元スレP「プロデューサー争奪戦企画書……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 :
雪歩かわいいよ雪歩
102 = 85 :
小鳥「沖縄出身太陽娘! 独りぼっちでも大丈夫! 動物たちがいるんだから! 今日も我慢できずに餌をつまみ食い――我那覇響!!」
響「自分、ぼ、ぼっちなんかじゃないぞ!」
響「765プロのみんなだっているし……いぬ美たちだって……」イジイジ
P「おーい、ひびきー。戻ってこーい」
響「はっ!? な、なんくるないさー!」
響「プロデューサーの変態衝動を受け止めて上げられるのは自分だけなんだぞ!」
響「だから自分、絶対に負けないさー!」
春香「挽回しようとして支離滅裂になってるね」
103 :
響、結婚しよう
104 :
やよいはかわいいなあ!
やよいはかわいいなあ!!
やよいはかわいいなあ!!!
105 = 85 :
小鳥「さあ、予選最終試合。勝ち抜け方法は――」
【格闘技】
真「やりぃ!」
雪歩「……」
亜美「ありゃりゃ」
千早「これは決まったかしら」
貴音「響も運動神経はよいのですが、格闘技となると……」
美希「結果が見えてる勝負ってつまんないの」
響「ま、まだ分からないぞ!」
雪歩「……」ブツブツ
106 :
真は妙にネタ要員化するなぁ
108 = 85 :
小鳥「アイドルが殴って蹴ってを行うとまずいので、競技はスポーツチャンバラにします」
小鳥「頭につけた紙風船を割られたら負け!」
小鳥「チャンバラ用の獲物は各種取りそろえたので、お好きなものをどうぞ!」
真「ボクはこれで」
P「オーソドックスな太刀型だな。真ならそれで充分だろ」
響「うー……チャンバラなんてやったことないし……あーもー、これでいいや!」
春香「響ちゃんは二刀流? 数打てば当たる作戦かな?」
雪歩「……」ブツブツ
やよ「スコップ型ですか~?」
律子「そんなのあるの!?」
美希「? 雪歩?」
110 = 85 :
小鳥「始め!」
響「ふふんっ、悪いな雪歩! まずは弱いところから攻めさせてもらうぞ!」
響「おいで、いぬ美!」
いぬ美「バウッ!」
雪穂「……」ブツブツ
響「雪歩と直接やり合ってもたぶん勝てると思うけど、対真用に体力は温存しておきたいさー」
響「さあ、いぬ美に飛びかかられたくなかったら自分で風船を割るんだ!」
雪歩「……の」ブツブツ
P「珍しい。響が頭脳派っぽい戦法を取ってる」
伊織「ねえ、さっきから雪歩の様子が変じゃない?」
千早「ずっと何か呟いているみたいだけど」
111 :
これはヤンデレ雪歩
112 :
響にげて―
113 = 85 :
雪歩「……ろ……の」ブツブツ
響「ゆ、雪歩……?」
真「どうしたの雪歩?」
雪歩「デューサー……のもの……プロ……わた……」ブツブツ
響「さ、寒気が……」
真「嘘……これって世に言う殺気ってやつじゃ……」
雪歩「プロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のもの
プロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のもの
プロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のもの
プロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のものプロデューサーは私のもの」ブツブツ
響真『っっっ!?』
響「い、いぬ美ぃ!」
いぬ美「ばうううっ!」ダッ
雪歩「――」ピタ
114 :
いぬ美にげてー
115 = 85 :
雪歩「お す わ り」ドゴォッ
いぬ美「……」グッタリ
響「い、いぬ美ぃぃぃぃぃ!」
雪歩「さあ……次は響ちゃんの番だよ?」テク…テク…
響「う、うぅ……」ジリジリ
P「……。……誰か産業で説明よろしく」
真美「ゆきぴょん。バーサーカー。ジェノサーイド」
P「怖ぇよ! しかも否定できねえよ!」
美希「自分自身に暗示をかけてるみたいなの」
春香「暗示?」
美希「うん。物凄い思い込みっぽい感じかな。雪歩の身体能力が上がっちゃてる」
P「いつから魔法なんて使えるようになったんだ、雪歩……」
116 = 85 :
雪歩「どうしたの響ちゃん? 後ろに下がってばかりじゃ勝てないよ?」
響「う、くぅ……!」ジリジリ
真(迂闊に手が出せない……!)
