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元スレ男「俺の嫁!!」狐娘「は?」
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――神社
男「好きです付き合ってください結婚しましょう!!!!」
狐娘「は?」
男「不自由はさせません!!誠心誠意真心と愛のあるお付き合いを僕としましょう!!!」
狐娘「は?」
男「僕はあなたに一目惚れしました!!その麗しい姿にドキがムネムネです!!!!」
狐娘「いやいやいやまてまてまてまてまて!!!」
男「はい待ちます!!私待ってる――ずっと待ってるから!!!」
男「好きです付き合ってください結婚しましょう!!!!」
狐娘「は?」
男「不自由はさせません!!誠心誠意真心と愛のあるお付き合いを僕としましょう!!!」
狐娘「は?」
男「僕はあなたに一目惚れしました!!その麗しい姿にドキがムネムネです!!!!」
狐娘「いやいやいやまてまてまてまてまて!!!」
男「はい待ちます!!私待ってる――ずっと待ってるから!!!」
狐娘「よいか、まずは落ち着け。話はそれからじゃ」
男「はい!!」
狐娘「まず、何故ワシの封印を解いた。目的は何じゃ」
男「封印?」
狐娘「とぼけても無駄じゃ。そこのツボの上に封印の札を貼った石が…」
男「あ、それあの大きな池に投げました」
狐娘「」
狐娘「な、投げたじゃと!?」
男「あの石は、水切りをする為に生まれてきたに違いない程の形だった…」
狐娘「いやしかし、あの札には強力な封印が……」
男「シール感覚でとれました」
狐娘「何故じゃ!!あの時ワシがどれ程足掻こうとも抵抗できなかったはず!」
男「つまり抵抗できないまま暗い場所に閉じ込められていたんですか?」
狐娘「まぁ、そうなる…」
男「男の風上にもおけないクソ野郎だな!!腹が立つ!だけどアソコも立ちそう!」
狐娘「な、なんじゃいきなり気持ち悪い…」
狐娘「まぁ、よい。過程はどうであれワシは今、自由となった!!今こそ人間に復讐する時!!」
男「人間共を恐怖のドン底に落としてやる!!」ドン!
狐娘「主も人間じゃろう!?」
男「俺は人間じゃない!あなたの夫だ!」
狐娘「いつワシらがめおとになったと」
男「つまりめおとの面がいるということか」
狐娘「そんな面はいらぬ!!奇妙奇天烈な言葉を用いてワシを騙そうとしても無駄じゃ!」
男「騙すなんてとんでもない!僕はあなたを愛している!」
狐娘「…口ではいくらでも装飾できる、もう惑わされぬぞ」
男「怖い顔は可愛い顔に似合わないよ?」
狐娘「その減らず口を今からすぐにきけなくしてやる…!!」
男「それは困る!この口がなければ、あなたに愛を囁けない!」
狐娘「黙れ、そして死ね――ふんっ」
男「急に手をかざしてどうしたの?」
狐娘「……何…?!」
男「可愛いなぁ…和むなぁ…」
狐娘「なぜじゃ…なぜ…!!」
男「不安がるあなたも可愛いよ!」
狐娘「ええい!こうなったらこの爪で―――変化しない?どういうことじゃ…」
男「そのふさふさの尻尾をモフモフしてもいい!?あぁでもピコピコ動く耳もいい!!!」
狐娘「(……まさか、ワシが封印されている間に力が消滅してしまった…?)」
男「…我が名男!!推して参る!」
男「耳…狐耳…ハァハァ」チョンチョン
狐娘「(……ワシの力は数十年で消滅する程やわなものではない)」ピコピコ
男「……」チョンチョン
狐娘「(…とすれば、ここは少なくともワシが封印されて数百年経っている…?)」ピコピコ
男「――-ッ!!!!!!!!!」ゴロゴロゴロ
狐娘「(チッ、厄介じゃのう…まぁ、力なぞ放っておけば戻るじゃろう……)」
男「!!!!!!!!!」ゴロゴロゴロ
狐娘「(ならば力が戻る時までワシは何を………そうじゃ、いいことを思いついた…)」
男「次は…尻尾…ッ!!!」タッタッタッ
狐娘「(…力が戻るまで、この人間を利用しようちょうどよいことに、こやつはワシを好いておる。ワシの言うコトなら何でも聞くじゃろう)」
男「(……ハッ!?待て男!いきなり背後から襲いかかっては、あの人に失礼じゃないか!)」キキィッ!!
