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    元スレP「プロデューサー争奪戦企画書……?」

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    みんなの評価 : ★★
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    51 = 4 :

    小鳥「審査は第三者に委ねます! スタッフの方、お菓子を運んじゃってください!」

    小鳥「その間に中継先を呼びましょう! 中継先の――社長ー?」

    社長『やあ、音無君。待ちくたびれたよ』

    「社長!?」

    社長『やあ、お疲れ様。君も大変だな』

    「誰のせいだと思ってやがる!? そもそもなんですか、あの契約者の追記は!?」

    社長『いやぁ……私もどうしても断りきれなくてね』

    「あんた社長でしょう!? うちのトップでしょう!?」

    社長『だって……』

    「だって?」

    社長『契約書の内容を変えなければ事務所を辞める、って全員に言われたらどうしようもないだろう……?』

    「最悪の脅迫ですね……」

    アイドル+小鳥『』ニヤッ

    52 = 4 :

    小鳥「さあ社長! 世間話はその辺までにして。早速、審査をしてくれる一般の方を探してください!」

    社長『任せたまえ』

    「なるほど。第三者ってそういうことですか」

    社長『ふむふむ……むおっ!』

    社長『そこの君! うちでアイドルをやってみないかね?』

    『はい?』

    社長『清純そうな君なら、間違いなく汚れのないトップアイドルになれ――』

    あず「あらあら、社長?」

    春香「まるで私たちが汚れてるような言い方ですねー?」

    雪歩「これ以上、ライバルを増やさないでくれますか……?」

    社長『ひっ!?』

    「お前ら、キャラ変わりすぎ……」

    54 = 49 :

    こんなあいどるいyだ

    55 = 4 :

    社長『で、では気を取り直して……』

    社長『む。そこの君、ちょっといいかな?』

    冬馬『あん? なんだよ、あんた?』

    翔太『何これ? テレビ?』

    北斗『チャオ☆』

    黒井『高木!?』

    「なんでジュピターと黒井社長がその辺歩いてるんだよ……」

    社長『このお菓子を食べてどれが1番美味しいか判定してほしいのだ』

    冬馬『お菓子って、これ……緑色してるぞ?』

    翔太『うわぁ、なんか脂っこい匂いがするね~』

    北斗『見た目が凄いのもあるな。どうしてクッキーから蟹の足が飛び出してるんだ?』

    黒井『高木! 貴様、どういうつもりだ!?』

    「お前ら何作ったんだ……」

    貴伊『……』

    56 = 4 :

    社長『ではよろしく頼むよ!』

    黒井『何故私たちが貴様の頼みなど――』

    冬馬『別にいいけどよ……まずはこっちのプリンから……』パクッ

    冬馬『上手くもないけど、不味くもないな。ただ……これはプリンの形をしたラーメンだろ!?』

    翔太『本当だ~。豚骨味だね~』

    北斗『こっちのクッキーはインパクトがあるな……どうして蟹の足なんか……』パクッ

    北斗『むぐっ!? げほっげほっ!』

    北斗『蟹とキャラメルとキャビアって……凄い組み合わせだな』

    黒井『勝手にそんな毒物を食うな!』

     「やっぱりラーメンだったぞ」

    亜美「お姫ちんはぶれないね~」

    律子「伊織らしいっちゃ、らしいクッキーね……」

    57 = 29 :

    あまとうさん達争奪戦終わるまで生きてるかな

    58 = 4 :

    冬馬『これのどこがお菓子だ! 俺は甘党なんだぞ! せめて甘い物を作れよな!』

    真美「マジで!?」

    雪歩「真美ちゃんたちのあだ名、大正解だねぇ」

    翔太『次は僕がいこうかな』

    北斗『これだな。見た目はチョコレートの塊っぽいが……』

    黒井『罠だ! 中にとんでもないものが入っているに決まってる!』

    翔太『まあまあ、黒ちゃん。少しは楽しもうよ』パクッ

    翔太『』バタンッ!

    北斗『翔太!? しっかりしろ!』

    翔太『う……わさびと唐辛子は……酷いんじゃない?』ガクッ

    北斗『翔太ああああああ!!』

    「黒井社長、大正解」

    「笑えなくなってきましたね」

    60 :

    アイドル達って味覚障害者なんじゃね?

