元スレ兄「一週間お前と結婚することになった」妹「え……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
102 = 94 :
でもさ、こういうしきたりがある、っていう集落の設定だと、
1も書いているとおり、何らかのメリットがないと駄目じゃん?
目からビームが打てるとか、拭いても手の平にティッシュがこびりつかないとか。
なにか妹たちに良いことってあったのかな?
103 = 1 :
駆け落ちはできないらしい。静葉さんがいるから。赤ちゃんがいるから。
そして、【高濱家】だから。
一度でも探偵に追われた事のある者なら分かるだろう。人を探すなんてこと、たやすい。
赤ちゃんというハンディがあるなら、なおさら。
…………。
私が決めなくてはいけない。
104 = 26 :
>>102
喩えなんとかならなかったのかよww
105 = 63 :
高濱家について三行で頼む
106 = 20 :
>>102
結婚相手に近親(それこそ兄とか)選んでもせふせふ
107 = 49 :
中出しくん
108 :
>>102
>妹「……私も、【高濱家】の者です。今までさんざその恩恵に授かってきました。それくらいの理不尽、受け入れますよ」
メリットとしちゃ十分
109 :
ティッシュに手がくっつくホラー
110 = 1 :
妹「兄」
兄「……なんだ?」
妹「キスしてよ」
兄「……え?」
妹「……あ、ああ」
結果は分かり切っていた。
111 = 26 :
さてこの妹はどんな選択をするのか
括目だな
112 = 1 :
ちゃんとキスした。
舌も入れてくれた。
感想。
微妙な気分になった。
気分が落ち込んだ。
見ると、兄もおそらく私と同じ顔をしていた。
……だよね。
妹「決めた」
113 = 1 :
妹「私は」
妹「あなたの子と結婚する」
114 = 49 :
ショタルート!
115 = 1 :
兄「…………」
兄は何か言おうとしたけれど、何も音にならなかった。
妹「決めた」
兄「…………」
兄「お前は、それで、いいのか……?」
妹「あのさあ」
私は、自分でも吃驚するくらいに自然に笑えた。
116 = 26 :
なんか凄い良い話になっていく
良いぞ良いぞ
117 = 1 :
妹「誰でも、幸せになる権利はあるんだって」
兄「…………」
妹「兄がなにしたよ?愛する人を愛しただけでしょ?兄は、静葉さんと手を繋いで、幸せだった?」
兄「…………。ああ、幸せだった。幸せだ」
妹「じゃ、いいじゃん」
兄「でも、それでお前が……」
言いかけた兄の尻を、思い切り右足で蹴り飛ばした。
118 = 63 :
文章にキレが出てきた気がする
119 = 1 :
妹「私が不幸になるなんて、まだ決まってないでしょうが」
兄「…………」
妹「勝手に決めつけないで」
兄「……しかし」
妹「あのさ、兄」
兄「……なんだ?」
妹「私が、あなたの子を不幸にすると思う?」
兄「……いや。それは、想像もつかない」
121 = 1 :
妹「あなたが幸せなら、あなたを思う私も幸せ。そういうものだと思う」
兄「…………」
妹「任せろ。私は幸せになるよ」
兄「…………」
妹「だから、兄も幸せになっていいんだって。でしょ?」
私は、精一杯の笑顔を取り繕って言った。
崩れた兄を抱いて、私は涙を我慢した。
あの子は幸せにする。
……ただ。
兄は、駆け落ちはできないと言った。
当たり前だ。
……愛は、SEXという意味なのかもしれない。
そう思った。
122 = 1 :
十六年後――。
123 = 1 :
私は32歳になった。
静葉さんと兄の子、荘は16歳になった。
あと二年で、私と荘は結婚し、子を成す――。
124 = 49 :
兄とはやらないんだ、偉いな
125 = 1 :
荘「なあ、姉貴」
妹「んー?」
バニラアイスを頬張りながら、荘のほうを見やる。
父親譲りの顔に、鼻だけ母親の形。
つまり、兄の少年時代とそっくりな荘。
126 = 1 :
荘「あのさ、一つ聞いていい?」
妹「なにー?」
荘が最近悩んでいることは知っていた。
当たり前だ。あと二年で荘は私と交わることになるのだから。
127 :
つまり、はおかしくね?
128 = 49 :
鼻のパーツだけ母で他が父譲りなんだろ
129 = 1 :
兄は今や立派な【高濱家】の代表だ。ほとんど家に寄りつくことは無いが、しかし静葉さんといる兄は幸せそうだ。
なにより、なにより。
荘「あのさ、姉貴」
妹「なに?」
家出の宣言かな?
そんなことを思いながら聞いていたのだが、しかし、荘の質問は――。
130 = 127 :
ま、いいや
131 = 1 :
荘「あのさ、姉貴と結婚すんの、べつに悪い気分じゃないよ」
妹「……あら」
予想外の言葉に、思わず素で意外な声を上げる。
妹「32歳の年増なのに?」
弟「いや32歳の年増だけどさ」
妹「ブッ飛ばすぞ」
弟「あのさあ」
132 = 1 :
「愛ってさ、SEXって意味かな?」
133 :
早く!!!早く!!!!!
134 = 49 :
32歳なんて脂が乗って最高の年齢なのに……
135 = 1 :
妹「…………」
弟「俺はさあ、このままでもいいって、思うんだよね」
妹「このままでも、いい……」
弟「姉貴は姉貴でさ。そういう選択肢も、あると思った。なあ、姉貴」
136 = 26 :
素晴しいSSに出逢った希ガス
137 = 49 :
弟になってる
138 = 1 :
弟「キスしてよ」
妹「……え?」
妹「……あ、ああ」
結果は分かり切っていた。
139 = 1 :
ちゃんとキスした。
舌も入れた。
感想。
微妙な気分になった。
気分が落ち込んだ。
見ると、弟もおそらく私と同じ顔をしていた。
……だよね。
弟「決めた」
140 = 1 :
弟「俺は、姉貴と、駆け落ちする」
141 = 133 :
弟じゃなくて、甥じゃないのか
142 = 49 :
駆け落ちする必要ないのに??
143 = 20 :
対比として描いてるんだろ
144 = 26 :
甥ではないか?
145 = 1 :
妹「…………」
弟「世間は非難するだろうけどさ、そういう選択肢もアリだと思う」
弟「あと二年。稼ぐルートを確立する時間としては、十分だと思う」
弟「姉弟でさ、手を繋いで生きていって」
弟「俺は、幸せだと思う」
弟「自分でいうのもなんだけど、俺は優秀だし、最初から持ってるルートも数多いし」
弟「なあ姉貴」
弟「愛ってさ、SEXって意味かな?」
146 = 1 :
妹「…………」
姉「……違うと、思う」
私は涙にずぶ濡れになりながら、はっきりと、答えた。
姉「あのさあ、私、幸せだよ……」
その言葉も、はっきりと弟に伝えた。
弟は顔いっぱいに微笑んで私の手を握った。
147 = 133 :
妹と姉がごっちゃになってないかwww
148 = 26 :
>>147
もう読めるからいいやwwww
149 = 127 :
なんかもうむっちゃくちゃだな
150 :
違うと思うで姉弟になる決意したからじゃね?
みんなの評価 : ○
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