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    元スレ男「親父が小学生の女の子を家に連れ込んできた」

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    1 :

    「あーよくねた」

    「―――今日からここで住むんだ」

    (親父……?帰ってきてんのか)

    「すてきっ!!」

    「……?!」

    「そうか。気に入ってくれてよかった」

    「おい!!親父!!」

    「おお!!な、なんだ起きてたのか……!!」

    「その子、なんだよ!!どこから攫ってきたんだ!!!」

    「この子は……その……」

    「初めましてお兄ちゃん。今日から妹になる者です」

    「え……?」

    2 :

    無理だな

    3 :

    「初めましてお兄様。今日よりお世話になるでござる」

    4 = 1 :

    「あ、ああ、そう。そういうこと」

    「妹って……」

    「実は私、孤児で。ずっと施設で生活していたんです」

    「そ、そう」

    「な、なかよくしてやってくれ」

    「……」

    「パパ、私の部屋は?」

    「二階にある。おい、案内してやってくれ。お前の部屋の隣にある空き部屋だ」

    「俺が?」

    「よろしく、おにいちゃん」

    「……いいけど」

    「やった」

    5 = 2 :

    あるならさっさと貼れよカス
    反応みてんじゃねーよ貯めてるくせに

    8 :

    >>3
    「ドゥフッwお世話するでござるwwww」

    9 = 1 :

    空き部屋

    「へー、ここが私の部屋になるんだー」

    「……ねえ」

    「なぁに?」

    「俺、親父から君が来るなんて一切聞いてないんだけど」

    「正式な手続きはまだみたいだから、話してなかっただけじゃない?」

    「それでも……」

    「私がここに住むのは一ヵ月後だから。4月からはよろしくね?」

    「……」

    「あれ?私じゃ不満?」

    「君こそ、ずっと施設にいたわりには社交的っていうか」

    「お兄ちゃんは私に優しくしてくれるって一目でわかったから」

    「そ、そう……」

    「いっぱい甘えさせてね、お兄ちゃん?」

    10 = 1 :

    夕方

    「それじゃあ、またね」

    「う、うん」

    「じゃあ、この子を送ってくるよ」

    「親父、帰ってきたら話があるから」

    「わかってる」

    「……」

    「お兄ちゃん」

    「なに?」

    「だーいすきっ」

    「……」

    「バイバーイ」

    「じゃあ、留守番頼むな」

    「なんだよ。一体……」

    11 :

    単身でも引き取れるんだっけ

    12 :

    孤児院からの引き取りは単身じゃ無理だった気がするんだけど。

    13 = 1 :

    夜 居間

    「……」

    「……今日、話そうと思ってたんだ」

    「いきなりすぎるだろ!!」

    「その……すまん」

    「あの子、いつから引き取ろうと思ってたんだ?」

    「一年前ぐらいから」

    「なんでそのときに相談してくれなかったんだよ!!」

    「いや、言えなかったんだ。というか、どういえば納得してくれるかわかんなくて……」

    「あのなぁ!!そんなんだから母さんにも逃げられるんだよ!!」

    「こ、このことはちゃんと母さんにも報告してるし、大丈夫」

    「そういうことはいってない!!」

    「すまん。……でもあの子、結構可愛いだろ?」

    「……」

    「すまん……」

    14 = 1 :

    「で、引き取るって、法律的に大丈夫なのか?」

    「その辺りはちゃんとできてる」

    「……」

    「本当だ!!」

    「もういい」

    「嫌なら、母さんのところに引き取ってもらうことになってる」

    「……なら、それでいいじゃん」

    「で、でも、私が引き取りたいんだ!!」

    「……ロリコン」

    「おぅ!?」

    「好きにしろよ。俺は面倒みないからな」

    「も、もちろんだ。全部、私が面倒を見るし、お前にこれ以上迷惑はかけない」

    「ふん」

    「……すまん」

    15 :

    こまけえこたあ

    妹スレだったのかはよ

    16 = 1 :

