私的良スレ書庫
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元スレ春香「イン・マイ・ライフ」
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「みんなと個別に話しをする」
って言ったけど、どんなこと話したんだろ?
まさか、他の人にも!?
…って、いやいや
これから超遠距離恋愛になるっていうのに、いまから信用できなくてどうするのよ…
ソファーに座ってみんなの顔を眺めてみました
やっぱりみんな寂しそうな顔
だけど、悲しそうな顔をしている人はいませんてした
良かった…
ちゃんと話ができたんですね、プロデューサーさん?
って言ったけど、どんなこと話したんだろ?
まさか、他の人にも!?
…って、いやいや
これから超遠距離恋愛になるっていうのに、いまから信用できなくてどうするのよ…
ソファーに座ってみんなの顔を眺めてみました
やっぱりみんな寂しそうな顔
だけど、悲しそうな顔をしている人はいませんてした
良かった…
ちゃんと話ができたんですね、プロデューサーさん?
「それでは、男の門出を祝って、乾杯!」
「カンパーイ!!!」
高らかに唱和した15の声
私だって寂しい
それに…辛い
だけど、笑顔で見送ってあげたい
大好きな人が夢に向かって歩み始めようとしてるんだから!
「カンパーイ!!!」
高らかに唱和した15の声
私だって寂しい
それに…辛い
だけど、笑顔で見送ってあげたい
大好きな人が夢に向かって歩み始めようとしてるんだから!
「兄ちゃん、ちゃんとアメリカで生きていけんの?」
「亜美も心配だよ。兄ちゃん甲斐性なしだから」
「どこで覚えたんだよ、そんな言葉…」
真美と亜美に絡まれながら、プロデューサーさんもやっぱり寂しそう
そうですよね…
プロデューサーさんにとっても大切な場所なんですよね、ここは
私たちみんなが出会った大切な、大切な…
「亜美も心配だよ。兄ちゃん甲斐性なしだから」
「どこで覚えたんだよ、そんな言葉…」
真美と亜美に絡まれながら、プロデューサーさんもやっぱり寂しそう
そうですよね…
プロデューサーさんにとっても大切な場所なんですよね、ここは
私たちみんなが出会った大切な、大切な…
見送りには来なくていい
っていうプロデューサーさんの言葉をよそに、明日の事務所への集合時間を決め始めた律子さん
正直に言うと、私だけで見送りたいんですけど…
さすがにわがままですよね、それは
「春香。明日8時に事務所集合なんだけど、大丈夫?」
その場合は…
私、5時起き?
うわぁ…
事務所に泊まらせてもらおうかな…
っていうプロデューサーさんの言葉をよそに、明日の事務所への集合時間を決め始めた律子さん
正直に言うと、私だけで見送りたいんですけど…
さすがにわがままですよね、それは
「春香。明日8時に事務所集合なんだけど、大丈夫?」
その場合は…
私、5時起き?
うわぁ…
事務所に泊まらせてもらおうかな…
社長と話し込んでいるプロデューサーさんを横目で見てみた
あ、そっかぁ!
プロデューサーさんの部屋に泊まればいいんだぁ!
そんなこと考えてたら、ご本人と目が合っちゃいました
慌てて目を逸らす私
ダメダメダメ!
私まだ、高校3年生になったばかりだから!
あ、そっかぁ!
プロデューサーさんの部屋に泊まればいいんだぁ!
そんなこと考えてたら、ご本人と目が合っちゃいました
慌てて目を逸らす私
ダメダメダメ!
私まだ、高校3年生になったばかりだから!
