私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ番長「クリムゾンの迷宮?」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
クマ『罠は大きく分けて3種類あるクマ! 専門用語でスネア、デッドフォール、スピアトラップっていうクマよ!』
クマ『ただ、大物を狙わない限りスネア以外必要ないクマ!』
陽介「大物って……オーストラリアでいうとカンガルーか?」
>嫌な予感がよぎる…。
>罠の説明が続く……。
クマ『最後に教えるトラップはボウトラップクマ!
これは強力クマよ~! 獰猛な肉食獣だってイチコロクマ!
なにせ大きな槍がブスリ! クマ!』
>また罠の説明がされていく……。
>嫌な予感が強まる。
クマ『ここからはおまけコーナークマ!
この大地で捕れる動物の調理法を教えちゃうクマ!』
>調理方法が説明されテイク。
クマ『最後にこの第3チェックポイントのアイテムを教えちゃうクマ!
ここから反対側の岩山の蟻塚に隠してあるクマ! それじゃあセンセイバイバイクマ~!』
>そういって、クマは消えた
クマ『ただ、大物を狙わない限りスネア以外必要ないクマ!』
陽介「大物って……オーストラリアでいうとカンガルーか?」
>嫌な予感がよぎる…。
>罠の説明が続く……。
クマ『最後に教えるトラップはボウトラップクマ!
これは強力クマよ~! 獰猛な肉食獣だってイチコロクマ!
なにせ大きな槍がブスリ! クマ!』
>また罠の説明がされていく……。
>嫌な予感が強まる。
クマ『ここからはおまけコーナークマ!
この大地で捕れる動物の調理法を教えちゃうクマ!』
>調理方法が説明されテイク。
クマ『最後にこの第3チェックポイントのアイテムを教えちゃうクマ!
ここから反対側の岩山の蟻塚に隠してあるクマ! それじゃあセンセイバイバイクマ~!』
>そういって、クマは消えた
陽介「あーこれかな」
>陽介がビニール袋をとり出した。
陽介「なーんか宝探しやってる気分だぜ」
>ビニール袋の中を確認した。
千枝「なにこれ……? 文庫本?」
陽介「これがアイテムだってのか? ふざけんなよ!」
>かなり年季の入った本だ…。
千枝「なになに? 『火星の迷宮』?」
陽介「聞いたことないな……」
千枝「あたしもないなぁ……番長くんは?」
>初耳だ。
>ぱらぱらとめくってみる。これは……。
千枝「? 普通の小説じゃないみたいね」
陽介「これ、ゲームブックだな」
>ゲームブック?
>陽介がビニール袋をとり出した。
陽介「なーんか宝探しやってる気分だぜ」
>ビニール袋の中を確認した。
千枝「なにこれ……? 文庫本?」
陽介「これがアイテムだってのか? ふざけんなよ!」
>かなり年季の入った本だ…。
千枝「なになに? 『火星の迷宮』?」
陽介「聞いたことないな……」
千枝「あたしもないなぁ……番長くんは?」
>初耳だ。
>ぱらぱらとめくってみる。これは……。
千枝「? 普通の小説じゃないみたいね」
陽介「これ、ゲームブックだな」
>ゲームブック?
