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    元スレ響「プロデューサーから美希の匂いがするぞ……」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - アイドルマスター + - ヤンデレ + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 167 :

    切ねえな

    252 = 52 :

    俺が響を書くといつも病んでしまう法則
    なんでだろうね。でも好きなんだ。
    ちょっと病める切ない響。
    存外HAPPY ENDになることもあるし。


    でもこの話はこれでおしまい。
    分岐もないし、続きもない。
    響の恋は、終わってないけど続かない。
    そう言う話が書きたかったんだ。

    253 = 100 :

    響ハッピーエンド書ける奴はよ

    254 :

    ひびきちゃーん

    255 = 47 :

    はいさーい!

    256 = 227 :

    乙 これでいいんじゃないか

    257 = 52 :

    「プロデューサー」

    「おぉ、なんだ響、もう帰ったんじゃなかったのか?
      みんな結構前に出て行っちゃったぞ」

    「あ、あのさ、……」

    「ん? 何か相談か?」

    「自分……こないだ、シャンプーのCMに出ただろ?」

    「あぁ、あれな。かなり評判が良いみたいじゃないか」

    「う、うん。それで、な……う、うぅ……あの……」

    259 = 75 :

    お前はやってくれる奴だと信じてたよ

    260 :

    あれでもよかったのに…

    261 = 52 :

    「どうしたんだ、珍しく煮え切らないな」

    「……匂いを……」

    「え?」

    「じゃなくて、えっと……ほら、あの普段、よく美希にしてるみたいな……」

    「美希? なんのことだ?」

    「うぅー……プロデューサー! 手、だして! 手!」

    「うおっ、な、なんだいきなり」

    「いいから、早く!」

    262 = 100 :

    信じてた

    263 = 54 :

    よくやった
    マジで

    264 :

    皮向いた

    265 = 52 :

    「わ、わかったわかった。こうか?」スッ

    「もうちょっと上」

    「上?」ススッ

    「その辺。そこで掌を下に向けて、そのままな」

    「あぁ。
      それで、しゃがんでどうするつもりだ?」

    「えいっ」バッ


    スカッ


    「あ、あれ?」

    「ほら、暴れるから書類落ちただろ」バサバサ

    「……」

    266 = 52 :

    「そのままって言ったのに……」

    「それで、なんだったっけ。手?」

    「も、もういいっ!」フイッ

    「なんだそりゃ。
      ……ん、あ、なんか良い匂いがするな、響。
      あのシャンプー使ってみたのか?」

    「なっ、なっ、……」

    「これなら、あの人も振り向く、ってやつだな。ははは」

    「……プロデューサーの、ばか」

    267 = 121 :

    いいね

    268 = 52 :

    「ところで、次は同じ会社のトリートメントのCMのオファーがあるんだが」

    「……自分でいいならやるぞ」

    「そうこなくっちゃな。
      響にぴったりの仕事だ。確か、海をイメージ商品でな」

    「へぇ、そうなのか。
      それはちょっと楽しみだぞ」

    「だろ?」

    269 = 52 :

    「でも自分、そこまで髪の毛とか気にしてこなかったからよくわからないけど、
      自分なんかがやっていいのか? もっとこう、美希とか……」

    「なに言ってんだ。
      さっきも言ったけど、お前が適役だよ。
      髪の毛だってほら、さらさらだし」ナデナデ

    「あっ」

    「あ、嫌だったか?」

    「べ、べっ、べ、別に……」

    270 = 52 :

    「さて、じゃあそろそろ帰るか」スッ

    「あっ……うん」

    「んー、ちょっと遅いけどなんか食べていくか?」

    「えっ、あ、うん、なんでも食べるぞ自分!」ガタッ

    「そんなに腹が減ってたのか」

    271 :

    素晴らしい

    272 = 52 :

    「おー、雪だなぁ。
      春分を過ぎても七回は積もるって言うが」

    「プロデューサーは、寒いのは好きか?」

    「んー、別に普通かな。
      暑いのも寒いのも苦手だ」

    「そっか。
      自分はこっちに来てから、結構寒いのも好きになってきたぞ」

    「へぇ。そりゃたくましいな」

    273 = 52 :

    「前に雪がちょっとだけつもったときにさ」

    「うん」

    「雪だるまを作ってみたんだ。ちっちゃいやつだけど」

    「ほほう。響と雪だるまって、なんか結構新鮮な組み合わせだな」

    「でも、次の日からまた急に暖かくなっただろ?」

    「あぁ、確かそうだったかな」

    274 :

    ははっ、やりおるわ

    275 :

    ふむ

    276 = 52 :

