元スレ男「親父が小学生の女の子を家に連れ込んできた」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
男「あーよくねた」
父「―――今日からここで住むんだ」
男(親父……?帰ってきてんのか)
少女「すてきっ!!」
男「……?!」
父「そうか。気に入ってくれてよかった」
男「おい!!親父!!」
父「おお!!な、なんだ起きてたのか……!!」
男「その子、なんだよ!!どこから攫ってきたんだ!!!」
父「この子は……その……」
少女「初めましてお兄ちゃん。今日から妹になる者です」
男「え……?」
2 :
無理だな
3 :
俺「初めましてお兄様。今日よりお世話になるでござる」
4 = 1 :
父「あ、ああ、そう。そういうこと」
男「妹って……」
少女「実は私、孤児で。ずっと施設で生活していたんです」
男「そ、そう」
父「な、なかよくしてやってくれ」
男「……」
少女「パパ、私の部屋は?」
父「二階にある。おい、案内してやってくれ。お前の部屋の隣にある空き部屋だ」
男「俺が?」
少女「よろしく、おにいちゃん」
男「……いいけど」
少女「やった」
5 = 2 :
あるならさっさと貼れよカス
反応みてんじゃねーよ貯めてるくせに
8 :
>>3
男「ドゥフッwお世話するでござるwwww」
9 = 1 :
空き部屋
少女「へー、ここが私の部屋になるんだー」
男「……ねえ」
少女「なぁに?」
男「俺、親父から君が来るなんて一切聞いてないんだけど」
少女「正式な手続きはまだみたいだから、話してなかっただけじゃない?」
男「それでも……」
少女「私がここに住むのは一ヵ月後だから。4月からはよろしくね?」
男「……」
少女「あれ?私じゃ不満?」
男「君こそ、ずっと施設にいたわりには社交的っていうか」
少女「お兄ちゃんは私に優しくしてくれるって一目でわかったから」
男「そ、そう……」
少女「いっぱい甘えさせてね、お兄ちゃん?」
10 = 1 :
夕方
少女「それじゃあ、またね」
男「う、うん」
父「じゃあ、この子を送ってくるよ」
男「親父、帰ってきたら話があるから」
父「わかってる」
男「……」
少女「お兄ちゃん」
男「なに?」
少女「だーいすきっ」
男「……」
少女「バイバーイ」
父「じゃあ、留守番頼むな」
男「なんだよ。一体……」
11 :
単身でも引き取れるんだっけ
12 :
孤児院からの引き取りは単身じゃ無理だった気がするんだけど。
13 = 1 :
夜 居間
男「……」
父「……今日、話そうと思ってたんだ」
男「いきなりすぎるだろ!!」
父「その……すまん」
男「あの子、いつから引き取ろうと思ってたんだ?」
父「一年前ぐらいから」
男「なんでそのときに相談してくれなかったんだよ!!」
父「いや、言えなかったんだ。というか、どういえば納得してくれるかわかんなくて……」
男「あのなぁ!!そんなんだから母さんにも逃げられるんだよ!!」
父「こ、このことはちゃんと母さんにも報告してるし、大丈夫」
男「そういうことはいってない!!」
父「すまん。……でもあの子、結構可愛いだろ?」
男「……」
父「すまん……」
14 = 1 :
男「で、引き取るって、法律的に大丈夫なのか?」
父「その辺りはちゃんとできてる」
男「……」
父「本当だ!!」
男「もういい」
父「嫌なら、母さんのところに引き取ってもらうことになってる」
男「……なら、それでいいじゃん」
父「で、でも、私が引き取りたいんだ!!」
男「……ロリコン」
父「おぅ!?」
男「好きにしろよ。俺は面倒みないからな」
父「も、もちろんだ。全部、私が面倒を見るし、お前にこれ以上迷惑はかけない」
男「ふん」
父「……すまん」
15 :
こまけえこたあ
妹スレだったのかはよ
16 = 1 :
一ヵ月後 4月上旬
少女「ただいまー!!」
