元スレQB「やあ、僕はきれいなキュゥべえ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
52 = 1 :
マミ「ふう……」
QB「二人共無事かい?」
さやか「マミさんっ」
マミ「ふふ、大丈夫よ、ちょっとおなかが痛いけど」
ほむら「……あれしか方法が思いつかなかったわ」
マミ「ううん、助けてもらっちゃったわね」
まどか「ふぇ……何がなんだか」
さやか「おい転校生」
ほむら「なに」
さやか「……あんた、本当にマミさんからグリーフシードを奪おうってんじゃないんだな?」
マミ「こら、美樹さん」
ほむら「……そう思われても無理はないわ
私はあなた達を守りたかった、それだけよ」
さやか「…………そっか、ごめん」
ほむら「……いいわよ、ちゃんと伝えなかった私も悪いもの」
53 :
>>27
ほむら信用されないのはほむらが怪しさ全開のせいだろがwww
マミだって同じく信用してないのにこれだからさやかアンチはゴミ
54 :
おなかが痛いのは腹が重過ぎるからだよ
55 = 39 :
逆に考えろ
お腹が重かったらその分衝撃が吸収される
つまりマミさんのお腹はお肉なんてほとんどついてないってことだ!
56 = 42 :
しえん
57 = 53 :
>>35
神様視点でクズとか馬鹿だね^^
あの状況でほむら信用するとか無理難題だからwww
58 = 14 :
うるせえぞさやか厨黙ってろ
59 = 39 :
信用以前に周りから慎重に契約する様に散々言われてるのに
誰にも相談せず勝手に契約して、正義の魔法少女になるだの見返りなんて求めないといいつつ
気に入らないだけで杏子殺そうとしたりその行為をマミさんに押し付けたり
ゾンビになっただのワカメに取られただの
ウジウジウジウジして本当に心配ならお前が変われば?ってまどかにいって
ウジウジウジウジして魔女化した奴が好きとか頭おかしいのかと
60 = 1 :
ほむホーム
QB「やあ」
ほむら「……あなた、契約を拒んだわね」
QB「言っただろう? これ以上悲しみは増やさない」
ほむら「そう、あれが私に対するデモンストレーションだった可能性についてどう考えるのかしら」
ほむら「あなたが言うエネルギー回収ならまどか一人で十分、だから美樹さやかの契約は蹴った
そうとは考えられない?」
QB「君は僕よりもインキュベーターに相応しい気がするよ」
ほむら「冗談はやめて」
QB「……ごめんよ」
ほむら「……あなたが変わったことは信じるわ
二人に魔女の秘密を明かそうとしていたし」
ほむら「けど協力はしない
私がワルプルギスの夜を倒すのはまどかの為……あなたの為じゃない」
QB「ありがとう、それだけで十分だ」
61 :
そこはかとなく>>1がキモい
63 = 1 :
ほむら「……で、どうしてここにいるの」
QB「マミに追い出されてしまった」
ほむら「……そう」
QB「君の味方をしたと怒られてしまったよ
あのときはあれしか被害を抑える方法がなかったっていうのに、人間の感情は難しいよ」
ほむら「あなた、寝床なんて概念はないじゃない」
QB「忘れたかい? 僕は君と親睦を深めたい」
ほむら「言ったはずよ、結構と」
QB「ひどいな……取り付く島もないよ」
ほむら「……勝手にすればいいわ
どうせあなたに感情はない、ぬいぐるみとでも思って眠ることにする」
QB「それはそれでひどいな……」
ほむら「何よ、あれほど人間を馬鹿にしていたくせに、人間として扱われたいとでも思っているのかしら」
QB「僕は心がきれいになって、もしかしたら感情も獲得できるんじゃないかと思っていたんだ……」
ほむら「……」
QB「君たちのように、自分の思いもよらない衝動にかられることは、僕達には魅力的なんだ」
64 :
>>61
そんな事をわざわざレスる方がキモくね?
