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    元スレ妹「Q・E・D!Q・E・D!」兄「え?」

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    452 = 384 :

    「……」スタスタ

    「しかし写真で見たときも思ったけど、スポ根って顔だなぁ」

    「アニメでいそうな顔です」

    「あーいう顔が好きなのな?妹友ちゃんは」

    「なんでも、サッカー部の主将だとか」

    「ふーん……そりゃモテるだろうな」

    「そうですね、私はあんまり興味ないですけど」

    「しかし、どこに行くんだろうなぁ」

    「歩行速度から推定して、何か目的のあるものと思われます」

    「繁華街のほうに向かってるけど、家は向こうなのかな」

    「兄さん、人が多いですけど見失わないようにしましょう。こっちです」

    「待ってー」

    454 = 384 :

    「……」スタスタ

    「お、ツタヤに行くみたいだぞ」

    「何かDVDでも借りるんでしょうか」

    「さぁなぁ……とりあえず俺たちも入ろう」

    「そうですね」

    店員「いらっしゃいませー」

    「……」キョロキョロ

    「何か挙動不審だな……」

    455 :

    俺達のアダルトコーナー編

    456 = 384 :

    「……」スタスタ

    「邦画コーナーにいくみたいだ」

    「洋画には『用が』無いんですね」

    「……」

    「……」

    「……」

    「笑うとか、つまらなければつまらないとか、何かしらリアクションが無いと悲しいです」

    「すいませーん!暖房効いてないみたいなんですけどっ」

    店員「えっ!そんなことないと思うんですけど……」

    「もうっ!兄さん!!」バシバシ

    「あはは……悪かったよ」

    「もうっ!勇気を出して言ったのにっ」


    458 = 384 :

    「えーと……あ、いたぞ」

    「邦画コーナーでうろちょろしてますね」

    「あ、あの辺はセクシー映画だな」

    「セクシー映画とは」

    「アダルトビデオコーナーに入る勇気が無い人用のコーナーだな」

    「サッカー部主将のくせに気が小さいですね……」

    「それは関係ない。それにあれはあれで需要があるんだぞ」

    「兄さんも借りたことがあるんですか?」

    「古いにっかつとかは妙にエロイんだよな……」

    「……」カタ

    「あ、手に取りましたね」

    「彼には妙に親近感がわくなぁ」

    459 = 384 :

    店員「ありがとうございましたー」

    「帰ったら一緒に観ましょうね」

    「なんでホラー映画なんだよ」

    「兄さんがビビるのを見るのが好きなんです」

    「ちょっと性格悪いんじゃないか?」

    「兄さんの借りたのは何ですか?」

    「『ミート・ザ・ペアレンツ』だな」

    「好きですね、それ……」

    「……」スタスタ

    「おっと、次だ次」

    460 = 384 :

    「♪~」スタスタ

    「しかしあれだな、こうして尾行してると」

    「なんですか?」

    「いや、人のプライベートを覗き見している感が物凄いな」

    「仕方ないです、それが仕事ですからね」

    「しかも、それをちょっと楽しいと感じてる自分がいる」

    「あ、それはなんとなくわかります」

    「興信所でバイトしてみようかな」

    「私もやりたいです」

    「ん?」チラ

    「おっと……自然に自然に」

    「手を繋ぎましょう。カップルだと思われるように」

    「そうだな」ギュ

    461 = 384 :

    「……」スタスタ

    「しかし、どこに行くんだろうな」

    「さぁ……」

    「家に帰るんじゃないっぽいけど」

    「妹友ちゃんとは約束してないみたいですね。さっきメールで確認しましたから」

    「ふーん……となると、ホントに浮気とかだったりして……」

    「それをしっかり確かめましょう」

    「おう……ってなんか」

    「何です?」

    462 = 384 :

    「なんか、幼女の泣き声が」

    「え……兄さん……」

    「ひくなひくな!マジだってば!」

    「幻聴じゃないんですか?」

    「本当だってば、どこからだろ」

    幼女「……ぁーん…わぁーーん……」

    「大丈夫?お母さんはどこかな?」

    幼女「……わかんない……」

    「おや」

    463 = 384 :

