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    元スレ妹「Q・E・D!Q・E・D!」兄「え?」

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    52 = 1 :

    「じゃあ、タンスの中を見てみます」

    「ここはまだ確認してないのか?」

    「はい」

    「早い段階で探すべきところだろ。もしあったらどうしてくれるんだ」

    「その時は縞ぱんを兄さんに差しあげます」

    「いや、いらないから」

    「そろそろ本当のことをいってもいいんですよ?」

    「バカなこと言ってないで見てみよう」ガラ

    「そこは、私の下着がいっぱい入ってます」

    「そ、そのようだな……」

    「どうですか?ありますか?」

    「うーん……」ゴソゴソ

    「えっちですね。私の下着の山に手を突っ込んで」

    「そんなこというなら手伝わないぞ」

    53 = 1 :

    「えーと、ピンクの縞ぱんがあるけど」

    「それはまた別のですね」

    「この、黒と白のやつは」

    「それも違います。無くなったのは水色のですから」

    「なんでそんなに一杯縞ぱん持ってんだよ」

    「にいさ……男性が好む下着だと聞いて」

    「人によると思うけどな」ゴソゴソ

    「に、兄さん。あんまり引っ掻き回さないでください」

    「調べてるんだからしかたないだろ……おや」

    「なんですか?」

    「トランクスがあるけど、これもお前の?」

    「ギク」

    「なんだよ、その露骨に怪しい反応は」

    54 = 1 :

    「なんか俺が去年なくした奴に似てるけど……」

    「そ、それは母さんが捨てるっていってたもので」

    「え?そうなの?」

    「もったいないから、私が部屋着にしてたんです……けっして兄さんみたいな使い方はしてないです」

    「俺みたいなってなんだよ」

    「こう……私の下着で、ごしごししてるんですよね?」シュッシュ

    「パントマイムは止せ、生々しい」

    「わ、私は他のところを調べますから!あんまり散らかさないでくださいね」

    「はいはい」

    57 = 1 :

    「兄さん兄さん」

    「なんだよ、タンスにはないぞ」

    「ここを見てください」

    「窓枠……なんだよ、これがどうした」

    「よく見てください。窓枠に少しだけ土がついています」

    「あ、本当だなぁ……なんだこれは」

    「これは、賊が外から私の部屋に侵入してきた可能性を示すものです」

    「そうかなぁ……猫かなんかだと思うけど」

    「兄さんが昨夜、あるいは今日の昼、ここから侵入し、タンスからパンツを盗んでいった……」

    「ちょ」

    「兄さんの靴に土が付着していればQ・E・Dですね……検めさせてもらいますよ」

    「仮に俺が犯人でも、なんでわざわざ外から入らなくちゃいけないんだよ」

    「そう思わせることが兄さんの作戦です。靴を持ってきてください、さぁさぁ」

    58 :

    やはり敬語妹はすばらしい

    59 = 4 :

    妹可愛いな

    60 = 1 :

    「気が済んだか」

    「うぅ……そんなはずは」

    「犯人俺説から少し離れたほうがいいんじゃないのか?」

    「あ、洗ったんです!靴を洗って、何食わぬ顔で持ってきた……」

    「そもそもここ二階じゃないか。伝って登れるような雨どいも無い」

    「それはきっと、兄さんが部屋から窓伝いに侵入してきたんです」

    「それなら、靴を履いてるのは変じゃないか?」

    「あぅぅ……」

    「もーいいだろ。新しいのを買ってやるから諦めろ」

    「まだですッ!兄さんの部屋を確認します」

    「あーもう、好きにしてくれ」

    61 = 1 :

    ~兄の部屋~

    「どこを調べるんだ?」

    「というか兄さん、散らかってますね」

    「まぁ、こんなもんだろ」

    「だめですよ、いくら冬でもウジがわきます、こんな部屋」

    「そんなに汚くも無いと思うんだが…」

    「とりあえず兄さんの部屋の掃除もかねて捜索しましょう」

    「えぇー……いいよ」

    「駄目です。依然として一番怪しいのは兄さんなんですよ」

    「はいはい」

    「いま掃除機を持ってきますから、ちょっと待っててください」

    62 = 28 :

    はやく
    風邪引く

    63 :

    いい妹。
    これはいい妹だ!

    64 :

    「♪」ガーガー

    「悪いな、部屋の掃除までさせて」

    「捜査のためですから、気にしないでください」

    「この本もまとめて捨てるか」

    「ちゃんと資源ごみにださないと駄目ですからね」

    「わかってるよ」ペラッ

    「掃除の最中に古い雑誌を読み返すのは止めましょう」

    「ついな」

    「『……らめぇッッ!おにいひゃ……イクよぉっ……』」

    「音読はやめような」

    「これは重要な証拠になりますね。裁判の際には提出させていただきます」

    「たまたまこういう漫画も連載してるってだけだろ!」

    65 = 64 :

