私的良スレ書庫
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元スレお嬢様「ちょっと、そこの貴方」男「え?」
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嬢「楽しんでいただけてまして?」
男「楽しいかどうかはともかく、飯は美味い」モグモグ
幼「こらっ」
嬢「くすくす……正直ですわね」
男「そう?」
嬢「えぇ……窮屈な思いをさせてるんじゃないかと思って、心配してましたわ」
男「……」
嬢「本当はね、私、こういうパーティよりも……」
男「よりも?」ボロボロ
嬢「もうっ!口元が汚れてますわよ」フキフキ
男「あ、ありがとう」
嬢「反対側もお見せなさい、ほら」フキフキ
男「……」
男「楽しいかどうかはともかく、飯は美味い」モグモグ
幼「こらっ」
嬢「くすくす……正直ですわね」
男「そう?」
嬢「えぇ……窮屈な思いをさせてるんじゃないかと思って、心配してましたわ」
男「……」
嬢「本当はね、私、こういうパーティよりも……」
男「よりも?」ボロボロ
嬢「もうっ!口元が汚れてますわよ」フキフキ
男「あ、ありがとう」
嬢「反対側もお見せなさい、ほら」フキフキ
男「……」
嬢「本当はもう少しお話したいんですけど……」
幼「あちこちに呼ばれてるみたいで、忙しそうだね」
嬢「えぇ、本当に……」
男「……落ち着いたら、また後で話そうよ」
嬢「待っててくれますの?」
男「うん、待ってる」
嬢「……えぇ!……必ず来ますから、おとなしくしてるんですのよっ?」
幼「うぅートイレに行きたい……」
男「お前そればっかりだな」
嬢「執事を呼びましょう」
幼「あちこちに呼ばれてるみたいで、忙しそうだね」
嬢「えぇ、本当に……」
男「……落ち着いたら、また後で話そうよ」
嬢「待っててくれますの?」
男「うん、待ってる」
嬢「……えぇ!……必ず来ますから、おとなしくしてるんですのよっ?」
幼「うぅートイレに行きたい……」
男「お前そればっかりだな」
嬢「執事を呼びましょう」
男「(幼馴染がトイレに行って、一人になってしまった……)」
男「(なんか、ダンスが始まってる……)」
男「(……)」
男「(本当、俺たちとは違うんだな)」
男「(友にはああ言ったけど、本当……違う世界で生きてるんだ)」
男「(……ダンス、上手なんだなぁ……)」
男「(……華やかだな……)」
父「男くん、楽しんでもらえてるかね?」
男「あ、お父さん」ビク
父「何をビクビクしておる」
男「(なんか、ダンスが始まってる……)」
男「(……)」
男「(本当、俺たちとは違うんだな)」
男「(友にはああ言ったけど、本当……違う世界で生きてるんだ)」
男「(……ダンス、上手なんだなぁ……)」
男「(……華やかだな……)」
父「男くん、楽しんでもらえてるかね?」
男「あ、お父さん」ビク
父「何をビクビクしておる」
男「えーと、楽しいかはともかく飯は美味かったです」
父「正直な男だな、君は。鎌を持って来よう」
男「すみません。めっちゃ楽しいっす」
父「いいさ、儂もあの子も分かってる」
男「え?」
父「これは単なる社交の場だ。あの子の誕生パーティにかこつけただけのな」
男「どうしてそんなことを?」
父「わからんか?」
父「正直な男だな、君は。鎌を持って来よう」
男「すみません。めっちゃ楽しいっす」
父「いいさ、儂もあの子も分かってる」
男「え?」
父「これは単なる社交の場だ。あの子の誕生パーティにかこつけただけのな」
男「どうしてそんなことを?」
父「わからんか?」
父「ここにいるのは儂の仕事づきあいのある人間がほとんどだ」
男「そうなんですか」
父「よそでこういうことが催されると、ウチでやらんという訳にもいかなくなる」
男「……」
父「まぁ、義理みたいなものだな」
男「そんな……」
父「それに、こう派手にパーティを開いて、会社の景気が良いことのアピールにもなる」
