元スレまどか「思いでの宝物」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 :
あぁそうかだいぶ昔の話か
52 = 21 :
ロリさや ロリまどかか
53 = 1 :
「あ…」
まどか「ば、ばいばい」
「……ばいばい」
さやか「ん?友だち?」
まどか「ううん…たまたまお話しただけだよ?」
さやか「ふーん?まぁいいや」
さやか「でさ―」
まどか(どうしよう…あのぬいぐるみ、さやかちゃんにプレゼントしたいのになぁ…)
まどか(でも、あの子が買っちゃうよね?)
まどか(それに、さやかちゃんに隠れてこっそり買わなきゃいけないよね?)
まどか(どうしようかな…)
さやか「この青い宝石みたいなの綺麗だよねぇ」
54 = 1 :
さやか「あっ、このピンクのなんかまどかに似合うんじゃない?」
さやか「うーん、これ買っちゃおっかな?」
さやか「ねえ、まどか。どう思う?」
まどか「…」
さやか「…まどか?」
まどか「えっ?」
さやか「どうしたの?さっきから何か考えてるみたいだけど…」
まどか「あ…なんでもないよ?」
さやか「そう?ならいいんだけど」
まどか「ごめんね?」
さやか「ううん。それよりもさ、これどう思う?」
55 = 1 :
まどか「うん、可愛いと思うよ」
さやか「やっぱり?うーん…買おうかなぁ」
まどか「……さやかちゃん」
さやか「んー?」
まどか「えっと…ちょっとおトイレ…」
さやか「え?大丈夫?一緒に行こうか?」
まどか「ううん、1人で大丈夫だよ?さやかちゃんはここにいて?」
さやか「…まどかがそう言うなら良いけど、迷子にならないよう気をつけなよ?」
まどか「うん、じゃあ行ってくるね」
さやか「あたしは、ずっとここにいるからねー」
まどか「うん」タタッ
さやか「あんなに急いで…ピンチだったのかな?」
56 = 1 :
まどか「んと…」キョロキョロ
まどか「あっ…無くなってる…」
まどか「あの子が買って行っちゃったのかな…?」
まどか「…仕方ないよね」
まどか「他にも可愛いぬいぐるみはいっぱいあるし、そこから探そうかな」
まどか「ん…あ、この子可愛いなぁ」
まどか「この子も、みんな可愛いよ」
まどか「べえくん、お友だち見つかると良いね」
まどか「………」
まどか「んっ…」
まどか(どうしよう…本当におトイレに行きたくなっちゃった)
まどか(さやかちゃんを待たせたらいけないし、急いで行かなきゃ…)
まどか「えっと…」タタッ
ポトッ
57 = 47 :
なにか落とした?
58 = 1 :
数分後
まどか「探すのに時間かかっちゃったなぁ…遠くまで来ちゃったよ」
まどか「早く帰らなきゃ…!」タタッ
まどか「………あれ?」ピタッ
まどか「ここ…どこ?」キョロキョロ
まどか「うぅ…ど、どうしよう…来た道分かんなくなっちゃった」
まどか「で…でも…探せばすぐ見つかる…よね?」
まどか「うん、おなじ建物なんだし…ま、迷子になんかなってないよ?」
まどか「迷子じゃないもん…」
まどか「そうだよね?べえくん…」
59 = 1 :
さやか「むー…さすがに長くないかな?」
さやか「もしかして、迷子になっちゃってないよね?」
さやか「でももしかしたら…やっぱり一緒に行けば良かったかも」
さやか「…あっ、そうだ!電話があるじゃん!」
さやか「えーと?」ピッピッ
さやか「……ん?」プルルプルル
さやか「…まどか?」プルルプルル
さやか「……でないなぁ」ピッ
さやか「なんでだろ?…心配だよ」
さやか「…よし、探しに行こう!」
60 :
これは「支援」だ
61 = 47 :
俺が保護すれば万事解決とみた
62 = 1 :
まどか「ここかな…?」キョロキョロ
まどか「ち、違うね…」
まどか「あれれ…どうしよ…どうしよ…」
まどか「…そ、そうだ、ママのケータイがあるんだった!」
まどか「んっと」ガサゴソ
まどか「…あれ?」ガサゴソ
まどか「……えっ?」
さやか「念のため電話かけながら探した方がいいよね」ピッピッ
さやか「まどか、何かあったのかな…?」
さやか「…んっ?」
~♪
さやか「こんなところにケータイが…落とし物かな?」
63 = 21 :