    61 = 4 :

    北斗『仕方ない。最後のは俺が。これはマシュマロと……フォンデュのつもりなのか? この緑色の液体は』

    黒井『もうやめろ! 今後の仕事に差し支えたらどうする!』

    北斗『社長も一口どうぞ』

    黒井『なっ!?』ゴクンッ

    黒井『……』ブクブク

    北斗『食べる前にこの反応は見たくなかったな』

    北斗『ま、女の子の手料理で死ぬのなら本望かな』パクッ

    北斗『ぐっ……!』

    北斗『木の根っこって……こんな味がするの、かも、な』バタンッ!

    冬馬『北斗!? おっさん!?』

    冬馬『なんなんだこりゃああああ!?』

    「なんというか……本当にすまん」

    62 = 10 :

    全滅か

    63 = 4 :

    冬馬『くそっ! 早く救急車を!』

    社長『ああ、待ってくれ! 一応判定だけしてくれないかな!』

    冬馬『判定!? ちっ……ならプリンだ。あれはまだまともに食えたからな』

    小鳥「勝負あり! 勝者、四条貴音!!」

    貴音「ふふふ。らぁめんの前では全てが無に帰すのです」

    伊織「こんな決着、納得いかないわ!」

    「妥当だろ」

    伊織「うっさいわね! そうよ! あんたが食べて判断すればいいんじゃない!」

    「は?」

    真美「あまとうの意見なんかどうでもいいよー!」

    「ちょ、話が違――」

    千早「プロデューサー、私の気持ち、受け止めてください!」

    「おい待てなんで全員来るんだストップ話あお――ぎゃああああああ!!」

    64 = 4 :

    小鳥「さあ続いて2回戦!」

    「……」ブクブクブク

    「プロデューサー、蟹みたいだぞ……」

    雪歩「救急車、呼ばなくていいのかなぁ」

    伊織「ふんっ! ほっとけばいいのよ、そんな奴!」

    小鳥「でも、このままだと選手紹介ができないし……起きてください、プロデューサーさん」バチッ

    「……」ビクンッ

    「お、おばあちゃん! マイ○ル・ジャク○ンと茶飲み友達になったって本当!?」

    「……あ、あれ? ここは?」

    「……現実に戻ってきちゃったのか(泣」

    伊織「ふんっ。一生戻ってこなければよかったのよ」

    「でこちゃんひどす……」

    65 = 4 :

    2回戦:律子 vs 美希 vs あずさ

    小鳥「知的な眼鏡がトレードマーク! 裏方だって光り輝きたい時がある! 元アイドル、現敏腕プロデューサー――秋月律子!!」

    律子「はあ。どうして私、ここにいるのかしら」

    亜美「喜んでエントリーしたくせに~」

    春香「律子さんもツンデレだよねー」

    律子「仕方ないわね……わ、私はプロデューサー殿になんかちっとも興味はないけど……」

    律子「けど、どんな勝負であれ負けるのは性に合わないわ」

    律子「悪いけど、本気でやらせてもらうわよ」

    「だいぶ伊織とキャラがかぶってるな~」

    伊織「……」ツーン

    66 = 4 :

    小鳥「潜在能力No.1! 歌も踊りもなんでもござれ! 正直ちょっとチートっぽくない!? 765プロの眠れる獅子――星井美希!!」

    美希「ん~……特に意気込みとかはないかな?」

    美希「どうせミキが勝つに決まってるんだから、ハニーとはピロートークの時にたくさん話すの」

    美希「ね? ハニー」

    「うわぁ、大胆だなぁ」

    真美「さすがはミキミキだね」

    P 「……やっべえ、格好良すぎて惚れそう」

    68 :

    律子こんなキャラだったっけ?

    69 = 4 :

    小鳥「王子様を探して三千里! 大人の魅力は誰にも負けない! 今日も二つの果実をどたぷ~んと揺らす――三浦あずさ!!」

    あず「婚姻届はばっちり用意してきました~」

    「やっぱり重いぞ」

    あず「本当は王子様に迎えに来てもらいたかったんですけど」

    あず「あまりにも王子様が鈍感なので、私の方からお迎えに行こうと思います~」

    あず「ふふっ。鈍い王子様をお姫様のキスで目覚めさせる、っていうのもたまにはありですよね?」ドタプーン

    「……鼻血出そう」

    律子「……。なんなの、この反応の差は」

    70 = 4 :

