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元スレやよい「伊織ちゃんの泥棒猫っ!!」
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やよい「おはようございまーす!あ、伊織ちゃんだ!」
伊織「おはよう、やよい。あれ?今日はお料理さしすせその収録の日じゃなかったっけ?」
やよい「うん。でも収録はお昼からだから、その前に事務所の掃除やっておこうかなーって思って」
伊織「相変わらず働き者ねぇ。やよいも大分仕事が増えて来てるんだから、そんなのは社長に任せときなさいよ」
やよい「そんな事ないよー。まだテレビのレギュラーは一つだけだし、伊織ちゃんと比べれば全然忙しく無いよ」
伊織「そりゃ私と比べたらちょっと分が悪いけど、さしすせそはかなり数字良いって聞いてるわよ?」
伊織「この調子ならやよいもすぐに売れっ子アイドルの仲間入りね」
やよい「あはは、ありがとう伊織ちゃん」
伊織「おはよう、やよい。あれ?今日はお料理さしすせその収録の日じゃなかったっけ?」
やよい「うん。でも収録はお昼からだから、その前に事務所の掃除やっておこうかなーって思って」
伊織「相変わらず働き者ねぇ。やよいも大分仕事が増えて来てるんだから、そんなのは社長に任せときなさいよ」
やよい「そんな事ないよー。まだテレビのレギュラーは一つだけだし、伊織ちゃんと比べれば全然忙しく無いよ」
伊織「そりゃ私と比べたらちょっと分が悪いけど、さしすせそはかなり数字良いって聞いてるわよ?」
伊織「この調子ならやよいもすぐに売れっ子アイドルの仲間入りね」
やよい「あはは、ありがとう伊織ちゃん」
やよい「さしすせそは私にとって、初めてアイドルとしてしっかりやれてるって思えた」
やよい「すっごーく大事な番組だから、上手くいってるのはホントに嬉しいよ」
伊織「にひひっトーゼンの結果よ。この間はこの伊織ちゃんが出演してあげたんだしね」
伊織「ゆくゆくはゴールデンも…
ガチャッ
P「お、伊織。先に来てたのか」
伊織「遅いわよ!アンタこの伊織ちゃんを呼び出しといて30分も遅れるなんて良い度胸ねぇ…」
P「悪い悪い」
P(時間通りに来たんだけどなぁ)
やよい「すっごーく大事な番組だから、上手くいってるのはホントに嬉しいよ」
伊織「にひひっトーゼンの結果よ。この間はこの伊織ちゃんが出演してあげたんだしね」
伊織「ゆくゆくはゴールデンも…
ガチャッ
P「お、伊織。先に来てたのか」
伊織「遅いわよ!アンタこの伊織ちゃんを呼び出しといて30分も遅れるなんて良い度胸ねぇ…」
P「悪い悪い」
P(時間通りに来たんだけどなぁ)
やよい「プロデューサー、おはようございます!」
P「っ!や、やよいも来てたのか。随分早いな」
やよい「はい、時間まで事務所のお掃除をしようと思って」
P「そうか、やよいはえらいなぁ」
伊織「アンタからも言ってあげなさいよ。やよいは忙しいんだからそんな事しなくて良いって」
P「…………」
伊織「………?」
P「っ!や、やよいも来てたのか。随分早いな」
やよい「はい、時間まで事務所のお掃除をしようと思って」
P「そうか、やよいはえらいなぁ」
伊織「アンタからも言ってあげなさいよ。やよいは忙しいんだからそんな事しなくて良いって」
P「…………」
伊織「………?」
小鳥「Pさん。頼まれていた書類出来ましたよ」
P「ありがとうございます小鳥さん」
P「じゃあ伊織、ちょっと奥の部屋に来て貰えるか?」
伊織「?どうしてよ。話ならここですれば良いじゃない」
P「ま、まぁ気分作りみたいなもんだよ。大事な事だから、伊織と二人きりで話したくてな」
小鳥「うわーなんだか愛の告白みたいですねw」
やよい「こ、告白ですか!?Pが伊織ちゃんに!?」
伊織「!?な、何馬鹿な事言ってんのよ!///」
P「ありがとうございます小鳥さん」