陽介「なんだよ。二人とも知らないのか?」
>何ページに飛べ、など書いてある。
陽介「一種のロールプレイングゲームだな」
千枝「これが情報なの?」
>小説の内容は、火星に集められた主人公たち9人が火星から脱出するために奮闘するものらしい
千枝「これって……」
陽介「俺たちの状況にそっくりだな」
>あるページで目が留まる。
千枝「これってまるっきり……第1CPのときと同じじゃない!」
陽介「このゲームの主催者はこれになぞらえてるってことか?」
>わからない……だけど気味が悪い。
千枝「これを情報として差し出してるってことは……そうだって言ってるのかな」
陽介「わからないぜ。ミスリードかもしれない」
>何ページに飛べ、など書いてある。
陽介「一種のロールプレイングゲームだな」
千枝「これが情報なの?」
>小説の内容は、火星に集められた主人公たち9人が火星から脱出するために奮闘するものらしい
千枝「これって……」
陽介「俺たちの状況にそっくりだな」
>あるページで目が留まる。
千枝「これってまるっきり……第1CPのときと同じじゃない!」
陽介「このゲームの主催者はこれになぞらえてるってことか?」
>わからない……だけど気味が悪い。
千枝「これを情報として差し出してるってことは……そうだって言ってるのかな」
陽介「わからないぜ。ミスリードかもしれない」
陽介「しかし、この食屍鬼(グール)ってやつは今出てきてないよな?」
>人を喰うバケモノとして描かれている。
千枝「……猛獣のことかしら」
>わからないことだらけだ。
陽介「とりあえず今日は寝る場所探そうぜ。それに腹減っちまった」
千枝「花村……ホント同じことしか言わないね」
陽介「し、仕方ねぇだろ! さっそくトラップ作ってみようぜ!」
>みんなでスネアトラップを作った。
>人を喰うバケモノとして描かれている。
千枝「……猛獣のことかしら」
>わからないことだらけだ。
陽介「とりあえず今日は寝る場所探そうぜ。それに腹減っちまった」
千枝「花村……ホント同じことしか言わないね」
陽介「し、仕方ねぇだろ! さっそくトラップ作ってみようぜ!」
>みんなでスネアトラップを作った。
>寝る場所を確保して、食糧をいくつか確保した。
千枝「ね、ねえ。これ本当に食べるの?」
>今日獲れたものは、大きなトカゲと芋虫、そしてバオバブの実だ。
陽介「当たり前だろ? これ喰わないと生きていけないんだぜ?」
千枝「ま、まだ持ってきた食料余ってるじゃん。そっち食べれば……」
陽介「節約しようって言ったのは里中だろぉ」
>ここは腹を決めて食べよう。
千枝「うう……」
>トカゲは良く焼いて、芋虫は表面をパリッと焼いた。
陽介「いっただきまーす!」ムグムグ
>陽介は躊躇なく芋虫を口に放り込んだ。
陽介「んー! うめぇなこれ! 表面はクリスピーでカリカリしてやがる!」
>陽介はどんどん芋虫を口に入れていく
千枝「うううう……」
>千枝は バオバブの実を一つずつつまんでいる
千枝「ね、ねえ。これ本当に食べるの?」
>今日獲れたものは、大きなトカゲと芋虫、そしてバオバブの実だ。
陽介「当たり前だろ? これ喰わないと生きていけないんだぜ?」
千枝「ま、まだ持ってきた食料余ってるじゃん。そっち食べれば……」
陽介「節約しようって言ったのは里中だろぉ」
>ここは腹を決めて食べよう。
千枝「うう……」
>トカゲは良く焼いて、芋虫は表面をパリッと焼いた。
陽介「いっただきまーす!」ムグムグ
>陽介は躊躇なく芋虫を口に放り込んだ。
陽介「んー! うめぇなこれ! 表面はクリスピーでカリカリしてやがる!」
>陽介はどんどん芋虫を口に入れていく
千枝「うううう……」
>千枝は バオバブの実を一つずつつまんでいる
陽介「あれ? 相棒? 箸が進んでないぜ?」
千枝「箸なんてないじゃん!」
陽介「言葉の文ってもんだろー」ムグムグ
>どうしようか。
①芋虫を覚悟して食べる
②千枝と一緒にバオバブの実をつまむ
>>218
千枝「箸なんてないじゃん!」
陽介「言葉の文ってもんだろー」ムグムグ
>どうしようか。
①芋虫を覚悟して食べる
②千枝と一緒にバオバブの実をつまむ
>>218
>芋虫を意を決して食べた。
>……! これは予想外にうまい。
>勇気が1上がった。
陽介「な、うまいだろ?」
>ああ。
