元スレ勇者「魔王様はとても素晴らしいお方です」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 31 :
なかなかできたSSじゃな
102 = 1 :
戦士「うほっ(おい!どうするよ!会談で王様を殺すとか言ってただろ。魔王は)」
僧侶「くぅ~ん……」
勇者「戦士の言葉が通じないとは……なぜだ」
戦士「うほっ!?(そこ!?)」
勇者「お前本当にゴリラになったの?」
戦士「うほうほっ!(マジ怒るぞこのやろう)」
勇者「あとは盗賊か……」
戦士「うっほうっほ(なぁ勇者、きっと盗賊は雉だぜ雉!)」
勇者「は?なんで?」
戦士「うほっ(犬、猿と来たら雉だろ?)」
勇者「お前は馬鹿でいいなぁ」ハァー
戦士「うほっ!(お前が言うな!)」
103 :
ゴリラかわいいな
104 = 31 :
キングコングじゃなくてよかったなゴリ
105 = 1 :
勇者「もうこうなったら実力行使しかないかもな……」
戦士「うほほ?(力づくってことか?)」
僧侶「わんわんおっ?」
勇者「ああ、魔王が自身で会談にくるんだ。そこで仕留めれば呪いも解けるかも……」
戦士「うほっ(まぁ俺らが何を言っても聞いてもらえないからな)」
僧侶「きゅぅん」
勇者「そんな落ち込むなよ!大丈夫!」
戦士「うほほ?(だが、勝てるのか?以前負けただろ。それに今回は盗賊もいないで……)」
勇者「前は不意打ちでやられただけだ。今度は真面目にやろう」
僧侶「わんわんおっ!(最初から真面目にやってください!)」
「」
僧侶「わふっ?(え?)」
勇者「どうかしたか?僧侶」
僧侶「わんわんお!(なんか盗賊の突っ込みを聞いた気がして……)」
106 = 1 :
―――会談の間
王様「ようこそお越しくださいました。魔王殿」
魔王「歓迎など結構。まずは謝罪させていただこう」スッ
魔王「この度の戦……私の不徳のいたすところだ。本当にすまなかった」ペコリッ
王様「そ、そんな、頭を上げてくだされ」
魔王「だが……」
王様「ほらっ、どうぞ席に」
魔王「分かった。ところでここには二人きりですかな?」
王様「ああ、兵も下がらせてある。勇者殿たちが後から来ることになっておるが……」
魔王「そうか」ニヤリッ
王様「魔王殿?」
107 = 31 :
盗賊だけは死んだのか
108 :
透賊
109 = 1 :
兵「ちょっ!ちょっと勇者殿!まだですって!まだ入っちゃだめ!もうちょっと待って!」
勇者「待ちきれないの私!魔王様!」ズルズルッ
兵「ちょっとー!」ズルズルッ
戦士「うほほっ(もうやけだな)」ダダッ
僧侶「わんわんおっ!」タタッ
勇者「魔王様ー!」
バタンッ
王様「勇者殿!?」
魔王「ふふっ、来たか」
勇者「魔王様はとても素晴らしいお方です!」ジャキンッ
王様「ちょっ、勇者殿、その剣で何をする気じゃ……」
110 :
僧侶との絡みがいらない
111 = 40 :
>>110
そこは大事な所だと思います
112 = 108 :
対決前に解呪しないのか…
113 = 1 :
勇者「魔王様!敬愛しております!」ダダダッ
王様「や、やめっ!」
勇者「うおりゃあああ!」
兵「取り押さえろー!」ガシッ
勇者「な……何を……」
「動くな」グイグイッ
「乗れ乗れー!」ドシドシッ
勇者「うおっ……おもっ……」ググッ
戦士「うほっ(うごけねぇ)」ググッ
僧侶「きゃうんっ(変なとこ触らないでー)」ググッ
勇者「や、やめろ……こいつは……魔王様はとても素晴らしいお方なんだぞー!分かっているのかー!」ジタバタ
王様「申し訳ない……勇者殿がこんなに乱心しているとは……」
魔王「いえ、気にする必要はない。ははは」
魔王(くくくっ、勇者、もっと見せろ。貴様の苦しむ姿を、絶望を……ふはははははは)
115 = 1 :
魔王(勇者よ……貴様は自分の守ろうとしたものの手にかかって死ぬのだ)