    「お兄ちゃんが一緒に探してあげるから、ね?もう泣かないで」

    幼女「うん……ありがとう」

    「肩車をして、すいませーーーん!この子のお母さんはいませんかーーーー!」

    「うぉ、道のど真ん中で叫び始めた」

    「でも、いい人ですね」

    「これはプラス査定だな……」

    「ちょっと兄さん、面接してるんじゃないんですからね」

    「そ、それはわかってるけど」

    「誰に優しくしてようが、浮気してたらそのままちゃんと報告するんですからねっ」

    「わかってるって……つーかまだ疑いがほんのちょっとあるだけなんだろ?」

    「それはそうですけど……」

    お母さん「幼女ちゃーんっ!」

    幼女「おかあさーん!このお兄ちゃんがねっ」

    「……」

    464 :

    さるよけ

    466 = 443 :

    467 = 384 :

    ~ファミレス~

    「……」

    「今度は一人ファミレスかぁ」

    「私たちはこの辺に座りましょうか」

    「うん」

    「さ、兄さん、何か食べましょう」

    「おいおい、尾行中だぞ」

    「向こうも注文してますし、何も頼まないのもおかしいですよ」

    「そりゃそうか……じゃ、パスタでも適当に」

    「カルボナーラとバジリコにしますから、半分こしましょう兄さん」

    「はいはい」

    「あと、いちごミルク頼んでいいですか?」

    「お前普通に食事を楽しむ気まんまんだな」

    「腹が減っては探偵はできませんから」

    468 = 384 :

    「でも、妙だなぁ」モグモグ

    「何がですか?」ズズズ

    「普通、あの年頃の男の子が一人でファミレスなんてこないだろ」モグモグ

    「それは世間一般の普通であって、彼の普通はどうだかわかりませんよ」モグモグ

    「そりゃそうだけど、俺がいいたいのは待ち合わせの可能性が高いなって事」モグモグ

    「あっ!兄さん!半分以上食べましたね!」

    「お前だってもう4/5は食ってるじゃないか!何が半分こだよっ」

    「おまたー」

    「よっ」

    「あ……」

    469 = 393 :

    自分のニヤニヤ顔がモニターに反射してハッとした

    470 = 444 :

    >>469
    おっさん「………」ニヤニヤ

    471 = 384 :

    「遅くなってごめんねー。髪のセットに手間取っちゃってさー」

    「いいよ、そんなに待ってないから」

    「うは……ビンゴかぁ」

    「こ、これは……大当たりみたいですね」

    「女の子の顔、わかるか?お前と同じ制服みたいだけど……」

    「ちょ、ちょっとここからだとわからないです……」

    「つーかすげぇ髪型だな……アフロっぽいけど」

    「きっとブラックミュージックをリスペクトしてるんですね」

    「あんな髪型のやつ学校にいたらすぐわかるだろ、心当たりはないのか?」

    「えーと、生徒はたくさんいますから……よくわからないです」

    「うーむ、まぁ顔が可愛けりゃあの髪型もありなのかなぁ」

    472 = 384 :

    「ちょっとトイレに行く振りして確認してみてくれよ」

    「だ、駄目ですよ……もし知り合いだったら気まずいです」

    「おいおい、そんな消極的な」

    「とりあえず、カメラで証拠を押さえておきましょう」パシャリ

    「おっ準備がいいな」

    「探偵7つ道具の一つです」

    「あとの6つは?」

    「えーと……順次登場予定です」

    「適当なこといってごまかしただろ今」

    「それじゃ行こうか」

    「うんっ!今日はどこつれてってくれるのー?」

    「出るみたいだな。いくぞっ!」

    473 = 384 :