>>61
それには及ばないわ
64 = 1 :
さやか「あれ?これってもしかして…」ピッ
さやか「さやかちゃんでしたー」
さやか『さやかちゃんでしたー』
さやか「あっ!やっぱりまどかのママのケータイじゃん!」
さやか『あっ!やっぱりまどかのママのケータイじゃん!』
さやか「もー!わかったって!」ピッ
さやか『もー!わかっ』
さやか「でも良かった、気づかなかったら、まどか怒られてたかも知れないもんね」
さやか「……あれ?」
さやか「じゃあ…まどかと連絡できなくない?」
65 = 1 :
さやか「え…ど、どうしよう…ほんとに迷子になっちゃったの?」
さやか「あたしが一緒に行けば…こんなことにならなかったのに」
さやか「あたしのバカ…」
さやか「まどか…泣いてないよね?大丈夫だよね?」
さやか「まどか…まどかっ!」タタッ
まどか「うぅぅ…ケータイなくしちゃったよぉ…」
まどか「ママに怒られちゃう…早く見つけなきゃ…」
まどか「でも…何処にあるのかわかんないし…ここが何処なのかも…」
まどか「わたし…迷子…なのかな?」
まどか「ぐすっ…」
まどか「…泣いてないよ、怖くなんかないもん」ゴシゴシ
66 = 1 :
まどか「大丈夫、べえくんがついてくれてるから怖くなんかないよ」
まどか「早く戻ろうね、べえくん!」タタッ
まどか「きゃっ?」ドテッ
まどか「っ…痛いよぉ…」ウルウル
まどか「ぐすっ…」
まどか「パパ…ママ…」
まどか「さやかちゃん…」
まどか「うぅぅっ……」
「あ…あの…」
まどか「……え?」
「だ、大丈夫…ですか?」
67 :
なるほど
支援
69 = 1 :
まどか「あっ…あなたは…さっきの…」
「う、うん…それよりも血がでてるよ?」
まどか「うぅ…」ウルウル
「わ、わたし絆創膏持ってるから…えっと…は、張ってあげるね?」
まどか「ぐすっ…あ、ありがと…」
「んっと…ど、どうかな?痛くない?」
まどか「うん…えへへ、上手なんだね」
「そ、そんな…わたし、保険委員だし…」
「こんなわたしでも…少しでも誰かの役に立てたら嬉しいから…」
まどか「そうなんだ…ありがとう」ゴシゴシ
まどか「もう痛くないよ、あなたが治してくれたから」ニコッ
70 = 1 :
「…えへ」
まどか「…あっ」
「?」
まどか「このぬいぐるみ、買ったんだね」
「あ…うん、可愛かったから…」
まどか「この子と似てるよね」
「…うん、そうだね」
まどか「あなたも、ぬいぐるみが好きなの?」
「うん、お部屋にたくさんお友だちがいるんだよ」
まどか「そうなんだ、わたしもだよ」
「えっ?ほんとう?」
まどか「うん!みんなにお名前もつけてるんだ」
71 :
ほむほむ
72 = 1 :
まどか「この子はね?べえくんって言うんだよ」
「べえくんって言うんだ…可愛いね」
まどか「えへへ、わたしの宝物なんだよ」
「わたしも、べえくんにもっと似てるぬいぐるみ持ってるよ」
まどか「えっ?ほんと?」
「うん、お家にあるけど…み、見にくる…?」
まどか「えっ?」
「あ…う、ううん!何でもない…です」
まどか「…ごめんね?見てみたいんだけど、わたし…東京の人じゃないから」
「…え?東京には住んでないの?」
まどか「うん、見滝原から遊びに来たんだよ」
73 = 1 :
「みたきはら?」
まどか「えっと…群馬県だよ」
「そ、そうだったんだ…じゃあさっきの子はお姉ちゃんなの?」
まどか「お姉ちゃん…?あっ、さやかちゃんはお友だちだよ」
まどか「パパとママとさやかちゃんと一緒に遊びに来たの」
「仲…良いんだね」
まどか「うん、さやかちゃんのこと大好きだもん」
「…羨ましいな」
まどか「えっ?」
「わたし…あんまりお友だちいないし…」
まどか「……」
「だから、ぬいぐるみがお友だち…」
74 = 1 :
「あっ!ご、ごめんなさい…変なこと言っちゃって…」
まどか「う、ううん、大丈夫だよ」
「………」
まどか「ね、ねえ。あなたのお名前は?」
まどか「わたし、まどか!」
「まどか…ちゃん…」
まどか「うんっ!」
「わ、わたしは…ほむら」
ほむら「暁美ほむら、です」
まどか「ほむらちゃん…!」
75 = 67 :
ほむほむ俺だ結婚しよう!!
