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元スレP「俺が引き抜き!?」黒井「ウィ」
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P「おはようございまーす…なんだこの騒ぎは」
真 「あ、プロデューサー!」
律子「プロデューサー殿!これは一体どういうことなんですか!?」
P「うおおっ朝っぱらから皆集まってどうしたんだ?」
春香「プロデューサーさん!引き抜きですよ、引き抜き!」
P「へぁ?」
真 「プロデューサーが961プロに移籍するって本当なんですか!?」
真 「あ、プロデューサー!」
律子「プロデューサー殿!これは一体どういうことなんですか!?」
P「うおおっ朝っぱらから皆集まってどうしたんだ?」
春香「プロデューサーさん!引き抜きですよ、引き抜き!」
P「へぁ?」
真 「プロデューサーが961プロに移籍するって本当なんですか!?」
P「ははっ何を言ってるんだ真、そんなアホは話が…」
「今日も情けない顔をしているな負け犬プロデューサー」
P「ぐ、その聞きなれた嫌味な発言は…」
真美亜美「961プロのおじさん!」
黒井「おじさんじゃない!流石高木のところのアイドルは教養も無いな」
P「黒井社長…こちらに出向いてくるなんてどうしたんです?」
黒井「フン。それはだな…」
伊織「ちょっとあんた!勝手に移籍なんて決めてどういうつもりよ!」
響 「うぎゃー!プロデューサーが辞めちゃったらハム蔵達のご飯代がなくなっちゃうぞ!」
黒井「ええい騒々しい!ここでは落ち着いて話も出来ん…そこのお前、客室に案内しろ」
雪歩「ひぃっ!ぷ、ぷろでゅーさぁ…」
P「このままじゃ埒が明かないし仕方が無い。俺も準備したらすぐに行くから案内してやってくれ」
雪歩「はいぃ…で、ではこちらへ…」
黒井「ウィ。丁重にもてなすことだ三流アイドル」
…
律子「で、プロデューサー殿?説明していただけますか」
P「そんなこと言っても俺にも何がなんだか…寝耳に水すぎて訳がわからん」
真 「プロデューサーのことなのに知らないんですか?」
P「そうなんだが…ん、そういえば音無さんと社長は?」
律子「社長は知りませんけど小鳥さんはそこで縮こまってますよ」
小鳥「ピヨ…」
雪歩「ひぃっ!ぷ、ぷろでゅーさぁ…」
P「このままじゃ埒が明かないし仕方が無い。俺も準備したらすぐに行くから案内してやってくれ」
雪歩「はいぃ…で、ではこちらへ…」
黒井「ウィ。丁重にもてなすことだ三流アイドル」
…
律子「で、プロデューサー殿?説明していただけますか」
P「そんなこと言っても俺にも何がなんだか…寝耳に水すぎて訳がわからん」
真 「プロデューサーのことなのに知らないんですか?」
P「そうなんだが…ん、そういえば音無さんと社長は?」
律子「社長は知りませんけど小鳥さんはそこで縮こまってますよ」
小鳥「ピヨ…」
P「音無さんは何か知ってます?なんか俺移籍するみたいなんですけど」
春香「っていうか小鳥さんが言ってたんですよ。プロデューサーさんが移籍するって」
真美「こーいうの晴天の絶壁って言うんだよね?千早お姉ちゃん!」
千早「くっ」
P「それを言うなら晴天の霹靂な…まぁ黒井社長を待たすと何を言われるかわからないし、とりあえず行ってくる」
…
伊織「本人が知らないってどういうことよ小鳥!」
小鳥「ピィ…」
響 「これはなんくるなくないぞ…いやなんくるなくなくないのか?」
春香「っていうか小鳥さんが言ってたんですよ。プロデューサーさんが移籍するって」
真美「こーいうの晴天の絶壁って言うんだよね?千早お姉ちゃん!」
千早「くっ」
P「それを言うなら晴天の霹靂な…まぁ黒井社長を待たすと何を言われるかわからないし、とりあえず行ってくる」
…
伊織「本人が知らないってどういうことよ小鳥!」
小鳥「ピィ…」
響 「これはなんくるなくないぞ…いやなんくるなくなくないのか?」
雪歩「ど、どうぞ…お茶ですぅ」
黒井「ご苦労。へたれプロデューサーはまだこないのか?全くセレブな私に無駄な時間をかけさせるとは」
