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    元スレ月火「お兄ちゃんを家から出さない作戦!」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - fate + - 八九寺真宵 + - 化物語 + - 戦場ヶ原ひたぎ + - 阿良々木暦 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    いいよーおもしろいよー

    52 = 51 :

    いいよーおもしろいよー

    53 = 1 :

    火憐「月火ちゃん、悪い!」

    月火「きゃっ! か、火憐ちゃん! どうしてお兄ちゃんの言いなりになってるの!?」

    火憐「わ、わかんねえけど……でも、あの歯ブラシを見てると……」

    「そういえば、この歯ブラシはあの時使った歯ブラシだったな」

    月火「むしろ何で歯ブラシが部屋にあるの!? うぐー。離して、火憐ちゃん!」

    「火憐ちゃん。月火ちゃんが終わったら、今度は火憐ちゃんの番だぜ」

    火憐「は、はひぃ……」

    月火「よ、よだれっ。髪によだれかかっちゃう! 顔に垂れてくるよ、火憐ちゃんっ!」

    「八九寺とのお喋りを端折ったついでだ。はみがきじょうずかな? も仕上げはお母さんまで端折ってやるぜ」

    月火「ひぃっ」

    「青春は、歯を磨くためにある!」

    ブィィィィィン!!!

    月火「だ、だめっ! 電動はだめ! せめて硬い方にして!」

    「駄目だ月火ちゃん。硬いのが大好きな月火ちゃんの希望を叶えるのは良いお兄ちゃんは、ここには居ない」

    月火「や、やぁぁぁっ!! お願い、硬いの! 硬い方にしてください!!

    54 = 1 :

    「もう遅いぜ、月火ちゃん。はみがきじょうずかな? は後半戦に突入した」

    月火「!?」

    「仕上げは鬼いちゃーん……」

    ブィィィィィン!!

    月火「ひ、ひっ……あっ、ぁ……ぁぁ、ぁ」

    「くちゅくちゅ……しゅわしゅわ」

    月火「んぁっ! に、おにい……ら、らめ……!」

    「上の歯、下の歯、前歯……歯茎の裏! 歯茎の裏! 舌裏舌裏!!」

    月火「ひぁあああああっ!!」

    火憐「す、すごい……月火ちゃん、もう立ってられなくなってるぜ」

    「ははは。月火ちゃんの武器ともいえる口を攻めるのは楽しいなあ」

    月火「ふぇぇ……」

    「よし、あの頃とは違う僕の本気を見せてやろう。――電動歯ブラシ二刀流だ」

    56 :

    まさに悪鬼の所業

    57 = 1 :

    ――。

    月火「はぁ……はぁ、はぁ」

    「ふう。流石に三十分耐久歯ブラシは堪えたな」

    月火「なりゃひゅやりひゅひて、うみゃくひゃへれらい……」

    「え、何聞こえない。とりあえず可愛いのだけは分かった」

    火憐「兄ちゃん……」

    「ん?」

    火憐「どうして端折ったんだ。一番大事なシーンで、どうして端折ったんだッ!」

    「二刀流だろうが何だろうが、文字だけじゃ表現に限界があるだろ。しかもSSだぜ、これ」

    火憐「……変身シーンを見せておいて、戦うシーンをカットするのは正義の味方のやる事じゃねえ」

    「そういう話でもねえよ」

    火憐「そんな事だから……」

    「ん?」

    火憐「そんな事だから、兄ちゃんはいつまで経っても大人になれないんだ!」

    「……え?」

    58 = 1 :