千枝「ううう……」
>千枝も動物性のタンパク質をとっておいた方がいい。
千枝「ううう……ば、番長くんがそういうなら……ぱく」
千枝「……! お、おいしい」
>千枝もゆっくりとだが芋虫をつまみだした。
>あっという間に芋虫はなくなった。
陽介「じゃあ、次はメインディッシュのトカゲだな」
陽介「かなり焼いたし大丈夫だろ」ムグムグ
陽介「む……脂っぽいけど……鶏肉みたいだ」
>みんなでサバイバル生活を楽しんだ。
>2人との仲が少し良くなったみたいだ。
>……! これは予想外にうまい。
>勇気が1上がった。
陽介「な、うまいだろ?」
>ああ。
千枝「ううう……」
>千枝も動物性のタンパク質をとっておいた方がいい。
千枝「ううう……ば、番長くんがそういうなら……ぱく」
千枝「……! お、おいしい」
>千枝もゆっくりとだが芋虫をつまみだした。
>あっという間に芋虫はなくなった。
陽介「じゃあ、次はメインディッシュのトカゲだな」
陽介「かなり焼いたし大丈夫だろ」ムグムグ
陽介「む……脂っぽいけど……鶏肉みたいだ」
>みんなでサバイバル生活を楽しんだ。
>2人との仲が少し良くなったみたいだ。
陽介「ふー! さすがに腹いっぱいだ!」
千枝「すっかり陽がくれちゃったね」
>寝る場所も確保したし今日はこれで終わりだな
千枝「そうだね……ってあれ……なに?」
陽介「んー、どうしたそんなに怯えて」
>千枝の指差す方向を見ると、50メートルほど後方に6つの丸く光るナニカが浮かんでいた。
千枝「な、何かの眼……?」
陽介「眼だとしたら……位置が低くないか?」
>全員臨戦態勢をとる。
>3対の目はしばらくすると去っていった。
千枝「な、なんだったのあれ……」
陽介「ぐ、グール……」
千枝「そ、そんなバケモノ……」
>いるはずないと否定はできないな……何せここは――
陽介「マヨナカテレビの中……」
千枝「すっかり陽がくれちゃったね」
>寝る場所も確保したし今日はこれで終わりだな
千枝「そうだね……ってあれ……なに?」
陽介「んー、どうしたそんなに怯えて」
>千枝の指差す方向を見ると、50メートルほど後方に6つの丸く光るナニカが浮かんでいた。
千枝「な、何かの眼……?」
陽介「眼だとしたら……位置が低くないか?」
>全員臨戦態勢をとる。
>3対の目はしばらくすると去っていった。
千枝「な、なんだったのあれ……」
陽介「ぐ、グール……」
千枝「そ、そんなバケモノ……」
>いるはずないと否定はできないな……何せここは――
陽介「マヨナカテレビの中……」
――翌日。
>寝た心地がしない。
千枝「番長くん、おはよ……」
>おはよう。千枝も疲れ切っているみたいだ。
陽介「よう、相棒……」
>ああ、おはよう。
千枝「……今日はどうしよっか?」
陽介「食糧がこの先あるかわからないしここで集めていこうぜ。
昨日採ったのはもうなくなっちまったし」
千枝「あたしは反対。もしかしたら昨日の怪物が戻ってくるかもしれないじゃん」
陽介「そうだけど……腹減ったし……」
千枝「番長くんはどう思う?」
>俺は……
①陽介の言うとおり食糧確保をする
②千枝の言うとおり一刻も早くここから離脱する
>>224
>寝た心地がしない。
千枝「番長くん、おはよ……」
>おはよう。千枝も疲れ切っているみたいだ。
陽介「よう、相棒……」
>ああ、おはよう。
千枝「……今日はどうしよっか?」
陽介「食糧がこの先あるかわからないしここで集めていこうぜ。
昨日採ったのはもうなくなっちまったし」
千枝「あたしは反対。もしかしたら昨日の怪物が戻ってくるかもしれないじゃん」
陽介「そうだけど……腹減ったし……」
千枝「番長くんはどう思う?」
>俺は……
①陽介の言うとおり食糧確保をする
②千枝の言うとおり一刻も早くここから離脱する
>>224
>ここから一刻も早く離脱しよう。死んでしまえば元も子もない。
陽介「うっ……そう言われると……」
千枝「正体がわからないモノがうろうろしているところなんて危険極まりないし」
陽介「…そうだな」
千枝「ん。そうと決まれば早く移動を開始しましょ!」
>第4CPは、遠い。15キロ以上離れている。
陽介「う、うええ! や、やっぱり待ってくれ!」
千枝「なによ、花村」
陽介「食料をためようなんて言わない! せめて木の実だけでも採っていこう!