    一ヵ月後 4月上旬

    「ただいまー!!」

    「はは」

    「えへへ。パパ、部屋にいってきてもいい?」

    「ああ、いいよ。まだ荷物の整理ができてないけどな」

    「それなら大丈夫」

    「……」スタスタ

    「あ、お兄ちゃん。今日からよろしくね」

    「うん……」

    「ねえねえ、お兄ちゃん。私の部屋の整理手伝ってくれない?」

    「え?なんで?」

    「ほらほら、はやくぅ」ギュゥゥ

    「おい……」

    「……うんうん。仲良くなってくれるとうれしいなぁ」

    17 = 1 :

    少女の部屋

    「……」

    「これは下着だから見ちゃだめだよー?」

    「見ないよ」

    「でも、ちょっとだけなら……うふっ」

    「……」ゴソゴソ

    「むー」

    「……ん?これは?」

    「あ、それ、大事な人形なの」

    「随分と汚れてるけど……」

    「えへへ。昔からずっと持ってるの」

    「ふーん」

    「みてみてー。お兄ちゃん、私のパンツー」

    「……」

    「……あれ?」

    18 = 1 :

    「こんなもんか」

    「ありがと、お兄ちゃん。お礼にお風呂、一緒にはいってあげるね」

    「……じゃあ、部屋に戻る」

    「お兄ちゃんのお部屋みせてー」

    「なんで?」

    「いいでしょ?」

    「いや」

    「おねがい」

    「……」

    「妹には優しくするべきだと思うの」

    「……妹面すんな」

    「えー?」

    「ふん」

    「まあ、無理やり見に行くんだけどね」トコトコ

    「あ、おい!!」

    19 = 1 :

    自室

    「ここがお兄ちゃんの部屋かー」

    「……」

    「一人っ子って感じね」

    「なんだよ。なんか文句あるのか」

    「ふーん……ん?この写真……」

    「もういいだろ。出て行ってくれ」

    「やだー」

    「あのなぁ……」

    「なに?」

    「この際、はっきり言っておくけど。俺は君の面倒なんてみない」

    「ガビーン」

    「……」

    「お姉ちゃん派?」

    「うるさい」

    20 :

    ふむ

    24 = 1 :

    「なら、お姉ちゃんらしく振舞ってあげるのに」

    「おい」

    「ほーら、女の体を教えてあげるよー」チラッ

    「でてけ!!」

    「はーい」トコトコ

    「全く……何がお姉ちゃんらしくだよ」

    「お兄ちゃんっ」

    「ん?」

    「あいらびゅー」

    「……」

    「私が必要になったらいつでも呼んでね」

    「早くでてけ」

    「うん」

    「はぁ……」

    「なんなんだ……あの子……」

    25 :

    親父が怪しい

    26 = 6 :

    >>25
    スレタイ「連れ込んで」だしな

    27 = 1 :

    夜 居間

    「……ん?」

    「よっと……」ジュージュー

    「なにやってんだ?」

    「今日は娘が手料理を振舞ってくれるって」

    「料理できんのか……?」

    「ああ。施設で練習していたみたいだ」

    「……」

    「もうちょっとでできるからねー」

    「おーぅ」

    「パパー、ビールのおかわりいるー?」

    「いるいるー」

    「今、もっていくねー」

    「……新しい母さんじゃないよな?」

    「ぶっ!!お、おまえ!!なんてことをいうだ!!ばかもん!!」

    28 = 1 :

    「はーい。召し上がれ」

    「……いただきます」

    「いただきます」

    「……」ニコニコ

    「……」モグモグ

    「どう、お兄ちゃん?美味しい?」

    「まぁまぁ」

    「やったー!!」

    「うまいなー。すごいじゃないか」

    「まぁ、施設ではあまりできることがなかったから、これぐらいはね」

    「そっかー」

    「……」

    「ん?どうかした?」

    「いや……別に」

    「……」

    29 :

    こうですか

    30 :

    これは親父とできてるな

    31 = 1 :

    「らんらーん」ジャブジャブ

    「いやー、家事もできる娘はいいなぁー」

    「悪かったな。息子で」

    「別にそういう意味で言ったわけじゃないぞ」

    「ふん……」

    「いやぁ、こうしていられるのが嬉しくてなぁ」

    「……」

    「どうした?」

    「別に」

    「……お前が気にするのも分かるが」

    「何も気にしてない」

    「……」

    「はい。洗い物終わり。お兄ちゃん、一緒にお風呂はいろっか?」

    「一人で入れ!!」

    「ひ、ひどい……」

    32 = 1 :

