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この作品はフィクションであり、実在する、
人物・地名・団体とは一切関係ありません。
その点を了承した上でお読みください。
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17:30/商店街
やよい「えと……、夕ご飯の買い物はおっけーで……。わあ! あれは、福引かなあ?」
やよい「すみませーん。お肉屋さんのおじさん、これは何ですかあ?」
肉屋オジ「おーやよいちゃんかい。いやあ、商店街でやってる福引でねえ。券は持ってるかな?」
やよい「ちょと待ってくださいっ。あ! これですね! 一枚だけもらいましたー」パアア
肉屋オジ「よーし。ならやよいちゃん! このガラガラを回してみな! 何事も、挑戦だよ?」
やよい「よおーっし。がんばりますっ! 集中、しゅーちゅう」ガラガラ
やよい「ええい!」コロンコロン
やよい「えと……、夕ご飯の買い物はおっけーで……。わあ! あれは、福引かなあ?」
やよい「すみませーん。お肉屋さんのおじさん、これは何ですかあ?」
肉屋オジ「おーやよいちゃんかい。いやあ、商店街でやってる福引でねえ。券は持ってるかな?」
やよい「ちょと待ってくださいっ。あ! これですね! 一枚だけもらいましたー」パアア
肉屋オジ「よーし。ならやよいちゃん! このガラガラを回してみな! 何事も、挑戦だよ?」
やよい「よおーっし。がんばりますっ! 集中、しゅーちゅう」ガラガラ
やよい「ええい!」コロンコロン
肉屋オジ「お、お、大大大当たりいいいいい~~~!!!」カランカラン
やよい「え、え~!? ほんとうですかあ?」
肉屋オジ「やよいちゃん一等だよ一等! はい、やよいちゃんにはこれ!」ピラリ
やよい「わああ! ありがとーございますぅ! んと……」
やよい「でぃ〇にーしー、ぺあちけっと?」ハテナ
…………
……
翌日/11:00/765プロ事務所
やよい「ねえ伊織ちゃん。わたし、どうすればいいかなぁ?」
伊織「あんた運いいわね~。で、誰と行くつもりなのよ?」
やよい「お父さんとお母さんにプレゼントしようとしたんだけど……、
やよいが当てたんだから、久しぶりに誰かを誘って楽しんできなさいって……」
伊織「よかったじゃない。この伊織ちゃんが付き合ってあげてもいいけど、
ペアチケットだし、せっかくだし男を誘いなさいよ」ビシィ
やよい「え~!? そ、そんな人どこにも……」オロオロ
P「あ~。仕事疲れたなあ~。たまには気分転換にどこか遊び行きたいよなあ~。夢があるところが良いな~」
伊織「…………」
やよい「……」
やよい「ねえ伊織ちゃん。わたし、どうすればいいかなぁ?」
伊織「あんた運いいわね~。で、誰と行くつもりなのよ?」
やよい「お父さんとお母さんにプレゼントしようとしたんだけど……、
やよいが当てたんだから、久しぶりに誰かを誘って楽しんできなさいって……」
伊織「よかったじゃない。この伊織ちゃんが付き合ってあげてもいいけど、
ペアチケットだし、せっかくだし男を誘いなさいよ」ビシィ
やよい「え~!? そ、そんな人どこにも……」オロオロ
P「あ~。仕事疲れたなあ~。たまには気分転換にどこか遊び行きたいよなあ~。夢があるところが良いな~」
伊織「…………」
やよい「……」
伊織「やよい。あんたプロデューサーを誘いなさい」
やよい「へっ!? それは……その、め、迷惑になると思うし、わたしと行ってもつまらな」ショボン
伊織「んなこと無いわよ。それにこれはチャンスなのよ、やよい!」
やよい「ちゃんす?」
伊織「そうよ。これはあんたに課せられた試練なの。
アイドルとして、今の自分に無い、新しい魅力を引きだすためのね」
やよい「新しい、みりょく?」
伊織「あんたは可愛いわ。それはもう、この伊織ちゃんが認めるくらいにね。
でもね、可愛いだけじゃトップアイドルにはなれないわ。
私たちには“オトナの魅力”が圧倒的に足らないのよ!」
やよい「へっ!? それは……その、め、迷惑になると思うし、わたしと行ってもつまらな」ショボン
伊織「んなこと無いわよ。それにこれはチャンスなのよ、やよい!」
やよい「ちゃんす?」
伊織「そうよ。これはあんたに課せられた試練なの。
アイドルとして、今の自分に無い、新しい魅力を引きだすためのね」
やよい「新しい、みりょく?」
伊織「あんたは可愛いわ。それはもう、この伊織ちゃんが認めるくらいにね。
でもね、可愛いだけじゃトップアイドルにはなれないわ。
私たちには“オトナの魅力”が圧倒的に足らないのよ!」
やよい「え、私たちって……?」
伊織「あっ……。と、とにかく、やよいはプロデューサーとデートして、
アイドルとしての自分を開拓しなきゃならないのよ。ねえ、絶好の機会だと思わない?」
やよい「それは……、そうだけど……」
伊織「まあ、あまり重く考えずに……。ほら!