76 = 47 :
ほむほむ!
77 = 1 :
さやか「まどか…何処にいるの…?」
さやか「まどかぁ…」ウルウル
さやか「あたしのせいだ…あたしが一緒にいなかったから…」
詢子「次は何買う?」
知久「そうだね…おや?」
詢子「ん?」
知久「彼処にいるのって、さやかちゃんだよね?」
詢子「あっ、ほんとだ。何か探してるみたいね」
知久「まどかは見当たらないし…もしかして…」
詢子「…なるほどね」
78 :
さやかを預けて今日はさやかママとパパはセックスだな!
で、後日まどかを預けてまどかママパパは生セックス!そのためのベビー用品・・・
79 :
80 = 1 :
さやか「まどか…」
知久「さやかちゃん」
さやか「あっ…」
詢子「どうしたの?もしかして、まどかとはぐれちゃった?」
さやか「ぐすっ…」
詢子「!」
さやか「ごめ…なさい…」ポロポロ
知久「さやかちゃん…」
さやか「ごめんなさい…ごめんなさい…」
さやか「あたしが一緒に行かなかったせいで…まどかが…まどかがぁ…」
さやか「どうしよぉ…ぐすっ…」
81 = 1 :
詢子「よしよし、さやかちゃんは優しいね」ナデナデ
さやか「うぅぅ…」
知久「はぐれてしまったものは仕方ないよ、それに携帯に連絡すれば…」
さやか「これ…」
知久「あっ…これは…」
さやか「まどか探してたら、ケータイが落ちてて…だからまどかに電話できなくて…」
さやか「だからずっと…ずっと探してるのに…見つかんなくて…」
さやか「あたしのせいなんです…」
詢子「大丈夫だよ、さやかちゃんは何も悪くないって」
さやか「でもっ…電話もできないし、探しても見つからないから…」
さやか「まどか…きっと泣いてるよ…どうしよう…」
82 = 47 :
さやさやさしい
83 = 1 :
知久「迷子の呼び出しを頼めばきっと見つかるよ」
さやか「あっ…」
知久「だから、まどかなら大丈夫だよ」
詢子「さやかちゃん、ありがとう」ナデナデ
さやか「…まどか」
まどか「ほむらちゃんって言うんだね」
ほむら「あ、あの…ほむら、って…変じゃない…?」
まどか「えっ?」
ほむら「お父さんとお母さんくらいしか、名前で呼んでくれないし…」
ほむら「おかしな名前だから、みんな呼んでくれないのかなって…思って…」
まどか「えー?おかしな名前なんかじゃないよ?」
ほむら「!」
まどか「とっても可愛い名前だと思うなぁ」
84 = 4 :
この頃からメガネで三つ編なんだろうか
85 :
追いついた
86 = 1 :
ほむら「…ほんと?」
まどか「うん!」
ほむら「…ありがとう」
まどか「えへへ」
ほむら「…嬉しい」
まどか「ほむらちゃん、ありがとう。ほむらちゃんのおかげで元気でたよ」
まどか「…わたし、あのままだったら泣いちゃってたと思うんだ」
ほむら「まどかちゃん…」
ほむら「そうだ…どうして1人なの?お友だちは?」
まどか「…ま、迷子になっちゃって…」
87 = 1 :
ほむら「えっ?大丈夫?」
まどか「…おもちゃ屋さんの場所がわからなくなっちゃって…」
ほむら「さっきの場所に行けばいいの?」
まどか「うん…」
ほむら「なら、わたしが案内してあげるね」
まどか「いいの?ありがとう」
ほむら「…えへ」
ほむら「あっ…立てる?怪我は痛くない?」
まどか「…実はちょっと痛いかも…」
ほむら「あ、あの…」スッ
まどか「?」
88 = 1 :
