元スレさやか「まどかと家で映画を見ようとしたら大変なことになった」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 1 :
その後、さやかはゆっくりと物語に集中をし始めた。
あまり物語に熱中する性質ではなかったのだが、さやかは珍しくこの映画は惹かれた。
内容としては物語の登場人物は主人公は三人。
天才的なサッカーの実力を持ち、サッカー選手になる事を夢見る男。
その幼馴染で男をかいがいしく支える少女。この少女をAとする。
そしてそのAの親友である少女。この少女をBとする。
この三人が青春を過ごしてくというものだ。
初めの内は、三人の生活は順調だった。
だが、男に有名なクラブのスカウトが来たときから、関係が崩れ始めた。
男はスカウトが来る前は良く少女達と遊びに行っていたりしたのだが、スカウトが来てからはそういう事が全くなくなってしまった。
ますます男は練習に打ち込むようになり、自分の事だけに気を向けるようになっていったのだ。
252 = 159 :
>>250
まどか「さやかちゃんの家臣でござる」
253 = 73 :
あ
254 = 1 :
当然今まで青春を共にしていた少女たちにも興味を向けることなくなり、態度も冷たくなっていく。
それでもAは男を支え続けた。男が好きだったから。だからかいがいしく周りの世話を焼き、笑顔を向け続けた。
ほとんど男に相手にされなくても、時に、罵声を浴びせられたとしても。そのことで憔悴していったとしても。
そんな無理していくAをBは心を痛めながら親友として支え続けた。そこには友情以外の感情もあったのだが。
そうとは知らず、だが、それでもBの支えにありったけの感謝を込めた。
そこに、ほのかな感情の芽生えがあることも知らず。
そんな生活が続くある日、Aは男の世話の途中、今までの無理がたたり、倒れてしまった。
男は焦ってAを連れて病院に向かう。そのお陰もあり、大事には至らなかったのだが。
Aは男が助けてくれた事になんの感謝の感情はあればこそ、それ以上の感情は浮かんでこなかった。
それどころか、後に聞きつけて必死な様子で来てくれたBに男に向けるべき感情を持ってしまっていたのだ
255 = 23 :
映画の内容どうでもよすぎ
256 :
zzz……
257 = 155 :
まどさや!まどさや!
258 = 72 :
映画の時に寝るのはあうあう
259 = 120 :
うわぁまるでまどかとさやかと上条みたいですねぇ(棒)
260 = 1 :
男はAが倒れたことで、今までやってきたことの非情さに気付き、AやBに気を向けるようになる。
だがそれも後の祭り。Aの気持ちは完全にBに向かってしまっていた。
それは同性同士が愛し合うという、禁断のカタチ。そして世間に疎まれるもの。
Aはある日、そんな自分の気持ちに気付き、葛藤に悩まされることになる。
自分の気持ちの対象であるBには相談を持ちかけられず、異性である男などもってのほか。
Aは八方ふさがりとなってしまったのだ。
悩みを抱えるAの姿に気付いた男は、Aに悩みを何とか聞きだし、その背中を押そうとする。
今までAを苦しめていた贖罪の為、そして今まで支えてくれていたへのAへの気付いた自分の気持ちの清算の為。
男の後押しに押されたAは自分の気持ちに素直になり、Bの元へ。
そして、思いを伝えて、結ばれ、物語は終わりを告げる。
261 :
まどまどさやさや
262 = 1 :
ある表現を使いたかったけど我慢した。
それとちょっと展開考えてくるよ。(休憩)
263 = 43 :
はい
264 = 189 :
いやなかなかいいんじゃないか映画の内容
まともな男がいてなお百合が成立する百合モノに外れはないからな、神無月の巫女をはじめ
265 = 14 :
というかまどっちとさやかちゃん、お互いを意識せざるを得ないぞ、この内容www
266 = 157 :
男は百合を引き立てるスパイス
267 = 261 :
まどかは当然意識して選んでるんだろう
268 :
青緑灰の三人かと思ったらキマシ
270 = 239 :
>>264
アカイイトの白花ちゃんは空気読めるいい男
あいつ、環境だけ見たらどうみてもギャルゲの主人公だよね
271 = 1 :
だが、その結ばれ方に問題があった。
感動的なbgmが流れている中、AがBの元まで行き、見つけたBを抱きしめると
まどさや「あ……」
そのままAがBの唇を奪ったのだ。そしてAは唇を離し、愛してる。と一言告げる。
Bはそれに嬉しさに涙を流し、今度はBが唇をうばう。それも、長く濃厚なものを、だ。
AちBの二人にに半ば自分を投影していたまどかとさやか二人はその姿に深い衝撃を受けてしまう。
まるで、自分たちが唇を重ね合っている様な、そんな不思議な感覚。
その映画の姿にまどかとさやかの二人はいけないものを見てしまった様な、妙な高揚に包まれてしまった。
そしてキスをしたまま映画は終わりを告げ、画面はブラックアウトする。
272 = 168 :
何か映画の方に興味出てきた
273 = 155 :
しえん
274 = 14 :
これは気まずいwww
275 = 120 :
あ……がなんかえろい
276 = 1 :
そして余韻を楽しむためなのか、真っ黒な画面に「the end」と浮かびあがり、優しいながらも、雰囲気のある音楽が流れ続けた。
