元スレ男「幼馴染を無視しつつ他の女の子をちやほやしよう」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×7
1 :
っていう幼馴染いじめがみたいです
2 :
見たいですね
3 :
全くです
4 :
たまらんですね
5 :
興味はありますがぬる虐め程度が限界ですね
6 :
ヤンデレの出来上がり
8 :
男「小さい頃は『ずっと仲良しでいようね!』とか言って来た幼馴染が最近そっけないんだ」
友「キミ以外に気になる人でも出来たんじゃない?」
男「……やっぱりそう思うか」
友「そういえば最近、転校生クンとよく話してるね」
男「うっ……」ズキッ
友「どうしたのさ、頭押さえて」
男「べ、別に付き合ってた訳じゃ無いのに、何なんだこのダメージはッ」
男「くそうっ! あんな奴こっちから願い下げだぁっ!! もう知らんッ! うわーんっ!!」ダッ
友「……行っちゃった」
友「なんか余計な事言っちゃったかな、ボク」
9 = 5 :
朝までには完結させといてね
10 :
―翌日・通学路―
男「そういや幼馴染と一緒に学校行かなくなったな」
男「自然と疎遠になる物なのかなぁ……」
友「ブツブツ言いながらどうしたの? 怖いよ?」
男「おわぁッ! ……って友か」
友「独り言なんてアブナイ人みたいだから止めなよ」
男「そうだな……」
友「元気無いね」
男「ははは……」
幼馴染「おはよっ」
友「あ、幼馴染さん。おはよう」
男「!?」
11 :
いいよ
続けてくれたまえ
12 :
幼馴染「セクロスしようぜ」
13 :
幼馴染「おはよ、男」
男「……」
幼馴染「男?」
男「友。俺、先行くわ」スタスタ
幼馴染「え……」
友「あの、ごめん幼馴染さん。ボク用あるから先行くね」
友「男、待ってよ!」タタタッ
幼馴染「……どうしたのよ、あいつ」
14 :
いいぞ
15 :
幼馴染を寂しがらせるのは大好物だぜ
でもNTRは勘弁な
16 = 10 :
友「追い付いた……。急にどうしたのさ?」ハァハァ
男「……」
友「黙ってたら分からないよ。ボクは超能力者でも魔法使いでも無いんだからね」
男「……どう接したら良いか分かんなくて」ボソッ
友「はあ、それで……」
男「無視しようと思ったんじゃ無いんだぞ! ただ、何言って良いか分かんないし、あいつの顔もまともに見られないし……っ」
友「良いんじゃないかな」
男「は?」
友「元は向こうがそっけ無かったんでしょ?」
友「だったら、無視は行き過ぎかもだけど、キミもそっけなくしてみたらどうかな?」
17 :
もちろん友は女だよな?
18 = 10 :
―昼休み―
男「と言う訳で、幼馴染と距離を置く事にしました」
友「ひょっとして、授業中ずっと考えてた?」
男「まあな」
友「威張る事かな」
男「俺にとっては断腸の思いでだな……」
友「それよりご飯行こうよ」
男「そうだな。幼馴染は弁当だから食堂行こうぜ!」
友「良いね。学食久し振りだよ」
19 :
>>17
え?完全に男だと思ってた
俺のときめきを返せ
20 = 10 :
―食堂―
男「お姉さん、親子丼一つ」キリッ
おばちゃん「はいはい、ご飯多めね」
友「Bランチ、ごはん少なめでお願いしまーす」
おばちゃん「あら友ちゃんっ。アンタ小さいんだから、沢山食べて大きくならなきゃ駄目よ!」
友「ははは……」
?「あ、あの……ね……ん……さい……」
男「ん?」
?「あうぅ……」
男(この子、同じクラスの地味子さん……だっけ)
22 = 10 :
地味子「あの、すみません……っ」
男「……」チラッ
男(きつねうどんか)
男「おばちゃん、この子きつねうどんだって!」
地味子「ふぇっ……?」
おばちゃん「はいよ。きつねうどんねー」
男「よーし、友! 早く席キープに行くぞっ!」
地味子「あ、あの……っ」
男「ん?」
地味子「あ、あ、あり……がとう、ございます……」
男「おう。こぼすなよ!」
24 :
幼馴染豊作でいい
25 = 10 :
友「優しいね」
男「あのままじゃ、後ろがつかえるだろ」
友「ふふ。そうだね」クスクス
男「なんだよ……」
友「別にー。……ところでさ、彼女ちゃんと席取れるか不安じゃない?」
男「……それは、確かに」
友「どうしようか」
男「俺、ちょっと声掛けてみる」
27 = 10 :
男「あのっ」
地味子「は、はいっ」ビクッ
男「良かったら一緒に食べない?」
地味子「……いいの?」
男「もちろんっ」
地味子「……」
男「……」
地味子「……それじゃあ、一緒に……」
男「良かった。あっちで席キープしてるから着いて来て!」
地味子「う、うん」
28 = 10 :
男「お待たせー」
友「おかえり」
地味子「こ、こんにちは……」
友「こんにちは」
友「ちゃんと話すのは初めてだったかな。ボクは友、で、彼は男」
地味子「あの、地味子です。宜しくお願いします」
友「うん。宜しく」
男「冷めないうちに早く食べようぜ!」
地味子「あ、うん。そうだね」
30 = 10 :
―屋上―
幼馴染「……」ムッスー
転校生「どうしたの、幼馴染さん?」
幼馴染「別にぃ……」