    自室

    (明日の講義は……)

    トントン

    「はい?」

    「おにいちゃーん」ソーッ

    「なんだよ?」

    「みてみてー。ランドセル」

    「……」

    「どう?かわいい?」フリフリ

    「うんうん」

    「見てないし」

    「もう子供は寝る時間だろ」

    「そっかー。一緒に寝る?」

    「おやすみ」

    「ちぇ……」

    33 :

    なんか違う

    34 = 1 :

    翌朝

    「ん……?」

    「お兄ちゃん、あさですよー」

    「なんだよ……?」

    「お兄ちゃんを起こす妹。健気でかわいくなーい?」

    「……」

    「うっふん」

    「大学、午後からだから」

    「早起きは三文のとくだよー」ユサユサ

    「……」

    「朝ごはんはお兄ちゃんの大好きな納豆とキノコのお味噌汁だよー?」

    「なに……?」

    「ほらほら、早くおきて」

    「ったく……仕方ないな……」

    「えへへ。一緒にいこーね」ギュゥゥ

    35 = 1 :

    「じゃあ、行って来る」

    「気をつけてね、パパ」

    「ああ」

    「いってらっしゃい」

    「お前も、頼むぞ」

    「は?」

    「お兄ちゃん、学校まで一緒に行ってくれるんでしょ?」

    「はぁ?!」

    「すまん。言い忘れてた」

    「ふざけんな!!」

    「いえーい。お兄ちゃんと登校だぁ」

    「な……!!」

    「案内してやってくれよ」

    「……くそ」

    「やった」

    38 = 1 :

    通学路

    「ふんふーん」

    「……」

    「そっかー。この辺りに小学校が」

    「……そういえば、何歳になるの?」

    「お兄ちゃんとは10歳違い」

    (てことは……6年生……か?)

    「お兄ちゃん?」

    「なんだ?」

    「私のこと……嫌い?」

    「嫌いっていうか……」

    「やっぱり、妹よりお姉ちゃんのほうがよかったの……?」

    「そういう……わけじゃ……」

    「姉側のシスコンだー」

    「だまれ!!」

    39 :

    納豆ときのこの味噌汁とは…

    話があうな

    40 = 1 :

    「あの部屋にあった写真、お姉ちゃんでしょ?今でも好きだったり?」

    「……親父になにを聞いたかしらないけど、別になんでもない」

    「私のこと、お姉ちゃんって呼んでもよくってよ?」

    「ただの変態じゃねーか」

    「よくってよー」

    「じゃあな、ここでいいだろ?」

    「あぁん。教室まできてよー」

    「なんでだよ!!」

    「今日は私だけの父兄参観ってことで」

    「ふざけんな」ペシッ

    「いたっ」

    「……じゃあな」

    「うん。ありがとう、お兄ちゃん」

    「ふん……」

    「……」

    41 = 1 :

    大学構内 カフェテリア

    「―――てことが春休み中にあってさ」

    「いいなー!!義理の妹、最高じゃん!!」

    「いや……なんか戸惑うだけなんだけど」

    「でも、料理もできて可愛くて……それに血が繋がってない……」

    「……」

    「くぅー!!!その妹、くれ!!」

    「親父に言え」

    「しかし、お前のことをお兄さんと呼ばなくちゃならないのか……」

    「気持ち悪いこというな」

    「俺にはクソデブの姉しかいねーから、本当に羨ましいぜぇ」

    「そっちのほうがいいじゃねーか」

    「姉なんてダメダメ。ほんとに第二の母親って感じで、萌えない」

    「しるか」

    42 = 1 :