日頃から世話になっているプロデューサーへの感謝の気持ちってことでね? どうよやよい?」
やよい「……。じゃ、じゃあ、誘ってみるね!」トテテ
伊織「……。にひひ……」
伊織「あっ……。と、とにかく、やよいはプロデューサーとデートして、
アイドルとしての自分を開拓しなきゃならないのよ。ねえ、絶好の機会だと思わない?」
やよい「それは……、そうだけど……」
伊織「まあ、あまり重く考えずに……。ほら!
日頃から世話になっているプロデューサーへの感謝の気持ちってことでね? どうよやよい?」
やよい「……。じゃ、じゃあ、誘ってみるね!」トテテ
伊織「……。にひひ……」
やよい「あの……ぷろでゅーさー?」
P「おお。やよいか。お疲れ。何か用か?」
やよい「えと……、次のお休みって、何か予定はありますかあ?」
P「え? えーと、そうだな……」ペラリ
P「うん。特に無いぞ。どうしてだ?」
やよい「実は……、その……。ぷ、ぷろでゅーさー」
P「ん?」
やよい「でーと、してくれますか?」
P「!?!?!?!?」
のワの「!?!?!?」
ゆとり「なの!?!?!?」
P「おお。やよいか。お疲れ。何か用か?」
やよい「えと……、次のお休みって、何か予定はありますかあ?」
P「え? えーと、そうだな……」ペラリ
P「うん。特に無いぞ。どうしてだ?」
やよい「実は……、その……。ぷ、ぷろでゅーさー」
P「ん?」
やよい「でーと、してくれますか?」
P「!?!?!?!?」
のワの「!?!?!?」
ゆとり「なの!?!?!?」
やよい「だ、だめですかあ?」
P「いや待て待て! な、何がなんだか……」
やよい「これ、ぺあのチケットなんですけど……、
ぷろでゅーさーにはいつもお世話になってますし……」
P「ま、まあ。やよいが行きたいって言うなら構わないんだがな」
やよい「ほ、ほんとですか? わたしと、でーとしてくれるんですかあ?」
P「で、デートかどうかは別にして、
せっかく誘ってもらったんだしな。俺でよければ付き合うよ」
やよい「う、うっうー! ありがとございます!
あの、ふつつか者ですが、よろしくお願いしますっ!」
P「なんだか妙なことになったなあ……」
のワの「…………」
ゆとり「…………」
…………
……
P「いや待て待て! な、何がなんだか……」
やよい「これ、ぺあのチケットなんですけど……、
ぷろでゅーさーにはいつもお世話になってますし……」
P「ま、まあ。やよいが行きたいって言うなら構わないんだがな」
やよい「ほ、ほんとですか? わたしと、でーとしてくれるんですかあ?」
P「で、デートかどうかは別にして、
せっかく誘ってもらったんだしな。俺でよければ付き合うよ」
やよい「う、うっうー! ありがとございます!