    「つまり、どういう事なんだよ」

    火憐「いや。ここはズバッと決まる台詞でも言おうかと思ったんだ」

    「だとしたら大ハズレだ。大体、火憐ちゃんは意識しなくても割かしかっこいい事言ってるぜ」

    火憐「へ、はははっ。そうか、だったらいいんだけどさ!」

    月火「ぅー」

    「それより今日は母の日だぜ。全く、僕達は一体何をしてるんだろうな」

    火憐「こんな所見られたら、むしろ親が泣くかもしれないぜ」

    「兄妹同士で歯を磨きあうなんて、微笑ましい光景だろ。一般的には」

    火憐「どうかな。兄ちゃんがその一般的の一部を歪めた事は事実だけれども」

    「火憐ちゃんまでそんな事言うのか。まるで月火ちゃんみたいな物言いだな」

    火憐「代弁したんだ。今の月火ちゃん、ロクにお喋りも出来ないからな!」

    月火「ひゃい……」

    「お前ら双子のテレパシー能力者かよ。双子じゃねえけど」

    火憐「あたしと月火ちゃんが双子って勘違いしてる男子、結構多いよな」

    「男子に限らないだろ」

    59 = 1 :

    火憐「それはそうと兄ちゃん、思えば母の日らしい事を全然してないよな」

    「むしろその必要があるのか、今では疑問だ」

    火憐「とりあえず、カーネーションを渡してくればいいんじゃないのか?」

    「とりあえずって何だよ。大体、どうやって渡せばいいんだ……」

    火憐「普通に」

    「僕はお前達とは違う。普通にと言われて、普通が分からず普通じゃない事をするのが僕だ」

    火憐「うーん。じゃあさ、気を利かせて渡すってのはどうだ?」

    「気を利かせて渡す?」

    火憐「そう。どうせ舌打ちされてゴミ箱いきになるのなら、最初からゴミ箱に入れて渡すんだ」

    「それただゴミ渡してるだけじゃねーか!」

    火憐「ゴミ箱を花瓶に見立てて、すっげえカーネーション買ってきて入れるとか」

    「子供からのプレゼントに舌打ちする母さんが相手にか? 大体、僕の財布が持たない」

    火憐「うーん、じゃあ……」

    「つうか待て。僕は普通の渡し方が知りたいだけなんだ。そんな趣向を凝らしたものは期待してない」

    火憐「はー。兄ちゃん、数年来の母の日だぜ。インパクトあるもんにしないと、お母さんも喜ばない」

    62 = 1 :

    「よくよく考えたら、改まって花束贈るのも恥ずかしいよな。恥を誤魔化す為には奇をてらった方がいいのか」

    火憐「そういう事」

    「うーん……こういう時、相談出来る友達がいねーと不便だよな」

    火憐「百人いれば一人ぐらい相談出来る相手がいるんじゃないか?」

    「お前と一緒にするな。僕の数少ない友人だって、家族にワケありな奴が多いんだから」

    火憐「ふーん。友達が少ないって面倒臭いな。兄ちゃん、母の日してる場合じゃないな。友達つくりにいけ」

    「そこまで可哀想な子ではない。友達が居ないとまでは言っていないだろ」

    火憐「同性の友達が居ないのは問題だぜ」

    「同性の友達? はっ、そんなもんに何の価値があるんだよ」

    火憐「古いゲームとかアニメの話題を億劫なく話せる」

    「それなら千石がいる。あいつ、ああ見えて昔のアニメ・マンガに強いからな」

    火憐「エロ話を堂々と出来る!」

    「神原がいれば事欠かないな。最近、やたらと女の子っぽくなってるけど」

    火憐「下らない冗談にも付き合ってくれる!」

    「八九寺がいるしな……。いや、下らない冗談に付き合ってくれるのは、ほぼ全員か」

    63 :

    恵まれすぎだろ

    64 :

    俺なんて男女関係なく友達いねーってのに

    65 = 1 :