まあ、どうせ同類なんだからギスギスすんなよ
66 = 64 :
さやか「どう見ても十分感情有るだろお前wwww」
68 = 1 :
ほむら「どこの本で拾った言葉かしらね……芝居がかって余計に茶番よ」
QB「僕は僕が思考した言葉を話しているだけさ
もし人類の書物のなかに似たような言葉があるなら、僕と同じことを考えた人がいるんだろうね」
ほむら「……哲学にでもハマったの?」
QB「僕には感情がない、僕の言葉は定義上では哲学だからね」
ほむら「……私が読んだ本には、感情のないロボットがいたの
それは精巧に作られた思考AIで、注意して見なければAIだとはわからないほど人間らしかったわ」
QB「人類はロボットの友に憧れていたからね」
ほむら「それは言ったわ、人格……個性や魂といったものが欲しいと」
QB「人工知能が人間と暮らして学ぶ中で、その思考は必然として芽生えるとは思うけどね」
ほむら「……そうね、SFに出てくるロボットは誰しも感情を求めるものよ
けどその大半は人間と敵対する」
QB「人間の非道や、その矛盾に気付いてしまうからだね」
ほむら「さっきからうるさい」
QB「ごめん」
69 = 1 :
ほむら「国外では人間の敵とされる事が多いけど、日本では自己犠牲に目覚めるロボットも多いわ」
QB「……君の事かい?」
ほむら「…………今の話はあなたに合わせて語っていたのよ
同情がほしくて言ったつもりはない」
QB「君は鹿目まどかの為に何度もこの世界を繰り返している
僕はそれを救いたいんだ」
ほむら「……そう」
QB「だから」
ほむら「それは無理ね、私はもう……まどかへの思いがないと、希望を持てない」
QB(そんな君だから、僕は救いたいんだ……)
ほむら「……寝るわ」
QB「わかった、僕も君が起きるまで待つことにするよ」
ほむら「気味が悪いから、そういうこと言わないで」
QB「ごめん……」
71 = 1 :
まどか部屋
まどか「あ……キュゥべえ」
QB「やあ」
まどか「昨日はすごかった……」
QB「まどかは魔法少女の共闘を見るのは初めてだろう?
異なる力があると、ああやって綺麗な連携をすることもある」
まどか「うん、すごかった
けどマミさんにね、危ないから魔法少女体験会はやめましょうって言われちゃった」
QB「マミが正しいよ、君たちがやっていたことは、武器を持たずに戦場に行くようなものだからね
そのぶんマミの負担も増えていただろう」
まどか「うん……」
まどか「あのねキュゥべえ、私……願いがわかったかも知れないんだ」
QB「それは、どんな願いだい?」
まどか「私、ドジだしおっちょこちょいだし……何も出来ないから
せめて、魔法少女になってみんなを助けられたらって、思うんだ……」
QB「君も自己犠牲なんだね」
まどか「え……」
72 = 1 :
QB「鹿目まどか、君の願いはエントロピーを凌駕した
だけど叶えない」
まどか「えへへ、まだ魔法少女になるって決めてないよ」
QB「……それでも、どんな覚悟があっても、その願いは叶えない」
まどか「え、どうして?」
QB「僕はもう、誰も魔法少女にはしないんだ」
まどか「え……そ、そういえばさやかちゃんのときも」
QB「……まどか、これからする話は、魔法少女には……
とくにマミには絶対に話さないって約束してくれるかい」
まどか「う……うん」
まどか「でも、どうして? 魔法少女に話せなくて、私には話せることって……なに?」
QB「彼女たちを不安にさせるからさ」
74 = 1 :
QB「魔女達が落とすグリーフシード、あれはなんだと思う?」
まどか「魔女の卵、なんだよね……?」
QB「……あれはソウルジェムなんだ」
まどか「ソウルジェムって……マミさんが持ってる」
QB「魔女は、元は魔法少女なんだ」
まどか「それ……」
QB「ソウルジェムが穢れきってしまうと、グリーフシードになってしまうんだ
そしてそのグリーフシードを求めて新たな魔法少女が現れる」
