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元スレ勇者「世界も平和になったし、後は子作り三昧の毎日だな!」
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>>201
魔王娘とイチャイチャするって隠語だろ
魔王娘とイチャイチャするって隠語だろ
……
魔王娘「わしらはどこへ行くんじゃ? 特別席かいのう」
兵士長「……」
魔王娘「勇者は強いぞぉ! お主も一度戦ってみるといい!」
兵士長「……ふっ、まさか。着いたぞ」
魔王娘「なんじゃここは。なんもないぞ」
兵士長「ここは、お前の処刑場だ」
魔王娘「え……?」
兵士長「ふ、ふふふふ、ははは! 俺は運がいい」
兵士長「まさか次の目標がのこのことやってくるとは」
魔王娘「な……」
兵士長「お前が魔王城から消えたと報告されたのち、あちこちの街で目撃情報が入るようになった」
魔王娘(こやつ……!)
兵士長「覚悟はいいな? 子供であろうが容赦はせんぞ」
兵士長「魔王の娘……お前を殺せばすべて片がつく」
兵士長「人に化けて勇者に近づき、仇討ちの隙をうかがっていたか悪魔め」ジャキン
魔王娘「ちが……わしは勇者の!」
魔王娘「そ、その物騒な剣を収めるのじゃ!! 絶対痛いじゃろそれ!」
兵士長「もはや問答無用! 残党狩りは俺たちの使命! 成敗!!」ギラリ
魔王娘「ひぅ!! 助っ」
ギィィィン……
兵士長「……なに……? 防いだ……?」
魔王娘「はぅ……?」パチクリ
勇者「あー、あーあー。お手洗いをさがしてるんですが迷ってしまって……」
魔王娘「勇者……」
兵士長「……なぜ邪魔をする。いまごろ君は戦士と戦っているはずだが?」
勇者「兵士長いなくちゃ始まるもんも始められませんよ。やだなぁ」
兵士長「それよりいますぐ剣を引け。いいか勇者、この娘は」
勇者「あ、やべ! すんません兵士長! 入隊の話はやっぱ無しで! 俺実は剣の腕なんてたいしたこと無いんですよ」
兵士長「ほぅ……やはり運のいいだけの男か、私の見込み違いだったようだ」
勇者「つーわけでさよなら! おい行くぞ」
魔王娘「う、うむっ」
兵士長「ま、待て! その娘はおい! 聞け! お前は魔物に騙されているんだ!!」
兵士長「……とまれ!」
兵士長「逃したか……なんて逃げ足の速さ」
兵士長「騙されている……? いや、違う……何が目的か知らんが」
兵士長「あいつは魔物の味方をしている……これは許されるものではない」
兵士長「逆賊だ!!」
勇者「あ、やべ! すんません兵士長! 入隊の話はやっぱ無しで! 俺実は剣の腕なんてたいしたこと無いんですよ」
兵士長「ほぅ……やはり運のいいだけの男か、私の見込み違いだったようだ」
勇者「つーわけでさよなら! おい行くぞ」
魔王娘「う、うむっ」
兵士長「ま、待て! その娘はおい! 聞け! お前は魔物に騙されているんだ!!」
兵士長「……とまれ!」
兵士長「逃したか……なんて逃げ足の速さ」
兵士長「騙されている……? いや、違う……何が目的か知らんが」
兵士長「あいつは魔物の味方をしている……これは許されるものではない」
兵士長「逆賊だ!!」
勇者の剣の腕大したこと無い言ったら兵士長の腕も大したことないことになってしまうやん
そこ納得したらwwwww
そこ納得したらwwwww
兵士「兵士長! なにごとですか!」ドタドタ
兵士長「逃げられた以上はしかたあるまい」
兵士長「お前たち、いますぐ勇者とその一味をひっとらえろ、まだこの街にいるはずだ」
兵士「兵士長!? なぜ勇者様を」
兵士長「やつらは魔物に肩入れし、その身を匿う悪魔の手先だ」
兵士「まさか勇者殿が……信じられません」
兵士長「俺のことは信用ならんか? 今俺がこの目でみたのだ、そして目標の処刑を阻止された」
兵士「な、なんと! 魔王の娘がこの街に!?」
兵士長「あぁアイツの連れの小さい女がそうだ。しかしこれは好機。この街で片をつけるぞ」
兵士「は!!」
……
【街の宿屋】
勇者「……っぶねー」
魔王娘「勇者ァ……」ヒシッ
勇者「あー、やばかった。兵士長まじこええ。あれ絶対何人か殺っちゃってる目だぜ」