雪歩「プ、プロデューサーはへたれなんかじゃ…」
黒井「この私に意見するのか?四流アイドル」
雪歩「ないですぅ…」
P「お待たせしました。雪歩もありがとう、あとは俺だけでいいから下がってくれ」
雪歩「はぃ…あの、失礼しますぅ」
黒井「セレブな私を待たせるとはいい度胸をしてるじゃないか貧乏暇無しプロデューサー」
P「はぁ…毎度の失礼な発言はいいんですけど、今日はどうされたんです?俺の妙な噂に関係してるんですか?」
黒井「ノンノン。噂とは間違った物言いだな。貴様の移籍は確定事項だ」
P「話が飛びすぎですよ…そもそも本人や社長の許可無しでそんなこと通ると思ってるんですか?」
黒井「高木となら話はついている」
黒井「ご苦労。へたれプロデューサーはまだこないのか?全くセレブな私に無駄な時間をかけさせるとは」
雪歩「プ、プロデューサーはへたれなんかじゃ…」
黒井「この私に意見するのか?四流アイドル」
雪歩「ないですぅ…」
P「お待たせしました。雪歩もありがとう、あとは俺だけでいいから下がってくれ」
雪歩「はぃ…あの、失礼しますぅ」
黒井「セレブな私を待たせるとはいい度胸をしてるじゃないか貧乏暇無しプロデューサー」
P「はぁ…毎度の失礼な発言はいいんですけど、今日はどうされたんです?俺の妙な噂に関係してるんですか?」
黒井「ノンノン。噂とは間違った物言いだな。貴様の移籍は確定事項だ」
P「話が飛びすぎですよ…そもそも本人や社長の許可無しでそんなこと通ると思ってるんですか?」
黒井「高木となら話はついている」
真「雪歩!あいつに変なことされなかった!?」
雪歩「だ、大丈夫だよ真ちゃん…ちょっと怖かっただけだから」
律子「961プロが来たのはやっぱりプロデューサーの移籍関係なのかしら」
雪歩「私はすぐ退室したので何も…こ、こんな無能で四流な私は穴掘って…」
伊織「はいはい穴掘るなら公園に行ってね。とりあえず現状をまとめましょうか…小鳥!」
小鳥「ピェ!じゃ、じゃあこのボードにまとめるわね…」
・美人事務員小鳥ちゃんが出社したら見覚えの無い書類を見つけた
・内容はプロデューサーさんの961プロ移籍に関する内容だった
・社長は朝から姿を見せてない
・プロデューサーさん自身も事態を把握していない
小鳥「書類もあるけど見る?というかプロデューサーさんは移籍と言っても…」
伊織「見るに決まってるじゃない。さっさと貸しなさいよ!」
小鳥「ピヨヨ…」
雪歩「だ、大丈夫だよ真ちゃん…ちょっと怖かっただけだから」
律子「961プロが来たのはやっぱりプロデューサーの移籍関係なのかしら」
雪歩「私はすぐ退室したので何も…こ、こんな無能で四流な私は穴掘って…」
伊織「はいはい穴掘るなら公園に行ってね。とりあえず現状をまとめましょうか…小鳥!」
小鳥「ピェ!じゃ、じゃあこのボードにまとめるわね…」
・美人事務員小鳥ちゃんが出社したら見覚えの無い書類を見つけた
・内容はプロデューサーさんの961プロ移籍に関する内容だった
・社長は朝から姿を見せてない
・プロデューサーさん自身も事態を把握していない
小鳥「書類もあるけど見る?というかプロデューサーさんは移籍と言っても…」
伊織「見るに決まってるじゃない。さっさと貸しなさいよ!」
小鳥「ピヨヨ…」
伊織「ふむん、私じゃよくわからないわね。律子わかる?」
律子「私も内部の書類はよくわからないけど…移籍の確認と…これ移籍って言っても期間を設けてある?」
小鳥「そ、そうなんですよ!別にプロデューサーさんが765プロを辞めるってわけじゃ」
伊織「ならさっさとそう言いなさいよ!このから揚げ!」
小鳥「ピヨピヨ…」
春香「つまりどういうことなんですか?」
真「プロデューサーが辞めるなんてボク納得できませんよ!」
ドサッ
美希「ハニーが辞める…?え?え?」
伊織「このタイミングで来るなんて狙いすぎよあんた…」
律子「私も内部の書類はよくわからないけど…移籍の確認と…これ移籍って言っても期間を設けてある?」
小鳥「そ、そうなんですよ!別にプロデューサーさんが765プロを辞めるってわけじゃ」
