらちゃんを信じたいのに……でも……」

    131 = 57 :

    ほむほむ

    132 :

    仁美「……」

    133 = 1 :

    「やはり君はまどかに契約してほしくないんだね。まどかなら一撃で全てを解決できるかもしれないのに」
    「協力関係とは言え、基本的な考え方を変えるわけじゃないわ」

    ようやくインキュベーターが口を開いた。やはり何か魂胆があってのことなのだろう。
    まどかの姿が見えなくなると、私はグリーフシードを取り出し大通りを西へと進んで行く。
    人ごみの中には見滝原中学生の制服姿も目立つ。
    私もいつかあのように、この通りを誰かと何も気にせず歩く日が来るのだろうか。

    「これで此処に来るのは3度目ということになるね」

    インキュベーターは私の方から降りると一人で建物の中に入っていった。
    そして後ろを振り返ると、一瞬その目を細めた気がした。

    「とても言いにくいんだが……」

    わざとらしく言葉を貯めた。そして

    「この中にもういるんだ、杏子が」

    134 = 1 :

    >>132
    あw

    135 = 79 :

    あんあん

    136 = 57 :

    あん……あん……?

    137 = 57 :

    ほむむむむ

    138 = 1 :

    「な、なんですって……!」
    「いや、君がまどかと喋っている時に気づいたんだが……
     僕だって魔法少女の位置を正確に把握できるわけじゃない。
     でもほぼ間違いなさそうだ。ずっと同じ位置から動かない……」

    その事実に言葉を失った。杏子はこの中にたった一人で居るというのか。
    すべての液化窒素は私の盾の中にある。つまり杏子はほぼ丸腰で中に入ったことになる。

    「あの馬鹿……!」

    私は走りだしたインキュベーターのあとに続くように廃ビルの中に駆け込んだ。
    この階段を初めて一人で登るのは初めてだ。
    何故一人で入ったのだろう?何か対策を思いついたのか、それともどこからか液化窒素かその代用品を見つけ出してきたのか。
    いくらさやかに思い入れがあるにしても何も持たずに入るなどという自殺行為を杏子がするとは思えない。

    あの忌々しい扉の前にたった。追いついた私の肩にのったインキュベーターが私に話しかけた。

    「ほむら、いいのかい?まだ手立てはついてない」
    「ええ、ダメで元々よ……杏子が無事なら連れ戻す、それだけよ」
    「ふむ。まあそれが無難だね」

    私は錆びついたドアノブに手をかけた。

    「まって!ほむらちゃん!」

    139 = 57 :

    まどまど?

    140 :

    なんて邪魔なまどまど

    141 = 57 :

    ほむ

    142 = 1 :

    振り返るとそこにはまどかが立っていた。

    「鹿目まどか、君は……」

    言葉を失った私の代わりにインキュベーターがまどかに問いかけた。
    まどかは肩で息をしながら私の顔をじっと見つめていた。

    「ほむらちゃんに着いて行けばさやかちゃんが何処にいるかわかると思って……
     ごめんね。でも……どうしてもホムラチャンの言葉が信じられなかったんだ」
    「貴方は何処まで愚かなの、鹿目まどか……!」

    この期に及んで牽制をしたところでもう手遅れだろう。
    まどかはじりじりと私との間合いを詰める。

    「この中に居るんだよね……さやかちゃん」

    決して目を逸らしてはいけない。

    「ねえお願い……私を連れて行って……!
     さやかちゃん、きっと私ならわかってくれると思う!だから……!」

    私は……

    1. 少ない確率にかけて、まどかを連れて行くことにした。

    2. まどかを連れて行くのは余りにも危険すぎる。置いていくことにした。

    >>150までに多い方

    145 :

    グロ肉的に考えて1

    150 = 62 :

    >>134

    小説版的に、さやかが死んで2日後なら仁美はもはや友達とカウントされてないと思うから大丈夫


    1


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