男「見栄ってやつですか?」
父「有体にいってしまえばそうだな。あとはさっきも言った、親睦の場だ」
男「……」
父「はっはっは、娘が窮屈だと言った理由が分かっただろう」
男「いろいろ面倒な世界なんですね」
父「あぁ、儂も昔はよくわからんかったがな」
男「そうなんですか」
父「よそでこういうことが催されると、ウチでやらんという訳にもいかなくなる」
男「……」
父「まぁ、義理みたいなものだな」
男「そんな……」
父「それに、こう派手にパーティを開いて、会社の景気が良いことのアピールにもなる」
男「見栄ってやつですか?」
父「有体にいってしまえばそうだな。あとはさっきも言った、親睦の場だ」
男「……」
父「はっはっは、娘が窮屈だと言った理由が分かっただろう」
男「いろいろ面倒な世界なんですね」
父「あぁ、儂も昔はよくわからんかったがな」
男「(お父さんが言って、また退屈になってしまった)」
男「(社交の場……と言われても、交流するひとがいないな)」
男「(うーん、居場所がない)」
嬢「ちょっと」
男「(腹いっぱいで、眠くなってきたな)」
嬢「ちょっと貴方」
男「ふぁああああ……」
嬢「退屈そうですわね」
男「うわっ!いつのまに」
嬢「さっきから居ましてよ」
男「そうなんだ」
嬢「ふふ、ようやく時間が空きましたわ」
男「(社交の場……と言われても、交流するひとがいないな)」
男「(うーん、居場所がない)」
嬢「ちょっと」
男「(腹いっぱいで、眠くなってきたな)」
嬢「ちょっと貴方」
男「ふぁああああ……」
嬢「退屈そうですわね」
男「うわっ!いつのまに」
嬢「さっきから居ましてよ」
男「そうなんだ」
嬢「ふふ、ようやく時間が空きましたわ」
男「ダンスはもう終わったの?」
嬢「いえ、まだ約束してる相手がいますわ」
男「そうなんだ……今日の主役だもんな」
嬢「私、その次のダンスの相手が見つかっておりませんの」
男「え……?」
嬢「あなた、ダンスの嗜みは?」
男「えーと、授業で創作ダンスならやったけど」
嬢「聞くだけ無駄だったようですわね……まぁいいですわ」
男「悪かったな」
嬢「じゃあ、私と踊りなさい」
男「なんでそうなるんだ。話を聞けよ」
嬢「いえ、まだ約束してる相手がいますわ」
男「そうなんだ……今日の主役だもんな」
嬢「私、その次のダンスの相手が見つかっておりませんの」
男「え……?」
嬢「あなた、ダンスの嗜みは?」
男「えーと、授業で創作ダンスならやったけど」
嬢「聞くだけ無駄だったようですわね……まぁいいですわ」
男「悪かったな」
嬢「じゃあ、私と踊りなさい」
男「なんでそうなるんだ。話を聞けよ」
嬢「別に難しいことはありませんわ。体を動かすだけなんですもの」
男「それは出来るやつのセリフだ」
嬢「まったく、男のくせに消極的ですわね……それでも日本男児ですの?」
男「だって、なぁ」
嬢「……手を貸しなさい。こして、私の腰を抱くの」
男「うわわわわっちょっと」
嬢「こっちの手はこうして私の……そう、お上手ですわ」
男「(ち、近い……顔近いよ)」
嬢「もっと体を寄せて……離れたら美しくありませんから」
男「(む、胸をと下半身がくっついて……や、柔らかい……)」
嬢「こういう調子でいいんですのよ?簡単でしょう?」
男「う、うん……」ドキドキ
嬢「どうして、緊張してるんですの……?リラックスしないと楽しく踊れませんわ」
男「それは出来るやつのセリフだ」
嬢「まったく、男のくせに消極的ですわね……それでも日本男児ですの?」
男「だって、なぁ」
嬢「……手を貸しなさい。こして、私の腰を抱くの」
男「うわわわわっちょっと」
嬢「こっちの手はこうして私の……そう、お上手ですわ」
男「(ち、近い……顔近いよ)」
嬢「もっと体を寄せて……離れたら美しくありませんから」
男「(む、胸をと下半身がくっついて……や、柔らかい……)」
嬢「こういう調子でいいんですのよ?簡単でしょう?」
男「う、うん……」ドキドキ