雪歩「……。あーあ。響ちゃん、残念だったね」
響「な、なにg――うわああああっ!?」ガラガラ
P「ちょ! どうしてあんなところに巨大な穴が空いてるんだ!?」
やよ「うわ~。すっごい深いです~」
亜美「あれって……」
春香「雪歩だろうね。念のため、前もってしかけておいたんじゃないかな?」
伊織「前もって、って……」
春香「たぶん、雪歩が書いた勝負は【穴掘り】とかだったんだよ。それで、もしもその勝負になった時――ううん、それ以外の勝負でも利用できるように」
美希「さすが春香なの。腹黒さにかけては天下一品……他の人の悪だくみも読めちゃうんだね?」
千早「今回は腹黒さも役に立たなかったようだけれど」
小鳥(誰も響ちゃんの安否は気遣わないのかしら?)
117 = 106 :
動物虐待アイドルとか……
118 = 85 :
雪歩「ごめんね、響ちゃん。確か地下水脈に繋がってたはずだから、たぶん死んではないと思うんだk――っ!」ガァン
真「くっ!」
雪歩「も~、真ちゃんらしくないなぁ。正々堂々が真ちゃんのやり方でしょう?」
真(背後から不意をついたのに防がれるなんて……!)
雪歩「不意打ちなんてずるい真似してると、真ちゃんに幻滅しちゃうよぉ。そうしたら――」
雪歩「真ちゃんも、穴に落としちゃうかも?」
真「……っ!?」ゾクッ
真(冷静になれ、ボク!)
真「すぅ……はああっ!」
雪歩「そうだよ、それが真ちゃんでしょ!」
ガギィィィィィン!!
119 :
急に世界観が変わったな
なんてバトル漫画?
120 = 85 :
P「……おい。いつからこの勝負は少年漫画的なバトル展開になったんだ?」
伊織「2分前からね」
P「いおりん超クール」
律子「っていうか、どうしてスポンジ製の武器で金属音が鳴るわけ!?」
亜美「りっちゃん……それは演出だよ」
律子「はい?」
真美「響き渡る金属音は……君の心が、鳴らしているのさ」
千早「意味不明だわ」
やよ「あ! 真さんが!」
美希「負けた、の?」
121 = 85 :
真「……まさか、自分で選んで勝負で負けちゃうなんて。完敗だよ、雪歩。……雪歩?」
雪歩「……」ガク
真「雪歩!」
雪歩「……ん、んん。あ、あれ? 真ちゃん?」
真「大丈夫、雪歩!?」
雪歩「私なんで……あれ、勝負はどうなったの?」
真「お、覚えてないの?」
雪歩「え? 何が?」
真「どれほどの集中力が……」
小鳥「以上で予選終了です! では、さっさと本選に移りましょう! 本選はこちら!」
【鬼ごっこ】
P「ここにきて、またやたらと平凡な……っていうか響は大丈夫なのか?」
小鳥「捜索部隊は出しました」
P「なるほど」
122 :
なんかキモいな
123 = 85 :
~二時間後 隣県にある山間の自然公園~
小鳥「さあさあ、泣いても笑ってもこれが最後の大勝負!」
小鳥「プロデューサーさんvsアイドル全員の壮絶鬼ごっこ!!」
小鳥「30分2ラウンド! 休憩は10分間! ゲームの範囲は自然公園内のみ!」
小鳥「プロデューサーさんは捕まったら負け、逃げ切れば勝ち!」
P「俺にも勝利条件があるのか」
小鳥「予選を勝ち残った4人は1回捕まえた時点で即終了! 敗者の面々は3回捕まえなければ勝利になりません!」
敗者組『ぶーぶー』
美希「ふふっ。文句ばっかり言って見苦しいの」
小鳥「敗者組は1度タッチした後は、その場から1分間動いてはいけません!」
小鳥「ルール説明は以上! では、プロデューサーさんが逃げてから5分後に鬼が動き始めます!」
P「え? もう始まるの?」
小鳥「スタート!!」
P「早っ!? くっ! 絶対に逃げ切ってみせるからな!」