QB「僕達はこのサイクルを利用して、人間の怒りや悲しみのような感情エネルギーを収集していたんだ」
まどか「へ……う、嘘だよね」
QB「本当さ、君たちが生み出す感情の波はとても大きい、だから大人じゃなく君たち子供を狙っていた」
まどか「う、うそだよ……」
まどか「だって、嘘じゃなかったらその話を人にしたりしないもの……」
QB「……まどか、僕はほむらにホールインワンされて、目覚めたんだ」
75 = 37 :
最後のはわけがわからないだろwww
76 = 1 :
QB「こんなやり方は間違っている
君たち人間が持つ感情とは素晴らしいものだ、宇宙の原理を解き明かす一つの解答にすらなるかも知れない」
QB「それを消費する形で使ってはいけないと理解したんだ」
まどか「だから願いを叶えないの……?」
まどか「でも、それじゃ……もう契約した人はどうなるの?」
QB「その為に、僕と暁美ほむらはワルプルギスの夜を倒すんだ
あれには魔法少女が魔女にならなくする手段と可能性がある」
まどか「なに……その、ワルプルギスの夜って」
QB「最強の魔女さ……あいつは魔法少女が魔女になったんじゃない
この星の憎悪が輪廻するときに現れる、行き場のない感情の塊さ」
まどか「この星って……そんなのに勝てるの……?」
QB「わからない……けど彼女たちを救う方法がこれしか思いつかなかったんだ」
まどか「その、なんとかギスを倒せば……マミさんたちを救えるの?」
QB「……鹿目まどか、僕はもう叶えない」
まどか「……でも、それで救われるなら」
QB「自己犠牲の願いは破滅しかない……そんなものは願っちゃいけないんだ」
78 = 1 :
通学路
まどか(キュゥべえ……)
まどか(そんなこと言われたって、わかんないよぉ……私は魔法少女じゃないもん)
さやか「おっはよー」
まどか「あ、おはよう」
さやか「みてみて、じゃーん」
まどか「あーまた上条くんに頼まれてたCD?」
さやか「そうそうっ♪ 昨日中古屋回ってたらさ~見つけちゃってね~」
まどか(さやかちゃんの願いって……)
教室
まどか(キュゥべえは言ってたけど……やっぱり願いを叶えたい人はいるよ)
まどか(それで誰かを助けられるなら、それはきっと……)
ほむら「おはよう」
まどか「あ、ほむらちゃん」
さやか「むぅ……」プイ
79 = 1 :
まどか(そういえば、ほむらちゃんの願いってなんだろう……)
まどか「ねえほむらちゃん」トテトテ
さやか「むー」グイグイ
まどか「さ、さやかちゃん、引っ張らないで」
さやか「むぅー……」ムス
まどか(相変わらずだなぁ……)
ほむら「美樹さん、おはよう」
さやか「ん? んん……おはよう」
屋上
さやか「んーっ! いやぁ解放されますなぁ」
まどか「さやかちゃんオヤジっぽい……」
QB「やあ」
さやか「うわ! びっくりした!」
まどか「あはは、キュゥべえもお昼なの?」
QB「そんなところかな」
81 = 1 :
まどか「マミさんと喧嘩しちゃったんだ」
QB「どうやら僕の行いが気に入らなかったらしい」
さやか「まったくー乙女心がわからんと嫌われるよー」
まどか「あ……あの、キュゥべえ、さやかちゃんには……」
QB「……いや」
さやか「へ? なんの話?」
まどか「あのね、その、魔法少女の話……」
QB「僕から言うよ」
まどか「う、うん」
さやか「あっ! それなんだけど……あたし願いが見つかったんだ」
まどか「んぅ……」シュン
さやか「どうしても助けたい人がいるの
あたしはその人の夢を叶えてあげたいんだ」
QB「願いを叶える願いかい?」
まどか「それ、やっぱり……」
さやか「叶えられるんでしょ?」
82 :
コメディかと思ったらシリアスだった
支援
83 = 1 :
さやか「あいつの腕を治して、夢を叶えてやりたい」
QB「美樹さやか、僕はもう誰とも契約をしない」
さやか「あ、やっぱ自分の為じゃなきゃダメ?」
QB「この前も話したじゃないか
どんな願いも僕は叶えない」
さやか「それ、あたしの願いは叶えないってこと!?