P「じゃあ伊織、ちょっと奥の部屋に来て貰えるか?」
伊織「?どうしてよ。話ならここですれば良いじゃない」
P「ま、まぁ気分作りみたいなもんだよ。大事な事だから、伊織と二人きりで話したくてな」
小鳥「うわーなんだか愛の告白みたいですねw」
やよい「こ、告白ですか!?Pが伊織ちゃんに!?」
伊織「!?な、何馬鹿な事言ってんのよ!///」
P「ははは、じゃ、ちょっと付き合って貰えるか?」
やよい「つ、付き合うって…///」
伊織「変な悪ノリしてんじゃないわよ!もう、しょーもない話だったら許さないわよ!」ぷんぷん
P「…あぁ、そこは安心してくれて構わないよ」
バタンッ
やよい「どんなお話なんでしょうね。ま、まさか本当に…///」
小鳥(…頑張って下さい、Pさん)
やよい「つ、付き合うって…///」
伊織「変な悪ノリしてんじゃないわよ!もう、しょーもない話だったら許さないわよ!」ぷんぷん
P「…あぁ、そこは安心してくれて構わないよ」
バタンッ
やよい「どんなお話なんでしょうね。ま、まさか本当に…///」
小鳥(…頑張って下さい、Pさん)
・奥の部屋
伊織「で、な、なんなのよ。私も暇じゃないんだから、さっさと言いなさいよね」
P「……………」
伊織(この部屋に来てからずっとこんな調子…らしくもなくキリッとした顔してるし)
伊織(も、もしかして、ホントに…?)ドキドキ
P「………伊織」
伊織「ひゃ、ひゃい!」
P「伊織に大事な話が二つあるんだ。一つ目は…」
伊織「…………」ドキドキ
P「やよいの番組の、打ち切りが決まった」
伊織「―――――え?」
伊織「で、な、なんなのよ。私も暇じゃないんだから、さっさと言いなさいよね」
P「……………」
伊織(この部屋に来てからずっとこんな調子…らしくもなくキリッとした顔してるし)
伊織(も、もしかして、ホントに…?)ドキドキ
P「………伊織」
伊織「ひゃ、ひゃい!」
P「伊織に大事な話が二つあるんだ。一つ目は…」
伊織「…………」ドキドキ
P「やよいの番組の、打ち切りが決まった」
伊織「―――――え?」
伊織「ど、どういう事?や、やよい?何が?え?」
P「落ち着け、伊織」
伊織「これが落ち着いていられもがっ!」
P「だから落ち着けっての」イオリノクチヲオサエル
伊織「むーーーっ!///むーーーーっ!!///」
P「…やよいに聞こえる」ボソッ
伊織「!」
P「落ち着け、伊織」
伊織「これが落ち着いていられもがっ!」
P「だから落ち着けっての」イオリノクチヲオサエル
伊織「むーーーっ!///むーーーーっ!!///」
P「…やよいに聞こえる」ボソッ
伊織「!」
P「手、離すぞ」スッ
伊織「ぷはぁっ!もう、いきなり口を抑えないでよ」
P「すまんすまん」
伊織「それで……本当なの?」
P「…あぁ。どうにかならないかと粘ったんだが…もう決まった事だの一点張りだ」
伊織「どうしてよ。数字は良いってアンタ言ってたじゃない!」
P「あれは…嘘だったんだよ」
伊織「ぷはぁっ!もう、いきなり口を抑えないでよ」
P「すまんすまん」
伊織「それで……本当なの?」
P「…あぁ。どうにかならないかと粘ったんだが…もう決まった事だの一点張りだ」
伊織「どうしてよ。数字は良いってアンタ言ってたじゃない!」
P「あれは…嘘だったんだよ」
伊織「嘘?」
P「今迄見せていたのは俺が作った偽物の視聴率票。そして、これが本物だ」ピラッ
伊織「なっ!?これ……」
伊織(最初の数回こそ良かったけど、後はずっと右肩下がり!?)
伊織(この時間帯とはいえ、これじゃあ……)
P「…正直、二カ月前からいつ打ち切られても仕方がない数字だった」
伊織「なんであんな嘘ついてたのよ!アンタの見せてた紙じゃ、ずっと10%越えてたじゃない!」
P「今迄見せていたのは俺が作った偽物の視聴率票。そして、これが本物だ」ピラッ
伊織「なっ!?これ……」
伊織(最初の数回こそ良かったけど、後はずっと右肩下がり!?)