嬢「どうして、緊張してるんですの……?リラックスしないと楽しく踊れませんわ」
男「だ、だってさぁ……」
嬢「何ですの?」
男「今日の君、すごく綺麗だし……」
嬢「まぁ……」
男「あ、いや……普段から綺麗だと思ってるんだけども」
嬢「……っ!」ボッ
男「あ、その……(やべぇ、何言ってるんだ俺)」
嬢「……」
男「……」
嬢「……嬉しいです」ギュ
男「あ……」
嬢「なら、綺麗にした甲斐がありましたわ……」ギュ
男「あー、その……」
嬢「ダンスのお誘いは、男性からと決まってるんですのよ?」
男「……じゃあ、あの、俺と踊ってくれないか……」
嬢「何ですの?」
男「今日の君、すごく綺麗だし……」
嬢「まぁ……」
男「あ、いや……普段から綺麗だと思ってるんだけども」
嬢「……っ!」ボッ
男「あ、その……(やべぇ、何言ってるんだ俺)」
嬢「……」
男「……」
嬢「……嬉しいです」ギュ
男「あ……」
嬢「なら、綺麗にした甲斐がありましたわ……」ギュ
男「あー、その……」
嬢「ダンスのお誘いは、男性からと決まってるんですのよ?」
男「……じゃあ、あの、俺と踊ってくれないか……」
嬢「ようやく言わせましたわっ!」
男「はは……」
嬢「じゃあ、少しここで待っててくださいな。私、まだ」
男「あぁ、待ってるよ」
嬢「すぐ、戻ってきますわ……」
紳士「こんなところにいたのですかお嬢さん。さぁこっちへ」
男「え?」
紳士「何だ君は」
男「はは……」
嬢「じゃあ、少しここで待っててくださいな。私、まだ」
男「あぁ、待ってるよ」
嬢「すぐ、戻ってきますわ……」
紳士「こんなところにいたのですかお嬢さん。さぁこっちへ」
男「え?」
紳士「何だ君は」
男「何だ君はって……(変なおじさんかよ)」
嬢「この方は私の大切な友達です」
紳士「……ふむ」
男「えーと、こちらの方は……あんまり歳も変わらなそうだけど」
嬢「えっと、この方は……そうですね、同い年ですわ」
男「ふぅん」
嬢「父の会社と付き合いのある方のご子息で……」
紳士「そして婚約者ですが何か?」
男「えっ……」
嬢「この方は私の大切な友達です」
紳士「……ふむ」
男「えーと、こちらの方は……あんまり歳も変わらなそうだけど」
嬢「えっと、この方は……そうですね、同い年ですわ」
男「ふぅん」
嬢「父の会社と付き合いのある方のご子息で……」
紳士「そして婚約者ですが何か?」
男「えっ……」
嬢「ちょっと……!その話は」
男「こ、この紳士が?」
紳士「ふむ、もう少ししっくりくるように『若様』に表記を変えよう」
男「……婚約者って……」
若「何かおかしいか?」
嬢「その話は親同士で話してる、戯言ですわ」
若「私は異論はありませんよ。ゆえに何の問題もありません」
男「そ、そんな……」
嬢「勝手に決めないで頂けます?私にはその気はありませんから」ギュッ
男「(ど、どうしてくっつくんだろう)」
若「ふむ……」チラ
男「ん?」
若「見たところ、単なる学生のようだが」
男「こ、この紳士が?」
紳士「ふむ、もう少ししっくりくるように『若様』に表記を変えよう」
男「……婚約者って……」
若「何かおかしいか?」
嬢「その話は親同士で話してる、戯言ですわ」
若「私は異論はありませんよ。ゆえに何の問題もありません」
男「そ、そんな……」
嬢「勝手に決めないで頂けます?私にはその気はありませんから」ギュッ
男「(ど、どうしてくっつくんだろう)」
若「ふむ……」チラ
男「ん?」
若「見たところ、単なる学生のようだが」
若「少し、お借りしますよ」
嬢「え……あ、はい」
男「……うわっとっと……」
若「悪いようにはしない、少し話をするだけだ」
男「はぁ」
若「この辺でいいだろう……で、」
男「何です?」
若「君は彼女の恋人か?」
男「ぶっ」
若「汚いな……まったく育ちの悪い人間は」フキフキ
嬢「え……あ、はい」
男「……うわっとっと……」
若「悪いようにはしない、少し話をするだけだ」
男「はぁ」
若「この辺でいいだろう……で、」
男「何です?」