父「はは」
少女「えへへ。パパ、部屋にいってきてもいい?」
父「ああ、いいよ。まだ荷物の整理ができてないけどな」
少女「それなら大丈夫」
男「……」スタスタ
少女「あ、お兄ちゃん。今日からよろしくね」
男「うん……」
少女「ねえねえ、お兄ちゃん。私の部屋の整理手伝ってくれない?」
男「え?なんで?」
少女「ほらほら、はやくぅ」ギュゥゥ
男「おい……」
父「……うんうん。仲良くなってくれるとうれしいなぁ」
17 = 1 :
少女の部屋
男「……」
少女「これは下着だから見ちゃだめだよー?」
男「見ないよ」
少女「でも、ちょっとだけなら……うふっ」
男「……」ゴソゴソ
少女「むー」
男「……ん?これは?」
少女「あ、それ、大事な人形なの」
男「随分と汚れてるけど……」
少女「えへへ。昔からずっと持ってるの」
男「ふーん」
少女「みてみてー。お兄ちゃん、私のパンツー」
男「……」
少女「……あれ?」
18 = 1 :
男「こんなもんか」
少女「ありがと、お兄ちゃん。お礼にお風呂、一緒にはいってあげるね」
男「……じゃあ、部屋に戻る」
少女「お兄ちゃんのお部屋みせてー」
男「なんで?」
少女「いいでしょ?」
男「いや」
少女「おねがい」
男「……」
少女「妹には優しくするべきだと思うの」
男「……妹面すんな」
少女「えー?」
男「ふん」
少女「まあ、無理やり見に行くんだけどね」トコトコ
男「あ、おい!!」
19 = 1 :
自室
少女「ここがお兄ちゃんの部屋かー」
男「……」
少女「一人っ子って感じね」
男「なんだよ。なんか文句あるのか」
少女「ふーん……ん?この写真……」
男「もういいだろ。出て行ってくれ」
少女「やだー」
男「あのなぁ……」
少女「なに?」
男「この際、はっきり言っておくけど。俺は君の面倒なんてみない」
少女「ガビーン」
男「……」
少女「お姉ちゃん派?」
男「うるさい」
20 :
ふむ
24 = 1 :
少女「なら、お姉ちゃんらしく振舞ってあげるのに」
男「おい」
少女「ほーら、女の体を教えてあげるよー」チラッ
男「でてけ!!」
少女「はーい」トコトコ
男「全く……何がお姉ちゃんらしくだよ」
少女「お兄ちゃんっ」
男「ん?」
少女「あいらびゅー」
男「……」
少女「私が必要になったらいつでも呼んでね」
男「早くでてけ」
少女「うん」
男「はぁ……」
男「なんなんだ……あの子……」
25 :
親父が怪しい
26 = 6 :
>>25
スレタイ「連れ込んで」だしな
27 = 1 :
夜 居間
男「……ん?」
少女「よっと……」ジュージュー
男「なにやってんだ?」
父「今日は娘が手料理を振舞ってくれるって」
男「料理できんのか……?」
父「ああ。施設で練習していたみたいだ」
男「……」
少女「もうちょっとでできるからねー」
父「おーぅ」
少女「パパー、ビールのおかわりいるー?」
父「いるいるー」
少女「今、もっていくねー」
男「……新しい母さんじゃないよな?」
父「ぶっ!!お、おまえ!!なんてことをいうだ!!ばかもん!!」
28 = 1 :
少女「はーい。召し上がれ」
男「……いただきます」
父「いただきます」
少女「……」ニコニコ
男「……」モグモグ
少女「どう、お兄ちゃん?美味しい?」
男「まぁまぁ」
少女「やったー!!」
父「うまいなー。すごいじゃないか」
少女「まぁ、施設ではあまりできることがなかったから、これぐらいはね」
父「そっかー」
男「……」
少女「ん?どうかした?」
男「いや……別に」
少女「……」
29 :
30 :
これは親父とできてるな
31 = 1 :
少女「らんらーん」ジャブジャブ
父「いやー、家事もできる娘はいいなぁー」
男「悪かったな。息子で」
父「別にそういう意味で言ったわけじゃないぞ」
男「ふん……」
父「いやぁ、こうしていられるのが嬉しくてなぁ」
男「……」
