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元スレP「アイドル達を徹底的に無視する」
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P「····」
千早(とりあえず理由を聞かなくちゃ)
千早「プロデューサー、私何かしましたか?」
千早「怒っていても理由を教えてくれなくちゃ謝れません」
千早「だから無視しないでちゃんと言って下さい」
P「····」
千早「やっぱり無視、ですか···」
千早(うぅ···どうしよう···)グスッ
P(!?)
やっぱ無理だ
P「····」
千早(とりあえず理由を聞かなくちゃ)
千早「プロデューサー、私何かしましたか?」
千早「怒っていても理由を教えてくれなくちゃ謝れません」
千早「だから無視しないでちゃんと言って下さい」
P「····」
千早「やっぱり無視、ですか···」
千早(うぅ···どうしよう···)グスッ
P(!?)
やっぱ無理だ
千早「今日はCD発売イベントとして握手会をやるんでしたね」
P「…………」
千早「あの、何で無視するんですか? 仕事に支障が出たらどうするんです」
P「…………」
千早「いくらプロデューサーでも怒りますよ」
P「…………」
千早「はぁ……」
千早(プロデューサーは理由もなくこんな事をする人じゃない。それはよく分かってる)
千早(何かあったのかしら?)
P「…………」
千早「あの、何で無視するんですか? 仕事に支障が出たらどうするんです」
P「…………」
千早「いくらプロデューサーでも怒りますよ」
P「…………」
千早「はぁ……」
千早(プロデューサーは理由もなくこんな事をする人じゃない。それはよく分かってる)
千早(何かあったのかしら?)
>>354
どうぞどうぞ
どうぞどうぞ
――CDショップ
千早「あの、現場でもそんな態度でいるつもりですか?」
P「…………」
千早「何かあったんですか、プロデューサー」
P「…………」
千早「まあ、なんでも、いいですけれど」
千早(一瞬だけど、顔がこわばった気がような)
千早「あの、現場でもそんな態度でいるつもりですか?」
P「…………」
千早「何かあったんですか、プロデューサー」
P「…………」
千早「まあ、なんでも、いいですけれど」
千早(一瞬だけど、顔がこわばった気がような)
千早「プロデューサー」
P「」
千早「プロデューサー?」
P「」
千早「プロデューサー、どうして無視するんですか」
P「」
千早「怒りますよ?ふざけないで人の話を聞いてください」
P「」
千早「いい加減にしてくださいプロっ…」
千早「死んでる…」
P「」
千早「プロデューサー?」
P「」
千早「プロデューサー、どうして無視するんですか」
P「」
千早「怒りますよ?ふざけないで人の話を聞いてください」
P「」
千早「いい加減にしてくださいプロっ…」
千早「死んでる…」
数時間後――
千早(お客さんいっぱい来てくれたわ……嬉しい)
千早(それにトラブルがなくてよかった。プロデューサーがこんな状態でトラブルなんて起きたら、対処する自信がない)
千早(まだまだ未熟ね、私)
店長「お疲れ様でした!」
千早「お疲れ様でした」
P「本日はこのような催し物を開いていただき、本当にありがとうございました」
店長「いえいえ、如月さん目当てでお客様も大勢来てくれまして……こちらこそ感謝しております」
P「ははは……それでは、失礼いたします」
店長「えぇ。またご縁があれば」
千早(お客さんいっぱい来てくれたわ……嬉しい)
千早(それにトラブルがなくてよかった。プロデューサーがこんな状態でトラブルなんて起きたら、対処する自信がない)
千早(まだまだ未熟ね、私)
店長「お疲れ様でした!」
千早「お疲れ様でした」
P「本日はこのような催し物を開いていただき、本当にありがとうございました」
店長「いえいえ、如月さん目当てでお客様も大勢来てくれまして……こちらこそ感謝しております」
P「ははは……それでは、失礼いたします」
店長「えぇ。またご縁があれば」
千早「プロデューサー、今日はお客さんがいっぱい来てくれましたね」
P「…………」
千早「昔の私だったら、あんなに大勢の相手をしてたら……きっとてんてこまいになってますね」
P「…………」
千早「まぁ、今の私でも……何かトラブルが起きたら対処できるか分からないです」
千早「春香や美希だったら大丈夫でしょうけどね」
千早「私は今までそういう事、全てプロデューサーに任せっきりでしたから」
P「…………」
P「…………」