    ~映画館~

    「映画館かぁ、デートって感じだな」

    「この時点でただの友達って線はなさそうですね」

    「うん……何観るんだろうな」

    「何が観たい?」

    「えっとねー!アフロ田中がいいなっ」

    「ぶっ」

    「どうしたんですか?」

    「いや、おかしくて思わず噴いてしまった」

    「私は3丁目の夕日64が観たいですね……」

    「俺もそっちがいいな、せっかく観るなら」

    「……アフロ田中また今度にして、今日は3丁目の夕日にしない?」

    「うー。いいけどさー」

    「お、やった」

    「私たちもチケットを買いましょう」

    474 :

    どういうことなの・・・

    475 = 384 :

    ~シアター内~

    『じゅんのすけぇええええええっ』

    「うぅっ吉岡くんの演技は泣けるわ」

    「はい、兄さんハンカチですよ」

    「ありがと」チーン

    「ふふ、涙もろいんですね」

    「1と2はトータルで30回は観たからな。思い入れが半端ないんだ」

    「……んもう、だめだってばぁ……こんなところで……」

    「……大丈夫だって、誰も見てないから」

    「に、兄さんっ……なんか不穏な感じです」

    「あ、そういや尾行してるんだっけか……」

    476 :

    ハンカチで…鼻…

    477 = 361 :

    >>475
    そこはテイッシュだろ

    480 = 361 :

    481 :

    483 = 384 :

    「あれはもう、浮気確定ですね」

    「ただのセフレかもよ?本命は妹友ちゃんで」

    「そ、そんなの都合が良すぎますっ!許せないですっ!」

    「いまはそんなことより映画のほうが大事だ。ちょっと黙っててくれ」

    「もう……」

    「昭和っていいよね」

    「私は平成生まれだからわからないです」


    484 = 384 :

    ~ゲームセンター~

    「今度はゲーセンか。もう普通にデートだな、あれは」

    「間違いありませんね」

    「何してるんだろ」

    「あれはUFOキャッチャーですね」

    「大物捕ったどー!」

    「きゃーすごーい」

    「観察されてるともしらずはしゃいでやがる」

    「私も撮ります」パシャリ

    「こんだけ証拠があれば充分だな、きっと」

    「兄さん兄さん、私たちも少し遊びませんか?」

    「そうだなぁ……まだあいつらはここにいそうだし」

    「兄さんと一緒にプリクラが撮りたいです」

    「了解」

    485 = 384 :

    「もうっ!なんで歌舞伎みたいな顔して写るんですかっ!!」

    「いや、普通に撮っても面白くないだろ……」

    「こういうのは面白くなくてもいいんですっ!」

    「ほらほら、モタモタしてると置いていかれるぞ」

    「あっ待ってください」

    「でも、お前はよく写ってるな」

    「え……そうですか?」

    「ケータイに張って置こうかな」ペタ

    「……」

    「どした」

    「な、なんでもないです……行きましょう」

    「だいぶ、時間も遅くなってきたけど平気か?」

    「私は大丈夫ですよ」

    486 = 384 :

    ~ラブホテル街~

    「……」

    「……」

    「あーあー……よりそうように歩いちゃってまあ」

    「これはもう言い逃れできませんね」パシャリ

    「妹友ちゃんにはかわいそうな結果になってしまったな」

    「仕方ないです……どんなことでも知らないより知ったほうがいいです」

    「それもホームズのセリフだな」

    「……なぁ……いい?」

    「……うん、私もえっち、したい……」

    「うぉ、なんて刺激的な……彼女の髪がアフロじゃなければ」

    「鼻の下伸ばしてないで追いかけますよっ!あそこのホテルですっ!」ダッ

    「ちょ、ちょっとまって」

    487 = 384 :

    ~ラブホテル~

    「なぁ、何もわざわざ俺たちまで中に入らなくても」

    「駄目ですよ、最後まで真実を追究するんです」

    「とはいえ、俺たちだけでこの部屋に入ってもしかたないだろ……」

    「大丈夫です、使われてるのはこの部屋と隣の部屋だけですから」

    「なんでそんなことがわかるんだ?」

    「フロントで確認しました」

    「で、どうするんだこれから」

    「盗聴を開始します」

    「へっ」

    488 = 384 :