魔王娘「勇者ぁ、わし怖かったー」スリスリ
勇者「あぶなかったなー」
魔王娘「ありがとう助けてくれてぇ」
勇者「当たり前だろ……お前に傷ひとつでもつけたら……約束が違うから」
魔王娘「約束……なんのじゃ?」
勇者「……」
魔王娘「まさか……なにか父上と……?」
勇者「紳士にしないと僧侶ちゃんと結婚できないじゃん!」
魔王娘「が……」ガクッ
勇者「あと一週間まもりきれば、うん!」
魔王娘「お、おいその後は見捨てる気か! 正気か! 妻じゃぞ!」
勇者「いいかよく聞け。お前は魔物だ。しかも最悪なことに魔王の娘だ」
魔王娘「そうじゃが……」
勇者「残念だけど、どんな目にあってもしかたない、ここは人間の国だ」
魔王娘「そんなのって非道じゃ」
勇者「でも! 俺が守ってやるから」
魔王娘「一週間だけじゃろ……?」
勇者「だから死にたくなけりゃ、その後は安全な場所へ逃げろ。それはお前の自由だ」
魔王娘「とはいってものう……いまさら安全な場所なんて……それにおぬしと離れるのも嫌じゃ」
勇者「とにかく言えるのは、俺といても危険ってことだな」
勇者「魔物には魔物の帰る場所があるんだ。お前もこの街に来てわかっただろ?」
勇者「強制はしないけど、俺は他人の生き死にに責任はとれない」
魔王娘「うぅ……」
……
なんだよ勇者もその一味もぼっちじゃないしモテモテじゃんやめてくれよ
戦士「兵士長! これはどういうことです!」
兵士長「お前も運がいいのか悪いのか」
戦士「鎖を外してください!」
兵士長「だめだ。事が済んだら開放してやる」
戦士「事……?」
兵士長「俺たちの次の戦い、何だか知っているか?」
戦士「いえ、私は隊に復帰したばかりですので」
兵士長「なら教えておかねばならんな。魔王軍の残党狩りだ」
戦士「残党狩り……魔王軍にもう戦意はありません……なんて無意味な」
兵士長「その内で俺たちの任務は最も重要な魔王一族の打倒」
戦士「魔王の娘……!」
兵士長「哀しいなお前も共犯だったとは。奴は俺たちの獲物だ。あとはわかるだろ?」
戦士「でも、あの子に罪は…」
兵士長「お前も小僧同様に肩入れするのか? 俺を悲しませないでくれ最愛の弟子よ」
戦士(勇者……・・お前はどうするつもりだ……)
兵士長「お前も運がいいのか悪いのか」
戦士「鎖を外してください!」
兵士長「だめだ。事が済んだら開放してやる」
戦士「事……?」
兵士長「俺たちの次の戦い、何だか知っているか?」
戦士「いえ、私は隊に復帰したばかりですので」
兵士長「なら教えておかねばならんな。魔王軍の残党狩りだ」
戦士「残党狩り……魔王軍にもう戦意はありません……なんて無意味な」
兵士長「その内で俺たちの任務は最も重要な魔王一族の打倒」
戦士「魔王の娘……!」
兵士長「哀しいなお前も共犯だったとは。奴は俺たちの獲物だ。あとはわかるだろ?」
戦士「でも、あの子に罪は…」
兵士長「お前も小僧同様に肩入れするのか? 俺を悲しませないでくれ最愛の弟子よ」
戦士(勇者……・・お前はどうするつもりだ……)
……
僧侶「キャッ! きゃあちょっとなんなんですかあなた達ずかずかと! ここは神聖な場所ですよ!」
兵士「ええい黙れ魔物の手先め!」ジャキン
僧侶「えぇ!? 私は勇者様の一味ですよ!! 無礼です!! 訂正しなさい!」
兵士「その勇者が魔物の仲間だと判明した」
僧侶「ゲッ……」
兵士「なんだ今の可愛い顔は! どうした? まさか知らなかったとでも……?」
僧侶「……。え~~びっくりです~~っっ!」
兵士「しらばっくれるな! いいから我々と来い!」
僧侶「うう……せっかくお仕事にありついて平和な毎日を過ごせるとおもったのにぃ……」
僧侶(も~~勇者様のばかぁ。ほんとロクなことにならないんですから)
兵士「にしても君可愛いな。どう、疑いが晴れて解放されたら一杯やらない?」
僧侶「お断りします!」ムカッ
勇者パーティって現実世界での派遣みたいだな
用が済んだらポイ
用が済んだらポイ
……
盗賊「二重尾行か……参ったな」
兵士「勇者の仲間の盗賊だな? さぁ我々と来い」
盗賊「うーん……」
兵士「お、それにしても君美人だな。どう、疑いが晴れて開放されたら一晩ご一緒しない?」
盗賊「まいったな……」