    >>68 アニマスとSPの知識しかないんで、若干キャラがおかしいかも。
    大目に見てもらえると助かります。


    小鳥「では2回戦の勝負方法は……これだあ!」

    【大食い】

    貴音「おや。あれは私の……」

    「だと思ったぞ」

    亜美「おやおやぁ。これは先が見えない勝負ですな、ワトソン君」

    真美「大食い、のイメージが誰もありませんね銭○警部」

    「お前ら色々混ざりすぎ」

    小鳥「ルールは簡単! 制限時間10分以内にこのギガ盛りカレーを最も多く減らした人が勝者です!」

    雪歩「私、カレーを見上げるのって初めてだよぉ」

    千早「見てるだけで吐き気が……」

    貴音「……」ジュルリ

    「貴音、『待て』だぞ」

    貴音「……」シュン

    71 = 4 :

    小鳥「それでは選手の3人は席に着いてください」

    「スタジアムのど真ん中に学校用の机と椅子……なんつーシュールな」

    小鳥「制限時間は30分! お水のおかわりは自由! リバースはアイドル的にNG!」

    「頼むから本当に最後のだけは勘弁してくれ」

    律子「これ本当にカレーなの……?」

    美希「あふぅ。適当に頑張るの~」

    あず「まあ。いい香りね~」

    小鳥「スタート!!」

    73 = 4 :

    ~20分経過~

    律子(ここまではほぼ互角……)

    律子(みんな同じくらいペースが落ちてきてるわね)

    律子(ここからは気力と精神力の勝負になりそう)

    美希「ふう」カラン

    律子(美希がスプーンを置いた!?)

    律子(どういうこと? あの子がこのくらいで勝負を投げるとは思えない……)

    律子(あずささんもかなり警戒してるみたいね)

    美希「ねえ、あずさ。律子……さん」

    律子(? どういうつもりかしら。勝負の最中に話しかけてくるなんて)

    美希「あ、食べながらでいいの。これはあくまで美希の独り言なの」

    律子(こっちのペースを乱すつもりでもないようね。っていうかあずささん、黙々と食べてるわね)

    74 = 4 :

    美希「ミキ、この前ハニーのパソコンを勝手に覗いたんだけど」

    律子(プロデューサー……セキュリティ管理はしっかりしてください!)

    美希「その時にね、ハニーが集めてたエッチな画像もたくさんみつけたの」

    あず「美希ちゃん、それどんなタイプの子が多かった!?」

    律子(食いついた!?)

    美希「えっとね、スレンダーな体系の子が多かったよ?」

    あず「……」

    律子(あ、明らかにあずささんのペースが落ちてる)

    律子(私はその程度の罠にはかからな――)

    美希「あー、おなかいっぱい。ミキ、こんなにたくさんのカレーを食べたのは初めてなの。だから、ちょっと怖いんだよね」

    律子(怖い?)

    美希「帰ってから体重計に乗るのが」

    『……』ピタ

    75 :

    美希「カレーおにぎりなの!」

    77 = 4 :

    美希「ミキはまだ若くて代謝もいいから体型を戻すのも簡単だけど……」

    律子(駄目……これ以上聞いたら……)

    美希「二人は――大丈夫?」

    『……』カラン



    小鳥「残り1分!」

    「? 全員手が止まってるな?」

    「もうお腹がいっぱいなんじゃないですか?」

    雪歩「……。……やっぱり美希ちゃんは強敵だね」



    律子(駄目、早く食べなくちゃ……! でも……!)

    美希「さーてと。休憩もできたし……ラストスパートなのーー!」

    ((速い!?))

    78 :

    モバマスキャラって可愛いけどあまりSSにはならないね

    79 = 4 :

    小鳥「しゅーりょー!! スプーンを置いてください!」

    美希「ごちそうさまなのー!」

    あず「あらぁ……」

    律子(くっ……動揺して最後はほとんど食べられなかった)

    小鳥「計測の結果……勝者、星井美希!!」

    亜美「ミキミキすごーい!」

    春香「うーん。あずささんが勝つと思ってたんだけどな~」

    美希「ミキのハニーへの思いは誰にも負けないの。そのためならどんな手でも使うの」

    律子「……そうね。完敗だわ」

    あず「残念ですねぇ」

    美希「2人は強かったの。けど、ミキはもっともっと高みを目指すの」

    「なんか……格好いいぞ」

    「よく分からんけど……厨二病乙」

    80 :

