私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレイリヤ「キリツグ、かたぐるまっ!」切嗣「ああ、分かったよ」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
アインツベルン城 中庭
イリヤ「わーい!たかい、たかーい!!」キャッキャッ
切嗣「しっかり掴まっておくんだよ、イリヤ?」
イリヤ「うん!!」ギュゥゥ
切嗣「こらこら。前が見えない」
イリヤ「いけー!キリツグガーZ!!」
切嗣「ははは。よーし、発進だ」
イリヤ「いけいけー!!いっちゃえー!!」
セイバー「……」
セイバー「アイリスフィール」
アイリ「どうしたの?」
セイバー「かたぐるまをしてください」
アイリ「……無理無理」
イリヤ「わーい!たかい、たかーい!!」キャッキャッ
切嗣「しっかり掴まっておくんだよ、イリヤ?」
イリヤ「うん!!」ギュゥゥ
切嗣「こらこら。前が見えない」
イリヤ「いけー!キリツグガーZ!!」
切嗣「ははは。よーし、発進だ」
イリヤ「いけいけー!!いっちゃえー!!」
セイバー「……」
セイバー「アイリスフィール」
アイリ「どうしたの?」
セイバー「かたぐるまをしてください」
アイリ「……無理無理」
セイバー「やはり」
アイリ「分かってて聞いたの?」
セイバー「いえ、あるいはと思ったのですが」
アイリ「そんなの無理よ。キリツグに頼んでみたら?」
セイバー「しかし、やってくれるでしょうか?」
アイリ「私から頼んでみましょうか?」
セイバー「お願いします」
アイリ「キリツグー、ちょっとー」トコトコ
切嗣「ん?どうしたんだい?」
イリヤ「あ、お母様。やっほー」
アイリ「あのね、セイバーが肩車をしてほしいって言ってるんだけど」
切嗣「どうして?」
アイリ「さぁ?」
アイリ「分かってて聞いたの?」
セイバー「いえ、あるいはと思ったのですが」
アイリ「そんなの無理よ。キリツグに頼んでみたら?」
セイバー「しかし、やってくれるでしょうか?」
アイリ「私から頼んでみましょうか?」
セイバー「お願いします」
アイリ「キリツグー、ちょっとー」トコトコ
切嗣「ん?どうしたんだい?」
イリヤ「あ、お母様。やっほー」
アイリ「あのね、セイバーが肩車をしてほしいって言ってるんだけど」
切嗣「どうして?」
アイリ「さぁ?」
アイリ「セイバー」トコトコ
セイバー「どうでした?」
アイリ「理由がないとダメだって」
セイバー「理由ですか……」
アイリ「どうして肩車をしてほしいの?」
セイバー「王になる前の話です……」
アイリ「長くなる?」
セイバー「いえ」
アイリ「じゃあ、どうぞ」
セイバー「私にも肩車をしてくれる人がいたのです。童心が擡げたといいますか」
アイリ「ホームシックなのね?」
セイバー「そういうことではありませんが」
アイリ「じゃ、伝えてくるわ」トコトコ
セイバー「お願いします」
セイバー「どうでした?」
アイリ「理由がないとダメだって」
セイバー「理由ですか……」
アイリ「どうして肩車をしてほしいの?」
セイバー「王になる前の話です……」
アイリ「長くなる?」
セイバー「いえ」
アイリ「じゃあ、どうぞ」
セイバー「私にも肩車をしてくれる人がいたのです。童心が擡げたといいますか」
アイリ「ホームシックなのね?」
セイバー「そういうことではありませんが」
アイリ「じゃ、伝えてくるわ」トコトコ
セイバー「お願いします」
アイリ「キリツグー」トコトコ
切嗣「なんだった?」
アイリ「童心に戻りたいって」
切嗣「そんな理由じゃ無理だ」
アイリ「でも……」
切嗣「断っておいてくれ」
アイリ「あ、キリツグ」
イリヤ「つぎの目的地へ、いそげ!!キリツグガーZ!!」
切嗣「よし」
アイリ「……」
セイバー「アイリスフィール……?」トテトテ
アイリ「セイバー……。ごめんなさい」
セイバー「いえ。分かっていたことですから」
アイリ「セイバー……」
切嗣「なんだった?」
アイリ「童心に戻りたいって」
切嗣「そんな理由じゃ無理だ」
アイリ「でも……」