伊織(この時間帯とはいえ、これじゃあ……)
P「…正直、二カ月前からいつ打ち切られても仕方がない数字だった」
伊織「なんであんな嘘ついてたのよ!アンタの見せてた紙じゃ、ずっと10%越えてたじゃない!」
P「…この事をやよいに伝えても、委縮してしまって、良い結果にはならないと思ったんだよ」
P「それに、さしすせそはやよいの魅力が全面に出た良い番組だ」
P「一時期悪い時があっても、放っておけばすぐに回復すると思っていた」
伊織「そんなの嘘!やよいの傷つく顔が見たくなかっただけでしょ!逃げてただけじゃない!」
P「伊織、声」
伊織「あっ………」
P「それに、さしすせそはやよいの魅力が全面に出た良い番組だ」
P「一時期悪い時があっても、放っておけばすぐに回復すると思っていた」
伊織「そんなの嘘!やよいの傷つく顔が見たくなかっただけでしょ!逃げてただけじゃない!」
P「伊織、声」
伊織「あっ………」
P「…たしかに、伊織の言う通りなのかもしれない。ゴメンな」
伊織「…いいわよ、私も言い過ぎたわ」
伊織「ていうか、それを私に謝ってどうするのよ。早くやよいの所に行って土下座してきなさい」
P「いや、話はもう一つあるんだ」
伊織「何よ。またヤな事聞かせるんじゃないでしょうね?」
P「いや、良いニュースだよ。伊織に新番組のレギュラーが決まった。しかも冠番組だ」
伊織「えっ!?」
伊織「…いいわよ、私も言い過ぎたわ」
伊織「ていうか、それを私に謝ってどうするのよ。早くやよいの所に行って土下座してきなさい」
P「いや、話はもう一つあるんだ」
伊織「何よ。またヤな事聞かせるんじゃないでしょうね?」
P「いや、良いニュースだよ。伊織に新番組のレギュラーが決まった。しかも冠番組だ」
伊織「えっ!?」
それを聞いた瞬間、私は愚かにも喜んでしまった。
念願だった冠番組!これで私もトップアイドルの仲間入りね!
そんな浮かれた事を。やよいの事も忘れて。
伊織「ホ、ホント!?やったわ!これで私のアイドルランクも―――!」
言いかけて、気付く。その残酷な可能性に。
改編期でも無いこの時期に、やよいの番組が終わり、新たに私の番組が始まる。
その事が意味するのは…
伊織「ね、ねぇ…。ま、まさかとは思うけどそれって…」
P「…今日は『伊織』に大事な話が二つあったんだ。良い話と、悪い話が」
念願だった冠番組!これで私もトップアイドルの仲間入りね!
そんな浮かれた事を。やよいの事も忘れて。
伊織「ホ、ホント!?やったわ!これで私のアイドルランクも―――!」
言いかけて、気付く。その残酷な可能性に。
改編期でも無いこの時期に、やよいの番組が終わり、新たに私の番組が始まる。
その事が意味するのは…
伊織「ね、ねぇ…。ま、まさかとは思うけどそれって…」
P「…今日は『伊織』に大事な話が二つあったんだ。良い話と、悪い話が」
P「良い話は伊織に新番組の仕事が決まった事」
いやだ。聞きたく無い。
私がそう思ってるのに、プロデューサーは口を開くのを止めてくれない。
…とても辛そうな顔で、話を続ける。
P「そして悪い話は…それがやよいの後番組な事、だ」
伊織「な、何を言ってんのよ…そんなの、どっちも悪い話じゃないの……」
いやだ。聞きたく無い。
私がそう思ってるのに、プロデューサーは口を開くのを止めてくれない。
…とても辛そうな顔で、話を続ける。
P「そして悪い話は…それがやよいの後番組な事、だ」
伊織「な、何を言ってんのよ…そんなの、どっちも悪い話じゃないの……」
P「…これで伊織の知名度と人気はまた上がるだろうし、アイドルとしてもっと上にいける」
P「悪い話って事は無いだろう」
伊織「ふざけた事ぬかしてんじゃないわよ!こんなの、まるで私がやよいの仕事を奪ったみたいじゃない!」
P「みたい、じゃない。奪ったんだよ」
伊織「は………?」
P「新番組の名前は『水瀬伊織のお料理さしすせそ』」
伊織「!?」
P「悪い話って事は無いだろう」
伊織「ふざけた事ぬかしてんじゃないわよ!こんなの、まるで私がやよいの仕事を奪ったみたいじゃない!」
P「みたい、じゃない。奪ったんだよ」
伊織「は………?」
P「新番組の名前は『水瀬伊織のお料理さしすせそ』」
伊織「!?」
P「厳密には新番組って事でも無いんだ。リニューアル、司会?がやよいから伊織に変わるだけのな」
伊織「そ、そんな……な、何でそんな事になってんのよ!料理番組じゃ数字が取れ無かったから打ち切りになったんでしょ!?」