腹が減って俺死んじまう……」
千枝「花村は大げさなんだから」
>だけど陽介の言い分もわかる。少しだけ集めていこう。
千枝「もう! 少しだけだからね!」
>みんなで木の実を採集した。
>ワイルドプラム、ワイルドピーチをいくらかとることができた。
陽介「うっ……そう言われると……」
千枝「正体がわからないモノがうろうろしているところなんて危険極まりないし」
陽介「…そうだな」
千枝「ん。そうと決まれば早く移動を開始しましょ!」
>第4CPは、遠い。15キロ以上離れている。
陽介「う、うええ! や、やっぱり待ってくれ!」
千枝「なによ、花村」
陽介「食料をためようなんて言わない! せめて木の実だけでも採っていこう!
腹が減って俺死んじまう……」
千枝「花村は大げさなんだから」
>だけど陽介の言い分もわかる。少しだけ集めていこう。
千枝「もう! 少しだけだからね!」
>みんなで木の実を採集した。
>ワイルドプラム、ワイルドピーチをいくらかとることができた。
千枝「こんなもんでいいでしょ」
陽介「ああ、行こう」
>すこし自分たちのいた場所から異臭がする。
千枝「昨日食べなかったトカゲの頭……」
陽介「もう腐ったのか」
千枝「肉や虫の保存は無理みたいね」
>木の実ももしかしたら脚が早いかもしれない。急ごう。
陽介「ああ、行こう」
>すこし自分たちのいた場所から異臭がする。
千枝「昨日食べなかったトカゲの頭……」
陽介「もう腐ったのか」
千枝「肉や虫の保存は無理みたいね」
>木の実ももしかしたら脚が早いかもしれない。急ごう。
>道中、拾った『火星の迷宮』を読みながら歩く
千枝「何か変わったことでも書いてあった?」
>変わったことではないが、気になる記述を見つけた。
陽介「どれだ?」
>主人公たちが財宝間近で3匹のグールに襲われそうになる。しかし何もせずに去っていく……。
>そこで主人公たちは選択を迫られる、その場を離れるか、留まるか。
千枝「財宝って……食糧? 昨日のあれも、ゲームの一環ってこと?」
>わからない……
陽介「その主人公たちはどうなるんだ?」
>とどまった場合グールに喰い殺されて終わりだ。その場を離れれば次の話に進める。
千枝「その本をそのまま信じるわけじゃないけど、あの場にいたら危なかったことかな……」
陽介「お、俺、里中たちと一緒にいてよかったよ……」
>先を急ごう
千枝「何か変わったことでも書いてあった?」
>変わったことではないが、気になる記述を見つけた。
陽介「どれだ?」
>主人公たちが財宝間近で3匹のグールに襲われそうになる。しかし何もせずに去っていく……。
>そこで主人公たちは選択を迫られる、その場を離れるか、留まるか。
千枝「財宝って……食糧? 昨日のあれも、ゲームの一環ってこと?」
>わからない……
陽介「その主人公たちはどうなるんだ?」
>とどまった場合グールに喰い殺されて終わりだ。その場を離れれば次の話に進める。
千枝「その本をそのまま信じるわけじゃないけど、あの場にいたら危なかったことかな……」
陽介「お、俺、里中たちと一緒にいてよかったよ……」
>先を急ごう
>前方に人影が見える。
>あれは……りせと完二だ。どうやら西へ行くルートと合流してしまったらしい。
>向こうはまだ気づいていないようだ。
>どうする?
