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    元スレP「プロデューサー争奪戦企画書……?」

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    みんなの評価 : ★★
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    205 = 85 :

    まさかまだ残っていたとは……
    保守してくださった方々、ありがとうございます。
    では、規制対策で間隔を空けつつ、拙作ながら続きを書かせて頂きます。

    206 :

    よーしよしよしよしよし

    208 = 85 :

    >>141の続きから

    「ちぃぃぃはぁぁぁやぁぁぁ!!」

    千早「ぷ、プロデューサー? ちょっと顔が怖いです……」

    「押し通る!」

    千早「ま、負けません! あなたを捕まえます!」

    春香「どうして千早ちゃんの方に行くんですか!? 私だってまだ1回もタッチしてないのに!」

    「毒持ってるかもしれん蛇の方に進む馬鹿はいない!」

    春香「蛇ってなんですか!?」

    「どっせい!」

    千早「はっ!」ポン

    千早「やった!」

    (触られた……けど、よし、上手く脇を通り抜けられた! 千早はまだ1回目! これなら……)

    貴音「! あなた様、前を!」

    (え? あれは……やよいか!)

    209 = 203 :

    まってたよ④

    210 = 111 :

    壁に突っ込むとは・・・

    211 = 85 :

    やよ「プロデューサー見つけました~!」

    (まずい、こうなったら茂みに突っ込むしか――)

    やよ「うっうー! プロデューサー! はい、た――」スッ

    「ーっち!」

    ビーーーー
    ポン

    「はっ!? 俺は何を!?」

    やよ「うっう~! やりました~!」

    千早「いえ。残念だけど高槻さん。今のタッチは1ラウンド終了の笛が鳴った後。無効だわ」

    やよ「あ、あれ? そうだったんですか? うー、残念ですぅ」

    千早「うっ……」ズキン

    やよ「でもでも、次は捕まえてみせますからねー、プロデューサー!」

    やよ「ってあれ?」

    貴音「どうやら逃げられてしまったようですね」

    212 = 85 :

    「ま、まさか自らタッチしにいってしまうとは……恐るべし、やよいのピュア・パワー」

    「しかし、まずいな……」

    「着々と危険度が増してる」

    「なにより……」

    「雪歩の姿を1度も見なかったのが恐ろしすぎる」

    1ラウンド結果:
     春香:0 千早:1 真:1 雪歩:0
     やよい:0 伊織:2 律子:2 あずさ:1
     貴音:0 美希:0 亜美:1 真美:1 響:0

    213 :

    地下か

    214 :

    ゆきぽランドクルー?

    215 = 158 :

    予選通過は2表記がいいと思うな!

    216 = 85 :

    ビーーーーーーー

    「もう2ラウンド目開始か」

    「取り敢えず、もっと奥の方へ逃げておくか。少しでも時間を稼ぎたい」

    ガサッ

    「誰だ!」

    ガサガサ

    「って、さすがに開始直後に俺のところにまで来れるはず――」

    「うわあああん! プロデューサー!!」

    「響!?」

    「うわああああああん!!」ダキッ

    「お前よく無事で……ってずぶ濡れじゃないか!」

    「うぅ、ぐす、ひっく……」

    「ああ、よしよし。まずは落ちつけ、な?」

    217 = 206 :

    おいおい

    218 = 111 :

    P「響、獣臭いぞ」

    219 = 85 :

    ~3分後~

    「落ち着いたか?」

    「うん。自分、穴に落ちて……そしたら、下におっきな川が流れてて……」

    (地下水脈、とか言ってたな)

    「自分、必死に溺れないように頑張って……気付いたら、こんなところまで流されてたんだ」

    「ふうむ……水脈の先が山のどこかに繋がってたのかね? しかし……はあー」

    「な、なんでため息つくんだよー」

    「ため息じゃないって。安心したんだよ。無事でよかった」

    「ぷろ、でゅ……うわああああああん!」

    「あーあー。また泣いて……落ちつくまで待ってやるk――」

    ガサ

    律子「今が勝負の真っ最中ってこと、忘れていやしませんか?」

    「忘れてました」

    221 = 85 :

