のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,585人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ男「隣の家に誰か引っ越してきた。女の子ならいいなぁ」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 天使 + - 落ちこぼれ + - 透明 + - 透明人間 + - 銀色ふわり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 :

    おっさん女みたいだな

    52 = 1 :

    夕方 公園

    「……どうも」

    おっさん「ありが……とう……ございます」

    「早く済ませてください」

    おっさん「分かりました……」

    (どんな話でも丁寧に断ってやろう。そうしたら諦めるだろうし……)

    おっさん「紹介したい女の子のこと……ですが……」

    「はい」

    おっさん「本当に可愛いんです……本当に……」

    「それはいいです。なんで紹介したいんですか?」

    おっさん「お世話をして欲しい……のです……」

    「お世話……?」

    おっさん「はい……食事とか……お風呂……とか……」

    「そんな状態なら……介護ヘルパーとかに頼めばいいじゃないですか」

    おっさん「いや……お金……かかるじゃ……ないですか」

    54 = 23 :

    展開が見えないな
    普通に萌え路線だけになってしまうのか?

    55 = 42 :

    おっさんが少女

    56 :

    おっさんが娘をエサに男を釣ってる

    57 = 1 :

    「お金かかるって……貴方、引っ越してくるだけの費用は持ってるんですよね?」

    おっさん「でも、継続してお金を払わないといけませんし……それがネックといいますか……」

    「いや……なら、奥さんに頼めばいいじゃないですか」

    おっさん「私……そのような人はいないのです……お恥ずかしい……」

    「そうですか」

    (え……じゃあ……)

    「ちょっと待ってください」

    おっさん「は、はい?」

    「貴方の娘じゃないんですか?」

    おっさん「ええ……違います」

    「どういうことなんですか……?」

    おっさん「……家に……足を運んでくだされば……ご紹介で、きます……」

    「その女の子って……誰の……?」

    おっさん「……」

    (警察に言おう……。なんか本当に危ない人じゃないのか……こいつ……)

    58 = 15 :

    仏蘭西少女か

    59 :

    わかった!
    このおっさんは夜にだけ少女の姿に戻るんだ!

    60 = 1 :

    おっさん「わ、わかりました……これを……どうぞ」

    「え?鍵……?」

    おっさん「私はここに居ます。私の家の中を……みて、きて……く、ださい」

    「確認してこいってことですか?」

    おっさん「は、はい……」

    「……」

    (誘拐されてきたような女の子がいれば通報しよう)

    「じゃあ……行ってみます」

    おっさん「おぉ……ありが、とう……ございます……」

    「ここに居てくださいよ」

    おっさん「は、はい……もちろん……」

    「……」スタスタ

    「……」チラッ

    おっさん「……」ボォ~

    (ついてくる気配はないか……)

    61 :

    >>58
    介護雇うよりたけぇwww

    62 = 1 :

    「……」ガチャ

    「お邪魔します」

    シーン……

    「……誰か、いませんか?」

    「―――話せない状態とかか……?」

    「玄関の扉は……開放しとくか」

    「……」ソーッ

    「とりあえず逃げ道は確保しとこう」

    「勝手口……窓……うん……ここらを開けとけばなんとか逃げることはできそう……」

    「……あとは……問題の女の子だけか……」

    「……」スタスタ

    「いないな……」

    「二階か……?」

    「……」

    「流石に独りだと二階には行きたくないな……」

    63 = 1 :

    「―――んだよ。いきなり呼び出して」

    「そこで見張っててくれ」

    「なに?泥棒でもすんの?」

    「違う。ちょっとこの家、おかしいんだ」

    「ふーん」

    「変なおっさんが見えたらすぐに連絡してくれ」

    「いいけど、あとで訳を言ってくれよ」

    「言うって」

    「……よし。いくか」スタスタ

    「……」ソーッ

    「二階に寝室とかあるんだろうな……」

    「……」スタスタ

    「ここか……?」ガチャ

    「……」ソーッ

    「いないな……」

    64 :

    楽しみ

    65 :

    これは気になる

    66 = 1 :

    「こっちか……?」ガチャ

    「あ、この部屋は……俺の部屋から見える部屋だな」

    「……普通の寝室だな」

    「というか、女の子なんていないぞ……?」

    「どうなってんだよ……」

    「頭がおかしいだけのおっさんだったのか……?」

    バタンッ!!