伊織「ならさっさとそう言いなさいよ!このから揚げ!」
小鳥「ピヨピヨ…」
春香「つまりどういうことなんですか?」
真「プロデューサーが辞めるなんてボク納得できませんよ!」
ドサッ
美希「ハニーが辞める…?え?え?」
伊織「このタイミングで来るなんて狙いすぎよあんた…」
P「961プロへ出向、ですか?」
黒井「ウィ。高木のヤツからの申し出でな。貴様を我が961プロで働かせたいそうだ」
P「出向って765の社員のまま961へ行くということですよね?なんで社長はそんなことを…」
P「そもそも黒井社長は俺なんかを迎え入れる気なんですか?今度は何を企んでるんです?」
P「それに他のアイドル達はどうするんだ?律子一人で回るはずないじゃないか…一体なにを考えて…」
黒井「質問はひとつずつにしたまえ。考えることは後にしてとりあえず私の話を聞いたらどうだ」
P「は、はい…すみません取り乱して」
黒井「ではまず結論から言おうか。貴様と貴様のプロデュースするユニット3人は来週から961プロに所属する」
P「俺だけじゃなくてあいつらも!?」
黒井「所属と言っても出向扱いだ。期間は半年間、目標はIU…アイドルアルティメイトを獲ることだ」
黒井「IUのことは知っているな?」
P「アイドルアカデミー賞と同じくトップアイドルの第二の登竜門と呼ばれる賞…ですよね」
黒井「そうだ。貴様達は先日のフェスで我が事務所最強を誇るジュピターに敗北した」
P「…」
黒井「ウィ。高木のヤツからの申し出でな。貴様を我が961プロで働かせたいそうだ」
P「出向って765の社員のまま961へ行くということですよね?なんで社長はそんなことを…」
P「そもそも黒井社長は俺なんかを迎え入れる気なんですか?今度は何を企んでるんです?」
P「それに他のアイドル達はどうするんだ?律子一人で回るはずないじゃないか…一体なにを考えて…」
黒井「質問はひとつずつにしたまえ。考えることは後にしてとりあえず私の話を聞いたらどうだ」
P「は、はい…すみません取り乱して」
黒井「ではまず結論から言おうか。貴様と貴様のプロデュースするユニット3人は来週から961プロに所属する」
P「俺だけじゃなくてあいつらも!?」
黒井「所属と言っても出向扱いだ。期間は半年間、目標はIU…アイドルアルティメイトを獲ることだ」
黒井「IUのことは知っているな?」
P「アイドルアカデミー賞と同じくトップアイドルの第二の登竜門と呼ばれる賞…ですよね」
黒井「そうだ。貴様達は先日のフェスで我が事務所最強を誇るジュピターに敗北した」
P「…」
黒井「まぁ通過点のフェスなどどうでもいい。とにかくそこで貴様達は完敗しIAを諦めた」
P「…はい」
黒井「こちら側の機材の故障にも関わらず敗北したのだ。心が折れるのも無理は無い。所詮貴様達の実力はその程度なのだ」
黒井「だがそれも現時点での話だ」
P「現時点…?」
黒井「貴様はプロデューサーをいう職業に就いてまだ半年足らずらしいな。その程度の経験では私達に負けるのも必然」
P「あの、言ってる意味がよく…」
黒井「あの日の夜高木から連絡があってな。アイツ何を血迷ったか貴様を961プロで鍛えてやってほしいと言い出した」
黒井「前々から思っていたのだが765プロにはプロ意識が足りない。芸能界は学生の部活動ではないのだ」
黒井「高木もそのことは気にしているらしくてな、このままではお前を伸ばせないと感じたらしい」
P「そこで961プロに行き学んでこいと?」
黒井「ウィ。敗戦プロデューサーにしては察しが良いな」
P「…はい」
黒井「こちら側の機材の故障にも関わらず敗北したのだ。心が折れるのも無理は無い。所詮貴様達の実力はその程度なのだ」
黒井「だがそれも現時点での話だ」
P「現時点…?」
黒井「貴様はプロデューサーをいう職業に就いてまだ半年足らずらしいな。その程度の経験では私達に負けるのも必然」
P「あの、言ってる意味がよく…」
黒井「あの日の夜高木から連絡があってな。アイツ何を血迷ったか貴様を961プロで鍛えてやってほしいと言い出した」