    あずささんと律ちゃんの年齢で新陳代謝を気にする必要は……
    ピヨちゃんならまだしも

    81 = 76 :

    精神攻撃とは
    汚いさすがミキミキきたない

    82 = 4 :

    3回戦:春香 vs 亜美 vs やよい


    小鳥「王道アイドルここに登場! 無個性こそ最大の個性! でもやっぱりキャラは欲しい! ドジっ娘アイドル目指して爆走中――天海春香!!」

    春香「む、無個性じゃありませんよ! 遠距離通勤とか女子高生とか、あと、あと……」

    「驚くほど普通だな」

    伊織「絶望先生で言えば『日塔奈美』かしら?」

    春香「~~~~っ! プロデューサーさん!」

    春香「この作品のメインヒロインは私なんですよ!?」

    「なんのこっちゃ」

    春香「それなのに……無個性とか普通とか面白みがないとか……」

    春香「絶対に違うもん!!」

    春香「証明してみせます! 今日は全員、私の前にひれ伏しなさい!!」

    雪歩「黒い春香ちゃんが出ちゃってるね」

    あず「テレビの前では絶対に見せられないわね~」

    83 = 4 :

    小鳥「765プロのトラブルメーカー! だけどそれは愛情の裏返し! 兄ちゃん構って遊ぼうよ!――双海亜美!!」

    亜美「兄ちゃんをゲットするのは亜美だからねー!」

    真美「亜美、頑張れー! 真美の仇は任せたよー!」

    貴音「麗しい姉妹愛ですね」

    亜美「んっふっふ~。はるるんもやよいっちも亜美の敵じゃないよ!」

    亜美「なんたって、亜美が一番若いんだからね!」

    亜美「男の人は若い女の子の方が好きなんだってお父さんも言ってたし!」

    「プロデューサーは犯罪者だったんですね。別にボクは気にしませんけど」

    千早「む、胸が小さいのはロリコン的に駄目ですか!?」

    「お前らとはあとでゆっくりと話し合う必要があるな」

    84 :

    おーおーリボン掛けがいきがりよる

    85 :

    小鳥「貧乏なんて怖くない! 給食費のために今日も元気にハイタッチ! 妹街道まっしぐら――高槻やよい!!」

    やよ「うっうー! 頑張りますー!」

    千早「高槻さんはいつ見ても癒されるわね」

    やよ「プロデューサー! 私、負けません!」

    やよ「貧乏でもお金がなくてももやしばっかり食べてても――絶対に勝ちます!」

    やよ「勝って――プロデューサーに本当のお兄ちゃんになってもらいたいんです!!」

    やよ「お兄ちゃんの背中を流すっていう夢をかなえたいんです!!」

    「やよいの勝ちで」

    春香「ゴラァッ! プロデューサーさん! なにいきなりトチ狂ってるんですか!?」

    「すまん、あまりの可愛さについ……」

    雪歩「やっぱりロリコンなんじゃ……」

    86 = 2 :

    もうやよい優勝でいいよ

    87 = 85 :

    小鳥「ヒートアップする3回戦……勝負方法はこれだ!」

    【計算】

    律子「ここで引かれちゃったか。負けた後じゃあんまり関係ないけど」

    あず「春香ちゃんが有利かしら~。春香ちゃんは高校生、亜美ちゃんとやよいちゃんは中学生だし~」

    伊織「……そうね。普通ならそう考えるでしょうね」

    「伊織? どうしたの?」

    伊織「……」

    小鳥「制限時間は20分! その間にこちら――小学生用のドリルを解いてもらいます!」

    小鳥「問題は全て単純な四則演算! 出来るだけ早く正確に、より多くの正解を出した選手の勝利です!」

    小鳥「では選手の皆さん、準備はいいですか……スタート!」

    春亜や『……!』バッ

    88 :

    やよいこっちおいで^^

    89 :

    やよいはかわいいなぁ

    90 = 85 :

    ~10分経過~

    「しかし、地味な対決だな」

    「動きがほとんどないぞ」

    真美「うぅ~、頭がクラクラするよ~」

    雪歩「双子のテレパス、って奴かなぁ?」

    貴音「面妖な……亜美と真美はそのような特殊能力を?」

    真美「あぅ~、真美は関係ないのに~」

    「真美にまで影響が出るって……亜美は相当焦ってるってことか?」


    亜美(うぅ~、頭が痛いよ~。勉強嫌いなのに~)

    亜美(もうりっちゃんってば! こんな勝負方法、ただの嫌がらせじゃん!)