    「盗聴器なんてそんなマニアックなもんまで持ってるのか?」

    「正確に言うと、聴診器ですけど」

    「ヴィレッジとかで売ってるやつか」

    「これを壁に当てると、隣の部屋の物音くらいは……」ピト

    「聞こえるのか?」

    「よく兄さんの部屋の音はこれで聞いてますけど」

    「おい、ちょっと聞き捨てならんことを今」

    「しっ!静かにっ……!」

    「……」

    「聞いてみて下さい兄さん。決定的な証拠です」

    「ど、どれどれ」ゴクリ

    489 = 384 :

    隣の部屋『んっ……あっ!んんっ…だめぇっ……!』

    「おおぅ……これは素晴らしい」

    「聞こえますか?」

    「よく聞こえるぞ。なんということでしょう」

    「これはもう完全にアウトですね」

    「うむ……うむ……」

    隣部屋『あっあっあっ!あーーーーーーっ……!』

    「や、やべぇ……勃起してきた」ムクムク

    「に、兄さん……」

    「不可抗力だ、勘弁してくれ」

    490 = 384 :

    「……」スリスリ

    「ちょ」

    「いいから……兄さんは隣の物音を聞いていてください」カチャカチャ

    「う、うん」

    「すっごく、大きくなってます」ポロン

    「な、なんでかなぁ」

    「盗聴、興奮してるんですか?」シコシコシコ

    「さ、さぁ」

    「ふふ、ほんとにえっちですね兄さん」カプ

    「!?」

    「んっ……れろっ……ちゅっ…ぢゅっ……ぷはぁ……」チュパチュパ

    「うっ……」

    隣部屋『やぁああっ……!いっちゃうよぉ……!』

    「や、やばい……なんだこの状況は」

    492 = 384 :

    隣部屋『……あっ…!んぁっ……あっ…』

    「はぁはぁ……」

    「ちゅぱっ……じゅるっ……れる……隣はどうですか?」チュバチュバ

    「ま、まだ盛り上がってるみたいで」

    「そう……ですか……んっんっ……んっんっ…」シコシコシコ

    「うぅううっ……ちょっと待って」

    「どうしてでふか……れるっ……じゅる……れろれろ」シコシコシコ

    「も、もう出そうだから」

    「そうなんですか……?いいですよ、口の中に出しても……」シコシコシコ

    「うっ……うっうああっ!」

    「んっ……じゅるるるっ……!んっ!!」

    「い、イクッ!!」ドピュルルル

    「んん~~ッ!!!」

    「す、すまん……つい頭を押さえてしまって」

    「い、いいですけど……けほけほ」

    493 = 384 :

    「ふぅ……」

    「ちょっと、疲れてしまいました……」

    「まだ、時間あるから寝たらいいんじゃないかな」

    「ごめんなさい……いいですか?」

    「時間が来たら起こしてやるから」

    「わかりました、お願いします」コテ

    「……」

    「くーくー……」

    「寝たか……」

    「あれ、そういやなにしに来たんだっけ……」

    494 = 474 :

    なんてことを・・・

    495 = 384 :

    ~隣部屋~

    「ふぅ……」

    「ねーねー、もう一回しようよ」

    「いや、もう時間ないんじゃないかな」

    「あ、そうだねー」

    「シャワー浴びてきたら?汗かいたでしょ」

    「うん、私が先でいいの?」

    「いいよ、ていうかいつまでそのアフロのかつらかぶってるの?」

    「あ、忘れてた」スポ

    「ププ、結構似合ってたけど」

    「そうかなぁ、あー頭痒かった」

    496 = 455 :

    くっ・・・何が目的なんだ・・・!!!

    497 = 474 :

    いや忘れるわけないだろ・・・










    いや忘れるわけないだろ・・・

    499 = 349 :

    妹も仲間か!?

    500 = 402 :

    なんてこった


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