狐娘「(愚かよのぅ…男というのは罠とも知らず馬場所のようにワシを敬い奉るのじゃから…)」
男「(でも…あのフッサフサの尻尾を触りたい!!!モッフモフしたい!!!!)」ギリッ
狐娘「(そして最期は信じていたワシに殺され惨めに残酷に泣きながら絶望しながら死んでゆくのじゃ…)」
男「(だけど…っ!!それでいいのか!あの人の悲しむ顔が見たいのか!?)」
狐娘「(……あの時、そうされたように)」
男「(……正直に話そう。あなたの尻尾をモッフモフさせてくださいと)」
狐娘「(…さて、ではまずは下準備からじゃ…)」
男「(…言うぞ。――せーの)」
狐娘「おい」
男「(でもそんなんじゃダーメ――って違う!)」
狐娘「おいと言っている」
男「(いや、確かに今僕は恋愛サーキュレーション状態だ…がしかし、この場においてその曲は不適切だ何を考えて――)」
狐娘「ていっ」シュッ
男「いたっ!」
狐娘「明日またここに来い」
男「え?」
狐娘「いいから、今日は帰れ」
男「いや急にどう――ハッ?!」
狐娘「ど、どうした?(しまった?!感ずかれたか!?)」
男「なんでもないよ(そうか…女の子の日か…それなら明日にするしかないな…)」
男「じゃ、今日は帰るよ。また明日来る(女の子は大変だなぁ、男の子は毎日が男の子の日だけどあれは快楽だしなぁ…)」
狐娘「う、うむ。そうしてくれ」
――翌日
男「あのー!こんにちわー!」
男「あれ?誰もいない?」
男「おかしいな…女の子の日が延長戦になったのかな…」
??「……」トントン
男「…ん!まさかあの人―――」
狐娘「ダーリン!会いたかったにゃん☆」
男「」
狐娘「どうしたのかにゃ?ダーリン…『あなた』って呼ぶ方がよかったかにゃ?(クックック…現代の男はこうされると弱いのであろう?)」
男「」
狐娘「(近くに捨てられていた絵巻を見ておいて正確じゃったな。めいどふく、とやらはないが着物でも効果はあるようじゃな…)」
男「……ふ」
狐娘「(これで完璧にこやつはワシの人形と―――)」
男「ふざけるなぁあぁあああああーッ!!!!!!」
狐娘「!?」
男「そんな見え透いた何も感じられない言葉に騙される程、僕は愚かじゃない!」
狐娘「…なッ!」
男「僕は何も飾られていないあなたが好きなんだ!モッフモフしたいんだ!」
男「それに狐なのにニャンとは笑止!謝れ!全国津々浦々のネコミミメイドに謝れ!」
狐娘「す、すまんかった」
男「うむ、よろしい。さすが俺の嫁認定された僕の嫁」
狐娘「嫁、のぅ…(クソッ気おされて、つい詫びてしまった…!)」
男「よし、今から新婚旅行に行きましょう!」
狐娘「どこにじゃ?それよりもワシは風呂に入りたい」
男「じゃあ銭湯に…」
狐娘「何故じゃ?この時代は風呂は自分の家にあるのではないか?」
男「」
狐娘「おい、しっかりせい。そしてワシをそなたの家まで案内するのじゃ」
男「いいいいいやややぼぼくのの」
狐娘「ふんっ!」バキィ
男「たわらばっ!」バタッ
狐娘「しっかりせいと言うておろうに…。ほれ、さっさと連れてゆけ」
男「優しく…してね?」
狐娘「…もう一発いっとくかの」
男「待って今案内するよ」
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