P「さっきの視聴率票、もう一度見てみてくれ。一度だけ数字が初回並に良かった回があるだろ?」
伊織「え、えぇ…」
P「この回は、伊織がゲスト出演した回だ。評判も良く、番組の公式サイトの掲示板にもいつもの10倍以上の書き込みがあった」
伊織「い、良い事じゃない…」
P「あぁ…だが、その書き込みの大半は『伊織がやよいの代わりにやった方が面白い』という内容のものだった」
伊織「な………」
伊織「そ、そんな……な、何でそんな事になってんのよ!料理番組じゃ数字が取れ無かったから打ち切りになったんでしょ!?」
P「さっきの視聴率票、もう一度見てみてくれ。一度だけ数字が初回並に良かった回があるだろ?」
伊織「え、えぇ…」
P「この回は、伊織がゲスト出演した回だ。評判も良く、番組の公式サイトの掲示板にもいつもの10倍以上の書き込みがあった」
伊織「い、良い事じゃない…」
P「あぁ…だが、その書き込みの大半は『伊織がやよいの代わりにやった方が面白い』という内容のものだった」
伊織「な………」
P「あの掲示板には検閲があるから、それ等の書き込みは反映されてないけどな」
伊織「そ、そんなの何のアテにもならないわよ!同じ奴が何回も書き込んだのかもしれないし」
伊織「それにたった一度数字が良かった位で、番組が決まるなんておかしいわ!」
伊織「二人でやるのが目新しかっただけで、私以外の子が出たって同じ結果だったかもしれないじゃない」
P「いや、伊織の後に春香が出た事あったろ?でもその時は数字は上がらず、むしろより悪かった」
伊織「そ、そんなの、春香が人気無いだけよ!」
P「…………ごほっごほ」ウツムキ
伊織「そ、そんなの何のアテにもならないわよ!同じ奴が何回も書き込んだのかもしれないし」
伊織「それにたった一度数字が良かった位で、番組が決まるなんておかしいわ!」
伊織「二人でやるのが目新しかっただけで、私以外の子が出たって同じ結果だったかもしれないじゃない」
P「いや、伊織の後に春香が出た事あったろ?でもその時は数字は上がらず、むしろより悪かった」
伊織「そ、そんなの、春香が人気無いだけよ!」
P「…………ごほっごほ」ウツムキ
P「いいや、あれは紛れも無く伊織の力だよ。竜宮ファンが見た事もあるだろうが、実際あの回は面白かったしな」
伊織「…嬉しく無いわよ。そんな事言われたって…」
P「そして、その回を見ていた局のお偉いさんが、伊織を推してくれたらしいんだ」
P「会議でさしすせその存続が議題になった時に、司会を変えてみてはと提案したそうだ」
伊織「――っ!?そ、そんな……それじゃあ!」
P「そうだ、それが無ければもしかしたら番組はそのまま続いていたかもしれない」
P「だから、やよいの番組を奪ったのは比喩でもなんでも無く…伊織、お前なんだよ」
伊織「う、嘘よ…………」
伊織「…嬉しく無いわよ。そんな事言われたって…」
P「そして、その回を見ていた局のお偉いさんが、伊織を推してくれたらしいんだ」
P「会議でさしすせその存続が議題になった時に、司会を変えてみてはと提案したそうだ」
伊織「――っ!?そ、そんな……それじゃあ!」
P「そうだ、それが無ければもしかしたら番組はそのまま続いていたかもしれない」
P「だから、やよいの番組を奪ったのは比喩でもなんでも無く…伊織、お前なんだよ」
伊織「う、嘘よ…………」
P「勿論、伊織が気に病む必要は無いぞ。この世界は弱肉強食。他人のミスは自分のチャンスだ」
P「それは事務所が同じでも関係無い。やよいの仕事を喰って、伊織が上に行く」
P「…正々堂々やった結果だ。それを責める権利は誰にも無い…ただ、勝者の責任だけは胸に留めて置いてくれ」
伊織「い……嫌。嫌よ…私、絶対そんな仕事受けないから!」
P「そんな事出来る訳無いだろ。○○テレビさんはウチが弱小の頃から仕事を回してくれてたんだ」
P「この世界、仁義を欠いた事をすればすぐに潰されてしまう」
P「ウチみたいな小さな事務所なら尚更だ。そんな事、言わなくても伊織なら分かってるだろ?」
P「それは事務所が同じでも関係無い。やよいの仕事を喰って、伊織が上に行く」
P「…正々堂々やった結果だ。それを責める権利は誰にも無い…ただ、勝者の責任だけは胸に留めて置いてくれ」
伊織「い……嫌。嫌よ…私、絶対そんな仕事受けないから!」
P「そんな事出来る訳無いだろ。○○テレビさんはウチが弱小の頃から仕事を回してくれてたんだ」