    「そしたら、ベランダに置いてあった雪だるまがだんだん溶けて来ちゃって……」

    「まぁそう言うもんだしな。仕方無い」

    「……かわいそうだったから、冷凍庫に入れてあるんだ」

    「えっ、今も?」

    「うん」

    「マジかよ」

    「なんか、ほっとけなくて……」

    「ははは、響は優しいなぁ」

    277 = 138 :

    279 :

    落としてはならぬ

    280 = 32 :

    今北支援
    せつねーなキリキリする

    281 :

    こういうSSいいねー
    他の子のも見たい

    282 = 54 :

    俺も小さいころ作った雪だるま冷凍庫にしばらくいれてたなあ…

    283 = 52 :

    「この雪が積もったら、仲間を作ってあげられるかな」

    「おいおい、冷凍庫が一杯になるぞ」

    「うぅ……だって……」

    「……まぁ俺も昔、同じことやって親に怒られたけどさ」

    「そうなのか?」

    「まだちっちゃかった時にな」

    「……ひょっとしてプロデューサーって、泥団子とか大切にするタイプ?」

    「正解」

    284 = 250 :

    雪だるまとか次の日には埋まってたわ

    286 = 52 :

    「それで、何食べよっか、プロデューサー」

    「俺も何でもいいんだけどな。
      あんまり高いものじゃなけりゃ」

    「うーん……今日はラーメンの気分な気がするぞ」

    「ラーメンか。いいな、それで行こう。
      実はこないだ結構うまい店を見つけてな」

    「貴音に教えてもらったのか?」

    287 = 52 :

    「いやぁ、たまたま入った店だったよ。
      今度貴音を連れて行ってやろうと思ってたんだが、
      まずは響で事前調査だな」

    「むっ、自分も結構貴音に付き合ってラーメン食べてるから、
      きびしめに審査するぞ!」

    「もちろん、それを見越してのチョイスさ」

    「自信満々だなぁ。楽しみだぞ」

    「まぁ付いて来いって」

    289 = 52 :

    「しかし、なんか冬の匂いってあるよな」

    「あぁ、冬の都会の匂いならわかるぞ。
      冷たい排気ガスの匂い」

    「それそれ。
      なんかちょっと切なくなるよな」

    「そうだな。自分はちょっと好きだけど」

    「変わってるな」

    「そうか?」

    「……あ、とんこつの匂い」グー

    「カレーっぽい匂いもするぞ」グゥ

    290 :

    「二郎のにおいがするぞ…」

    「おえ」



    貴音「おや、響ではありませんか」シジョッ

    「…………」

    291 = 52 :

    「さぁ、ここだ」

    「こんな路地裏にあるんだな」

    「名店っぽいだろ?」

    「いかにもにわかっぽいコメントだな」

    「実際にわかだし良いんだよ別に。
      俺はチャーシュー麺だ」

    「自分は普通の醤油ラーメンで」

    「ほほう、シンプルに行くのか」

    「まずは基本からだぞ」

    293 = 52 :

    「ごちそーさまだぞ」

    「ごちそうさま。で、どうだった?」

    「うーん……思いの外公正な審査が難しいかも」

    「ん? どうしてだ?」

    「だって、元々かなりお腹減ってたし、それに……
      ……プロデューサーと……久し振りの……ご飯だったし……」

    「? 久し振りのなんだって?」

    「なっ、ななっ、なんでもないぞ!」

    294 = 52 :

    「響、ガムいるか?」

    「うん」

    「はい」スッ

    「まさかのバブリシャスだぞ……」

    「冗談だ。キスミントをやろう。おい、冗談だってば。そんな引くなよ」

    「いつも持ち歩いてるのか?」

    「たまたま見かけたから買っただけだって。
      たまに噛むとうまいんだよこれ」

    「ふぅん……」

    295 = 32 :

    くっそ可愛いなぁ
    脳内で人生完結してぇ

    296 = 264 :

    キスミントうまいけど童貞は食っちゃいけないのか?

    297 = 52 :

    「まぁそう言うわけで、また明日な」

    「うん。今日はラーメン、ありがとうな、プロデューサー」

    「気にするな。俺も久し振りに響と飯食えて楽しかったよ」

    「……」

    「ん? なんだ、忘れ物か?」

    「……なんでもないぞ。
      それじゃ、おやすみなさい、プロデューサー」

    「あぁ、おやすみ。寒いから暖かくして寝ろよ」

    298 = 52 :

    ガチャッ、


    「ただいま。
      元気か? 形はあんまり変わってないけど……ひょっとしたら、
      明日になったら仲間が出来るかも知れないぞ。どうなるかな。

      ……お前、ひょっとしたら、
      プロデューサーの作った雪だるまの生まれ変わりなのかも……なんて」


    ……パタン。


    「……ラーメン、美味しかったな」

    299 = 187 :

    飲み会から帰還支援

    300 :

    してん


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