    「え……?」

    「今の……音……」

    ピリリリ

    「もしもし?」

    『おい。玄関が閉まったぞ。家の中に誰かいるんじゃないのか?』

    「え……?」

    『通報されるまえに出てこいって』

    「あ、ああ……そうする……!」

    69 :

    寝れないじゃないか……

    70 = 51 :

    おなかすいたお

    71 = 1 :

    「どこに居たんだよ……」

    「逃げよう……」スタスタ

    「……」ソーッ

    「いない……よな……?」キョロキョロ

    「……よし」タタタッ

    「出よう」グッ

    「あれ……?」ガチャガチャ

    「あ、ああ……鍵が閉まってたのか……」

    「……」ガチャン

    「これで……」

    「待って……」

    「―――?!」

    「だ……誰だよ……?」ガクガク

    「貴方こそ……誰……?」

    (怖くて……振り向けない……)

    73 = 51 :

    バンバンバンバンばっっばなんばばばじゃ

    74 :

    眠いよおおおおおおお

    75 = 1 :

    「お、俺は……ここに住んでいるおっさんに言われて……」

    シーン……

    「え……?」バッ

    「あ、れ……いない……」

    「なんだよ……」

    ガチャ

    「うわぁ!?」

    「うお?!なにさ!?」

    「お、お前か……」

    「早く行こうぜ。学校にバレたらやばいって」

    「そ、そうだな……」

    (今の声は……)チラッ

    「……」

    「はやく」

    「あ、ああ」

    76 = 1 :

    自室

    「幽霊?」

    「かもしれない」

    「あははは」

    「本当だって!!」

    「とりあえず、そのおっさんに鍵を返しにいこうぜ。空き巣扱いされても嫌だし」

    「それもそうか……」

    「そのときに曰く付物件なのか訊けばいいだろ」

    「うん」

    「うし。行くか」

    「ああ」

    「でも、幽霊な。女の子の幽霊なら最高じゃねーか」

    「バカ。かなり怖かったんだぞ」

    「もしかしたらその幽霊に恋しちゃうかもしれないぞ?」

    「やめろよ。マジで」

    77 :

    私怨

    78 :

    着地点が見えないな…


    しえーん

    79 = 1 :

    公園

    おっさん「あ……お、おかえり……なさい……」

    「あの……行ってきました」

    おっさん「あ、あえましたか?」

    「いいえ。声だけは聞こえました」

    おっさん「そ、そうです……か……」

    「すいません。こいつから話を聞きました。えっと、その家、幽霊とか出ます?」

    おっさん「幽霊……?いいえ、そんな家……私が怖い……です……」

    「ふーん」

    「とりあえず、鍵を返します」

    おっさん「いえ……もっていて……ください」

    「ど、どうして……?!」

    おっさん「これからは……週に一回ぐらいでいいので……家に来てください……」

    「はぁ!?」

    おっさん「おね……がい……します……」

    80 :

    わかった家自体が女の子なんだ!

    81 = 1 :

    「いや……理由を……聞きたいんですけど……!!」

    おっさん「女の子のお世話を……」

    「誰もいませんでしたよ?!」

    おっさん「声は……聞いたんですよね……?」

    「いや……ききましたけど……」

    おっさん「がんばって……ください……」

    「貴方が世話をしたらいいんじゃあ……」

    おっさん「ああ、そうだ……こ、これ……」

    「え?」

    おっさん「キャッシュカードです……暗証番号は―――」

    「ど、どういうつもりですか!?」

    おっさん「お世話……していただけるなら……お金……渡します……」

    「あの……その女の子との関係は?」

    おっさん「……では、また様子、見にきます……」

    「ま、待ってください!!ちょっと!!!」

    82 :

    おっさん死亡フラグに見える

    83 = 1 :