あの、ふつつか者ですが、よろしくお願いしますっ!」
P「なんだか妙なことになったなあ……」
のワの「…………」
ゆとり「…………」
…………
……
13:20/765プロ事務所屋上
真「いったいどうしたのさ伊織。いきなり屋上に連れてきて」
雪歩「い、伊織ちゃん。何か危ない顔してるよお」
伊織「実は、アンタたち二人を見込んで頼みがあるのよ……」
真「頼み? へえ、伊織にしては珍しいね……」
雪歩「そ、それで何をすればいいんでしょうか……」
伊織「それがね……」ゴニョゴニョ
真「えええ~~!? やよいとプロデューサーがで、デートおお?」マッコマッコリーン
雪歩「ふ、二人を尾行するんですか~!?」ユキピョーン
真「いったいどうしたのさ伊織。いきなり屋上に連れてきて」
雪歩「い、伊織ちゃん。何か危ない顔してるよお」
伊織「実は、アンタたち二人を見込んで頼みがあるのよ……」
真「頼み? へえ、伊織にしては珍しいね……」
雪歩「そ、それで何をすればいいんでしょうか……」
伊織「それがね……」ゴニョゴニョ
真「えええ~~!? やよいとプロデューサーがで、デートおお?」マッコマッコリーン
雪歩「ふ、二人を尾行するんですか~!?」ユキピョーン
伊織「にひひっ! そうよ。やっぱりやよいの事心配じゃない?
それに、プロデューサーが万が一を起こしたあかつきには……」
真「た、確かにアイドルをプロデュースする立場で、親密にさせてはいけないよね……」
雪歩「き、禁断の恋ですか……、んん~! 気になりますう~」><
伊織「ま、言うなれば、保護者として同伴ね!
もちろん、ディ〇ニーシーのチケットはこの輝ける美貌の持ち主、
スーパーアイドル伊織ちゃんが手配したげるわ。悪い話じゃないでしょ?」
真「それは……。まあボクも久しぶりに遊びたいけど……。雪歩はどうしたい?」
雪歩「わたしは……真ちゃんと一緒ならどこへでも着いて行きますぅ」
真「そ、そう……。はあ、分かったよ伊織。今度の休みだね?」
伊織「決まりねっ! 当日の早朝、家に使いを向かわせるわ。楽しくなってきたわねっ!」
…………
……
それに、プロデューサーが万が一を起こしたあかつきには……」
真「た、確かにアイドルをプロデュースする立場で、親密にさせてはいけないよね……」
雪歩「き、禁断の恋ですか……、んん~! 気になりますう~」><
伊織「ま、言うなれば、保護者として同伴ね!
もちろん、ディ〇ニーシーのチケットはこの輝ける美貌の持ち主、
スーパーアイドル伊織ちゃんが手配したげるわ。悪い話じゃないでしょ?」
真「それは……。まあボクも久しぶりに遊びたいけど……。雪歩はどうしたい?」
雪歩「わたしは……真ちゃんと一緒ならどこへでも着いて行きますぅ」
真「そ、そう……。はあ、分かったよ伊織。今度の休みだね?」
伊織「決まりねっ! 当日の早朝、家に使いを向かわせるわ。楽しくなってきたわねっ!」
…………
……
デート前日/18:00/やよい帰路
やよい「なんだか、緊張してきましたあ……」トボトボ
やよい「プロデューサー、わたしと一緒で楽しいのかなあ?」
やよい「そだ! 明日どんな服来て行くか決めなきゃ……」オロオロ
やよい「いつものパーカーも可愛いし大好きだけど……。
もっと違う方がプロデューサーは嬉しいのかも……」
やよい「伊織ちゃんに相談してみようかな……」
電話ボックス「ガラリ」
やよい「えと……テレホンカードと、電話番号……」ガサゴソ
公衆電話「ピポパ、ポ、パ、ピ」プルルル
???「はい、水瀬でございます」
やよい「あ、あのう……。伊織さんいらっしゃいますかあ?
わたし、同じ事務所のアイドルで、高槻やよいっていうんですけど……」
???「高槻やよい様でございますね。
少々お待ちくださいませ。お嬢様にお取次ぎ致しますので」
伊織「もしもしやよい? どうしたのよウチに電話してくるなんて。
ていうか、何で水瀬の番号知ってるのよ」
やよい「事務所の連絡網で……、そ、それどころじゃなくって……。
伊織ちゃん。あの、明日のことなんだけど……」
伊織「明日? ああ。やよいはプロデューサーとデートだったわね」
やよい「あ、あのう……。伊織さんいらっしゃいますかあ?