「おーい!はっるっかっ!!!」
「へ?」
なにやら邪なことを考えてたら、美希に声をかけられました
「なにボーっとしてるの?」
「べ、別に」
怪訝そうな美希の表情
高校生になって、美希はますます綺麗になりました
「な、何か用?」
取り繕うように応える私
「うん」
笑顔に戻った美希が囁くように言いました
「ちょっと屋上、いこ?」
「へ?」
なにやら邪なことを考えてたら、美希に声をかけられました
「なにボーっとしてるの?」
「べ、別に」
怪訝そうな美希の表情
高校生になって、美希はますます綺麗になりました
「な、何か用?」
取り繕うように応える私
「うん」
笑顔に戻った美希が囁くように言いました
「ちょっと屋上、いこ?」
夜風はまだ冷たかったけど、微かな春の香りを含んでいました
「気持ちいいね」
フェンスにもたれかかるようにして夜の街を見下ろしている美希
髪は短くなり、金色から茶色へと変わっていました
その髪がふわふわと、風に靡いています
「行っちゃうんだね、プロデューサーさん」
以前までとは違うその呼称が、私に悟らせました
美希は自分自身の中で、大事な何かを終わらせたんだってことを…
「気持ちいいね」
フェンスにもたれかかるようにして夜の街を見下ろしている美希
髪は短くなり、金色から茶色へと変わっていました
その髪がふわふわと、風に靡いています
「行っちゃうんだね、プロデューサーさん」
以前までとは違うその呼称が、私に悟らせました
美希は自分自身の中で、大事な何かを終わらせたんだってことを…
「ミキ、フられちゃった…」
「うん…」
美希だけじゃなく、他の人たちも…
「春香は違うんでしょ?」
「えっ!」
「2人を見てればわかるの」
私をからかうような表情と口調
「ごめん…」
「違うの!別に謝ってほしいとか思ってないの!」
それじゃあ…
どうして屋上に?
「うん…」
美希だけじゃなく、他の人たちも…
「春香は違うんでしょ?」
「えっ!」
「2人を見てればわかるの」
私をからかうような表情と口調
「ごめん…」
「違うの!別に謝ってほしいとか思ってないの!」
それじゃあ…
どうして屋上に?
「ミキね…事務所を移籍しようと思うの」
「えっ!?な、なんで?」
プロデューサーさんがいなくなるから?
そう言いかけて、慌てて口を閉ざしました
私が口にしていい言葉だとは思えなかったから
「ミキね、プロデューサーさんと約束したの。もう心配かけないって」
「それなら移籍しなくても…」
ここにいても、約束を守ることはできると思うけど…
ひょっとして、私がいるから?
「えっ!?な、なんで?」
プロデューサーさんがいなくなるから?
そう言いかけて、慌てて口を閉ざしました
私が口にしていい言葉だとは思えなかったから
「ミキね、プロデューサーさんと約束したの。もう心配かけないって」
「それなら移籍しなくても…」
ここにいても、約束を守ることはできると思うけど…
ひょっとして、私がいるから?
「むー。やっぱり2人とも鈍感なの!」
2人って…
私とプロデューサーさん?
一緒にしないでほしいな…
「ミキはね、ここにいたらダメになっちゃうから」
「そんなこと…」
「自分でよく分かるの。ここにいたらあの人の…プロデューサーさんのことを追いかけ続けちゃうって」
…うん
私が美希の立場でも、たぶんそうなっちゃうと思う
「だからね、卒業するの!」
2人って…
私とプロデューサーさん?
一緒にしないでほしいな…
「ミキはね、ここにいたらダメになっちゃうから」
「そんなこと…」
「自分でよく分かるの。ここにいたらあの人の…プロデューサーさんのことを追いかけ続けちゃうって」
…うん
私が美希の立場でも、たぶんそうなっちゃうと思う
「だからね、卒業するの!」
「プロデューサーさんから?」
「うん。中学校を卒業したばっかりだけど、また卒業なの。アハッ」
笑い声とは裏腹に、瞳には涙が光っていました
「…寂しくなるね」
涙って伝染しちゃうんですね
月を見上げるフリをしながら、零れ落ちるのを我慢しました
「狭い業界だもん。いろんなとこで会えるの。…毎日会えくなるだけで」
…そうだよね
卒業って、そういうものだもんね
当たり前のように毎日会えてた人たちと、当たり前には会えなくなることだから…
「うん。中学校を卒業したばっかりだけど、また卒業なの。アハッ」
笑い声とは裏腹に、瞳には涙が光っていました
「…寂しくなるね」
涙って伝染しちゃうんですね
月を見上げるフリをしながら、零れ落ちるのを我慢しました
「狭い業界だもん。いろんなとこで会えるの。…毎日会えくなるだけで」
…そうだよね
卒業って、そういうものだもんね
当たり前のように毎日会えてた人たちと、当たり前には会えなくなることだから…
「…きーみとー ぐうーぜんー」