父「どうした?」
男「別に」
父「……お前が気にするのも分かるが」
男「何も気にしてない」
父「……」
少女「はい。洗い物終わり。お兄ちゃん、一緒にお風呂はいろっか?」
男「一人で入れ!!」
少女「ひ、ひどい……」
32 = 1 :
自室
男(明日の講義は……)
トントン
男「はい?」
少女「おにいちゃーん」ソーッ
男「なんだよ?」
少女「みてみてー。ランドセル」
男「……」
少女「どう?かわいい?」フリフリ
男「うんうん」
少女「見てないし」
男「もう子供は寝る時間だろ」
少女「そっかー。一緒に寝る?」
男「おやすみ」
少女「ちぇ……」
33 :
なんか違う
34 = 1 :
翌朝
男「ん……?」
少女「お兄ちゃん、あさですよー」
男「なんだよ……?」
少女「お兄ちゃんを起こす妹。健気でかわいくなーい?」
男「……」
少女「うっふん」
男「大学、午後からだから」
少女「早起きは三文のとくだよー」ユサユサ
男「……」
少女「朝ごはんはお兄ちゃんの大好きな納豆とキノコのお味噌汁だよー?」
男「なに……?」
少女「ほらほら、早くおきて」
男「ったく……仕方ないな……」
少女「えへへ。一緒にいこーね」ギュゥゥ
35 = 1 :
父「じゃあ、行って来る」
少女「気をつけてね、パパ」
父「ああ」
男「いってらっしゃい」
父「お前も、頼むぞ」
男「は?」
少女「お兄ちゃん、学校まで一緒に行ってくれるんでしょ?」
男「はぁ?!」
父「すまん。言い忘れてた」
男「ふざけんな!!」
少女「いえーい。お兄ちゃんと登校だぁ」
男「な……!!」
父「案内してやってくれよ」
男「……くそ」
少女「やった」
38 = 1 :
通学路
少女「ふんふーん」
男「……」
少女「そっかー。この辺りに小学校が」
男「……そういえば、何歳になるの?」
少女「お兄ちゃんとは10歳違い」
男(てことは……6年生……か?)
少女「お兄ちゃん?」
男「なんだ?」
少女「私のこと……嫌い?」
男「嫌いっていうか……」
少女「やっぱり、妹よりお姉ちゃんのほうがよかったの……?」
男「そういう……わけじゃ……」
少女「姉側のシスコンだー」
男「だまれ!!」
39 :
納豆ときのこの味噌汁とは…
話があうな
40 = 1 :
少女「あの部屋にあった写真、お姉ちゃんでしょ?今でも好きだったり?」
男「……親父になにを聞いたかしらないけど、別になんでもない」
少女「私のこと、お姉ちゃんって呼んでもよくってよ?」
男「ただの変態じゃねーか」
少女「よくってよー」
男「じゃあな、ここでいいだろ?」
少女「あぁん。教室まできてよー」
男「なんでだよ!!」
少女「今日は私だけの父兄参観ってことで」
男「ふざけんな」ペシッ
少女「いたっ」
男「……じゃあな」
少女「うん。ありがとう、お兄ちゃん」
男「ふん……」
少女「……」
41 = 1 :
大学構内 カフェテリア
男「―――てことが春休み中にあってさ」
友「いいなー!!義理の妹、最高じゃん!!」
男「いや……なんか戸惑うだけなんだけど」
友「でも、料理もできて可愛くて……それに血が繋がってない……」
男「……」
友「くぅー!!!その妹、くれ!!」
男「親父に言え」
友「しかし、お前のことをお兄さんと呼ばなくちゃならないのか……」
男「気持ち悪いこというな」
友「俺にはクソデブの姉しかいねーから、本当に羨ましいぜぇ」
男「そっちのほうがいいじゃねーか」
友「姉なんてダメダメ。ほんとに第二の母親って感じで、萌えない」
男「しるか」
42 = 1 :
夜 自宅
男「ただいまー」
少女「おっかえり、お兄ちゃん」
男「また、飯つくってるのか?」
少女「イエース。トンカツだよー。カツどんにしてもよし、そのままご飯と食べてもよし」
男「ふーん」
少女「あと30分ぐらいで出来上がるからね」
男「わかった」