気まずくも、どこか高揚した雰囲気が部屋を包む。
そんな雰囲気に声を出す事を憚かられ、どちらも一言もしゃべれずにいた。
さやかはあちこちに視線を巡らせ、まどかは俯き、床の一点を見つめている。
「あの……さ」
そんな中、意を決したさやかが捻りだすようにまどかに声を掛けた。
「な……なに?」
ビクンと体を震わせ、まどかはさやかの方へ向く。
まどかが自分の方を向いたことでさやかは言葉を続けようとするが、まどかの表情にその言葉が喉の奥に引っ込んでしまう。
まどかの顔が、これまで見たことないほどに赤らみ、瞳が熱に犯されたように潤んでいたから。
「え、えと……あの……まどかは、さ」
「う、うん」
それでもなんとか引っ込んだ言葉を捻りだし、言葉を続ける。
まどかはどうしたらいいかわからない。そんな表情で、さやかの言葉を待った。
277 :
男二人でホモビデオ見てると思うと吐き気がする
279 = 14 :
>>277
おいやめろ
280 = 86 :
>>277
ふざけんな
281 = 168 :
男二人でファイ・ブレイン見てると思えば
282 = 55 :
>>277は絶対に許されない
283 = 19 :
マジレスすると男と女はちょっと感性違うからホムと百合はちょっと違う
思春期の女の子は若干百合に走る傾向みたいなのがあって、実際にカッコイイ女の子が同性にラブレター貰うなんて事があったりする
だから女は同性愛に対してあまり抵抗がなくて、その辺の感性の違いから801なんてものが瞬く間に浸透したんだろうねと
284 = 19 :
ホムってなんだよ、ホモねwww
285 = 206 :
ほむは百合だろ?
286 = 73 :
メガほむは腐女子
287 = 1 :
「内容知っ、てて……選んだ、の?」
「ち、ちがうよっ!面白いって聞いたからっ!だから……」
さやかの言葉に首をぶんぶんと振り、まどかは否定する。
そっ、か。っと一人ごちるようにさやかがそれに頷くと、再び、沈黙と気まずさが部屋を支配した。
気まずい沈黙の中、さやかは横にいるまどかに盗み見るように視線を向けた。まどかは再び俯いて表情を隠し、緊張からなのか、小刻みに体を震わせていた。
「っ!?」
そんなまどかを見ている内に、自分の視線がまどかの唇に集まっている事に気付く。
さやかはすぐに視線を反らすが、またすぐにまどかの唇に視線を吸い寄せられてしまっていた。
ゴクリ、と生唾を飲み込む。その音がまどかにも聞こえてしまったようで、ぴくり、と体を震わせていた。
頭がグルグルと回り、何故か体が火照る。まどかとの距離の近さがそれをエスカレートさせれてしまう。
まどかの甘い香りが鼻を突き、優しい温もりが自分の体を犯す。
「まどか」
さやかは気付かぬ内に、口を開いていた。
288 = 250 :
>>283
ホモ系(薔薇とかBLとかやおいとか...)好き女って、
その関係に自分が加わる可能性が低い、襲われる心配が無いって点も大きくないか?
その意味では、百合好き男と似てる。
つまり、ホモ好き女はレズよりも人数が多いのではないかってことだ。
290 = 14 :
なんだろう、すごくエロスを感じる
291 = 261 :
>>277
「あ……」
292 = 159 :
>>286
メガほむとマミさんが腐女子仲間になるSSが面白かった
293 :
>>277
「内容知ってて選んだのかテメェ…」
294 = 1 :
「……な、なに?」
俯いたまままどかは言葉を返す。
まどかは自分の方を見ようともしなかったが、さやかはそれに構わずに言葉を続けた。
「キスってさ……どんな感じなんだろうね」
「わ、わかんないよっ!そ、そんなの……」
まどかは投げかけられた言葉による羞恥を隠すように、激しく首を振る。
一方さやかは、妙な雰囲気とそれによる興奮に自分をコントロール出来ないでいた。
自分がとんでもない事を口走っているのは解っている。頭の中ではこれ以上口を開くなと警鐘が鳴り響いき続けている。
それでも、さやかは自分の口を止めることが出来なかった。
そしてその止まることが出来ない口は、更に言葉を紡いでしまう。
決定的な言葉を。
「してみない?」
295 = 14 :
ふぅ
296 :
うっ…
297 = 72 :
はえーよ早漏共
うっ
298 = 206 :
これからキマスというのに・・・
299 :
300 = 1 :
その言葉にまどかの心臓は大きく跳ねる。
自分が想う人からの言葉。大好きな人からの言葉。
だが突然過ぎて、まどかはその言葉を、その意味を信じられなかった。
「なっ、何を……」
信じられないと、言葉を吐きだす。さやかはその言葉にまどかの耳元で囁く事で応えた。
「キス」
囁きと共に、まどかは顔が燃える様な感覚に襲われた。
体がガクガクと震え、汗が全身から噴き出す。
真っ赤であろう自分の顔を見せる事を躊躇われたが、恐る恐るとまどかはその顔を上げ、さやかの方に向ける。
するとそこには自分と同じように顔を赤らめた、さやかが真剣な表情でこちらを見つめていた。
まどかの目にさやかの柔らかい唇が映る。
「う、……ん……」
それを数秒見つめた後、まどかは頷いていた。ゆっくりと、しかし、躊躇いなく。
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