①声をかける
②見つからないように迂回して進む
>>233
>あれは……りせと完二だ。どうやら西へ行くルートと合流してしまったらしい。
>向こうはまだ気づいていないようだ。
>どうする?
①声をかける
②見つからないように迂回して進む
>>233
>声をかけることにした。
>しかし、相手はこちらを凝視したまま動かない。
りせ「……? 先輩? せんぱぁい!」
完二「……ウス」
>2人の雰囲気が明らかにおかしい。まだ1日しか経っていないはずなのに……。
>2人とも見覚えのない武器を携帯している。おそらく隠してあったものだろう。
りせ「先輩たちこんなところでどうしたんですか?」
千枝「第4CPに向かう途中なんだ」
りせ「そうなんですか……」
完二「先輩たち、何か食いもん持ってないすか? もしよかったら分けてほしいんすけど」
りせ「情けない話、あのメモ書きの実がどれかわかんなくって。
……あたしたちあんまり食糧取らなかったから」
完二「昨日出発して以来何も食ってないんす」
>どうしよう……
①無償で木の実を分ける
②何か武器と交換を持ちかける
>しかし、相手はこちらを凝視したまま動かない。
りせ「……? 先輩? せんぱぁい!」
完二「……ウス」
>2人の雰囲気が明らかにおかしい。まだ1日しか経っていないはずなのに……。
>2人とも見覚えのない武器を携帯している。おそらく隠してあったものだろう。
りせ「先輩たちこんなところでどうしたんですか?」
千枝「第4CPに向かう途中なんだ」
りせ「そうなんですか……」
完二「先輩たち、何か食いもん持ってないすか? もしよかったら分けてほしいんすけど」
りせ「情けない話、あのメモ書きの実がどれかわかんなくって。
……あたしたちあんまり食糧取らなかったから」
完二「昨日出発して以来何も食ってないんす」
>どうしよう……
①無償で木の実を分ける
②何か武器と交換を持ちかける
>>235でどっちでも同じだったけど
>木の実を分ける代わりに何か武器がほしい。
完二「武器、ですか?」
千枝「昨日何かに襲われかけたんだ。その時持ってる武器がこの小さい鉈しかなくてさ。
すごく心細くって……」
千枝「それに食糧に関しては私たち、大飯ぐらいがいるからさ」
陽介「ははは……メンボクねぇ」
>りせと完二は顔を見合わせている。なにか小声で相談しているようだ。
りせ「じゃあ、この催涙スプレーなんかどうですか? 動物なら十分撃退できますし」
>……なぜか違和感が付きまとう。
千枝「できればもう1つほしいな。鉈含めて1人1個は装備していたくて」
完二「……じゃあ、この特殊警棒なんかどうすか? 突けば骨くらいなら軽く折れるッス」
>特殊警棒を受け取った。
完二「じゃあ、食いモノを」
千枝「このバッグの中の木の実全部上げるね」
陽介「ちょ! 里中! それじゃ足りなくなっちまうよ!」
千枝「花村が無駄に食べなければいいだけの話でしょ?」
完二「武器、ですか?」
千枝「昨日何かに襲われかけたんだ。その時持ってる武器がこの小さい鉈しかなくてさ。
すごく心細くって……」
千枝「それに食糧に関しては私たち、大飯ぐらいがいるからさ」
陽介「ははは……メンボクねぇ」
>りせと完二は顔を見合わせている。なにか小声で相談しているようだ。
りせ「じゃあ、この催涙スプレーなんかどうですか? 動物なら十分撃退できますし」
>……なぜか違和感が付きまとう。
千枝「できればもう1つほしいな。鉈含めて1人1個は装備していたくて」
完二「……じゃあ、この特殊警棒なんかどうすか? 突けば骨くらいなら軽く折れるッス」
>特殊警棒を受け取った。
完二「じゃあ、食いモノを」
千枝「このバッグの中の木の実全部上げるね」
陽介「ちょ! 里中! それじゃ足りなくなっちまうよ!」
千枝「花村が無駄に食べなければいいだけの話でしょ?」
完二「……足りねぇッス」
千枝「え?」
完二「俺たちも、なけなしの武器を譲ったんスよ。もう少し欲しいッス」
りせ「そうね……貴重な戦力を手放したわけだし」
千枝「そんなこと言われても……」
>千枝がこちらを見つめてくる。
>どうする?