魔王(くくっ、感じるぞ。お前の憎しみ、絶望、それが私の力となる)
魔王「ふははははは」
王様「魔王殿?」
魔王「おっと、会談を続けようではないか」
トスッ
兵「はぅっ」バタッ
「」バタッ
「」バタッ
王様「兵達が突然……倒れた?」
勇者「?」
戦士「うほっ?」
僧侶「わんわんおっ?」
魔王「貴様……来ていたのか。まだ正気を保っていたとはな……盗賊!」
盗賊「」
116 = 1 :
王様「あ、あの……魔王殿?どういうことで……」
魔王「王よ、お前は眠っているがいい」ドスッ
王様「」バタッ
魔王「後でたっぷり絶望を与えて殺してやる」
勇者「盗賊?盗賊がいるのか?素晴らしき魔王様!」
戦士「うほほっ(どこだよ!?みえねえぞ)」
僧侶「わんわんお?」
魔王「くくっ、盗賊、顔色が悪いぞ?どうだ?全ての人間に無視され続ける生活は?」
盗賊「」
魔王「くくくっ、敵の私でもうれしかろう。会話が出来るのが」
勇者「いるのか!?盗賊!?」
魔王「ふははははは、盗賊はな、姿も声も消してやったのだ!気配さえな!」
117 = 24 :
これはエグイ事を・・・
118 = 31 :
どうなる
119 :
盗賊を皮肉った呪いだな
120 = 1 :
盗賊「」ブンッ
シュパッ
魔王「おっと危ない」
勇者「何もないところからナイフが出てきた……」
魔王「かつての仲間に無視され続ける気持ちはどうであった?盗賊よ」
盗賊「」
魔王「ふははははは、もっと見せろ。絶望を」
魔王「つらかったであろう。苦しかったであろう。気が狂いそうではなかったか?」
魔王「安心しろ、全て終らせて楽にしてやる」
勇者「盗賊!そこにいるのか!姿を消された!?」
戦士「うほほ?(どこだ?どこにいる?)」キョロキョロ
僧侶「わんわんお?」キョロキョロ
121 = 68 :
これはおもしろい
122 = 24 :
ゴリラよけ
123 = 24 :
猿った?
124 = 1 :
盗賊「」
魔王「なんだと?」
盗賊「」
魔王「何を笑っている!貴様に何があるというのだ!」
盗賊「」
魔王「信じているだと!?何を信じるという。見ろこの場にいるやつらを」
魔王「私を称える勇者、でかいだけのゴリラ戦士、役に立たない犬僧侶」
魔王「貴様らで何が出来るというのだ」
125 = 1 :
盗賊「」スッ
トサッ
勇者「ん?こ、これ……光の剣じゃね!?魔界に封印されてたんじゃないのか!?」
トサッ
僧侶「わんわんお!?(これは賢者の杖!?これがあれば今の体でも法力だけで……)」
トサッ
戦士「うほっ?(これは……バナナ?)」
魔王「まさか……貴様その体を利用して盗みを……しかも伝説の武具だと!?」
戦士「うほほっ!?(いや、ちょっと俺だけおかしい!)」
126 = 24 :
股間のバナナと合わせて2刀流か
128 :
改めて見るとすごいパーティだ
129 :
世界一の盗賊になれたな・・・
130 :
もう盗賊が主人公でよくね……
131 = 1 :
魔王「だが、私にはまだこの闇の衣が……」
盗賊「」スッ
魔王「そ、それは……」
魔王「やめろ!近づくな!」
盗賊「」ガシッ
魔王「離せ!うおおおおおおお!闇の衣が消えて……」
勇者「盗賊……お前ずっと一人で俺達のために……」
僧侶「わんっ……(盗賊さん……)」
戦士「うほっ(俺のこと絶対忘れてただろ。盗賊)」
魔王「うぐぐぐっ、離せ離せ!」ジタバタ
盗賊「今っすよ!みんな!」
132 = 1 :
勇者「!」
戦士「うほっ(おい!)」
僧侶「わんっ(ええ)」
魔王「なん……だと……見えていない、聞こえていないはず……だ」
盗賊「へへっ、これが絆の力ってやつっすよ。勇者さん!戦士さん!」
勇者「行くぜ!」
僧侶「わんわんおっ!(強化魔法!)」パァァ
勇者「戦士も!」
戦士「うほっ(しゃーねーな。これでやるか)」グッ