若「君は彼女の恋人か?」
男「ぶっ」
若「汚いな……まったく育ちの悪い人間は」フキフキ
若「もし彼女に好意を持っているなら、やめておけ」
男「……なんでそんなことあんたに言われなくちゃいけないんだ?」
若「君のような雑種が彼女に近づくのは良くないからだ」
男「ざ、雑種って……」
若「見たところ、ずいぶん安っぽいスーツだが」
男「(悪かったな)」
若「君と僕たちは住む世界が違うんだ。わかるな?」
男「お前は二次元に住んでるとでもいうのかよ」
若「頭の悪い例えを……」
男「……なんでそんなことあんたに言われなくちゃいけないんだ?」
若「君のような雑種が彼女に近づくのは良くないからだ」
男「ざ、雑種って……」
若「見たところ、ずいぶん安っぽいスーツだが」
男「(悪かったな)」
若「君と僕たちは住む世界が違うんだ。わかるな?」
男「お前は二次元に住んでるとでもいうのかよ」
若「頭の悪い例えを……」
若「いずれにせよ、彼女にもう近づかないでほしいものだ」
男「……別に、そんなの聞く義理はない」
若「もし君がちょろちょろ面倒なことをすると、彼女のお父さんまで不利益を被る」
男「んなっ……なんだよそれっ!」
若「可能性の話だがな、あくまで」
男「……いくら会社の付き合いがあるからって、そんな上手くいくもんか」
若「この家は新興で、財界のコネクションも薄いが、僕の家は違う。それがどう作用するか……」
男「……こ、こいつ」
若「それに、誰かの手垢のついた女は御免だからな」
男「て、てめぇっなんてことを」
若「ふんっ……」
男「……別に、そんなの聞く義理はない」
若「もし君がちょろちょろ面倒なことをすると、彼女のお父さんまで不利益を被る」
男「んなっ……なんだよそれっ!」
若「可能性の話だがな、あくまで」
男「……いくら会社の付き合いがあるからって、そんな上手くいくもんか」
若「この家は新興で、財界のコネクションも薄いが、僕の家は違う。それがどう作用するか……」
男「……こ、こいつ」
若「それに、誰かの手垢のついた女は御免だからな」
男「て、てめぇっなんてことを」
若「ふんっ……」
若「……話はこれで終わりだ」
男「そうかい、じゃあな」
若「おっと、まだわかってないようだな」
男「なんだよ、これ以上話すことないんだろ」
若「君が行く道はこっち。出口だ」
男「……!」
若「そして僕はこっちでパーティの続きだ。わかるか?」
男「う……うぅ」
若「さっきの話、もう忘れたのか?」
男「……くそっ!!」ダッ
若「お利口さんだ」
男「そうかい、じゃあな」
若「おっと、まだわかってないようだな」
男「なんだよ、これ以上話すことないんだろ」
若「君が行く道はこっち。出口だ」
男「……!」
若「そして僕はこっちでパーティの続きだ。わかるか?」
男「う……うぅ」
若「さっきの話、もう忘れたのか?」
男「……くそっ!!」ダッ
若「お利口さんだ」
男「くそ……くそぉッ…」タタタ
受付「プレゼントを運ぶのです。前が見えないのです。面倒くさい」
男「あいたっ」ドンッ
受付「ひぃやっ!危ないのです。面倒くさい」
男「あ、さっきの受付の女の人……」
受付「おや、また会いましたね」
コロコロコロコロ……ポチャン
男「あ?」
受付「プレゼントがひとつ、側溝に落ちてしまったのです」
男「あらら……」
受付「多分大きさからして、貴方のだと思われます」
男「ええええええええええっ」
受付「プレゼントを運ぶのです。前が見えないのです。面倒くさい」
男「あいたっ」ドンッ
受付「ひぃやっ!危ないのです。面倒くさい」
男「あ、さっきの受付の女の人……」
受付「おや、また会いましたね」
コロコロコロコロ……ポチャン
男「あ?」
受付「プレゼントがひとつ、側溝に落ちてしまったのです」
男「あらら……」
受付「多分大きさからして、貴方のだと思われます」
男「ええええええええええっ」
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