    火憐「何だよ。兄ちゃんの友達は選りすぐりの精鋭なのか?」

    「ちげえよ。中々集まらないメンバーが集まった感はあるけどな」

    火憐「友達は量より質だもんな。兄ちゃんが現状に満足してるなら、友達少なくてもあたしは気にしないぜ」

    「妹に交友関係を心配されたくねえよ。すげーみっともないみたいじゃないか」

    火憐「……兄ちゃん。実は結構モテるんじゃねーの?」

    「モテる? 僕が? いや、それはねー……よ、とは言えないか。でも僕は戦場ヶ原一筋だからな」

    火憐「純情なんだな、兄ちゃん。月火ちゃんのおっぱいを揉んだりするけど」

    「妹は別腹だ」

    火憐「ふうん。ところで兄ちゃん、揉んだりと問題って似てるよな」

    「そのネタ何度やるんだよ。天丼ネタもしつこく続けりゃ鮮度が落ちるぜ」

    火憐「ああー! でももう、そろそろバトらないとあたしの炎が燃え尽きちまうぜ!」

    「だったら外でも走って来い。その間、僕はカーネーションを渡す方法考えておくから」

    火憐「いいんだな、兄ちゃん。42.195kmを完走するよりも早く、何か考えておくんだぞ」

    「走りすぎだ! ちょっとランニング気分程度に走って来いよ!」

    火憐「何言ってんだ兄ちゃん。42.195kmは散歩レベルだろ?」

    66 = 1 :

    「お前にとってのフルマラソンはアースマラソンレベルなのか? とにかく、行って来いよ」

    火憐「そうさせて貰う」

    ――。

    「さて、ようやく一息つけるな」

    月火「お兄ちゃん……」

    「お。ようやく喋れるようになったか。それじゃ早速、勝負の結果を聞かせてもらおうか」

    月火「はみがきは、エッチなことでした」

    l暦「そうじゃないだろ。はみがきじょうずかな? が不健全である、という事だ」

    月火「他人に歯磨きされるのが、こんなに快感だなんて知らなかった」

    「左手でやれば何故か気持ちいい、みたいなか」

    月火「ん?」

    「え?」

    月火「ああ、歯磨きね。利き手と違う方でやると、不慣れな分いつもと違った感じで歯磨き出来るってこと?」

    「そう、そういうことだ」

    67 = 1 :

    「歯磨きに限らねーけど、いつもと違う方法で事に当たると新鮮で楽しいよな」

    月火「変化をつけるのは大事だよね。毎日同じ事やっててもつまんない」

    「髪型がバンバン変わる月火ちゃんがいうと説得力あるな」

    月火「……」

    「ん?」

    月火「変化といえば、お兄ちゃんの私服はどうしていつも同じなの?」

    「いつも同じって事はないだろ」

    月火「パーカーにジーンズが九割じゃん」

    「それは否定しねーけど、あれだって実は微妙に着こなし方が違うんだ」

    月火「一緒じゃん」

    「ちげーよ。大体、同じといえば月火ちゃんだって家じゃいつも和服じゃねーか」

    月火「部屋着でしょ、あれは」

    「何だよ部屋着って。だったら外出る時はどんな服着てるんだ」

    月火「どんなって……やだ、恥ずかしい事聞かないで」

    「そんな恥ずかしい格好してんのかよ!?

    68 = 1 :

    プラチナ眠い

    69 :

    >>68
    うん、そういうのいいから続けて?

    70 :

    こんなのしかなかった

    71 = 24 :

    >>1さんがんばってー

    72 :

    羽川さんのデカパイ揉みたい

    74 = 1 :

    月火ちゃんと火憐ちゃんだけでは限界を感じてきた

    75 :

    カカッ

    76 :

    諦めんなよ!!!!

    78 = 73 :

    >>74
    限界と妹の処女膜は突き破るためにあるんだ!!

    79 = 1 :

    ――。

    「…………はっ。カーネーションの渡し方を考えてたら、すっかり夜じゃねーか」

    「随分と気持ちよさそうに眠っておったの、お前様」

    「忍、お前も今起きた所か?」

    「昼間はやたらとお前様がハイテンションで、五月蝿くてよく眠れんかったしな。これから本格的に寝るところじゃ」

    「ここ最近で一番楽しかったからな。忍にも……ん、忍にも、はみがきじょうずかな……?」

    「言っておくが、儂はやらんぞ。シャンプーと違って、あまり気持ちよさそうにも見えぬしな」

    「未経験だからだろ。忍だって、一度経験すれば虜になるぜ」

    「よいよい。腰が砕けた妹御の姿を見るお前様の心中、相当ヤバかったしのう」

    「結構冷静なつもりだったんだけどな」

    「あれで冷静というのならば、世に発狂という言葉は不要じゃな」

    「そこまでかよ……」

    「儂とお前様との間にある関係性が危うい程じゃった」

    「流石にそれは無いと思うけどな。でも、やってみないと分からない」

    「やる方向に持ち込もうとするでない」

    81 :