切嗣「断っておいてくれ」
アイリ「あ、キリツグ」
イリヤ「つぎの目的地へ、いそげ!!キリツグガーZ!!」
切嗣「よし」
アイリ「……」
セイバー「アイリスフィール……?」トテトテ
アイリ「セイバー……。ごめんなさい」
セイバー「いえ。分かっていたことですから」
アイリ「セイバー……」
アイリ(普段、滅多なことじゃこんなこと言わないのに。よっぽど、肩車してほしいのね……)
セイバー「……はぁ……」
アイリ「……セイバー!!」
セイバー「はい?」
アイリ「さぁ!!乗って!!」
セイバー「アイリスフィール?!」
アイリ「私だって、一児の母よ!!強いの!!」
セイバー「しかし、アイリスフィールでは危険が……!!」
アイリ「大丈夫よ、セイバー。私を信じて」
セイバー「アイリスフィール……」
アイリ「早く。アイリガーロボは待ってくれないわよ」
セイバー「私のために……」ウルウル
セイバー「―――では、失礼します」
アイリ「ふっ……!!」ググッ
セイバー「おぉ!!高いです!!」
セイバー「……はぁ……」
アイリ「……セイバー!!」
セイバー「はい?」
アイリ「さぁ!!乗って!!」
セイバー「アイリスフィール?!」
アイリ「私だって、一児の母よ!!強いの!!」
セイバー「しかし、アイリスフィールでは危険が……!!」
アイリ「大丈夫よ、セイバー。私を信じて」
セイバー「アイリスフィール……」
アイリ「早く。アイリガーロボは待ってくれないわよ」
セイバー「私のために……」ウルウル
セイバー「―――では、失礼します」
アイリ「ふっ……!!」ググッ
セイバー「おぉ!!高いです!!」
セイバー「私の騎乗スキルをもってすれば、アイリガーロボなど簡単に乗りこなせます!!」
アイリ「うっ……ぐぉ……!!」ヨロヨロ
セイバー「さー!!行くのです!!アイリガーロボ!!彼の聖地、アヴァロンへ!!」キャッキャッ
アイリ「きっ……ぁ……!!」ヨロヨロ
セイバー「アイリガーロボ!!全速前進!!」ペチペチ
アイリ「あ゛……!!」ヨロヨロ
セイバー「やはり高いというのはいいことです。視野が広がる!!」
アイリ「も……ぉ……だ……め―――」バタッ
セイバー「おぉ!?―――アイリスフィール!!」
アイリ「はぁ……はぁ……」
セイバー「だ、だいじょうぶですか!!アイリスフィール!!」オロオロ
アイリ「ご、ごめんなさい……セイバー……私では……あな、たの願い……を……」
セイバー「アイリスフィール!!しっかりしてください!!」
アイリ「ご、めん……ね……」
セイバー「アイリスフィール!!」
アイリ「うっ……ぐぉ……!!」ヨロヨロ
セイバー「さー!!行くのです!!アイリガーロボ!!彼の聖地、アヴァロンへ!!」キャッキャッ
アイリ「きっ……ぁ……!!」ヨロヨロ
セイバー「アイリガーロボ!!全速前進!!」ペチペチ
アイリ「あ゛……!!」ヨロヨロ
セイバー「やはり高いというのはいいことです。視野が広がる!!」
アイリ「も……ぉ……だ……め―――」バタッ
セイバー「おぉ!?―――アイリスフィール!!」
アイリ「はぁ……はぁ……」
セイバー「だ、だいじょうぶですか!!アイリスフィール!!」オロオロ
アイリ「ご、ごめんなさい……セイバー……私では……あな、たの願い……を……」
セイバー「アイリスフィール!!しっかりしてください!!」
アイリ「ご、めん……ね……」
セイバー「アイリスフィール!!」
寝室
イリヤ「お母様……」ウルウル
アイリ「大丈夫よ……イリヤ。そんな顔しないで」
イリヤ「お母様……」
切嗣「アイリ……僕は……」
アイリ「キリツグ、セイバーを責めないで。私が全部悪いの」
切嗣「だけど……」
アイリ「キリツグ……お願い……。一度でいい。10秒でもいいから、セイバーを肩車してあげて」
切嗣「……」
アイリ「おねがい……」
切嗣「少し、考えるよ」
アイリ「うん……」
切嗣(アイリのことだ。僕が肩車をしなかったら、また自分でセイバーを担ごうとするだろう……)
切嗣(仕方ないか……)
イリヤ「お母様……」ウルウル
アイリ「大丈夫よ……イリヤ。そんな顔しないで」