124 = 99 :
めんどくさくなったからって投げるな
125 :
しえん
126 = 85 :
~開始から5分経過~
P「……。……近づいてくる気配はないな」
P「結構自然が多くて助かった。これなら隠れながらやり過ごせば逃げ切れるかも」
P「いや。油断は禁物だ。特に勝ち残った4人には気を付けないと」
P「美希の勘の良さは侮れないし、貴音は底が見えなくて不気味だ。それに……」
P「雪歩は1番やばい気がする」
P「……捕まるならやよいがいいなぁ」
伊織「悪かったわね、やよいじゃなくて」
P「うおおおおっ!?」
伊織「はい、タッチ」ポン
P「い、伊織!? いつの間に――っていうかどうしてここが!?」
伊織「にひひっ。伊織ちゃんに不可能はないのよ」
P「だってまだ鬼が動き始めてから5分しか――」
伊織「あ、あんたのことなら何だって分かるわよ……」
P「え……」
127 = 85 :
伊織「……」モジモジ
P「いや、その……」
伊織「……」モジモジ
P「発信機付けたんだろ?」
伊織「――」
P「図星かよちくしょう!」
伊織「ふ、ふん! どんな手でも使うって宣言したでしょう!」
P「くそっ、どこにつけたんだ!?」
伊織「さあ、どこかしら……あ、1分経ったわね」ポン
P「え?」
伊織「にひひっ。これで2回。あと1回であんたは私のものよ」
P「忘れてた! くっ! とりあえずここから離れなくちゃ!」タッタッタ
伊織「どこにいたってすぐに見つけてみせるわ!」
129 = 85 :
~10分経過~
P「はあ、はあ……ひとまず上着は脱ぎ捨てよう」
P「携帯や財布も隠しておくか。あとで取りにくればいいだろう」
P「外したものの中に発信機がついてればいいんだけど……」
~12分経過~
伊織「ちぇ。まさか財布まで捨てて行くなんて」
伊織「ちょっと考えが甘かったかしら?」
伊織「ま、いいわ。これで美希たちと条件は同じ。あとは私だけの力で勝ってみせる!」
伊織「……。……折角だから、プロデューサーの家の住所をメモっておこうかしら」
130 :
伊織かわええ
131 = 85 :
~同刻 近くの茂み~
P(どうやら財布にしこんでたみたいだな……)
P(よし、離れていく)
P(ふふ。発信機のすぐ側に隠れているとまでは思わないだろう)
ポンポン
P「え?」
あず「あら~」
P「なっ、あずささん!?」
あず「まあ、プロデューサーさん。道に迷ってしまったのだけど……ラッキーだったわ~」
P「くっ!」ダッ
あず「あら~。もう行っちゃうんですか~?」
あず「あらあら~。困りました。次はどっちの方向を探しましょう~」
132 = 85 :
~17分経過~
P「ぜっ、はあ、はあ……」
P「しゃ、洒落にならないぞ、この勝負……」
P「まだ勝ち組に見つかってない分助かってるが……」
P「すでに伊織も条件は同じになってるしな」
P「今美希たちに見つかったら相当やばいぞ」
真「なら、ボクならいいですか?」
P「っ! ま、真か! けど、どこから――」
真「タッチです、プロデューサー!」ガサッ
P「木の上からだとぉっ!?」ポン
真「へへっ。これでボクも1回ですね。さあ、さっさと終わらせちゃいますよ!」
P「お前はいつから山猿になったんだ!?」
真「ひどいですプロデューサー! せめて日光猿軍団って言ってください!」
P「そういう問題じゃない! 足がパンパンだってのに!」ダダッ
133 = 85 :
P「はあ、はあ……」
P(まずいな。この程度の速さじゃすぐに真に追いつかれる)
真「逃がしませんよ、プロデューサー!」
P(もう追ってきた! ってあれは!?)