    「うん? 勝負って?」

    律子「響……無事だったのね。よかったわ。それと、勝負のことはなんでもないのよ」

    「ほえ?」

    律子「私がプロデューサー殿に触ればお終いだから」

    「逃げるぞ、響!」ダッ

    「へ? ええ? なんなの?」ダッ

    「ちょ、プロデューサー! どうして律子から逃げるんだ!?」

    「わけあって鬼ごっこの真っ最中だ! 律子に捕まったら色々とまずい!」

    「よく分かんないけど、とにかく逃げるんだね? なら……おいで、ネコ吉!」

    ネコ吉「ニャァー!」

    「律子を足止めするさー!」

    ネコ吉「ニャア!」

    律子「ちょ、なによこの猫! あ、こら、顔にひっつかないで!」

    「今のうちに!」

    「お、おお!」

    222 = 106 :

    かなさんどー

    223 = 85 :

    ~10分経過~

    「はあ、はあ……響、さっきは助かったよ。ありがと――」

    「しっー!」

    「?」

    「プロデューサー静かにするさ。……あっちから声が聞こえるんだな、うさ江?」

    うさ江「……」ピコピコ

    「3時方向に亜美、9時方向にやよい、11時方向にあずさ……くぅ、囲まれてるさ」

    「展開早すぎてついていけない俺ですが……一応つっこんでおこう。これなんてMGS?」

    「よし。頼むぞ、ブタ太!」

    ブタ太「ブヒ!」

    224 :

    この場合、だぞーは何回タッチした事になるんだろ
    少なくとも最初に抱きついた時点で1回だよな?

    225 :

    響だけゲームに参加してないとか…

    227 = 85 :

    ガサガサガサガサ

    亜やあ『!!!』

    亜美「不審な物音はっけーん!」

    やよい「うっうー! プロデューサー、そこですかー!」

    あずさ「あら~。また迷子になって見つけちゃったのかしら~」


    「よし、3人ともブタ太の物音につられて離れていったさ。今のうちに」

    「響ちゃん、超かっけー」

    228 :

    響本人にタッチの意思がなければカウントされない、
    もしくはタッチのカウントはされたけど動いたから反則になってるとか?

    229 = 220 :

    もう響の勝利でいいよ。
    俺得な展開だ。

    230 = 85 :

    ~15分経過~

    「ふう。ようやく一息つけるな」

    「うん。でも念には念を入れて……」

    「響?」

    「ハム蔵、シマ男。周囲の警戒を頼むさー。物音がしたらすぐに自分に知らせるんだぞ?」

    ハム蔵「ぢゅうー!」

    「お前はいつから動物マスターになったんだ」

    231 :

    シマ「御意にござる」

    232 = 220 :

    一瞬、春香さんの声が聞こえた気がした。

    233 = 225 :

    ハム蔵タッチでもカウントされたら春香さんが強すぎる

    234 = 85 :

    「響がいてくれて助かったよ。俺だけだったら、律子に見つかった時点で終わってたかもしれない」

    「あんなに闘気がむきだしの律子は初めて見たさー。正直、自分もかなり怖かったぞ」

    「やっぱり誰でもそう思うんだな」

    「だから、プロデューサー。そろそろ自分にも事情を説明してほしいぞ!」

    「っと、そうだったな。実は――」

    貴音「こちらにいらっしゃいまいたか、プロデューサー」

    『!?』

    「た、貴音!? そんな……ハム蔵たちが警戒してたはずなのに!」

    貴音「なるほど……小さくも不穏な気配はそれでしたか。しかし、響? 何故ここに?」

    「川に流されて山に放り出されたら、この公園でプロデューサーと会えた」

    貴音「面妖な」

    「俺もそう思う」

    235 = 85 :

    「響。そこを退いてはもらえませんか? 私は貴方とは争いたくないのです」

    「……やだ!」

    貴音「響……」

    「自分、今何が起こってるのかさっぱりさ。でも……」

    「プロデューサーが困ってるじゃないか! だから自分が助けるんだ!」

    貴音「『さっぱり』? 響、貴方はこのげーむの詳細を知らないのですか?」

    「知らない! 皆が襲ってくるせいでプロデューサーに聞く時間もないんだぞ!」

    貴音「……」

    貴音「……そう、ですか。ルールを知らずともぷろでゅーさーを……」

    貴音「……いいでしょう。今回は私の負けとします。ここは潔く身を退きましょう」

    「貴音……!」

    236 = 85 :