イリヤ「お母様……」
切嗣「アイリ……僕は……」
アイリ「キリツグ、セイバーを責めないで。私が全部悪いの」
切嗣「だけど……」
アイリ「キリツグ……お願い……。一度でいい。10秒でもいいから、セイバーを肩車してあげて」
切嗣「……」
アイリ「おねがい……」
切嗣「少し、考えるよ」
アイリ「うん……」
切嗣(アイリのことだ。僕が肩車をしなかったら、また自分でセイバーを担ごうとするだろう……)
切嗣(仕方ないか……)
士郎「セイバーは女の子なんだから、お姫様だっこじゃなきゃダメだ!」
廊下
切嗣(とはいえ、セイバーの体重がよくわからい)
切嗣(華奢な体とはいえ、アイリが無残な姿になるぐらいだ。大人が支えるには厳しいのかもしれない)
切嗣(セイバーの体重はどれぐらいなんだ……?)
舞弥「……」スタスタ
切嗣「ん?舞弥?」
舞弥「どうも。どうかされましたか?」
切嗣「その手に持っているのは?」
舞弥「握るだけで体重と体脂肪率が分かる機械です。通販で注文し、本日届きました」
切嗣「……」
舞弥「……あの、私の体重は……」ゴニョゴニョ
切嗣「貸してくれ」
舞弥「え?はい、構いませんが」
切嗣「助かる」
切嗣(とはいえ、セイバーの体重がよくわからい)
切嗣(華奢な体とはいえ、アイリが無残な姿になるぐらいだ。大人が支えるには厳しいのかもしれない)
切嗣(セイバーの体重はどれぐらいなんだ……?)
舞弥「……」スタスタ
切嗣「ん?舞弥?」
舞弥「どうも。どうかされましたか?」
切嗣「その手に持っているのは?」
舞弥「握るだけで体重と体脂肪率が分かる機械です。通販で注文し、本日届きました」
切嗣「……」
舞弥「……あの、私の体重は……」ゴニョゴニョ
切嗣「貸してくれ」
舞弥「え?はい、構いませんが」
切嗣「助かる」
切嗣(これをセイバーに握らせれば、体重がわかる)
切嗣(あまりにも度が過ぎていれば事情を話して、諦めてもらうか)
セイバー「……」ポヤ~
切嗣(いた。暇そうだな)
切嗣(よし……)スタスタ
セイバー「……ん?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「キリツグ、どうしたのですか?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「……むぅ。もういいです。無視にはなれました」
切嗣(しまった……。今更、口を利くなんて……無理だ……)
切嗣(なんて声をかければ……)
切嗣(くっ……。ここにきて、自分の行いに後悔するとは……)
切嗣「……」チラッ
セイバー「……」ポヤ~
切嗣(あまりにも度が過ぎていれば事情を話して、諦めてもらうか)
セイバー「……」ポヤ~
切嗣(いた。暇そうだな)
切嗣(よし……)スタスタ
セイバー「……ん?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「キリツグ、どうしたのですか?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「……むぅ。もういいです。無視にはなれました」
切嗣(しまった……。今更、口を利くなんて……無理だ……)
切嗣(なんて声をかければ……)
切嗣(くっ……。ここにきて、自分の行いに後悔するとは……)
切嗣「……」チラッ
セイバー「……」ポヤ~
切嗣(冷静になれ。相手は自分のサーヴァントだ。なんとでもなる)
切嗣「……よし」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「……ん?」
切嗣(目が合った……)
セイバー「キリツグ?何か用ですか?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「なんですか……もぅ……」
切嗣(僕はどうして通り過ぎてしまうんだ……!!)
切嗣(セイバー、体重を調べさせてくれ。これだけなのに!!)
切嗣「……」チラッ
セイバー「……ふぅ……」
切嗣(どうしたら……。舞弥に頼んでみるか……?)
