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    元スレ澪「ねかふぇ!」

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    101 = 1 :

    ハローワークに着くと、そこは既に超満員だった

    「平日の昼間なのに…さすがだな」

    見渡す限り、誰もが職を探していた
    定年間近のおじさんから、高校生まで
    男も女も、ホームレスのような人も、高学歴そうな人も
    まさに老若男女が集っている感じだ

    (私も、負けているわけには行かない)

    102 = 97 :

    風俗やれや

    103 = 74 :

    「一言もしゃべれないだと……」

    104 = 1 :

    しかし、超氷河期の大寒波は、私の想像を遙かに越えて厳しかった
    新卒以外が企業に採用されようと思うと、資格や経験が必要になるのだ

    (資格も経験も、そんなに大したものは持ってないなからな…)

    今日は無理かもしれないな…
    やはりまだ当分はバイトと日雇いで食いつなぐか

    ふと立ち上がって周りを見渡してみると
    やってくる人は多いのに、帰る人はほとんど居ない

    (…やっぱり、もう少し頑張ろう)

    席にもう一度腰掛け直し、またも画面とニラメッコを続ける

    106 = 1 :

    隣の人が席を立ち、画面から離れた
    表情や態度を見ると、どうも良い結果では無かったようだ

    (みんな、大変なんだな…)

    周りの空気はとても殺伐としている
    なんだか、ただ座っているだけで自然に
    ストレスが溜まってしまう、恐ろしい環境だ

    隣の席に、また違う人が腰を下ろした。その間、たった数秒程度だ

    (職を探す人は、本当にたくさんいるんだな)

    何とはなしに隣をチラリと見る、その瞬間、席の人とふと目が合った

    107 = 1 :

    それは、見覚えのある顔だった
    かつての軽音部のメンバーだった、最後の一人だ

    「ムギ…!」

    「澪…ちゃん?」

    「久しぶりだな~!」

    会いたいとは思っていたが
    まさかこんな場で会うとは思ってもみなかった

    「澪ちゃん、なぜ、こんなところに…?」

    それはこっちのセリフだろう
    校内一のお嬢様だったムギが、なぜハローワークに?

    109 = 1 :


    「ムギこそ、どうして居るだ!?」

    ムギは、一瞬すごく驚いたような顔をした
    そして、少し疑うような、確認するような目で、こちらを見る

    「み、澪ちゃん…、本当に知らないの?」

    「…知らない?」

    もちろん、知らないから聞いているんだろう

    「…ニュースとか、見ないの?」

    「最近は、全然見てないな」

    「そう……」

    111 = 74 :

    なにをするだ……

    112 = 1 :

    >>109
    ミスった
    一行目 >澪「どうして居るだ!?」

    訂正 「どうして居るんだ!?」

    113 = 74 :

    「ごくうさ!いい加減にしてけろ」とかいいそう

    114 = 1 :

    話を聞いてみると、ムギの家の会社は半年も前に倒産していたらしい
    あの解体作業のビルも、元はおそらく琴吹家のオフィスだったのだろう

    「少し前まではお金があるせいで何も出来ずに悩んでいたけど…」

    「お金が無い方が、よっぽど何も出来なくなるんだって分かったわ」

    これまでの自分のことを話している間
    ムギは終始悲しそうな表情を浮かべていた

    「ムギ…一緒に頑張ろうよ」

    「どうもありがとう、澪ちゃん…」

    116 = 1 :

    その晩は、ムギと簡易旅館に泊まることになった
    結局、ハローワークで採ってきた仕事は一つも無かったが
    それ以上に、今日の行動は意味があった気がした

    「ムギ、実は私にはアイディアがあるんだ」

    「アイディア?どんな?」

    「生活を再建するためのアイディアだな、それも明確な…」

    「聞かせて聞かせて!」

    「名付けて、放課後ティータイムネットカフェ作戦」

    「まあ!」


    根拠こそ無かったが、春はすぐそこだ、そう感じた
    厳しい寒さの果てに訪れる春の音色を、私は、聞いていたのだ


    117 = 1 :

    眠てええ

    119 :

    えっ

    120 = 1 :

    ていうか本当は野宿する場面で軽音部のこと思い出すときに
    実はそれが走馬燈で翌朝には澪は死んでいて終わりだったんだ
    かわいそうになって生存させたらオチが着かないのなんの
    結局大したことない締めくくりで徹夜だからやりきれないよ

    121 :


    何も解決していない…

    122 :

    澪おっぱいで挟んでくれっ!

    123 :

    終わり方ワロタ

    124 = 88 :

    終わりなの?
    なんつーか乙です

    125 = 24 :

    嫌いではなかった

    126 :

    面白かった

    127 = 2 :

    第一部 完

    130 :

    ふかねぇ!に見えてトイレの後拭かない話かと思った

    131 :

    >>130なにそれ読みたい

    132 = 28 :

    まだあった


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