    夜 自宅

    「ただいまー」

    「おっかえり、お兄ちゃん」

    「また、飯つくってるのか?」

    「イエース。トンカツだよー。カツどんにしてもよし、そのままご飯と食べてもよし」

    「ふーん」

    「あと30分ぐらいで出来上がるからね」

    「わかった」

    「ほらほら、手洗い、うがいはちゃんとしないと、春先に風邪を引く人って意外と多いし」

    「うるさいな」

    「ダーメ。ちゃんとすること」

    「なんでそんな上からなんだ」

    「だって、お兄ちゃんはこういう方が好きなんでしょ?」

    「年下にされたら腹が立つ」

    「むずかしいなぁ」

    43 :

    いつ少女から妹になるのか楽しみだ

    44 = 1 :

    「うんうん……うまいなぁー!!」

    「パパ、はい。ビール」

    「ありがとぅ!こんな娘がもてて、私はしあわせだぁー」ギュゥゥ

    「調子にのらないで」バシッ

    「……すまん」

    「なあ」

    「なぁに?」

    「親父と仲がいいけど、施設で出会ったときからそんな感じなのか?」

    「まさか。初めは誰、このハゲたおっさんは?って感じだったよ」

    「なにぃ?!」

    「いやだって……」

    「それもそうか……」

    「でも、話をしているうちにだんだんと仲良くなったの」

    「三ヶ月はかかったな」

    「そんなに引き取りたかったのか?」

    45 = 1 :

    「なんだ。その不審者を見るような眼差しは!!」

    「そりゃあ、まぁ、世間的にはアウトだし」

    「まぁまぁ。私はここに来れて良かったと思ってるよ?」

    「え?」

    「お兄ちゃんに会えたから」

    「……」

    「……おかわりくれ!!」

    「はぁーい。ちょっとまってくださいねー」パタパタ

    「親父……」

    「な、なんだ……?」

    「あいつに俺のこともベラベラ喋ったみたいだな?」

    「いや、だって……現在の家庭の様子は伝えないと、ダメだろ?」

    「そうかもしれないけど。姉ちゃんがいたことまで喋ることはないだろ」

    「何か問題でも?」

    「なんか知らないけど、姉を気取ろうとしてんだよ!!」

    46 = 1 :

    「そうか」

    「俺は……」

    「分かってる。お姉ちゃんのことをずっと引き摺っているは」

    「……」

    「すまん」

    「……ごちそうさま」

    「おい」

    「あれ。もういらないの?」

    「……美味しかった」

    「そっか。ありがと。また、作るね」

    「……」スタスタ

    「どうかしたの、パパ?」

    「昔のこと思い出したんだろう」

    「昔のこと……」

    47 = 1 :

    自室

    「……姉ちゃん」

    (もう10年か……)

    (親父と買い物にでかけて……そのとき、交通事故で……)

    「はぁ……」

    (確かにシスコンかもな……)

    トントン

    「はい」

    「おにーちゃーん?」

    「なんだよ」

    「むふふ……」

    「……?」

    「添い寝してあげようか?」

    「いらん」

    「まぁまぁ」

    48 = 25 :

    なんか気持ち悪さを感じる

    49 = 1 :

    「まぁまぁじゃねえ」

    「今日は私がお姉ちゃんになってあげるよー」

    「……」

    「さ、たっぷり甘えなさい」

    「いい加減にしろ。君を姉とは思えないし、妹としても認めてない」

    「なんと……」

    「もう出て行ってくれ」

    「そんなぁ。おにいちゃぁん。いいことしよーよ」

    「……」

    「女の秘密、おしえて、あ げ る」

    「でてけ」

    「じゃあ、お風呂一緒にはいる?」

    「出てけ」

    「もう……お兄ちゃんのわからずやー」

    「お前は妹がどういうのかちゃんと勉強したほうがいい」

    50 = 1 :

    「うそ?ここに来る前にいっぱいライトノベルで勉強したよ?」

    「俺はそういう妹は欲しくない」

    「姉気取りの妹がほしいんじゃないの?」

    「気持ち悪い」

    「うそー?」

    「ホント」

    「難しいとしごろだねー」

    「……」

    「わかりましたー。戻ります」

    「そうしてくれ」

    「じゃ、お兄ちゃん。だーいすき」

    「はいはい」

    「ほんとに大好きだからー」

    「おやすみ」

    「おやすみー」


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