わたし、同じ事務所のアイドルで、高槻やよいっていうんですけど……」
???「高槻やよい様でございますね。
少々お待ちくださいませ。お嬢様にお取次ぎ致しますので」
伊織「もしもしやよい? どうしたのよウチに電話してくるなんて。
ていうか、何で水瀬の番号知ってるのよ」
やよい「事務所の連絡網で……、そ、それどころじゃなくって……。
伊織ちゃん。あの、明日のことなんだけど……」
伊織「明日? ああ。やよいはプロデューサーとデートだったわね」
やよい「で、デートかあ……」カアッ
伊織「何恥ずかしがってんのよ。自信持ちなさいよ。何か心配事でもあるの?」
やよい「その……、いつもの服で行っていいのかな。
もっと可愛くなった方が、プロデューサーも喜ぶかなって……」
伊織「んー。そうね……。ねえやよい。あんたは可愛くなりたい?」
やよい「へ? それはモチロンだよ」
伊織「……わかったわ! この世界4大美女候補の
伊織ちゃんにすべて任せなさい! とびっきり素敵にしてあげるわ」
やよい「そ、そんなこと出来るの?」
伊織「出来るわよ。私に出来ないことなんか何一つないのよ!」
やよい「あ、ありがとう、伊織ちゃん!」
…………
……
伊織「何恥ずかしがってんのよ。自信持ちなさいよ。何か心配事でもあるの?」
やよい「その……、いつもの服で行っていいのかな。
もっと可愛くなった方が、プロデューサーも喜ぶかなって……」
伊織「んー。そうね……。ねえやよい。あんたは可愛くなりたい?」
やよい「へ? それはモチロンだよ」
伊織「……わかったわ! この世界4大美女候補の
伊織ちゃんにすべて任せなさい! とびっきり素敵にしてあげるわ」
やよい「そ、そんなこと出来るの?」
伊織「出来るわよ。私に出来ないことなんか何一つないのよ!」
やよい「あ、ありがとう、伊織ちゃん!」
…………
……
デート前日/21:00/水瀬邸
やよい「わあ~! 可愛い洋服がこんなにいっぱい……」
伊織「ドレスルームってやつ? まあ、社交用の服も多いけど、
オシャレで大人っぽいのもたくさんあるわ。これでプロデューサーの心をばっちりつかめるわね!」
やよい「そ、そうかなあ? でも伊織ちゃん。本当に、ありがとう!」
伊織「いいのよやよい。さ……、それじゃコーデ始めましょ」
やよい「うっうー! がんばりますっ!」
やよい「わあ~! 可愛い洋服がこんなにいっぱい……」
伊織「ドレスルームってやつ? まあ、社交用の服も多いけど、
オシャレで大人っぽいのもたくさんあるわ。これでプロデューサーの心をばっちりつかめるわね!」
やよい「そ、そうかなあ? でも伊織ちゃん。本当に、ありがとう!」
伊織「いいのよやよい。さ……、それじゃコーデ始めましょ」
やよい「うっうー! がんばりますっ!」
―二時間後―
伊織「うん! 最高にキュートね」
やよい「わ、わああ~」パア
伊織「やっぱり“オトナの魅力”って言ったら、ある程度の『露出』よね!
遊園地ってことも考慮して、下はホットパンツにニーソ、オーダーメイドのブーツね。
それは私のだけど、サイズが合って良かったわ」
伊織「んで、上はアプリコットカラーの薄カーデね。
ま、やよいの髪にも合うし、いつもの元気百倍のやよいとは、
ちょっと違うぞっていう意気を感じさせられると思うわ」
伊織「うん! 最高にキュートね」
やよい「わ、わああ~」パア
伊織「やっぱり“オトナの魅力”って言ったら、ある程度の『露出』よね!