「…はなーしーたー あめのーかーえーりーみちー」
私の歌声に美希の歌声が重なりました
甘く透き通った、私の大好きな美希の声
サヨナラは言いたくありませんでした
それはたぶん、美希も同じ気持ち
だから2人で手を繋ぎ、月を見上げながら、歌いました
またね、って
「ありがとなの」
「うん。私も、いっぱいありがとう」
またね、美希
大好きだよ…
「…はなーしーたー あめのーかーえーりーみちー」
私の歌声に美希の歌声が重なりました
甘く透き通った、私の大好きな美希の声
サヨナラは言いたくありませんでした
それはたぶん、美希も同じ気持ち
だから2人で手を繋ぎ、月を見上げながら、歌いました
またね、って
「ありがとなの」
「うん。私も、いっぱいありがとう」
またね、美希
大好きだよ…
「遅い!」
次の日の朝
つまり、プロデューサーさんが旅立つ朝
律子さんの声が朝方の街に響きました
事務所の前には社長とプロデューサーさんを含めた15人が揃っていました
1人足りないのは…
「さすがみきみきだねぇ」
「こんなときに遅刻とは、亜美でも真似できないよ」
…そういえば美希とは今日も会うんでした昨日が昨日だけに、ものすごく照れくさいんですけど…
次の日の朝
つまり、プロデューサーさんが旅立つ朝
律子さんの声が朝方の街に響きました
事務所の前には社長とプロデューサーさんを含めた15人が揃っていました
1人足りないのは…
「さすがみきみきだねぇ」
「こんなときに遅刻とは、亜美でも真似できないよ」
…そういえば美希とは今日も会うんでした昨日が昨日だけに、ものすごく照れくさいんですけど…
「あっ!美希さん来ましたぁ!」
やよいが指差した方に全員の目が向きました
「…おはよう…なの」
…フラッフラです、見事に
「お、おはよう、美希」
「あふぅ…おはよう春香…なの…」
「シャッキッとしなさい!」
再び響いた律子さんの声
プロデューサーさんは苦笑いしてます
…もう心配かけないんじゃなかったっけ?
やよいが指差した方に全員の目が向きました
「…おはよう…なの」
…フラッフラです、見事に
「お、おはよう、美希」
「あふぅ…おはよう春香…なの…」
「シャッキッとしなさい!」
再び響いた律子さんの声
プロデューサーさんは苦笑いしてます
…もう心配かけないんじゃなかったっけ?
今日のためにチャーターしたマイクロバスに乗り込み、成田空港に向けて出発しました
16人を載せたマイクロバス
だけど帰り道は15人…
そう思っているのはみんなも同じみたいです
朝早くて眠いのもあるんでしょうけど、口も表情も重いです…
隣に座った千早ちゃんは、ずっと窓の外を眺めていました
時間はやっぱり、自分勝手に進んでいきます
16人を載せたマイクロバス
だけど帰り道は15人…
そう思っているのはみんなも同じみたいです
朝早くて眠いのもあるんでしょうけど、口も表情も重いです…
隣に座った千早ちゃんは、ずっと窓の外を眺めていました
時間はやっぱり、自分勝手に進んでいきます
成田空港から俺の家近いから寄って行きなよ
春香さんにならサービスするよ
春香さんにならサービスするよ
空港に着いたのは12時30分
フライト予定時刻は14時15分
あと2時間も無いんですね…
「先に手続き済ませてきます」
そう行って私たちから離れていったプロデューサーさん
15人になった私たちはみんな、所在なげに立ち尽くしていました
「ホントに行っちゃうんだなぁ…」
響の呟きにも、応える人はいませんでした
フライト予定時刻は14時15分
あと2時間も無いんですね…
「先に手続き済ませてきます」
そう行って私たちから離れていったプロデューサーさん
15人になった私たちはみんな、所在なげに立ち尽くしていました
「ホントに行っちゃうんだなぁ…」
響の呟きにも、応える人はいませんでした
「フライト予定時刻が14時15分ってことは…13時過ぎには中に入っておいた方がいいわよね」
自分に確認するかのような律子さんの呟き
13時過ぎってことは…
あと15分くらい、ですね…
「手続き完了しました」
私のところに走り寄ってきたプロデューサーさん
息が切れて、肩を上下に揺らしています
もう時間が無いって、分かってるんですね
だから、私たちにちゃんとお別れを言うために、走って…
自分に確認するかのような律子さんの呟き
13時過ぎってことは…
あと15分くらい、ですね…
「手続き完了しました」
私のところに走り寄ってきたプロデューサーさん
息が切れて、肩を上下に揺らしています
もう時間が無いって、分かってるんですね
だから、私たちにちゃんとお別れを言うために、走って…
「えっと…俺…」
まだ整わない呼吸のまま、プロデューサーさんが私たちに語りかけます
「幸せでした…765プロで」
最初に泣き始めたのは誰だったんだろ?