魔王「や、やめ……」
勇者「エックス斬り!(光の剣)」ズバッ
戦士「うほっ(エックス斬り!)(バナナ)」ズバッ
133 :
バナナの斬れ味…
134 = 24 :
クロノトリガーの技か
135 = 31 :
バナナの皮でツルッとなはないのですね
136 = 58 :
盗賊のツッコミは伏線だったのか
137 = 1 :
勇者「ふっ、魔王様はとても素晴らしいお方です」スタッ
戦士「うほっ(しまらねぇな、その言葉)」
僧侶「わんわんおっ」
魔王「ぐおおおおおおお」メキメキ
魔王「許さん……許さんぞ、貴様だけは……」
魔王「盗賊!」
盗賊「」
魔王「私の最後の力だ……貴様の存在だけは完全に消し去ってくれる」
魔王「ぐおおおおおおおおおおおおおおお!」カッ
「」
138 :
勇者『絢つ・・・魔王様は裏表のない素敵な人です!』
こんな感じか
139 = 24 :
盗賊ニゲテー
140 = 1 :
戦士「倒した!ん?喋れる!俺喋れるぞ!」
僧侶「じゃあ私も……きゃああああああ!裸見ないでええええ」
勇者「ほらっ、これ着ろ」スッ
僧侶「勇者様……」
勇者「お前の裸も見飽きたからな」
僧侶「あ、あとで噛みますからね!」ハキハキ
勇者「それも慣れたよ」チラッ
僧侶「ちょっっと、まだパンツはいてるんですから見ないでください///」
勇者「oh……」
戦士「おい、盗賊はどこだ?呪い解けたんだろ?」
141 = 24 :
地味に活躍するとは盗賊らしい
142 :
143 = 1 :
勇者「え」
僧侶「盗賊さーん!」キョロキョロ
戦士「おい!さっきまでここにいただろ!?見えなかったけど声は聞こえたし!いたよな!」
勇者「まさか魔王の最後の言葉……」
戦士「嘘だろ、おい!盗賊だけそのままかよ」
勇者「どこだ?おい!盗賊!俺の手にさわれ!」
「」
パチーン
勇者「な……ハイタッチ?」
タタッ
勇者「お、おい!盗賊!行くな!待てって!」
勇者「盗賊ーーーー!」
144 :
145 = 24 :
>>142
と、盗賊さんですか!?
146 = 31 :
盗賊~♪
147 = 1 :
―――エピローグ
―――戦士の村
「戦士、よく帰ってきたね」
戦士「ああ、魔王倒したし帰ってくるさ」
「そうそう、お前のお友達が来てるよ。たぶん」
戦士「たぶん?」
「それにしてもお前もすみにおけないなぁ、このこのっ」ツンツンッ
戦士「な、なんだよ」
「うほうほっ(あ、兄貴ちーっす)」
「うほっ(親ぶーん、おひさー)」
戦士「お、お前ら……俺んちでなにやってんだ!それになんで俺こいつらの言葉わかんの!?」
「うほほ(兄貴が行っちゃって女ども泣き出しちゃって大変だったんだぜ?」
「うほうほっ(だからほらっ、連れてきたよー」
「うほっ(あなた……///)」ポッ
戦士「だから俺はゴリラじゃねーし!」
148 = 1 :
盗賊「あー、つまんねーっすねー。誰にも気づかれないって」
盗賊「まぁ、あのまま勇者さんたちと一緒にいても迷惑になるだけっすからねー」
盗賊「あー、もうつまんねーっす」
盗賊「物盗むのも風呂覗くのも飽きたし」
盗賊「食い物盗むのも風呂覗くのも飽きたし」
盗賊「金盗むのも風呂覗くのもあきたっすー」
盗賊「盗んでも使い道ないっすからねー、はぁ……」
「おらっ、金出せや」
「勘弁して下さい、それは娘の治療費で……」
盗賊「魔王倒したのに世間は相変わらずっすしねー」
盗賊「えいやっ」トスッ
「うぐっ」バタッ
「えっ、助かった?え?え?あ……ありがとうございます。ありがとうございます」ペコペコ
盗賊「俺のこと見えてないっすのに変な人ッすねー」
盗賊「はぁーつまんねーっす」
149 :
150 = 24 :
みんなの評価 : ★
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