黒井「前々から思っていたのだが765プロにはプロ意識が足りない。芸能界は学生の部活動ではないのだ」
黒井「高木もそのことは気にしているらしくてな、このままではお前を伸ばせないと感じたらしい」
P「そこで961プロに行き学んでこいと?」
黒井「ウィ。敗戦プロデューサーにしては察しが良いな」
黒井「このまま腐っていく765プロを見るのも悪くはないんだがな。考えてみると成程面白そうじゃないか」
黒井「高木が成し得なかった貴様の教育を私がするのだ。成長したお前を見る度にアイツは悔しがるぞ」
黒井「それに忌々しいが高木の眼は確かだった。これだけの原石を磨かずに投げ出すのは惜しい」
P「確かにあいつらは優秀でまだまだ伸びると思いますが…」
黒井「私の言う原石とは貴様のことだ石ころプロデューサー」
P「え?」
黒井「貴様は根性無しの負け犬だが中々見所はある。あの鳴かず飛ばずのアイドルをここまで育てたのだからな」
黒井「今回最大の目的は貴様のレベルアップなのだよ。理解できたかね?ユニットはあくまでおまけだ」
P「俺の…レベルアップ…」
黒井「ジュピターを任せるのも考えたんだがな。全てが新しくなると貴様も戸惑うだろう」
黒井「それにあいつ等は私の最高傑作だ。今の貴様が手を入れてもデメリットしかない」
黒井「あとはその怠け癖の矯正だな」
P「は、はぁ」
黒井「高木が成し得なかった貴様の教育を私がするのだ。成長したお前を見る度にアイツは悔しがるぞ」
黒井「それに忌々しいが高木の眼は確かだった。これだけの原石を磨かずに投げ出すのは惜しい」
P「確かにあいつらは優秀でまだまだ伸びると思いますが…」
黒井「私の言う原石とは貴様のことだ石ころプロデューサー」
P「え?」
黒井「貴様は根性無しの負け犬だが中々見所はある。あの鳴かず飛ばずのアイドルをここまで育てたのだからな」
黒井「今回最大の目的は貴様のレベルアップなのだよ。理解できたかね?ユニットはあくまでおまけだ」
P「俺の…レベルアップ…」
黒井「ジュピターを任せるのも考えたんだがな。全てが新しくなると貴様も戸惑うだろう」
黒井「それにあいつ等は私の最高傑作だ。今の貴様が手を入れてもデメリットしかない」
黒井「あとはその怠け癖の矯正だな」
P「は、はぁ」
美希「嘘なの!ハニーがここから出て行くなんて!嘘っぱちでこっぱちなの!」
響 「うぎゃー!どうしてこうなったさー!」
春香「だからまだ私達もよくわかってなくて…」
ガチャッ
伊織「出てきたわ!」
黒井「では荷物をまとめて備えておきたまえ」
P「はい…」
美希「ハニー!961プロに行くなんて嘘だよね?ハニーは美希のこと見捨てたりしないよね?」
真 「プロデューサー…」
黒井「フン。相変わらず仲良しごっこを続けているな」
真 「なんだとっ!」
黒井「質の低い事務所に所属しているアイドルもやはり相応ということだハーッハッハハ!」
亜美「おじさんさっきから何なのさ!」
黒井「お…まぁいい。これで私は失礼する。後はそこの低能プロデューサーに聞くがいい、アデュー!」
…
響 「うぎゃー!どうしてこうなったさー!」
春香「だからまだ私達もよくわかってなくて…」
ガチャッ
伊織「出てきたわ!」
黒井「では荷物をまとめて備えておきたまえ」
P「はい…」
美希「ハニー!961プロに行くなんて嘘だよね?ハニーは美希のこと見捨てたりしないよね?」
真 「プロデューサー…」
黒井「フン。相変わらず仲良しごっこを続けているな」
真 「なんだとっ!」
黒井「質の低い事務所に所属しているアイドルもやはり相応ということだハーッハッハハ!」
亜美「おじさんさっきから何なのさ!」
黒井「お…まぁいい。これで私は失礼する。後はそこの低能プロデューサーに聞くがいい、アデュー!」
…
P「皆…」
律子「まず確認します。今回の騒動は事実ですか?」
P「あぁ…俺の知らないところで話が進んでいた」
律子「わかりました。じゃあ皆に明日にでも説明してもらいます。いいですね?」
伊織「ちょっと律子!なんで今聞かないのよ!」