少女「ほらほら、手洗い、うがいはちゃんとしないと、春先に風邪を引く人って意外と多いし」
男「うるさいな」
少女「ダーメ。ちゃんとすること」
男「なんでそんな上からなんだ」
少女「だって、お兄ちゃんはこういう方が好きなんでしょ?」
男「年下にされたら腹が立つ」
少女「むずかしいなぁ」
43 :
いつ少女から妹になるのか楽しみだ
44 = 1 :
父「うんうん……うまいなぁー!!」
少女「パパ、はい。ビール」
父「ありがとぅ!こんな娘がもてて、私はしあわせだぁー」ギュゥゥ
少女「調子にのらないで」バシッ
父「……すまん」
男「なあ」
少女「なぁに?」
男「親父と仲がいいけど、施設で出会ったときからそんな感じなのか?」
少女「まさか。初めは誰、このハゲたおっさんは?って感じだったよ」
父「なにぃ?!」
少女「いやだって……」
父「それもそうか……」
少女「でも、話をしているうちにだんだんと仲良くなったの」
父「三ヶ月はかかったな」
男「そんなに引き取りたかったのか?」
45 = 1 :
父「なんだ。その不審者を見るような眼差しは!!」
男「そりゃあ、まぁ、世間的にはアウトだし」
少女「まぁまぁ。私はここに来れて良かったと思ってるよ?」
男「え?」
少女「お兄ちゃんに会えたから」
男「……」
父「……おかわりくれ!!」
少女「はぁーい。ちょっとまってくださいねー」パタパタ
男「親父……」
父「な、なんだ……?」
男「あいつに俺のこともベラベラ喋ったみたいだな?」
父「いや、だって……現在の家庭の様子は伝えないと、ダメだろ?」
男「そうかもしれないけど。姉ちゃんがいたことまで喋ることはないだろ」
父「何か問題でも?」
男「なんか知らないけど、姉を気取ろうとしてんだよ!!」
46 = 1 :
父「そうか」
男「俺は……」
父「分かってる。お姉ちゃんのことをずっと引き摺っているは」
男「……」
父「すまん」
男「……ごちそうさま」
父「おい」
少女「あれ。もういらないの?」
男「……美味しかった」
少女「そっか。ありがと。また、作るね」
男「……」スタスタ
少女「どうかしたの、パパ?」
父「昔のこと思い出したんだろう」
少女「昔のこと……」
47 = 1 :
自室
男「……姉ちゃん」
男(もう10年か……)
男(親父と買い物にでかけて……そのとき、交通事故で……)
男「はぁ……」
男(確かにシスコンかもな……)
トントン
男「はい」
少女「おにーちゃーん?」
男「なんだよ」
少女「むふふ……」
男「……?」
少女「添い寝してあげようか?」
男「いらん」
少女「まぁまぁ」
48 = 25 :
なんか気持ち悪さを感じる
49 = 1 :
男「まぁまぁじゃねえ」
少女「今日は私がお姉ちゃんになってあげるよー」
男「……」
少女「さ、たっぷり甘えなさい」
男「いい加減にしろ。君を姉とは思えないし、妹としても認めてない」
少女「なんと……」
男「もう出て行ってくれ」
少女「そんなぁ。おにいちゃぁん。いいことしよーよ」
男「……」
少女「女の秘密、おしえて、あ げ る」
男「でてけ」
少女「じゃあ、お風呂一緒にはいる?」
男「出てけ」
少女「もう……お兄ちゃんのわからずやー」
男「お前は妹がどういうのかちゃんと勉強したほうがいい」
50 = 1 :
少女「うそ?ここに来る前にいっぱいライトノベルで勉強したよ?」
男「俺はそういう妹は欲しくない」
少女「姉気取りの妹がほしいんじゃないの?」
男「気持ち悪い」
少女「うそー?」
男「ホント」
少女「難しいとしごろだねー」
男「……」
少女「わかりましたー。戻ります」
男「そうしてくれ」
少女「じゃ、お兄ちゃん。だーいすき」
男「はいはい」
少女「ほんとに大好きだからー」
男「おやすみ」
少女「おやすみー」
みんなの評価 : ☆
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