    おはよう

    82 :

    忍さんキター

    83 :

    月曜と火曜かと思った

    84 :

    曜日じゃないのか

    85 = 1 :

    「にしても、妹御にお前様の彼女に、儂ときたか。ああ、迷子の怪異もいたか」

    「いつぞやの化物語オールスターSSを思い出すな。未完に終わったけど」

    「カカッ。熱は冷めてしまえば一瞬で終わるしのう。燃えている内が華じゃ」

    「で、だ。忍、ここに三本の歯ブラシがあるだろ……?」

    「お前様はどうしても歯磨きプレイをしたいらしいのう」

    「プレイと付けると卑猥に聞こえるだろ。ただの歯磨きだ」

    「その歯磨きが、お前様がやると卑猥になると言うておるんじゃ」

    「何だよ。教育テレビでもやってるだろ、はみがきじょうずかな? ってやつ。あれは卑猥じゃねえよ。健全だ」

    「その見事な掌返しには一種の感動すらあるな。しかしお前様、あれは子供向けの番組じゃろ」

    「だからどうした」

    「お前様が考える歯磨きは、大人向けのそれであろうに。教育テレビのアレとはまるで違う」

    「月火ちゃんも同じような事言ってたな」

    「という点では、或いは儂もその妹御も同じなのかも知れぬな。不死、不死身同士、な」

    「……」

    「カカッ……まあ、儂は歯磨きはせん。もとより、その必要すらありゃせんからな」

    86 :

    ふと思ったんだけど
    忍ちゃんの感覚とあららぎ君の感覚はリンクしてるからお互いに歯磨し合ったら
    磨かれる快感と磨く快感に加えてそれがそのままはね返ってきて4倍界王拳じゃね?

    87 :

    >>86
    それもさらにリンクして無限ループじゃね?

    88 = 82 :

    >>86
    その理屈だと暦と忍が前戯したらとんでもないことになるのか

    89 :

    挿入したら挿入される感覚も

    90 = 1 :

    月火「曜日ネタやめて! この前も同じ事言われたよ!」

    撫子『ど、どうしたの? ららちゃん』

    月火「千ちゃん、聞いて。私の名前がスレタイにあると、どいつもこいつも曜日ネタを出してくるの!」

    撫子『お、怒ってる……?』

    月火「うん。プラチナむかつく!」

    撫子『す、すごい怒ってるんだ……。そうだよね、名前で弄られるの、あんまり気持ちいいもんじゃないもんね』

    月火「いやいや千ちゃん。プラチナむかつくはそれ程怒ってないよ。プチむかつくに近い感じ」

    撫子『そうなんだ。何か、ややこしいね』

    月火「それはともかく、曜日ネタだよ! ヒドイ時には『水木金は?』とか言ってくる!」

    撫子『ど、土日は……』

    月火「あれ。千ちゃん今、友達の私に対して名前弄りした?」

    撫子『えっ。あ、いや』

    月火「月曜、火曜をいらない曜日とか思ってるんでしょ。だから曜日ネタで私を弄るんでしょ!」

    撫子『いや、あの……ごめんなさい』

    月火「誤りを謝って過ちは消えないんだよ、千ちゃん。今度曜日ネタ言ったら、家行くからね」ガチャ

    91 = 1 :