それすらも分からないくらい、みんな一斉に泣き出しました
社長も、ハンカチで顔を拭っていました
「みんなと会えて…ホントに良かった!ありがとうございました!」
そう言って頭を下げたプロデューサーさんに、真美と亜美が抱きました
伊織も貴音さんも律子さんも、顔はクシャクシャ
隣に立っていた千早ちゃんも肩を震わせています
私は…
ひたすら泣いてました
それを恥ずかしいという気持ちは、湧いてきませんでした
まだ整わない呼吸のまま、プロデューサーさんが私たちに語りかけます
「幸せでした…765プロで」
最初に泣き始めたのは誰だったんだろ?
それすらも分からないくらい、みんな一斉に泣き出しました
社長も、ハンカチで顔を拭っていました
「みんなと会えて…ホントに良かった!ありがとうございました!」
そう言って頭を下げたプロデューサーさんに、真美と亜美が抱きました
伊織も貴音さんも律子さんも、顔はクシャクシャ
隣に立っていた千早ちゃんも肩を震わせています
私は…
ひたすら泣いてました
それを恥ずかしいという気持ちは、湧いてきませんでした
どんなに別れを惜しんでいても、時間はやってきます
「行ってきます!」
と笑顔で言ったプロデューサーさん
「行ってらっしゃい!!!」
と返した15色の声
プロデューサーさんは何度も振り返りながら、私たちに手を振りました
私もずっとずっと、手を振り続けました
プロデューサーさんの姿がゲートの中に消えてしまってからも、ずっと…
「行ってきます!」
と笑顔で言ったプロデューサーさん
「行ってらっしゃい!!!」
と返した15色の声
プロデューサーさんは何度も振り返りながら、私たちに手を振りました
私もずっとずっと、手を振り続けました
プロデューサーさんの姿がゲートの中に消えてしまってからも、ずっと…
しばらくして、展望デッキに昇った私たち
「はて?一体どの飛行機なのでしょう?」
そう言われても私に分かるはずも無く、伊織に
「たぶんアレね。航空会社的にも」
って指差しながら言われたとき、慌ててその指の先に視線を移しました
あの飛行機でプロデューサーさんは…
「はて?一体どの飛行機なのでしょう?」
そう言われても私に分かるはずも無く、伊織に
「たぶんアレね。航空会社的にも」
って指差しながら言われたとき、慌ててその指の先に視線を移しました
あの飛行機でプロデューサーさんは…
「あ…動きだした…」
雪歩の声に導かれるように、その機体は滑走路へと向かい始めました
腕時計は14時ちょうど
柔らかい春風が、私たちの側を通り抜けていきました
プロデューサーさんの乗った飛行機に届きますように…
心の中で呟きながら、その機体を目で追い続けました
雪歩の声に導かれるように、その機体は滑走路へと向かい始めました
腕時計は14時ちょうど
柔らかい春風が、私たちの側を通り抜けていきました
プロデューサーさんの乗った飛行機に届きますように…
心の中で呟きながら、その機体を目で追い続けました
>>83
わ・・・私が寝てる間に落ちてたらゆ・・・許さないんだからねっ」
わ・・・私が寝てる間に落ちてたらゆ・・・許さないんだからねっ」
滑走路の端に止まった飛行機
私の大切な人と…
そしてその人の夢を載せた飛行機
14時15分が過ぎ、再び飛行機が動き始めました
グングンとスピードを上げ、滑走路から浮き上がっていきます
私たちの目の前を通過したとき、懸命に手を振りました
見えてはいないと知りながら、みんなで懸命に…
空に向かって遠ざかっていく飛行機に向かい、誰かが呟きました
「行っちゃったね…」
そしてその声とともに、私たちの新しいアイドル生活が幕を開けました
私の大切な人と…
そしてその人の夢を載せた飛行機
14時15分が過ぎ、再び飛行機が動き始めました
グングンとスピードを上げ、滑走路から浮き上がっていきます
私たちの目の前を通過したとき、懸命に手を振りました
見えてはいないと知りながら、みんなで懸命に…
空に向かって遠ざかっていく飛行機に向かい、誰かが呟きました
「行っちゃったね…」
そしてその声とともに、私たちの新しいアイドル生活が幕を開けました
携帯からよくやるな。支援
つかもしかして前にも結構クソ長いやつ書いてた?