ほむら「…お母さんがよく、わたしが怪我した時に手を握ってくれたの」
ほむら「そうしたら、痛くなくなるって…だから…その…」
まどか「ほむらちゃん…うん」ギュッ
ほむら「まどかちゃん…!」
まどか「うん、痛くなくなったかも」
ほむら「ほんと?よかった…」
まどか「えへへ、ありがとう」
ほむら「…えへ」
89 = 1 :
さやか「………」
詢子「大丈夫だって、それに今ごろおもちゃ売り場に帰ってきてるかもしれないからさ」
知久「そうだね、とりあえずそこに行って、いなかったら迷子の呼び出しをしてもらおうか」
詢子「うん、じゃあ行こうか」
さやか「まどか…」
詢子「さやかちゃんは本当に優しいよね」
さやか「そんなこと…ないです…」
詢子「そんなことあるって、まどかをそんなに心配してくれるんだしさ」
知久「うん、まどかはさやかちゃんと友だちになれて本当に良かったよ」
さやか「でも…」
詢子「心配ないって、まどかを見つけたら4人でさやかちゃんの食べたいもの食べうな」
さやか「…うん」
90 = 1 :
ほむら「ついたよ」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
まどか「あはは…わたし、反対側に行っちゃってたんだ…」
ほむら「広いし、初めてなら仕方ないと思うよ?」
まどか「うん…」
ほむら「お友だちも探そう?」
まどか「あっ…そ、そうだね。さやかちゃんを待たせちゃったよ」
まどか「たしか…ここにいるって…言ってたけど…」
ほむら「…いないね」
まどか「……うん」
ほむら「だ、大丈夫だよ?探せば見つかるよ」
まどか「そ、そうだね…」
ほむら「わたしも一緒に探すから…!」
まどか「ありがとう、ほむらちゃん」
92 = 21 :
さやかいい子
94 = 1 :
ほむら「ううん、そんな…」
ほむら「それに…嬉しいの」
まどか「えっ?」
ほむら「こうやって、まどかちゃんの役に立てることができて…」
ほむら「わたし…嬉しい」
まどか「ほむらちゃん…ほんとにありがと」
まどか「ほむらちゃんがいなかったら、わたし…」
まどか「ほむらちゃんと会えて良かった、お友だちになれて良かったよ」
ほむら「え…?お友…だち…?」
まどか「うん!」
ほむら「…えへ」
95 = 47 :
しえん
96 = 41 :
ほむほむ
97 = 1 :
さやか「まどかぁー!」タタッ
まどか「あっ、さやかちゃん!」
ほむら「…見つかったね」
まどか「うん、良かった」
さやか「まどかっ!」ダキッ
まどか「わわっ?」
ほむら「あ…」
さやか「良かった…良かった…!」
さやか「あたし、まどかが迷子になってないかって…泣いてないかって…」
さやか「すっごく心配で…あたし…」
98 = 85 :
子供の友情ものはきゅんとくるな
99 = 91 :
さやさや
100 = 1 :
まどか「さやかちゃん…」
ほむら「……」
詢子「ほら、帰ってきてた」
知久「そうだね、良かった」
まどか「ママ、パパ」
詢子「まどか、さやかちゃんにちゃんとお礼しなよ?」
知久「まどかを一生懸命探してくれてたんだよ」
まどか「そうだったんだ…ありがとう…そしてごめんね?」
さやか「ううん…まどかが無事で良かった…」
まどか「さやかちゃん…」
ほむら「………」
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