転校生「……あ、そうだ。昨日教えてくれた通りにやったら、上手く出来たよ」
幼馴染「ほんと?」
転校生「うん。やっぱり先生が良かったのかな……、なんてね。へへへ……」
幼馴染「ふっふーん。まぁねー」
転校生「ありがとう、幼馴染さん」
幼馴染「任せといてよっ」
モブ1「あーっ。幼馴染ぃ、また転校生君とお弁当食べてるーっ」
モブ2「なぁーにぃーっ! 私達も混ぜなさいよっ!!」
幼馴染「あ、あんた達、何時の間に……」
転校生「良いよ。みんなで食べよう」
幼馴染「むう……」
31 :
これは幼なじみまずいな
32 = 10 :
―――
――
―
男「ごちそうさま!」ガチャ
友「相変わらずゆっくり食べるね」
男「味わってるからな」
地味子「ごちそうさまでした」カチャ
男「お粗末様でした」
友「キミが作った訳じゃ無いだろ」
男「まあ良いじゃん」
地味子「あの、誘ってくれてありがとう。すごく……、その、楽しかった」
男「そっか。じゃ食堂来る時は、また一緒に食べようぜ」
地味子「良いの?」
男「もちろん!」
34 = 10 :
地味子「あの、でも、私……、普段お弁当だから……」
友「なら食堂使って食べれば?」
地味子「いいのかな……?」
友「良いんじゃない? 結構やってる人居るし」
地味子「それなら……」
男「じゃ明日も昼一緒にだな」
地味子「うんっ。よ、宜しく……ね?」
男「おうっ」
友「うん。宜しく」
35 :
はやくしろ
36 = 10 :
―廊下―
男「いやー。まさか、きつねうどんにちくわがトッピングされてる何てなぁ」
友「ちくわ美味しいよね」
地味子「わ、私も好きですよ。ちくわ……」
幼馴染「あ……」
男「!?」
幼馴染「男、今朝どうして無視したの」
男「……」
幼馴染「黙ってないで何か言いなさいよ!」
地味子「キャッ……」
友「急に大きな声ださないでよ、幼馴染さん」
幼馴染「あ、ごめん……」
男「友、トイレ寄るから先行ってて」スタスタ
友「うん、わかった」
幼馴染「あ、ちょっと! 男っ!!」
37 = 10 :
―廊下―
男「いやー。まさか、きつねうどんにちくわがトッピングされてる何てなぁ」
友「ちくわ美味しいよね」
地味子「わ、私も好きですよ。ちくわ……」
幼馴染「あ……」
男「!?」
幼馴染「男、今朝どうして無視したの」
男「……」
幼馴染「黙ってないで何か言いなさいよ!」
地味子「キャッ……」
友「急に大きな声ださないでよ、幼馴染さん」
幼馴染「あ、ごめん……」
男「友、トイレ寄るから先行ってて」スタスタ
友「うん、わかった」
幼馴染「あ、ちょっと! 男っ!!」
38 :
ちくわが大事なんだな
39 :
大事なことry
40 = 31 :
確かにトイレ行くのは大事な事だな
漏らしちゃまずいもんな
41 :
溜まってたら抜かないとな
42 = 10 :
男(だめだ……。やっぱり何を喋って良いか分からない……)ガックリ
ぽんぽん
男「お?」
?「もうっ。やっと気付いた」
男「あれ、委員長?」
委員長「さっきからずっと呼んでたのですよ」
男「そうだったの? ごめん、気付かなくて」
委員長「……何かありました?」
男「べ、別に何も無いよ!」
委員長「……」
男「……」タラー
委員長「……貴方が言いたくないなら構いません。それで、男君」
男「な、なに?」
委員長「機材運ぶの手伝ってくれませんか? 私だけじゃ重くて」
43 :
ボーイッシュこい
45 = 10 :
―――
――
―
―教室―
委員長「ありがとう。助かりました」
男「結構重かったね。指が痺れそう」
委員長「マッサージしましょうか?」スッ
男「い、いいよっ、そんな気を使わなくても!」
委員長「でも指が……」
男「平気平気。すぐ治るって!」
友「教室で何やってんの」
男「友ッ!? こ、これは別にっ。ただ手伝いをしただけで……っ」
友「はいはい。分かってるよ」
委員長「ふふふ……」
幼馴染「…………」
48 = 10 :
―放課後―
男「何か今日一日、無駄に空回ってた気がする」
友「気のせいじゃ無いと思うよ」
男「俺、メンタル弱いなぁ」
友「あのさ。ボクだって好きな人が急に別の人に乗り換えたら、簡単には立ち直れないと思う」
友「だから今は全力で空回ってても良いと思うんだ」
男「……そうかな」
友「きっと何時か上手い事ギアが噛み合うよ」
男「……」
友「えへへ……。中々良い事言ったね、ボク」
男「……そうだな」
友「帰ろっか」
男「おうっ」
50 = 10 :
友「あ……」
男「ん?」
友「何でもないっ。ね、あっちの通りに美味しいたい焼き屋さんがあるから寄ってこうよ!」グイッ
男「わ、分かったっ。行くから引っ張るなよ!」
幼馴染「でね、あいつったら肉が無いからってカレーにちくわ入れるのよ。信じらんないっ!」
転校生「ははは。それはそれでちょっと興味あるかな」
友「……」チラッ
男「どうしたん?」
友「ううん、何でも無い。行こっ」
みんなの評価 : ★★★×7
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