切嗣(だが……大した理由でもないのに、舞弥に頼むのは……恥ずかしいな……)
切嗣「……よし」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「……ん?」
切嗣(目が合った……)
セイバー「キリツグ?何か用ですか?」
切嗣「……」スタスタ
セイバー「なんですか……もぅ……」
切嗣(僕はどうして通り過ぎてしまうんだ……!!)
切嗣(セイバー、体重を調べさせてくれ。これだけなのに!!)
切嗣「……」チラッ
セイバー「……ふぅ……」
切嗣(どうしたら……。舞弥に頼んでみるか……?)
切嗣(だが……大した理由でもないのに、舞弥に頼むのは……恥ずかしいな……)
自室
切嗣(このままでは埒があかないな)
切嗣「……」
切嗣「そうだ。手紙だ」
切嗣(紙に書き、伝えればいいだけじゃないか)
切嗣「えっと……確か……」ゴソゴソ
切嗣「よし……」
切嗣「えっと……なんて書こうか……」
切嗣(セイバーへ。君の体が知りたいので、部屋まで来てください)
切嗣「……こんなものだろう」
切嗣(あとはこの紙を舞弥に託せば……)
切嗣(意外と簡単だったな)
切嗣(このままでは埒があかないな)
切嗣「……」
切嗣「そうだ。手紙だ」
切嗣(紙に書き、伝えればいいだけじゃないか)
切嗣「えっと……確か……」ゴソゴソ
切嗣「よし……」
切嗣「えっと……なんて書こうか……」
切嗣(セイバーへ。君の体が知りたいので、部屋まで来てください)
切嗣「……こんなものだろう」
切嗣(あとはこの紙を舞弥に託せば……)
切嗣(意外と簡単だったな)
廊下
セイバー「肩車……」
舞弥「セイバー」
セイバー「はい?なんでしょうか?」
舞弥「切嗣からです」スッ
セイバー「え?なんですか、これは?」
舞弥「手紙でしょう。伝えたいことが書かれているみたいです」
セイバー「……?」ペラッ
舞弥「……」ソーッ
セイバーへ。君の体が知りたいので、部屋まで来てください。 切嗣
セイバー「体……?」
舞弥「……!?!?」
セイバー「どうしたのですか?」
舞弥「あ、あの……それ……は……!!」
セイバー「体……?体重でも知りたいのでしょうか?」
セイバー「肩車……」
舞弥「セイバー」
セイバー「はい?なんでしょうか?」
舞弥「切嗣からです」スッ
セイバー「え?なんですか、これは?」
舞弥「手紙でしょう。伝えたいことが書かれているみたいです」
セイバー「……?」ペラッ
舞弥「……」ソーッ
セイバーへ。君の体が知りたいので、部屋まで来てください。 切嗣
セイバー「体……?」
舞弥「……!?!?」
セイバー「どうしたのですか?」
舞弥「あ、あの……それ……は……!!」
セイバー「体……?体重でも知りたいのでしょうか?」
舞弥「そんなわけないでしょう!!」
セイバー「え?」
舞弥「い、いいですか?」ヒソヒソ
セイバー「はい、なんでしょうか?」
舞弥「切嗣は恐らく……貴女を側室にしようとしているのです」
セイバー「しかし、キリツグにはアイリスフィールが」
舞弥「きっと、マダムを裏切るための予行練習でしょう」
セイバー「なんですか、それは?」
舞弥「私ではその役を担えなった……」
セイバー「とりあえずキリツグに会いにいけば―――」
舞弥「ちょっと、まってください」ガシッ
セイバー「なんですか?」
舞弥「切嗣の愛人になる覚悟があるのですか?」
セイバー「キリツグはずっと私を無視していたのですよ?好意など欠片も持ち合わせていないはずです」
セイバー「え?」
舞弥「い、いいですか?」ヒソヒソ
セイバー「はい、なんでしょうか?」
舞弥「切嗣は恐らく……貴女を側室にしようとしているのです」
セイバー「しかし、キリツグにはアイリスフィールが」
舞弥「きっと、マダムを裏切るための予行練習でしょう」
セイバー「なんですか、それは?」