千早「昔の私だったら、あんなに大勢の相手をしてたら……きっとてんてこまいになってますね」
P「…………」
千早「まぁ、今の私でも……何かトラブルが起きたら対処できるか分からないです」
千早「春香や美希だったら大丈夫でしょうけどね」
千早「私は今までそういう事、全てプロデューサーに任せっきりでしたから」
P「…………」
千早「反応がない相手に話をしていると、何だか虚しくなってきますね」
千早「まるで壁にでも話しかけてるみたい」
P「…………」
千早「この先もずーっとそんな風にするつもりですか?」
P「…………」
千早「はぁ、こういう時はどうすればいいのかしら……」
千早「まるで壁にでも話しかけてるみたい」
P「…………」
千早「この先もずーっとそんな風にするつもりですか?」
P「…………」
千早「はぁ、こういう時はどうすればいいのかしら……」
――事務所
P「ただいま帰りましたー」
小鳥「プロデューサーさんに千早ちゃん、お疲れ様です。どうでした、今日は?」
P「バッチリですよ、えぇ」
小鳥「最近の千早ちゃんはすごいですからねー」
P「全くですね、はい」
千早(あ、褒めてくれた)
千早(……って何を考えてるのよ。ただ音無さんの言ったことに同意しただけだわ)
小鳥「千早ちゃん、どうかしたの?」
千早「えっ?」
小鳥「何だか上の空って感じだったから……」
千早「い、いえっ……なんでもありませんよ」
小鳥「そう? ならいいのだけれど」
P「ただいま帰りましたー」
小鳥「プロデューサーさんに千早ちゃん、お疲れ様です。どうでした、今日は?」
P「バッチリですよ、えぇ」
小鳥「最近の千早ちゃんはすごいですからねー」
P「全くですね、はい」
千早(あ、褒めてくれた)
千早(……って何を考えてるのよ。ただ音無さんの言ったことに同意しただけだわ)
小鳥「千早ちゃん、どうかしたの?」
千早「えっ?」
小鳥「何だか上の空って感じだったから……」
千早「い、いえっ……なんでもありませんよ」
小鳥「そう? ならいいのだけれど」
春香「おかえり、千早ちゃん」
千早「ただいま、春香」
春香「千早ちゃん。今日一緒に帰ろ?」
千早「いいわよ。支度してくるから、ちょっと待ってて」
春香「分かったよー」
千早「ただいま、春香」
春香「千早ちゃん。今日一緒に帰ろ?」
千早「いいわよ。支度してくるから、ちょっと待ってて」
春香「分かったよー」
――帰り道
春香「今日は握手会だったよね。どうだった?」
千早「無事に終える事ができたわ。お客さんもたくさん来てくれたし」
春香「そっかぁ、さすが千早ちゃんだね」
千早「そんなことないわよ。なにかトラブルが起きないんじゃないかって、不安で一杯だった」
春香「そんな時のプロデューサーさんだよっ」
千早「…………」
春香「千早ちゃん?」
千早「春香、私……プロデューサーに何かしちゃったのかしら」
春香「え?」
春香「今日は握手会だったよね。どうだった?」
千早「無事に終える事ができたわ。お客さんもたくさん来てくれたし」
春香「そっかぁ、さすが千早ちゃんだね」
千早「そんなことないわよ。なにかトラブルが起きないんじゃないかって、不安で一杯だった」
春香「そんな時のプロデューサーさんだよっ」
千早「…………」
春香「千早ちゃん?」
千早「春香、私……プロデューサーに何かしちゃったのかしら」
春香「え?」
千早「プロデューサー、今朝から口を聞いてくれないの」
春香「えぇっ!?」
千早「私が何を言っても無言。事務所はおろか仕事場でまで……」
千早「今日、トラブルが起きなくて本当によかった」
春香「はぁ……。プロデューサーさん、そんなやり方じゃダメですよ」
千早「はる、か……?」
春香「えぇっ!?」
千早「私が何を言っても無言。事務所はおろか仕事場でまで……」
千早「今日、トラブルが起きなくて本当によかった」
春香「はぁ……。プロデューサーさん、そんなやり方じゃダメですよ」
千早「はる、か……?」
千早「何か知ってるの? 教えて!」
春香「落ち着いて千早ちゃん。肩、いたいよ」
千早「ご、ごめんなさい」
春香「プロデューサーさんからは口止めされてるんだけど……言った方がいいよね、うん」
千早「口止め……?」
春香「うん。千早ちゃん以外のみんなは知ってる」
千早「私以外って……」
春香「その理由も含めて話すよ」
春香「落ち着いて千早ちゃん。肩、いたいよ」
千早「ご、ごめんなさい」
春香「プロデューサーさんからは口止めされてるんだけど……言った方がいいよね、うん」
千早「口止め……?」
春香「うん。千早ちゃん以外のみんなは知ってる」
千早「私以外って……」
春香「その理由も含めて話すよ」
春香「プロデューサーさん、ハリウッドに留学に行くんだ」