    貴音「美希くらいならな私が抑えられるでしょう。しかし雪歩は……」

    (さすがに貴音でも雪歩は無理か……)

    貴音「響」

    「うん?」

    貴音「ふふっ。負けたら承知しませんよ?」

    「んー? よく分かんないけど、プロデューサーは守ってみせるさ!」

    貴音「その意気です。では、げーむが終わった時に会いましょう」ガサガサ

    237 :

    >>228
    1分間その場で留まってないから不正で1回から先はカウントされないんじゃね

    238 :

    響かわいい

    241 = 85 :

    「……」

    「こ、怖かったぁ……」

    「ひ、響……」

    「貴音ってば迫力がありすぎさー。あんなに睨まれたら……自分、どうすればいいか分からないぞ」

    「……ありがとうな、響」

    「ふえ?」

    「俺なんかのために親友の貴音まで敵に回そうとしてくれて。本当にありがとう」

    「や、やめてよう! お礼を言わなくちゃいけないのはこっちの方なんだから!」

    「? どうして響が?」

    「自分、いっつもプロデューサーに助けてもらってばっかで……だからこんな時くらい、お返しをしたいだけなんだぞ!」

    「そんな……俺の方こそお前の明るさに助けてもらって――」

    「そんないい雰囲気になるのは許しませんよ!」ガサァ

    「山猿!? いや、真か!」

    「ターッチ!」ポン

    「くっ……!」

    242 = 85 :

    「へっへー。これであと1回ですね、プロデューサー」

    「くそっ……逃げるぞ、響!」

    「……」

    「響!?」

    「折角……折角、プロデューサーといい雰囲気だったのに……」ゴゴゴゴゴゴ

    「あのー、ひびきさーん?」

    「へ? ひ、響? 顔が怖いよ? も、もっと笑顔が――」

    「真の……ばかーーーーーー!!」

    「ヘビ香ーーー!」

    ヘビ香「シュウ!」

    「へ、へびーーーーーー!?」

    「噛んじゃえーーーー!」

    「う、うわあああああ!」ダダダダッ

    「はあ、はあ、はあ……」

    243 :

    ひびきんかわいいよ、ひびきん

    244 :

    天使すなぁ

    245 = 85 :

    ~18分経過~

    「落ちついたか?」

    「うん。もう大丈夫!」

    「で、今の状況なんだけどな……」

    「待ってプロデューサー! ハム蔵からの連絡さ! ……誰か近づいてきてる!」

    「あーもう! ゆっくり話す暇もありゃしない!」

    「こっちさー!」ダダダッ


    春香「……ふふ」

    246 = 243 :

    あざといさん

    247 = 85 :

    「こっちに! まずは隠れる場所を見つけられるま――うあっ!?」ボコ

    「響!? くっ!」ガシッ

    「ぷ、プロデューサー……」ブランブラン

    「なんでこんなところに馬鹿でかい落とし穴が……」

    「……」

    「……え? 落とし穴?」

    春香「驚きましたか、プロデューサーさん」ガサ

    「……春香」

    春香「凄いですよね。ここ、何個も落とし穴があるんですよ。1ラウンドの間に雪歩が掘ったみたいです。隠れて見てました」

    「……」

    春香「たぶん罠だったんでしょうけど……当の雪歩が見当たらないんで、私が使わせてもらっちゃいました」テヘ

    「……」

    春香「さ。プロデューサーさん。大人しく私にタッチされて――」

    「っ! 逃げろ!」

    248 = 237 :

    天使は蛇をけしかけたりはしないと思うの

    249 = 85 :

    春香「? 誰に言ってるんですか? 響ちゃん? 響ちゃんだけなら別に逃げてもいいですけど――」

    「逃げろ、春香!」

    春香「へ?」



    雪歩「――駄目だよ、春香ちゃん。私のトラップを利用するだなんて」ポン



    春香「え……ゆき」グラ…ボコォッ

    春香「きゃあああああ!」

    春香「う~~~。いったぁ……お尻打っちゃいましたぁ」

    雪歩「もう、春香ちゃんってば。油断も隙もないんだから」

    春香「うぅ、穴に落とすなんてひどいよ、雪歩」

    雪歩「自業自得だよ~。ズルは駄目だよ?」

    春香「それ、雪歩が言うの……?」


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