舞弥「私ではその役を担えなった……」
セイバー「とりあえずキリツグに会いにいけば―――」
舞弥「ちょっと、まってください」ガシッ
セイバー「なんですか?」
舞弥「切嗣の愛人になる覚悟があるのですか?」
セイバー「キリツグはずっと私を無視していたのですよ?好意など欠片も持ち合わせていないはずです」
舞弥「貴女は何もわかっていない!!」
セイバー「おぉ……」
舞弥「いいですか?男性とは本当に好きな人の前では素直になれないものなのです」
セイバー「……」
舞弥「話したくても、話せない。見詰め合うだけで、言葉が喉に詰まってしまうものなのです」
セイバー「そうですか」
舞弥「貴女もそういう経験あるでしょう?」
セイバー「ありません」
舞弥「と、ともかく、良く考えたほうがいいでしょうね」
セイバー「確かにキリツグが私を側室に招こうとしているのなら、これは由々しき事態かもしれませんね」
舞弥「良く考えましょう。すぐに答えを出していい問題ではありません」
セイバー「分かりました。この聖杯戦争の行方を担う事態かもしれませんね」
舞弥「ええ。一歩間違えば内部崩壊してしまうかもしれません」
セイバー「むぅ……」
セイバー「おぉ……」
舞弥「いいですか?男性とは本当に好きな人の前では素直になれないものなのです」
セイバー「……」
舞弥「話したくても、話せない。見詰め合うだけで、言葉が喉に詰まってしまうものなのです」
セイバー「そうですか」
舞弥「貴女もそういう経験あるでしょう?」
セイバー「ありません」
舞弥「と、ともかく、良く考えたほうがいいでしょうね」
セイバー「確かにキリツグが私を側室に招こうとしているのなら、これは由々しき事態かもしれませんね」
舞弥「良く考えましょう。すぐに答えを出していい問題ではありません」
セイバー「分かりました。この聖杯戦争の行方を担う事態かもしれませんね」
舞弥「ええ。一歩間違えば内部崩壊してしまうかもしれません」
セイバー「むぅ……」
セイバー「肩車……側室……」ポヤ~
切嗣(いた……。様子を見に来てみれば、まだ窓辺で佇んでいたのか)ソーッ
切嗣(手紙、読んでいないのか?)
セイバー「……」ペラッ
切嗣(いや、持っているな)
セイバー(私に気がある……?あのキリツグが……?)
セイバー「……」
セイバー(ならば、私の答えは……)
セイバー「……」カキカキ
切嗣(何か書いているな……なんだろう……?)
セイバー「よし」
切嗣(まずい、こっちにくる)ササッ
セイバー(この手紙をキリツグに……)トテトテ
切嗣(いた……。様子を見に来てみれば、まだ窓辺で佇んでいたのか)ソーッ
切嗣(手紙、読んでいないのか?)
セイバー「……」ペラッ
切嗣(いや、持っているな)
セイバー(私に気がある……?あのキリツグが……?)
セイバー「……」
セイバー(ならば、私の答えは……)
セイバー「……」カキカキ
切嗣(何か書いているな……なんだろう……?)
セイバー「よし」
切嗣(まずい、こっちにくる)ササッ
セイバー(この手紙をキリツグに……)トテトテ
>>35
言峰来たとき必死に戦ってただろ!
言峰来たとき必死に戦ってただろ!
ほんとはセイバーとキリツグって
とっても仲良しなんじゃないかな
とっても仲良しなんじゃないかな
切嗣の自室
トントン
切嗣「……」
セイバー『キリツグ?私です』
切嗣(きたか……!!)ガタッ
切嗣(よし。この体重計を……)
セイバー『手紙を書きました。扉の隙間から渡します。一読してもらえますか?』
切嗣「え……?」
セイバー『それでは』
切嗣「……手紙だと?」
切嗣「……」ペラッ
切つぐへ。貴方の想いは大変嬉しく思いますが、お断りさせていただきます。 セイバーより。
切嗣「……」
切嗣(そんな……!!これでは、アイリとの約束が……!!なんとかしないと……!!)