雪歩「い、伊織ちゃん…プロデューサーも疲れてるみたいだから…」
伊織「っ…わかったわよ…悪かったわね」
律子「とにかく今日は皆解散!他の子も現場から直帰してもらうから」
春香「プロデューサー…」
P「悪い…必ず話すからさ。俺自身混乱してるんだ」
千早「…行きましょう春香」
律子「まず確認します。今回の騒動は事実ですか?」
P「あぁ…俺の知らないところで話が進んでいた」
律子「わかりました。じゃあ皆に明日にでも説明してもらいます。いいですね?」
伊織「ちょっと律子!なんで今聞かないのよ!」
雪歩「い、伊織ちゃん…プロデューサーも疲れてるみたいだから…」
伊織「っ…わかったわよ…悪かったわね」
律子「とにかく今日は皆解散!他の子も現場から直帰してもらうから」
春香「プロデューサー…」
P「悪い…必ず話すからさ。俺自身混乱してるんだ」
千早「…行きましょう春香」
律子「さて、これで私と小鳥さん、プロデューサー殿だけですね」
小鳥「ピヨ…」
P「二人には話しておかないとな。俺も整理するのに精一杯だが」
律子「ということはやっぱり…」
P「あぁ、俺…とユニット3人は来週から961プロに行くことになる」
律子「来週!?急展開すぎますよ!」
小鳥「プロデューサーさんも知らなかったということは社長が話を?」
P「そうです。俺を鍛えなおすのが目的で社長のほうから打診したらしい」
律子「社長のほうからって…一体あの人何を考えて」
高木「そこから先は私が話そう」
P「社長…」
小鳥「ピヨ…」
P「二人には話しておかないとな。俺も整理するのに精一杯だが」
律子「ということはやっぱり…」
P「あぁ、俺…とユニット3人は来週から961プロに行くことになる」
律子「来週!?急展開すぎますよ!」
小鳥「プロデューサーさんも知らなかったということは社長が話を?」
P「そうです。俺を鍛えなおすのが目的で社長のほうから打診したらしい」
律子「社長のほうからって…一体あの人何を考えて」
高木「そこから先は私が話そう」
P「社長…」
律子「帰ってらしたんですね。どちらまで?」
高木「ついさっきまで961プロにね。そこでアイドル達とすれ違ったがまぁ酷い顔だったよ」
小鳥「そりゃそうですよ…」
高木「もう黒井から話は聞いていると思う。まず君達の了解を得ずに進めてしまったことを許して欲しい」
高木「まず反対されるだろうと思ったし、じっくり話を詰める時間もなさそうだったからね」
律子「時間…?どういうことですか?」
高木「彼とアイドル達は961プロに渡りIU受賞を目指してもらう」
小鳥「IUってあの、IAと同時期に開かれるあの?」
高木「そうだ。IAとは期日の関係上重複出場は現実的でないが、今すぐ行動を起こせば申請自体は間に合うと思ってね」
高木「残念ながらIAを獲るという目標は達成できなかった。だが君にはそこで終わってほしくないのだよ」
律子「…」
高木「君は原石だ。磨けばまだまだ光ることができる…残念ながら私では研磨までは上手く出来なかったがね」
高木「ついさっきまで961プロにね。そこでアイドル達とすれ違ったがまぁ酷い顔だったよ」
小鳥「そりゃそうですよ…」
高木「もう黒井から話は聞いていると思う。まず君達の了解を得ずに進めてしまったことを許して欲しい」
高木「まず反対されるだろうと思ったし、じっくり話を詰める時間もなさそうだったからね」
律子「時間…?どういうことですか?」
高木「彼とアイドル達は961プロに渡りIU受賞を目指してもらう」
小鳥「IUってあの、IAと同時期に開かれるあの?」
高木「そうだ。IAとは期日の関係上重複出場は現実的でないが、今すぐ行動を起こせば申請自体は間に合うと思ってね」
高木「残念ながらIAを獲るという目標は達成できなかった。だが君にはそこで終わってほしくないのだよ」
律子「…」
高木「君は原石だ。磨けばまだまだ光ることができる…残念ながら私では研磨までは上手く出来なかったがね」
高木「そこで961プロに行けばと考えたんだ。私と奴では良い意味でも悪い意味でも環境が大違いだからな」
高木「律子君に質問しよう。765プロにあって961プロにないものとは何かな?」