兵士「ねぇねぇ。お、おいどこへっ!」
盗賊「私を捕まえようだなんて甘かったね」
兵士「速いぞ! 追いかけろ!」
盗賊(これ、やっぱまずい状況だよなぁ……)
盗賊(勇者も見失っちゃったし。本気でそろそろずらかる準備しようかな)
【街の宿屋】
勇者「今日はここに身を隠すか」
魔王娘「でも宿泊費がないんじゃ」
勇者「お前2000Gはどうした」
魔王娘「家じゃ」
勇者「げっ! なんでそんな大事なことを今いうんじゃよ」
魔王娘「聞かれとらんし」
勇者「聞かれてなくても言うべきことは言わなきゃだめなんだよ!!」
魔王娘「うう……」
勇者「ほかに何かいってないことはないか」
魔王娘「えっとえっと……あ!」
勇者「なんだ。ろくな事じゃなかったらそのちっこいツノ更に短くしてやるからな」
魔王娘「そういえばわし、魔族と人間の混血じゃ」
勇者「あ……?」
魔王娘「……なんじゃ? それでもわしは誇り高い魔王の娘じゃ!」
勇者「混血……うん、言われてみれば」
魔王娘「なんじゃ? 人の顔をじろじろみて、恥ずかしい///」
勇者「お前の親父は青白い肌してたもんなぁ」
魔王娘「あれは貧血じゃが」
勇者「んなわけあるか!」
魔王娘「記憶の中での母上は色白で美人でのぅ。おまけに乳がでかかった」
勇者「ほぅ、会ってみたいな。美人かぁ、ほぉ」
魔王娘「でも母上はもうこの世におらんでの……」
勇者「……そうだったな」
勇者「混血……うん、言われてみれば」
魔王娘「なんじゃ? 人の顔をじろじろみて、恥ずかしい///」
勇者「お前の親父は青白い肌してたもんなぁ」
魔王娘「あれは貧血じゃが」
勇者「んなわけあるか!」
魔王娘「記憶の中での母上は色白で美人でのぅ。おまけに乳がでかかった」
勇者「ほぅ、会ってみたいな。美人かぁ、ほぉ」
魔王娘「でも母上はもうこの世におらんでの……」
勇者「……そうだったな」
魔王軍「美人薄命というやつじゃ。そう考えるとわしももう長くないかもしれんのぅ」チラッ
勇者「……へー」
魔王娘「父上もどこぞの誰様に殺されてしもうたし」
勇者「いやおまっ、やめろよしみったれた話するの。死生観違うっつったろ」
魔王娘「気にしとらんぞ! 父上は勇者に負けるのは本望じゃ言うとった!」
魔王娘「お主のことをずっと待ちわびてじゃ! 宿命じゃからな! おぬしもそうじゃろ?」
勇者「俺は魔王に殺されるのはこれっぽっちも本望じゃねーけどな」
魔王娘「……人間に殺されるのは?」
勇者「フッ……もっと御免だぜ」
魔王娘「ほぁ……今の顔かっこええのう。もう一回やって!」
勇者「……もっと御免だぜ!」
魔王娘「おぉ……! かっこいいんじゃ」
勇者「俺はだんだん調子にのるからそこらへんでおだてるのはやめときな」
勇者「……へー」
魔王娘「父上もどこぞの誰様に殺されてしもうたし」
勇者「いやおまっ、やめろよしみったれた話するの。死生観違うっつったろ」
魔王娘「気にしとらんぞ! 父上は勇者に負けるのは本望じゃ言うとった!」
魔王娘「お主のことをずっと待ちわびてじゃ! 宿命じゃからな! おぬしもそうじゃろ?」
勇者「俺は魔王に殺されるのはこれっぽっちも本望じゃねーけどな」
魔王娘「……人間に殺されるのは?」
勇者「フッ……もっと御免だぜ」
魔王娘「ほぁ……今の顔かっこええのう。もう一回やって!」
勇者「……もっと御免だぜ!」
魔王娘「おぉ……! かっこいいんじゃ」
勇者「俺はだんだん調子にのるからそこらへんでおだてるのはやめときな」
魔王娘「それよりお主の仲間の三人娘は無事かのぅ」
勇者「……うん、心配だ。戦士ちゃん、うまく逃げてるといいけど」
魔王娘「不安じゃな……」
勇者「それに僧侶ちゃんはとってもか弱いからな……」
魔王娘「見るからにな」
ダークネスドラゴン
勇者「暗黒大陸で絶望の飛龍とやり合ったときは、漆黒の炎二発でたおれちゃったし」
魔王娘「一発耐えたんじゃな……」
ガーディアンゴーレム
勇者「魔王城で門番の巨像にふみつぶされた時はさすがにダメかと思ったよ」
勇者「みんなで駆け寄って手握って泣いちゃったもん」
魔王娘「以外とあの小娘も苦労しとるんじゃな」
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