P「この世界、仁義を欠いた事をすればすぐに潰されてしまう」
P「ウチみたいな小さな事務所なら尚更だ。そんな事、言わなくても伊織なら分かってるだろ?」
伊織「だったら水瀬の力で番組を続けさせるわ!お金を積めば○○テレビだって…」
P「伊織………」
伊織「………分かってるわよ。そんな事したって、どうにもならないって」
伊織「でも、じゃあどうすればいいって言うのよ…こんな事、やよいが知ったら…」
伊織「せ、せめて私とやよいの二人で、とか出来ないの?」
P「…無理だ。向こうは司会を入れ替えてのリフレッシュを望んでいる」
P「やよいがたまにゲストとして出る、という形なら出来るかもしれないが…」
やよい「そ、そんなの駄目!余計にやよいが傷ついちゃうわ」
P「そうだな。だから、ヘタな希望は与えずに、ひと思いに事実を言ってしまった方が良いと思う」
P「伊織………」
伊織「………分かってるわよ。そんな事したって、どうにもならないって」
伊織「でも、じゃあどうすればいいって言うのよ…こんな事、やよいが知ったら…」
伊織「せ、せめて私とやよいの二人で、とか出来ないの?」
P「…無理だ。向こうは司会を入れ替えてのリフレッシュを望んでいる」
P「やよいがたまにゲストとして出る、という形なら出来るかもしれないが…」
やよい「そ、そんなの駄目!余計にやよいが傷ついちゃうわ」
P「そうだな。だから、ヘタな希望は与えずに、ひと思いに事実を言ってしまった方が良いと思う」
P「それで、伊織にお願いがあるんだが…この事、伊織からやよいに伝えてくれないか?」
伊織「はぁっ!?な、何で私がそんな事…」
P「…デリケートな問題だからな」
P「他人から聞かされるより、いっそ本人から聞いた方があとあと遺恨を残さないんじゃないかと思うんだ」
伊織「そ、それはそうかもしれないけど…でも、そんなの……」
P「気が重いのは分かる。だけど、いつかは誰かがやらなくちゃいけない事なんだ」
P「やよいの心を傷つけずに伝えられるのは、やよいの一番の親友の伊織しか居ないと、俺は思う」じっ
伊織「はぁっ!?な、何で私がそんな事…」
P「…デリケートな問題だからな」
P「他人から聞かされるより、いっそ本人から聞いた方があとあと遺恨を残さないんじゃないかと思うんだ」
伊織「そ、それはそうかもしれないけど…でも、そんなの……」
P「気が重いのは分かる。だけど、いつかは誰かがやらなくちゃいけない事なんだ」
P「やよいの心を傷つけずに伝えられるのは、やよいの一番の親友の伊織しか居ないと、俺は思う」じっ
伊織(………私が言わないと、Pから言う事になるのよね)
伊織(P…よく見ると目に隈があって、肌が荒れてる)
伊織(ただでさえ9人の面倒を見てて忙しいのに、こんな心労まで抱えてたら尚更よね)
伊織(それでもいつもなら泣き言一つ言わないPが、今回は私に頼って来た。それを私は……)
P「…悪い、無茶な事言ってるよな。伊織だって辛いのに、馬鹿な事言っちまってた」
P「やよいには俺から伝えるよ。伊織、この事は忘れてくr
伊織「…いいわよ」
伊織(P…よく見ると目に隈があって、肌が荒れてる)
伊織(ただでさえ9人の面倒を見てて忙しいのに、こんな心労まで抱えてたら尚更よね)
伊織(それでもいつもなら泣き言一つ言わないPが、今回は私に頼って来た。それを私は……)
P「…悪い、無茶な事言ってるよな。伊織だって辛いのに、馬鹿な事言っちまってた」
P「やよいには俺から伝えるよ。伊織、この事は忘れてくr
伊織「…いいわよ」
P「え?」
伊織「引きうけるって言ったの!やよいには…私から伝えるわ」
P「そうか……ありがとう、伊織」ナデナデ
伊織「フン…この貸しは高くつくんだからね。覚悟しときなさいよ」
P「…いかほどで?」
伊織「今日、やよいが事務所に帰って来たら伝えるから…その後、私と一緒に居なさい」
P「あぁ、分かった。ちゃんと予定開けておくよ」
伊織「……フン」
伊織「引きうけるって言ったの!やよいには…私から伝えるわ」
P「そうか……ありがとう、伊織」ナデナデ
伊織「フン…この貸しは高くつくんだからね。覚悟しときなさいよ」
P「…いかほどで?」
伊織「今日、やよいが事務所に帰って来たら伝えるから…その後、私と一緒に居なさい」
P「あぁ、分かった。ちゃんと予定開けておくよ」
伊織「……フン」
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