    「行っちゃった……。あの言い方、家には帰らないって感じだったな」

    「ああ……」

    「どうする?」

    「どうするって……」

    「キャッシュカードを渡してきたから、本気かもな」

    「残高ゼロかも知れないだろ」

    「でもなぁ。あのおっさんが嘘を言ってるようには見えないしなぁ」

    「まぁ……な」

    「とりあえず今日は帰ろうぜ」

    「なんか楽しそうだな、お前」

    「そうだな。ちょっとワクワクしてる」

    「なんでだよ。怖くないか?見知らぬ相手にキャッシュカード渡されて、誰かの世話を押し付けられたんだぞ?」

    「幽霊を相手にするわけじゃないし、いいじゃん」

    「あのな……!!」

    「週一回でいいなら俺も協力するって。な?」

    86 = 1 :

    夜 自室 ベランダ

    「……」

    「やっぱり帰ってきてないな……あのおっさん……」

    「……」

    「なんだよ……どうしたら……いいんだ……」

    ピリリリ

    「もしもし?」

    『よう。不思議な隣人は?』

    「帰ってきてない」

    『そっか。んで、明かりはついてないのか?』

    「ああ。ここからは見えない箇所もあるからなんともいえないけど」

    『今度の日曜日、お邪魔してみようぜ』

    「本気か?」

    『おう』

    「はぁ……」

    87 = 1 :

    日曜日 隣家

    「……」ピンポーン

    「……出てこないな」

    「鍵、鍵」

    「はいはい……」ガチャ

    「ごめんくださーい」

    「おじゃましまーす」

    シーン……

    「応答はないんだな……」

    「とりあえずその女の子を捜してみようぜ。俺は一階を。お前は二階な」

    「勇気あるな」

    「いいじゃん。家主公認なんだし」

    「物は盗むなよ」

    「誰がするかよ」

    「じゃあ、捜してみるか」スタスタ

    88 = 84 :

    しえーん

    89 = 1 :

    二階 寝室

    「いないな……」

    「はぁ……本当に女の子なんて……」

    ガチャ……

    「ん……?向こうの扉が……勝手に……」

    ギィィィ……

    「だ、誰だ……?」ドキドキ

    シーン……

    「……おーい!!!二階にきてくれー!!」

    「なんだー!?」ドタドタ

    「む、むこうの扉が勝手に開いたんだ」

    「んじゃ、その向こうにいるんじゃないのか?」

    「一緒に行こうぜ……」

    「怖がりだなぁ」

    「うるさいな」

    91 :

    ゴクリ…

    92 = 1 :

    子ども部屋

    「子ども部屋っぽいな。おもちゃとかあるし」

    「随分、散らかってるな……。なんか今まで遊んでいたみたいだ」

    「……でも、誰もいないな」

    「そうだな……」ヒョイ

    「人形か。やっぱ女の子がいるんじゃないか?」

    「これはここに入ってたのか……?」

    「片付けるのかよ」

    「誤って踏んづけたりしたら大変だろ?」

    「それもそっか。流石に物は壊したくないな」

    「手伝え」

    「はいよー」

    「……」ゴソゴソ

    「なんか年季入ったものばっかだな」

    「もう売ってないやつとかありそうだな」

    94 = 1 :

    「おし……いくか」

    「おう」

    (そういえば食事とかお風呂とか言ってたけど……やっぱり……小さな子がいるのか……?)

    「ふわぁ……」

    「……」

    ガサゴソ……

    「!?」

    「どうした?」

    「いや……。なんか物音が……」

    「マジか」

    「……」

    「何もきこえねーけど?」

    「確かに聞こえたんだ」

    「びびりすぎー」

    「本当だって!!」

    96 :

    引き伸ばしすぎ

    99 = 1 :

    昼 リビング

    「誰もいねーな」

    「そうだな」

    「やっぱり幽霊が……」

    「やめろよ」

    「あははは。冗談だって。―――さーてと、飯にしようぜ」ゴソゴソ

    「ああ。なんか疲れたし……腹減った」

    「んーおにぎりー」

    「あ、その前にトイレ」

    「花子さんに気をつけろ」

    「やめろ!!」

    「ついていってやろうか?」

    「いい!!」

    「もらすなよー」

    「もらすかよ!!」

    100 :

    本当のホモは友だったか…


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - 天使 + - 落ちこぼれ + - 透明 + - 透明人間 + - 銀色ふわり + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について