遊園地ってことも考慮して、下はホットパンツにニーソ、オーダーメイドのブーツね。
それは私のだけど、サイズが合って良かったわ」
伊織「んで、上はアプリコットカラーの薄カーデね。
ま、やよいの髪にも合うし、いつもの元気百倍のやよいとは、
ちょっと違うぞっていう意気を感じさせられると思うわ」
やよい「プロデューサー、かわいいって言ってくれるかなあ?」
伊織「これで反応ナシだったら伊織ちゃんがぶん殴ってあげるわよ」
やよい「ええ? 伊織ちゃんもでぃ〇にーしー行くの? それならそれで嬉しいかもです」
伊織「い、行かないわよ! せっかくのデートを邪魔したりなんかするもんですか。
ほら、今日はもう寝ましょう。朝は忙しくなるわよ。
それに、髪もおろしてセットしてあげるんだから」
やよい「ありがとう伊織ちゃん。お世話になっちゃって……」
伊織「いーのよ。私が手伝いたいだけなの。さ、お風呂入るわよ」
やよい「うんっ!」
…………
……
伊織「これで反応ナシだったら伊織ちゃんがぶん殴ってあげるわよ」
やよい「ええ? 伊織ちゃんもでぃ〇にーしー行くの? それならそれで嬉しいかもです」
伊織「い、行かないわよ! せっかくのデートを邪魔したりなんかするもんですか。
ほら、今日はもう寝ましょう。朝は忙しくなるわよ。
それに、髪もおろしてセットしてあげるんだから」
やよい「ありがとう伊織ちゃん。お世話になっちゃって……」
伊織「いーのよ。私が手伝いたいだけなの。さ、お風呂入るわよ」
やよい「うんっ!」
…………
……
デート前日/21:00/天海邸春香の部屋
春香「美希。いよいよ明日だね……」
美希「春香。やよいには負けられないの」
春香「うん。ほんと、思わぬ伏兵が居たものね……」
美希「明日のデート、見張り尽くしてやるの」
春香「美希。今日は作戦会議も早めに切り上げて寝ようね。
明日お昼寝とかできないから」
春香「美希。いよいよ明日だね……」
美希「春香。やよいには負けられないの」
春香「うん。ほんと、思わぬ伏兵が居たものね……」
美希「明日のデート、見張り尽くしてやるの」
春香「美希。今日は作戦会議も早めに切り上げて寝ようね。
明日お昼寝とかできないから」
美希「わかってるの。ハニーが他の女の子にデレデレしてるとこ、
見たくないけど……。美希、がんばるね」
春香「そう……。抜け駆けは、許せないよね」
美希「ハニーはわたせないの」
春香(プロデューサーはわたしの)
美希(ハニーは美希の)
春香&美希((ダーリンなの))
…………
……
見たくないけど……。美希、がんばるね」
春香「そう……。抜け駆けは、許せないよね」
美希「ハニーはわたせないの」
春香(プロデューサーはわたしの)
美希(ハニーは美希の)
春香&美希((ダーリンなの))
…………
……
当日/6:00/水瀬邸
伊織「それじゃ、行ってらっしゃい」
やよい「伊織ちゃん。わたし、頑張ってくるねっ」ノシ
伊織「最高に可愛いわよやよい! 気合入れていきなさいっ!」
やよい「ほんと~に~、ありがと~~~」
伊織「はいはい。ふう……。さてと、それじゃ……」
携帯「ピプポ」
伊織「もしもし真? 起きてる?」
伊織「それじゃ、行ってらっしゃい」
やよい「伊織ちゃん。わたし、頑張ってくるねっ」ノシ
伊織「最高に可愛いわよやよい! 気合入れていきなさいっ!」
やよい「ほんと~に~、ありがと~~~」
伊織「はいはい。ふう……。さてと、それじゃ……」
携帯「ピプポ」
伊織「もしもし真? 起きてる?」
真「ん……いま起きたところ。って雪歩!? なんでボクのベッドに!?」
雪歩「うーん……真ちゃん、あったかいよお……」
伊織「あんたたち一夜を共にしていたのね」
真「別に特別なことはないからっ! どうせ朝早いし、雪歩が泊まりたいって……」
伊織「ま、いいけどね。それより、
後三十分後に着くように車向かわせるから。急いで準備しなさいよね」
真「ええ!? まだ寝癖とか……、メイクとかしなきゃだし……
ってわあ? どこ触ってるのさ雪歩お!」
雪歩「ふぇ~、何も、聞こえませえ~~ん」スヤスヤ
伊織「とにかく! 光の速さで支度しなさい! じゃあね」
真「あ、ちょまっ、伊織~~~!」
携帯「ブチッ、ツーツー」