    亜美(でも、負けたら兄ちゃんが……)

    亜美(が、頑張らなきゃ!)

    亜美(でも、このままじゃ勝てないし……勝つためならちょっとくらいズルしてもいいよね?)コソチラ

    亜美「――――え?」

    91 :

    アイドルがチンコ勝負してると聞いて

    92 = 85 :

    春香(ど、どういうこと!?)

    春香(私はこの中で一番の年長者。相手は勉強が苦手なやよいと亜美。圧倒的に有利なのは私のはず!)

    春香(なのに……)

    春香(どうしてやよいのペースに追いつけないの!?)

    やよ「……えん」ブツブツ

    春香「え?」

    やよ「卵1パック85円……もやし1袋72円……3割引きの靴下が3足で480円……」

    春香「か、家計簿……!? 計算式を買い物に置き換えてるってこと!?」

    亜美「やよいっち早すぎ……もう10ページ以上差がつけられちゃってるよ……」ウルウル

    やよ「500円玉1つ……おつりは36円……」

    春香「こ、こんな方法があるなんて!」

    やよ「タイムセールのお刺身1パック380円……お野菜詰め放題1袋100円を兄妹3人で……」

    春香「ま、負けないもん!!」

    93 :

    やよい「このゲーム、必勝法がある!」

    94 = 85 :

    小鳥「しゅーりょー!! 鉛筆を置いてください!」

    やよ「うっうー! やっと終わりましたー!」

    春香「……」

    亜美「う~……全然解けなかったよぉ~……グスッ、グス……」

    小鳥「採点するので少々お待ちください」



    小鳥「では結果発表です!」

    やよ「うー、緊張します~」

    春香「負けるわけには……!」

    亜美「……」

    小鳥「勝者は解いた問題も最多で、しかも全問正解!」

    「分かりやすくていいな」

    小鳥「勝者、高槻やよい!!」

    やよ「やりました~!」

    春香「そ、そんな……」

    95 :

    やよいの中ではそろばんが高速で動いてたんだろうな

    96 :

    やよいは賢いなぁ

    97 = 85 :

    美希「うっそー! やよいが勝っちゃったの?」

    「伊織は知ってたの? やよいが数学が得意ってこと」

    伊織「勘違いしない方がいいわ。やよいが得意なのは『数学』じゃないわよ」

    「?」

    律子「凄いじゃない、やよい。いつからこんなに勉強が得意になったのよ?」

    やよ「うぅー……お勉強はまだ苦手なんですけど~」

    あず「あらあら。謙遜することはないわよ~」

    「春香が言ってたけど、家計簿に置き換えたんだって? 工夫を凝らして勉強するなんて凄いことだぞ」

    やよ「そ、そうじゃなくて……」


    やよ「1円の計算違いで夕食がなくなることだってあるんですよ?」


    「軽々しく言ってすいませんでしたぁ!」ドゲザ

    98 = 85 :

    4回戦:真 vs 雪歩 vs 響


    小鳥「さあ予選最後の勝負です!」

    小鳥「黄色い声援を背中に受けて、今日もキメます王子スマイル! だけど中身は乙女なの! キャピキャピフリフリは夢のまた夢――菊地真!」

    「まっこまこりーん!」

    千早「真……そろそろその挨拶、やめた方がいいと思うわ」

    亜美「まこちんには全然似合ってないよー」

    真美「無理してる感がバリバリだよね~」

    「……」ズーン

    「おい。真だけ意気込みとか語ってないぞ。勝負前にテンション下げてやるなよ」

    100 = 85 :

    小鳥「765プロのMs.ドリラー! 諦めません、掘るまでは! 穴掘りとお茶……あんたどこの現場監督だ!? ――萩原雪歩!!」

    雪歩「あうぅー、掘ることしかできなくてすいませんー!」

    雪歩「でもでも、プロデューサーはこんな私でも認めてくれました」

    雪歩「たとえ真ちゃんが相手でも絶対に負けません!」

    雪歩「穴掘って埋まる時は……プロデューサーも一緒ですから!」

    「心中しようってことか?」

    あず「もう一人、重い子がいたみたいね~」

    伊織「まったくもって笑えないわよ」


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