律子「…絆、でしょうか。私達とアイドル達の繋がり…それが961プロには欠けていると思います」
高木「そうだな。じゃあ反対に765プロにないものは何だと思う?」
律子「それは…」
P「プロ意識」
小鳥「え?」
P「黒井社長はそう言っていました」
高木「その通りだ」
高木「律子君に質問しよう。765プロにあって961プロにないものとは何かな?」
律子「…絆、でしょうか。私達とアイドル達の繋がり…それが961プロには欠けていると思います」
高木「そうだな。じゃあ反対に765プロにないものは何だと思う?」
律子「それは…」
P「プロ意識」
小鳥「え?」
P「黒井社長はそう言っていました」
高木「その通りだ」
律子「プロ意識って…社長は私達がお遊びでやってるとでも思っているんですか!?」
小鳥(…)
高木「あくまで961プロと比べると、だよ。君達が遊び感覚で仕事をしているなんて思ってはいない」
高木「私が考えるに私達に足りないものはハングリー精神だと思っている」
高木「君達とアイドル達はよくやってるよ。だがそれは事務所内ではということだ」
高木「他の環境と比べるといささか温すぎるのだよ…ここは」
高木「やるだけやろう。ダメだったらそれでもいい最後まで頑張ろう」
高木「そんなものは遊びでしか通用しない。ここは社会の場なのだから」
律子「そんな…私達そんなつもりじゃ…」
高木「黒井なら仲良し倶楽部とでも皮肉るのだろうな」
P「っ…」
小鳥(…)
高木「あくまで961プロと比べると、だよ。君達が遊び感覚で仕事をしているなんて思ってはいない」
高木「私が考えるに私達に足りないものはハングリー精神だと思っている」
高木「君達とアイドル達はよくやってるよ。だがそれは事務所内ではということだ」
高木「他の環境と比べるといささか温すぎるのだよ…ここは」
高木「やるだけやろう。ダメだったらそれでもいい最後まで頑張ろう」
高木「そんなものは遊びでしか通用しない。ここは社会の場なのだから」
律子「そんな…私達そんなつもりじゃ…」
高木「黒井なら仲良し倶楽部とでも皮肉るのだろうな」
P「っ…」
高木「私はそれでもいいと思っている。結果以外に残るものもあると思うからね」
高木「だが君は別だ」
P「俺が…」
高木「私は君の資質は凄いものだと思っている。この私がティンときたんだから間違いない」
高木「君の才能をここで潰してしまうのは余りにも惜しいのだよ」
高木「黒井も君自身のことはいたく買っていたしな。流れるように話は進んだよ」
P「それで俺を961プロに?」
高木「あぁ。半年間みっちり鍛えてもらうよう頭を下げたよ」
高木「ジュピターとの対戦以降君はどうも腑抜けてしまっているようだからね。いい薬になるだろう」
高木「あとわかっているとは思うが、あくまで765プロの社員として961プロに行くのだから必ず戻ってきてくれたまえよ!」
高木「だが君は別だ」
P「俺が…」
高木「私は君の資質は凄いものだと思っている。この私がティンときたんだから間違いない」
高木「君の才能をここで潰してしまうのは余りにも惜しいのだよ」
高木「黒井も君自身のことはいたく買っていたしな。流れるように話は進んだよ」
P「それで俺を961プロに?」
高木「あぁ。半年間みっちり鍛えてもらうよう頭を下げたよ」
高木「ジュピターとの対戦以降君はどうも腑抜けてしまっているようだからね。いい薬になるだろう」
高木「あとわかっているとは思うが、あくまで765プロの社員として961プロに行くのだから必ず戻ってきてくれたまえよ!」
高木「後は…必要書類は音無君が回してくれるだろうから君は安心して準備を進めたまえ」
小鳥「ピヨッ!?」
高木「皆に、特にユニットメンバーにはしっかり説明しないといけないしな。大変だよ君ぃ」
P「は、はぁ…」
高木「それでは、今日もランキングどっとっぷTVの時間だよ!」
律子「放送日今日じゃないです…」
高木「そ、そうか…」
小鳥「ピヨヨ…」
高木「とにかく君達も疲れただろう?戸締りは私がするからもう帰って休みたまえ」