トントン
切嗣「……」
セイバー『キリツグ?私です』
切嗣(きたか……!!)ガタッ
切嗣(よし。この体重計を……)
セイバー『手紙を書きました。扉の隙間から渡します。一読してもらえますか?』
切嗣「え……?」
セイバー『それでは』
切嗣「……手紙だと?」
切嗣「……」ペラッ
切つぐへ。貴方の想いは大変嬉しく思いますが、お断りさせていただきます。 セイバーより。
切嗣「……」
切嗣(そんな……!!これでは、アイリとの約束が……!!なんとかしないと……!!)
切嗣ってセイバーが本気で嫌いでセイバーも本気で嫌悪してなかったか
廊下
セイバー「肩車……はぁ……」
舞弥「セイバー、あの件は?」
セイバー「お断りさせていただきました」
舞弥「え……?」
セイバー「私はサーヴァント。いつか消える身。キリツグは本妻と愛人を失うことになります」
舞弥「それは……」
セイバー「それにアイリスフィールを裏切るのだけは、嫌ですから」
舞弥「しかし、切嗣を裏切ることに」
セイバー「私はマスターを裏切るつもりなどありません。この度の不敬は、我が剣をもって償わせていただきます」
舞弥「そうですか……」
セイバー「……」
舞弥「それでは」
セイバー「はい」
セイバー「はぁ……肩車……アイリスフィール……もう一度、してくれないでしょうか……」
セイバー「肩車……はぁ……」
舞弥「セイバー、あの件は?」
セイバー「お断りさせていただきました」
舞弥「え……?」
セイバー「私はサーヴァント。いつか消える身。キリツグは本妻と愛人を失うことになります」
舞弥「それは……」
セイバー「それにアイリスフィールを裏切るのだけは、嫌ですから」
舞弥「しかし、切嗣を裏切ることに」
セイバー「私はマスターを裏切るつもりなどありません。この度の不敬は、我が剣をもって償わせていただきます」
舞弥「そうですか……」
セイバー「……」
舞弥「それでは」
セイバー「はい」
セイバー「はぁ……肩車……アイリスフィール……もう一度、してくれないでしょうか……」
アイリの部屋
アイリ「ん……?」
アイリ「ふわぁ……良く寝た」
イリヤ「すぅ……すぅ……」
アイリ「ふふ……」
トントン
アイリ「はい?」
セイバー「アイリスフィール?お体は……?」ガチャ
アイリ「もう大丈夫よ。心配かけてごめんなさい」
セイバー「いえ。元はといえば私の……」
アイリ「いいえ。違うわ」
セイバー「アイリスフィール……」
アイリ「セイバー……」
セイバー「……あの、もう一度肩車していただけませんか?」
アイリ「……ごめんなさい。もうギックリ腰にはなりたいないの」
アイリ「ん……?」
アイリ「ふわぁ……良く寝た」
イリヤ「すぅ……すぅ……」
アイリ「ふふ……」
トントン
アイリ「はい?」
セイバー「アイリスフィール?お体は……?」ガチャ
アイリ「もう大丈夫よ。心配かけてごめんなさい」
セイバー「いえ。元はといえば私の……」
アイリ「いいえ。違うわ」
セイバー「アイリスフィール……」
アイリ「セイバー……」
セイバー「……あの、もう一度肩車していただけませんか?」
アイリ「……ごめんなさい。もうギックリ腰にはなりたいないの」
類似してるかもしれないスレッド
- エルフ「ふう、やりすごせたかしら」少年「ん、何か動いたような」 (1001) - [52%] - 2012/4/3 7:30 ★★★
- キリト「スグ、何してんだ?」直葉「え…ね、ネットだよ?」 (279) - [50%] - 2013/1/3 8:45 ★★
- アスカ「あけおめ。ことよろ」シンジ「布団もぐってこないでよ」 (171) - [50%] - 2012/1/1 2:00 ★
- まどか「ふぅ、もう食べられないや」杏子「おい、残すなよ!」 (400) - [49%] - 2011/6/4 22:30 ★★
- レヴィ「ヘイ、ロック。火、よこせよ」ロック「ああ、いいけど」 (120) - [49%] - 2013/4/21 2:00 ★
- ハルヒ「みんな、ごめんなさい! 本当にごめんなさい!」 (331) - [48%] - 2010/9/20 3:01 ★★
- キョン「ハルヒ、愛してるんだぜ!結婚しようなんだぜ!」 (914) - [48%] - 2009/9/20 15:30 ★★★×7
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について