貴音「……」キョロキョロ
P(貴音か! 幸い、まだ俺に気付いていないみたいだけど……)
P(このまま直進すればぶつかる! くっ、こっちの細道に!)ガサガサ
貴音「おや? 今、ぷろでゅーさーの気配がしたような……」
P(貴音はやり過ごせた……けど)
真「結構速いですね、プロデューサーも!」
P(脅威はいまだ消えず……このままじゃあっさりとあと2回捕まr――)
亜美「必殺!」ガサ
真美「ダブル・タッチ!」ガサガサ
P「うおおおっ!?」ポンポン
134 = 85 :
亜美「いえーい! 待ち伏せ作戦大成功!」
真美「兄ちゃん、大人しく真美たちに捕まっちゃいなよー!」
P「お前らこんなところで……いや、今はよくやった!」
亜美「ふえ?」
真美「どうしたの兄ちゃん?」
P「2人とも並んで。そう、そんな感じでこの道を塞いでてくれ。じゃあな!」
亜美「? 変な兄ちゃーん」
真美「あ。真美、理由分かっちゃったかも」
亜美「え? なになに?」
真美「あれ」
真「プロデューサーァァァ……って、亜美と真美!? ちょ、そこどいてーーー!」
亜美「無理だよー! 亜美たちまだ動けないもーん!!」
真美「まこちんこそ止まって――うわああああ!」
ドンガラガシャーン
136 = 85 :
~23分経過~
P「……。よし、真も足止め出来たようだな」
P「あと7分か……」
P「ちょうど水飲み場があるな。少し水分補給でも」
~24分経過 水飲み場~
P「……」ゴクゴク
P「ぷはぁ。生き返る!」
律子「それはよかったですね。はい。1回目です」ポン
P「……」
律子「どうしたんですか?」
P「律子嬢。何故ここに?」
律子「聞きたいですか?」
P「結構です!」ダッ
律子「ふふ。無駄ですよ、プロデューサー」
137 = 85 :
P「はあ、はあ……うっ」ズキッ
P「まずっ、水を飲んだせいでわき腹が……」
律子「やっぱり」
P「り、律子……」
律子「水分を補給できる場所は限られています。その中でもスタート地点から遠い場所で張っていれば遭遇する確率は高い」
律子「鬼からは出来るだけ離れておきたいですものね?」
律子「そして、水を飲んだあとに急激な運動をすれば……説明は不要ですね?」
P「さ、策士だな……」
律子「いえいえ、それほどでも」ポン
P「はあ、はあ……」
律子「逃げないんですか?」
P「まあな。もう体力も尽きたし……それに、律子なら掴まっても無理な要求はしなさそうだ」
律子「ふふ。嬉しいこと言ってくれますね。では、お言葉に甘えて――」
美希「駄目なのーーーー!!」
P「美希!?」
139 = 85 :
律子「ちょ、美希! 何するの!」
美希「ハニー、逃げて!」
P「いや、でも……」
美希「妥協して捕まるなんてそんなのおかしいの! 最後まで全力で戦ってこそミキのハニーなの!」
P「……。……ああ、もう!」ダッ
律子「あ、ぷ、プロデューサー!?」
P「すまん、律子! 美希の言うとおりだ! 手を抜くのは皆に失礼だ!」ダッダッダ
律子「くっ……もう少しのところで!」
美希「律子……さんにはハニーはゆずらないの!」
140 = 104 :
予選で勝ったのは
貴音
やよい
雪歩
か
まだ出てきてないな
141 = 85 :
~27分経過~
P「とはいえ……」
P「あと少しってところで何故貴音に見つかるかな!?」
貴音「逃がしません!」
P(幸い、貴音の足はそれほど速くない。このまま誰にも見つからなければ逃げ切れ――)
春香「プロデューサーさん! やっと見つけました!」
伊織「もう逃がさないわよ!」
千早「プロデューサー!」
P「最大のピーンチ!」
P(前に千早、右に伊織、左に春香、背後からは貴音……)
P(狼と虎と豹と蛇に囲まれた気分だ!)
P(もうどこかから突破するしかない!)
P(なら……答えは1つ!)
142 :
正面は壁じゃねえか……
143 :
>>142
屋上
144 :
>>142
うまいこというな
145 :
>>1です。さる規制くらったんで、携帯から。
規制のため、中途半端ですが、今日はここで区切らせていただきます。
明日、まだ残ってたら続きを投下しますが、需要がないようなら落としてしまってください。
お目汚し、失礼しました。
146 = 125 :
真面目にタッチ回数で考えたら春香と千早の方に逃げるよな
どうなる
149 = 111 :
ほす
みんなの評価 : ★★
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