小鳥「ピヨッ!?」
高木「皆に、特にユニットメンバーにはしっかり説明しないといけないしな。大変だよ君ぃ」
P「は、はぁ…」
高木「それでは、今日もランキングどっとっぷTVの時間だよ!」
律子「放送日今日じゃないです…」
高木「そ、そうか…」
小鳥「ピヨヨ…」
高木「とにかく君達も疲れただろう?戸締りは私がするからもう帰って休みたまえ」
P「961プロか…」
P(移籍なんて考えたこともなかった。そんな余裕もなかった)
P(IAがダメでも皆とこれからも楽しくやっていこう程度に思っていたけど…)
P「俺は…」
…
美希「ハニー!」
P「美希は今日も元気だな。おはよう皆」
春香「プロデューサーさん!おはようございます!」
美希「ミキも961プロに行く!ハニーとお別れなんて絶対や!」
あずさ「美希ちゃん…」
P(移籍なんて考えたこともなかった。そんな余裕もなかった)
P(IAがダメでも皆とこれからも楽しくやっていこう程度に思っていたけど…)
P「俺は…」
…
美希「ハニー!」
P「美希は今日も元気だな。おはよう皆」
春香「プロデューサーさん!おはようございます!」
美希「ミキも961プロに行く!ハニーとお別れなんて絶対や!」
あずさ「美希ちゃん…」
P「そのことなんだが…っと美希はちょっと離れてくれるか」
美希「ミキも移籍するの許してくれないと離れないの!」
伊織「あんたはいい加減に…!」
P「いいよ。一緒に行こう」
千早「は?」
真 「え…」
律子「…」
美希「ハニー…!」
P「皆揃ってるしな。今のうちに言っておく」
P「俺と美希、響、貴音は来週から961プロに移籍するんだ」
やよい「えーーー!!!」
真美「そ、そんな…兄ぢゃん…」
貴音「なんと…一体どういうつもりなのですか。あなた様」
美希「ミキも移籍するの許してくれないと離れないの!」
伊織「あんたはいい加減に…!」
P「いいよ。一緒に行こう」
千早「は?」
真 「え…」
律子「…」
美希「ハニー…!」
P「皆揃ってるしな。今のうちに言っておく」
P「俺と美希、響、貴音は来週から961プロに移籍するんだ」
やよい「えーーー!!!」
真美「そ、そんな…兄ぢゃん…」
貴音「なんと…一体どういうつもりなのですか。あなた様」
…
P「ということだ」
千早「スキルアップのために…良かった。ここを辞めるわけではないんですね?」
P「あぁ。半年経ったらちゃんと帰ってくるよ」
響 「なぁ貴音、IUってなんだ?」
貴音「IAと双璧をなす頂上へ至る道とでも言いましょうか」
響 「あぁ自分完璧だからわかるぞ。ラストダンジョンだな」
P「みたいなもんだ。なぁ、俺達はジュピターに負けてIAを諦めてしまったよな」
貴音「そうですね…」
響 「そんなことないぞ!自分いつだってダンスやってるからな!」
真 (そのネタもう飽きたよ)
P「はは、そうだな。響はいつだって一生懸命だ!俺とは大違いだよ」
やよい「うっうー!プロデューサーは毎日頑張ってると思いますー!」
あずさ「そうですよ~私達の大好きなプロデューサーさんはいつでも一生懸命だったじゃないですか」
P「ありがとうございます…だけどあのフェス以来、俺はどうにも腑抜けていたらしい」
P「そこで社長が黒井社長に頼んでくれたんだ。俺達を鍛えてくれってな」
P「俺も正直どうかと思ったけどな、違う環境でプロデューサー業をしてみるのもいいかもと思ったんだ」
P「こんな機会二度と無いだろうし正直なところ俺はやってみたい」
貴音「共に頂上を目指す身なのです。私はどこまでも、あなた様について行きます」
春香「プロデューサーさん…」
伊織「…なによそれ…何なのよそれ!」
やよい「い、伊織ちゃん?」
やよい「うっうー!プロデューサーは毎日頑張ってると思いますー!」
あずさ「そうですよ~私達の大好きなプロデューサーさんはいつでも一生懸命だったじゃないですか」
P「ありがとうございます…だけどあのフェス以来、俺はどうにも腑抜けていたらしい」
P「そこで社長が黒井社長に頼んでくれたんだ。俺達を鍛えてくれってな」