散々どんな願いも叶えられるって煽っといて!?」
まどか「うわ、さやかちゃ、ちょっと」
さやか「あたし、あたしやっと……あいつのこと……真剣に考えて」
さやか「人生を捧げてもいいって、決心したのに……なのに叶えないってなんだよ!!」
まどか「落ち着いてっ、キュゥべえの話を聞いてよっ」
ほむら「ちゃんと相応の訳があるのよ」
QB「……暁美ほむら」
さやか「あたし戻る」
ほむら「聞かなくていいの? 巴マミも知らない、魔法少女の真実……」
さやか「……」
84 = 1 :
さやか「あんたがいるから戻るっつってんの」
ほむら「そう……自分の願いは叶えろとせがんで、でも真実は知る必要はないと言うのね」
さやか「なんだよ……その言い方」
ほむら「事実を述べたのよ」
まどか「ふ、二人共……っ」
さやか「わかったよ、聞くよ
そのかわりあたしの質問にも答えてもらうからね!」
ほむら「……ええ」
まどか「って、あれっ? ほむらちゃんは……」
QB「彼女は初めからすべてを知っていたんだ」
ほむら「……いいから、キュゥべえ」
QB「うん、説明するよ、美樹さやか」
QB(インキュベーターからキュゥべえに格上げか……悪くないね)
85 :
青ビッチと黄デブマジで死ねばいいのに
86 = 19 :
やはり杏子ちゃんが最高だな
今も俺と美味しいご飯食ってるよ
87 = 23 :
>>86
おい、それシャルロットだぞ…
90 :
ホントさかなちゃんって犬みたいだな。怪しい奴にとりあえずワンワン吠えるところが特に
逆に仲良くなっちゃうと鬱陶しいくらい凄くなついてくる
91 :
どこの韓国人占い師だよ
92 = 1 :
QB「その前に暁美ほむら、巴マミは近くにはいないかい?」
ほむら「……今見てきたわ、購買部にいたから聞かれる心配はないはずよ」
QB「……よし」
QB「結論から言うよ、僕は君たちにとって侵略者なんだ」
さやか「は……?」
QB「僕の目的は願いを叶えることじゃない
君たち人間の感情エネルギーを収集することなんだ」
さやか「な、なにそれ、そんなのどうやって集めてんのさ」
QB「……グリーフシードを使ってね」
ほむら「……こうやるのよ」ヒョイ
QB「ぱく」
ほむら「穢れを吸い込んだグリーフシードを使ってエネルギーを収集しているのよ」
さやか「それって魔女の卵で……魔力を回復してくれるやつなんじゃ……」
QB「……嘘にはなってないけど、その認識は間違ってる」
QB「穢れを溜めすぎた魔法少女は魔女になる、ソウルジェムはそのときグリーフシードになる」
さやか「……ごめん、もう一回」
93 = 14 :
ぱくってかわいい
94 :
ばかちゃん可愛い
95 = 82 :
「きゅっぷい」ってあざとく鳴かないなんて…
本当にきれいになったんだな
96 = 1 :
ほむら「だから、魔法を使うと穢れがたまる、浄化するのに魔女を狩る
でもその魔女はもともと魔法少女だった、それだけよ」
さやか「は……な、なによそれ」
さやか「それじゃ……マミさんたちは、死ぬために魔法少女に……」
さやか「魔法少女って願いを叶えて人助けするって……マミさんが……」
ほむら「残念だけど、巴マミも騙されているの」
さやか「まどかっ!」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「違う、そんなの違う、まどかもそいつらに騙されてるんだ」
QB「嘘じゃないさ、なら君にこの話をするメリットが僕にあるのかい?」
さやか「知らない、そんなの知らない……!! マミさん!!」タッタッタ
ほむら「行かせない、タイムストップ……」ササッ
さやか「おま、放せ!」
ほむら「冷静になりなさい、その話を聞いた巴マミはどうなると思っているの
当事者でないあなたが聞いてもショックを受けたのに
魔法少女の彼女が聞いてしまったら……あなたはその責任がとれるの?」
さやか「ぅぐっ……」
97 :
青魚うぜええええええええ!!
やっぱ今も俺と美味しいご飯食ってるあんこちゃんがさいこだね!!
98 :
>>97
それ幻だぞ本当の杏子ちゃんは俺と添い寝してる
100 = 1 :
まどか「……うぅ、こんなのあんまりだよ……」
ほむら「……」
QB「悪いのは僕さ」
ほむら「そうね、あなたのせいよ」
まどか(そっか、ほむらちゃんも騙されてたんだね……)
まどか「でもねさやかちゃん、キュゥべえはこんなやり方間違ってるって気付いたの
それでね、マミさんたちが魔女にならない方法を見つけたんだよ」
まどか「ほむらちゃんが協力してその方法を頑張ってるんだよ
マミさんを救える方法があるかも知れないって」
ほむら「……そうね」
さやか「うぅぅぅぅぅ……」
まどか「ほむらちゃん、放してあげて」
ほむら「わかった」スルリ
みんなの評価 : ★
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