千早「ハリウッド?」
春香「うん。少し前に招待状が来たらしくて……」
千早「一体いつ行くの?」
春香「来月。留学は一年ぐらいするみたい」
千早「そ、そんなに!? でも、何で私にだけ言ってくれなかったの……」
春香「言えなかった。千早ちゃんが苦しむと思ったからって言ってたよ」
千早「何それ……私は今日すごく苦しかったっていうのに」
千早「ハリウッド?」
春香「うん。少し前に招待状が来たらしくて……」
千早「一体いつ行くの?」
春香「来月。留学は一年ぐらいするみたい」
千早「そ、そんなに!? でも、何で私にだけ言ってくれなかったの……」
春香「言えなかった。千早ちゃんが苦しむと思ったからって言ってたよ」
千早「何それ……私は今日すごく苦しかったっていうのに」
春香「本当ならプロデューサーさんがハリウッドに行ってから話す予定だったんだけどね」
春香「無視するなんて思わなかった。一体何を考えてるんだろ、プロデューサーさん……」
千早「私、プロデューサーの家に行ってくるわ。何で無視をしたのか、問い詰めてくる」
春香「うん……頑張って!」
千早「えぇ。話してくれてありがとう、春香」
春香「無視するなんて思わなかった。一体何を考えてるんだろ、プロデューサーさん……」
千早「私、プロデューサーの家に行ってくるわ。何で無視をしたのか、問い詰めてくる」
春香「うん……頑張って!」
千早「えぇ。話してくれてありがとう、春香」
――プロデューサー自宅
千早(ここがプロデューサーの家ね)
ぴんぽーん
P「はーい! どちら様ですか?」
千早「あの、私です。千早です!」
P「…………」
千早「扉、開けてくれませんか?」
P「…………」
千早「留学するっていうこと、聞きました」
P「……っ!」
がちゃ
千早「お邪魔します」
千早(ここがプロデューサーの家ね)
ぴんぽーん
P「はーい! どちら様ですか?」
千早「あの、私です。千早です!」
P「…………」
千早「扉、開けてくれませんか?」
P「…………」
千早「留学するっていうこと、聞きました」
P「……っ!」
がちゃ
千早「お邪魔します」
千早「留学の件について私にだけ話さなかった理由は、私が苦しむと思ったから……そう聞きました」
千早「それ、嘘ですよね?」
P「嘘じゃない」
千早「嘘です!」
P「……なぜそう思うんだ」
千早「あなたは私が苦しむのが嫌だから……ではなく、自分が苦しむのが嫌だったんでしょう」
千早「一年も留学するなんて言われたら、それはもちろん苦しいし、悲しいですよ」
千早「でも何も告げられず、いつの間にか消えてたら……そっちの方が苦しいに決まってるじゃないですか!」
千早「あなたは苦しむ私を、自分が見たくなかっただけじゃないんですか……?」
千早「それ、嘘ですよね?」
P「嘘じゃない」
千早「嘘です!」
P「……なぜそう思うんだ」
千早「あなたは私が苦しむのが嫌だから……ではなく、自分が苦しむのが嫌だったんでしょう」
千早「一年も留学するなんて言われたら、それはもちろん苦しいし、悲しいですよ」
千早「でも何も告げられず、いつの間にか消えてたら……そっちの方が苦しいに決まってるじゃないですか!」
千早「あなたは苦しむ私を、自分が見たくなかっただけじゃないんですか……?」
P「参ったな。何もかもお見通しってわけか」
P「全部千早の言う通りさ。表面上では千早のためだと言ってるが……本当は全部自分のためだ」
P「千早の悲しむ姿を見て、留学への決意が鈍ることを恐れたんだ」
千早「今日、無視した理由は?」
P「千早は俺に依存してる。変な意味じゃなくて、仕事面での話な」
P「昔と比べるとかなり成長はしているが……とっさのトラブルなどにはまだまだ弱い」
千早「そうですね……それは自覚しています」
P「だから後一ヶ月で何とかできないかと思い、極力関わらないようにしようと決めた」
P「全部千早の言う通りさ。表面上では千早のためだと言ってるが……本当は全部自分のためだ」
P「千早の悲しむ姿を見て、留学への決意が鈍ることを恐れたんだ」
千早「今日、無視した理由は?」
P「千早は俺に依存してる。変な意味じゃなくて、仕事面での話な」
P「昔と比べるとかなり成長はしているが……とっさのトラブルなどにはまだまだ弱い」
千早「そうですね……それは自覚しています」
P「だから後一ヶ月で何とかできないかと思い、極力関わらないようにしようと決めた」
17
千早「もう少しマシなやり方があったと思うんですけど……」
P「そう、かもな」
千早「かもな、じゃないでしょう! あんなやり方じゃ仕事に支障が出てもおかしくなかった。反省してください」