P「俺も正直どうかと思ったけどな、違う環境でプロデューサー業をしてみるのもいいかもと思ったんだ」
P「こんな機会二度と無いだろうし正直なところ俺はやってみたい」
貴音「共に頂上を目指す身なのです。私はどこまでも、あなた様について行きます」
春香「プロデューサーさん…」
伊織「…なによそれ…何なのよそれ!」
やよい「い、伊織ちゃん?」
伊織「あんたはっ!私達よりっ!自分のほうが大切ってわけ!?いいご身分ねプロデューサー様は!」
P「伊織…」
伊織「あんたが出て行ったらやよい達はどうなるのよ!律子に全部任せる気?あんた765プロ潰すつもり!?」
伊織「昔はともかく今は皆それなりに売れてるのよ?あんたそれを律子に押し付けるっていうの?冗談じゃないわ!」
伊織「みんなも何か言ったらどうなのよ!」
響 「う…自分…」
千早「私は…」
千早「私はプロデューサーの移籍に賛成です」
伊織「千早…?」
P「伊織…」
伊織「あんたが出て行ったらやよい達はどうなるのよ!律子に全部任せる気?あんた765プロ潰すつもり!?」
伊織「昔はともかく今は皆それなりに売れてるのよ?あんたそれを律子に押し付けるっていうの?冗談じゃないわ!」
伊織「みんなも何か言ったらどうなのよ!」
響 「う…自分…」
千早「私は…」
千早「私はプロデューサーの移籍に賛成です」
伊織「千早…?」
千早「プロデューサーや社長の言うことは極論です。極論ですが一理あります」
千早「私達はプロなんだから。プロに求められるのは結果のみよ」
千早「それを追求するための努力なら否定はしないわ」
春香「千早ちゃん…」
千早「ファンの皆やスタッフの方々は過程なんて見てくれない」
千早「自己満足で終わるのならそれでもいいかもしれない。でも私達はそうじゃない」
雪歩「そ、それに…プロデューサーは半年でまた戻ってくれるんですよね?」
P「あぁ、それは間違いないよ。黒井社長も言っていた」
雪歩「だったら…だったら私も我慢できると思います。プ、プロデューサーのためなんですから」
伊織「雪歩まで何言ってんのよ…」
千早「私達はプロなんだから。プロに求められるのは結果のみよ」
千早「それを追求するための努力なら否定はしないわ」
春香「千早ちゃん…」
千早「ファンの皆やスタッフの方々は過程なんて見てくれない」
千早「自己満足で終わるのならそれでもいいかもしれない。でも私達はそうじゃない」
雪歩「そ、それに…プロデューサーは半年でまた戻ってくれるんですよね?」
P「あぁ、それは間違いないよ。黒井社長も言っていた」
雪歩「だったら…だったら私も我慢できると思います。プ、プロデューサーのためなんですから」
伊織「雪歩まで何言ってんのよ…」
律子「プロデューサー業務ならまぁ半年ちょっとなら私だけでも回ると思うわ」
律子「さすがにずっと一人じゃ限界がきますけどね…崩壊しない程度には保てると思います」
P「すまないな、律子」
真美「兄ちゃんは真美達のこと嫌いになったんじゃないんだよね?」
亜美「アイソ→尽かしちゃったんじゃないよね?」
P「当たり前だろ。俺が帰ってきたらお前達もビシバシしごいてやる!」
真美「なら寂しいけど…クラス替えみたいなもんだよね!いまなまの別れってやつじゃないならいいや!」
P「今生な、その気になればいつでも会えるんだ。大丈夫だよ」
亜美「兄ちゃんは大人ですなー老けてますぜ」
伊織「…」
律子「さすがにずっと一人じゃ限界がきますけどね…崩壊しない程度には保てると思います」
P「すまないな、律子」
真美「兄ちゃんは真美達のこと嫌いになったんじゃないんだよね?」
亜美「アイソ→尽かしちゃったんじゃないよね?」
P「当たり前だろ。俺が帰ってきたらお前達もビシバシしごいてやる!」
真美「なら寂しいけど…クラス替えみたいなもんだよね!いまなまの別れってやつじゃないならいいや!」
P「今生な、その気になればいつでも会えるんだ。大丈夫だよ」
亜美「兄ちゃんは大人ですなー老けてますぜ」
伊織「…」
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