つかもしかして前にも結構クソ長いやつ書いてた?
あれだろ、劇場版ナデシコのブラックサレナはカッコいいってことだろ?(意味深)
あの人が渡米してから10日後
私に宣言していた通り、美希ね移籍が発表された
みんな同じセリフを言いたそうにしてました
あの人がいなくなったから
って
でも美希はあっけらかんとしていて
「ミキね、ここにいちゃダメなの。だって、あの人の影を追いかけちゃうから。みんな、ごめんなさい!」
美希らしいなって思いました
それはみんなも同じだったみたいで、なるべく笑顔で送り出そうと努めてるみたいでした
ただ、律子さんが大泣きしながら美希を抱きしめてたのには驚きましたけど…
私に宣言していた通り、美希ね移籍が発表された
みんな同じセリフを言いたそうにしてました
あの人がいなくなったから
って
でも美希はあっけらかんとしていて
「ミキね、ここにいちゃダメなの。だって、あの人の影を追いかけちゃうから。みんな、ごめんなさい!」
美希らしいなって思いました
それはみんなも同じだったみたいで、なるべく笑顔で送り出そうと努めてるみたいでした
ただ、律子さんが大泣きしながら美希を抱きしめてたのには驚きましたけど…
「なんか気が抜けちゃった…」
美希を送り出した後、ソファーに座り込んだ律子さん
美希のこと気にかけてたんですね、ホントは?
「また寂しくなるぞ…」
「ふふ…響は寂しがり屋ですからね」
「そ、そんなことないぞ!」
…うん
私たちは大丈夫!
アイドルは11人になっちゃったけど、みんなで前に進んでいける!
美希を送り出した後、ソファーに座り込んだ律子さん
美希のこと気にかけてたんですね、ホントは?
「また寂しくなるぞ…」
「ふふ…響は寂しがり屋ですからね」
「そ、そんなことないぞ!」
…うん
私たちは大丈夫!
アイドルは11人になっちゃったけど、みんなで前に進んでいける!
「でもさ…11人も律子が面倒見るの?」
「…止めてよね、真。さすがの私も無理よ」
そっか…
プロデューサーは律子さん1人になっちゃうのか
…どうするんだろ?
「ハッハッハ!そのことなら心配いらないよ!」
社長、いつの間に…
「…止めてよね、真。さすがの私も無理よ」
そっか…
プロデューサーは律子さん1人になっちゃうのか
…どうするんだろ?
「ハッハッハ!そのことなら心配いらないよ!」
社長、いつの間に…
「新しいプロデューサーと契約を終えた。来週の頭から来てくれることになっているよ」
「新しいぷろでゅーさー?」
「それってどんな人なんですかぁ?」
「うむ。28歳の女性でね。業界歴は5年になるそうだ」
5年かぁ
けっこう長いですね
「28歳っていうと…小鳥さんとどっちが」
「真ちゃん?何か言ったかしら?」
「な、何でも無いです!」
…良かった、同じこと口に出さなくて
「新しいぷろでゅーさー?」
「それってどんな人なんですかぁ?」
「うむ。28歳の女性でね。業界歴は5年になるそうだ」
5年かぁ
けっこう長いですね
「28歳っていうと…小鳥さんとどっちが」
「真ちゃん?何か言ったかしら?」
「な、何でも無いです!」
…良かった、同じこと口に出さなくて
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