伊織「さてと……、わたしも荷物の確認くらいしとこうかしら?」
…………
……
雪歩「うーん……真ちゃん、あったかいよお……」
伊織「あんたたち一夜を共にしていたのね」
真「別に特別なことはないからっ! どうせ朝早いし、雪歩が泊まりたいって……」
伊織「ま、いいけどね。それより、
後三十分後に着くように車向かわせるから。急いで準備しなさいよね」
真「ええ!? まだ寝癖とか……、メイクとかしなきゃだし……
ってわあ? どこ触ってるのさ雪歩お!」
雪歩「ふぇ~、何も、聞こえませえ~~ん」スヤスヤ
伊織「とにかく! 光の速さで支度しなさい! じゃあね」
真「あ、ちょまっ、伊織~~~!」
携帯「ブチッ、ツーツー」
伊織「さてと……、わたしも荷物の確認くらいしとこうかしら?」
…………
……
9:10/ディ〇ニーシー
やよい「うわああ~! すごい人ですねっ! プロデューサー!」
P「そうだなあ。ま、ここはいつも混むからな。
何しろ全国から人が集まるアミューズメントだし」
やよい「わたし、こういう所来るの初めてなんです~」
P「そうだったのか……。んじゃあ、めいっぱい楽しまないとな!」
やよい「はいっ! よろしくお願いします! プロデューサー!」
やよい(はっ……忘れてましたぁ。きょ、今日のわたしは、オトナの……)
やよい「…………」
P「んー? どしたやよい?」
やよい「うわああ~! すごい人ですねっ! プロデューサー!」
P「そうだなあ。ま、ここはいつも混むからな。
何しろ全国から人が集まるアミューズメントだし」
やよい「わたし、こういう所来るの初めてなんです~」
P「そうだったのか……。んじゃあ、めいっぱい楽しまないとな!」
やよい「はいっ! よろしくお願いします! プロデューサー!」
やよい(はっ……忘れてましたぁ。きょ、今日のわたしは、オトナの……)
やよい「…………」
P「んー? どしたやよい?」
やよい「ぷ、プロデューサー。今日のわたし……その、どうですか?」クルリ
P「ん……。そうだな。いつもと違う感じで、新鮮だし、とっても可愛いよ。
やよい。髪もおろしたんだな。似合ってる」
やよい「……///」
P「やよい~。早くファストパス取りに行くぞー」
やよい「あ、あの……。は、はいっ」
やよい(な、なんだろうこのキモチ……わたし嬉しい、のかな)ドキドキ
P「おーい、やーよーいー!」
やよい「はっはい! 待ってください~プロデューサ~!」トテテ
…………
……
P「ん……。そうだな。いつもと違う感じで、新鮮だし、とっても可愛いよ。
やよい。髪もおろしたんだな。似合ってる」
やよい「……///」
P「やよい~。早くファストパス取りに行くぞー」
やよい「あ、あの……。は、はいっ」
やよい(な、なんだろうこのキモチ……わたし嬉しい、のかな)ドキドキ
P「おーい、やーよーいー!」
やよい「はっはい! 待ってください~プロデューサ~!」トテテ
…………
……
9:20/ディ〇ニーシー
春香「ここを甘く見てたわ」ズゥーン
美希「人、多過ぎ……、なのぉ」ヘローン
春香「入口で張ってれば見つかると思ったんだけどねぇ……」
美希「やよいの髪は目立つからすぐ見つかるって言ったの、春香だよ~?」
春香「ええ~? ていうか、美希が中々起きないから準備が……」
美希「そ、それより、今はやよいとハニーを探すのが先だよ!」
春香「そう、だね。よーっし。歩きながら策を練ろうっ!」
美希「おーっなの! あっ! 〇ッキーだああ! わーいっ」ペタリ
春香「もお、美希ぃ~~~」
…………
……
春香「ここを甘く見てたわ」ズゥーン
美希「人、多過ぎ……、なのぉ」ヘローン
春香「入口で張ってれば見つかると思ったんだけどねぇ……」
美希「やよいの髪は目立つからすぐ見つかるって言ったの、春香だよ~?」
春香「ええ~? ていうか、美希が中々起きないから準備が……」
美希「そ、それより、今はやよいとハニーを探すのが先だよ!」
春香「そう、だね。よーっし。歩きながら策を練ろうっ!」
美希「おーっなの! あっ! 〇ッキーだああ! わーいっ」ペタリ
春香「もお、美希ぃ~~~」
…………
……
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