①陽介のバッグにある木の実を渡す
②自分のバッグの木の実を渡す
③今持っているすべての木の実を渡す
④渡さない
>>245
千枝「え?」
完二「俺たちも、なけなしの武器を譲ったんスよ。もう少し欲しいッス」
りせ「そうね……貴重な戦力を手放したわけだし」
千枝「そんなこと言われても……」
>千枝がこちらを見つめてくる。
>どうする?
①陽介のバッグにある木の実を渡す
②自分のバッグの木の実を渡す
③今持っているすべての木の実を渡す
④渡さない
>>245
>じゃあ自分のバッグにある木の実を渡そう
りせ「さっすが先輩! さんきゅっ!」
完二「……どもッス」
千枝「じゃあ、私たちも行こうか」
りせ「じゃね!」
>りせと完二から離れた。
千枝「こ、怖かったぁ……」
>その割には冷静だったみたいだが。
千枝「動揺したら何気取られるかわからないんだもん」
陽介「何かおかしなところあったふぁ?」ムグムグ
千枝「あ、こら! 花村ぁっ! 貴重な木の実食べるな!」
陽介「す、スマンつい……」
>それにしてもなんだったのか。
千枝「わかんない……!! って、な、何今の声!?」
>劈くような怒号が後方からする。りせと完二が口論しているようだ。
りせ「さっすが先輩! さんきゅっ!」
完二「……どもッス」
千枝「じゃあ、私たちも行こうか」
りせ「じゃね!」
>りせと完二から離れた。
千枝「こ、怖かったぁ……」
>その割には冷静だったみたいだが。
千枝「動揺したら何気取られるかわからないんだもん」
陽介「何かおかしなところあったふぁ?」ムグムグ
千枝「あ、こら! 花村ぁっ! 貴重な木の実食べるな!」
陽介「す、スマンつい……」
>それにしてもなんだったのか。
千枝「わかんない……!! って、な、何今の声!?」
>劈くような怒号が後方からする。りせと完二が口論しているようだ。
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS スレッド一覧へ
みんなの評価 : ★類似してるかもしれないスレッド
- 番長「クリムゾンの迷宮?」 (1001) - [100%] - 2012/5/20 13:00 ★
- 上条「クリスマスの予定?」 (209) - [58%] - 2009/12/13 4:36 ★★
- 番長「ペルソナ……?」 (313) - [55%] - 2012/4/29 5:45 ★
- 穏乃「タイムスリップ!?」 (133) - [53%] - 2012/10/16 19:15 ☆
- 男「クチートたん…!?」 (1001) - [52%] - 2011/8/14 16:00 ★★★×4
- 陽介「ギャルゲーだぁ?」 (666) - [52%] - 2011/10/18 8:30 ★★
- 海未「カップリング……?」 (901) - [51%] - 2014/1/22 9:45 ○
- 千早「クールビューティ?」 (119) - [51%] - 2012/6/1 23:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について