P「……ごめん、俺が悪かった」
千早「まったく……無視するにしても、現場までついていく理由が分かりません」
P「千早一人じゃ心配で……あ、これじゃダメか」
千早「そうですよ。そうやってあなたが甘やかすから……」
千早「甘やかすから、あなたに依存してしまうんです」
千早「もう少しマシなやり方があったと思うんですけど……」
P「そう、かもな」
千早「かもな、じゃないでしょう! あんなやり方じゃ仕事に支障が出てもおかしくなかった。反省してください」
P「……ごめん、俺が悪かった」
千早「まったく……無視するにしても、現場までついていく理由が分かりません」
P「千早一人じゃ心配で……あ、これじゃダメか」
千早「そうですよ。そうやってあなたが甘やかすから……」
千早「甘やかすから、あなたに依存してしまうんです」
千早「プロデューサーはさっき仕事面で依存してるって言いましたけど……」
千早「私はそれ以外の面でも、あなたに依存しちゃってるんですよ」
P「それ以外って?」
千早「だ、だから、その……プライベート的な意味でっていうか、なんていうか」
P「千早、顔真っ赤」
千早「言わないでください! 恥ずかしいんですから……」
千早「と、とにかく! 一年もあなたが居ないだなんて耐えられませんっ!」
P「千早……」
千早「だから、留学に行くまでの間……ずっと、私の傍に居てください」
千早「私はそれ以外の面でも、あなたに依存しちゃってるんですよ」
P「それ以外って?」
千早「だ、だから、その……プライベート的な意味でっていうか、なんていうか」
P「千早、顔真っ赤」
千早「言わないでください! 恥ずかしいんですから……」
千早「と、とにかく! 一年もあなたが居ないだなんて耐えられませんっ!」
P「千早……」
千早「だから、留学に行くまでの間……ずっと、私の傍に居てください」
一ヶ月後、空港――
P「見送りが千早一人だけっていうのは、嬉しいような、悲しいような……」
千早「みんなったら変に気を使っちゃって……まったく」
P「それじゃ、行ってくるよ」
千早「プロデューサー。私、やっぱり一年も耐えられそうにないです」
P「えぇっ! 一ヶ月ずっと一緒に居たじゃないか」
千早「むしろそのせいかもしれません。傍に居るのが当たり前だったというか……」
P「とは言ってもだな……」
千早「だから……」
P「だから?」
千早「私もハリウッドに留学することにしました!」
おわり
P「見送りが千早一人だけっていうのは、嬉しいような、悲しいような……」
千早「みんなったら変に気を使っちゃって……まったく」
P「それじゃ、行ってくるよ」
千早「プロデューサー。私、やっぱり一年も耐えられそうにないです」
P「えぇっ! 一ヶ月ずっと一緒に居たじゃないか」
千早「むしろそのせいかもしれません。傍に居るのが当たり前だったというか……」
P「とは言ってもだな……」
千早「だから……」
P「だから?」
千早「私もハリウッドに留学することにしました!」
おわり
やよい 雪歩 真 律子 あずささん 亜美真美
あたりじゃないかな
あたりじゃないかな
メンヘラの壁が一年もつきまとうとか拷問だろ
Pはむこうのねーちゃんとニャンニャンしたかろうに
Pはむこうのねーちゃんとニャンニャンしたかろうに
真「プロデューサー、今日の仕事は何ですか?」
P「……」
真「…仕事、ないんですか?」
P「………」
真「予定表はっと…あるじゃないですか!もう、からかいました?」
P「………」
真「…行かないんですか?」
P「………」
小鳥「プロデューサーさん、真ちゃんの仕事の時間ですよ!」
P「ああ!ありがとうございます、音無さん」
真「」
P「……」
真「…仕事、ないんですか?」
P「………」
真「予定表はっと…あるじゃないですか!もう、からかいました?」
P「………」
真「…行かないんですか?」
P「………」
小鳥「プロデューサーさん、真ちゃんの仕事の時間ですよ!」
P「ああ!ありがとうございます、音無さん」
真「」
テレビ局 楽屋
真「プロデューサー」
P「………」
真「プロデューサー!」
P「………」
真「ぷ・ろ・でゅー・さあー!」
P「………」
真「うう…」
P「………」
真「…ボク、何か怒らせちゃいました?」
P「………」
真「うう…」
真「プロデューサー」
P「………」
真「プロデューサー!」
P「………」
真「ぷ・ろ・でゅー・さあー!」
P「………」
真「うう…」
P「………」
真「…ボク、何か怒らせちゃいました?」
P「………」
真「うう…」
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