    「おい忍、すげえ興味深い事が書かれてるぞ!」

    「どれどれ……ほう、感覚のリンクを利用した快感の増幅か」

    「すげえ興味深い事が書かれてるぞ!」

    「二度言うでない。どんだけ興奮しとるんじゃ。大体、儂がどうしてお前様の歯を磨かなければならないのじゃ」

    「それぐらいいいだろ。僕達は切っても切れぬ関係性なんだぜ。歯ぐらい磨きあうだろ」

    「忘れてくれるな、お前様。儂らの関係性は切ろうと思えば切れるものであるという事をな」

    「まだそんな事言ってるのかよ……」

    「カカッ。冗談じゃ、冗談」

    「全く……あ、そうだ。別に忍が僕の歯を磨く必要ねえじゃん。妹に頼めば万事OKだ」

    「カーネーションの事はいいのか? お前様、脳みその使い道が大分ズレておるようじゃな」

    「仕方ないだろ。カーネーションの渡し方なんて、寝るまで考えても分からなかったんだから」

    「どれ。ここは懐かしき吸血鬼――正真正銘、眷属であった頃の思考法を試すか?」

    「やめろ。今の僕がそれをやるとマジで死ぬ可能性がある」

    「人間をやめれば、或いは死なぬかもな」

    「それはありえねえって……

    92 = 87 :

    というかアララギさんが自分で歯を磨けばいいんじゃね?

    93 = 82 :

    >>89
    処女だったら激痛だけどな

    94 :

    続けてください

    95 = 73 :

    不死者の処女膜ってどうなるんだろう?

    96 :

    いれてる時に再生したら…

    97 = 1 :

    ガチャ

    月火「きゃああ!! お兄ちゃん、無言で妹の部屋に入ってこないでよ!」

    「無言で妹の部屋に入るだと? 僕はただ、自分の家の部屋に入っただけだ」

    月火「すごい屁理屈!」

    「それはそうと月火ちゃん。これなんだけど……」

    月火「えっあ……いや、あの、歯磨きはさっきしたから」

    「分かってる。でも僕はまだしてない。ついでにカーネーションも渡してない」

    月火「あと数時間で母の日終わるのに!? お兄ちゃん何やってるの!」

    「せめて口臭を抑えてからにしようと思ってな。でもほら、僕って歯磨き苦手じゃん」

    月火「歯磨き苦手な人なんていない」

    「そういう決め付けが歯磨き苦手な人を傷つけるんだぜ、月火ちゃん」

    月火「うぐー……」

    「さあ、頼んだぜ」

    月火「っていうか、何で私なの。火憐ちゃんに頼めばいいのに」

    「火憐ちゃんに頼んだら、僕の口が裂ける。血の海になるからだろ……」

    98 :

    続けたまえ

    99 = 1 :

    月火「わ、分かった。じゃあやる」

    「変なサド心に目覚めるなよ。月火ちゃんの場合、それが一番怖い」

    月火「大丈夫、安心してよお兄ちゃん。今日は母の日だよ?」

    「全然関係ねえ!」

    月火「じゃあ、口開けて」

    「ん、ああ……」

    月火「ごくり」

    「何だよ今のごくりってのは」

    月火「う、五月蝿いなあお兄ちゃん。喋らないでよ」

    「僕が喋らなかったらSSが成り立たないだろ!」

    月火「じゃあ何しにきたの!」

    「歯磨きしにきたんだよ!」

    月火「歯磨きしながらお喋りは出来ないじゃん!」

    「うるせえ! 兄妹だったらどうにかしろ!」

    月火「無茶言わないでよ!!」

    100 = 1 :

    「っていうか僕は別に言い争いしにきたんじゃなかった」

    月火「もう。ていうか、何で歯磨きしないと駄目なの……?」

    「月火ちゃんのイき顔が可愛くて、僕も歯磨きの快感を共有したくなったんだ」

    月火「ガチきも」

    「……」

    月火「じゃあ、やるよ」

    「ふぁい……ふぁぁあぁ!?」

    月火「お兄ちゃん、すっごい八重歯。吸血鬼みたい」

    「ふぇぇああぁ! ひゃ、しゅきひひゃん! しゅきひひゃあぁん!」

    月火「……何でもうイき顔なの」

    「はっ、ひぃぃあああ! ほれ、ほれよほういひょうにしゅごひぃぃぃ!!」

    月火「あの、お兄ちゃん……あんまり声出さないで。夜だから」

    「ひゃぁぁぁあああ!!」

    月火「……」


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