    「ふぅ……一通り片付きましたね」

    「見つかったか?お前のパンツは」

    「……見つからないです」

    「つまり、この部屋にはないってことだ」

    「お、おかしいです……そんなはずは」

    「ふーむ……」

    「やっぱり兄さんが履いてるんです、そうに違いありません」

    「さっき確認したじゃないか。履いてないし」

    「この家のどこにも無いのです。パンツが一人で歩き回るはず無いでしょう」

    「そらま、そうだけど」

    66 = 64 :

    「たった今、ひとつの仮説を思いつきました」

    「聞こう」

    「……女の子のパンツは、非常に面積が小さいです。それはわかりますか?」

    「言ってる事はわかるけど、意味がわからない」

    「つまり、その上からボクサーパンツを履けば、見た目はわかりません」

    「なんという暴論」

    「この事件の真相は……兄さんのパンツ二枚重ねによる犯行の隠匿、これでQ・E・Dです」

    「ま、待て」

    「待ちません、いきますよー!」ズルルル

    「アッー!」

    67 :

    うむ、良い妹だ

    68 :

    期待せざるを得ない

    69 = 64 :

    「うぅ……」ボロン

    「あれ……履いてない」

    「さっきからそう言ってるじゃないか!」

    「そ、そんな……私の推理が……」

    「推理と思いつきの違いを学ぼうな」

    「むっ……!生意気です」

    「それよりパンツをもとに戻してくれ、寒い」

    「ふーふー」

    「息を吹きかけるなっ」

    「なんか、芋虫みたいです」ジーッ

    「凝視するなよ」

    「……くんくん」

    「においを嗅ぐのも止めてくれ」

    71 = 64 :

    「とりあえず、兄さんが履いてないことはわかりました」

    「ご覧の通りだ」

    「しかし、私のパンツを何らかの事情で使用した可能性は否定できません」

    「はぁ……なんだか面倒くさくなってきた」

    「何かしら証拠が挙がる気がしますので、調べさせてもらいます」

    「は?」

    「何か、水色の繊維でもみつかれば、重大な証拠になるんですが」サワサワ

    「うひゃひほうっ!」

    「へんな声を出さないでください……糸くずひとつでも大事な証拠になるんです」サワサワ

    「うおぉ……」ムクムク

    72 = 64 :

    「あ……」

    「な、なんだよっ!」

    「おちんちん、大きくなってきました」サワサワ

    「触られると大きくなるのは自然の摂理だ」

    「ふぅーん……シワがなくなって調べやすくなりました」ツンツン

    「つつくな」

    「……れろっ」ペロ

    「な、なんで舐めるんだよっ!」

    「つ、つい……」

    74 = 64 :

    「なかなか見つからないです……」サワサワ

    「くぅっ……だから使ってないって……」

    「兄さん、この毛の中が怪しいです」サワサワ

    「そんなこといわれても」

    「んー……顔に棒が当たって邪魔です……」ニギッ

    「はふぅ!」

    「ん?兄さん?」ニギニギ

    「握るのは止めてくれ」

    「へぇ……どうしてですか?」ニギニギ

    「ちょっと変な気持ちになるから」

    「兄さん兄さん」シコシコ

    「しごくなー!」

    「あはは、これは面白いです」

    76 :

    まだ兄の後ろの穴は調べてないな

    77 :

    犯人は母ですねわかります

    78 :

    うわ最悪 おいついちまった

    79 = 64 :

    「本当のことを言ったら、開放してあげますよ」シコシコシコ

    「ほ、本当のことって……」ビクビク

    「私の縞ぱん、返してください」シコシコシコ

    「だ、だから知らないってば」

    「まだ、そんなことを言うんですか……ぱくっ」カプ

    「っ!」

    「パンツなんか盗まなくても、ちゅぱ……言ってくれればいいのに」チュパチュパ

    「盗んでないっ」

    「待っふぇくらふぁいね、今脱ぎまふから…」シュル

    「な、なんでパンツを」

    「……私のパンツで……こうしたんじゃないんですか?」シコシコシコシコ

    「アッー!」

    「さぁ兄さん、いい加減吐いてください」

    81 = 64 :

    「くぅう……」ビクビク

    「汚してもいいですよ……洗濯しますから」シコシコシコ

    「ま、また無くなったらどうするんだよ」ビクン

    「また無くなったら兄さんと一緒に探します」シコシコシコ

    「そ、そんなに簡単にパンツがなくなるわけないだろ」ビクン

    「ふふ、そうですね」シコシコシコ

    「つまり……最初からそんなものは無かった……と」ビクビクン

    「えっ…」シコシコシコ

    「俺の推理では、お前の狂言の線が非常に濃厚だ」

    「」ギク

    82 = 63 :

    なんという冷静で的確な判断力なんだ!

    84 = 68 :

    俺の推理では、ここは良スレという線が非常に濃厚だ

    85 :

    なんで俺には妹いないんだよ・・・orz

    87 = 64 :

    「そ、そんなはずないです、私は……」シコシコシコ

    「そもそも、お前のその縞ぱんとやらを、俺は見たことがない」

    「それが根拠ですか……?買ったばかりかもしれないですよ」シコシコシコ

    「いつもお前は、買ったばかりのパンツは俺に見せてくるじゃないか……」ビクビクン

    「縞のブラジャーがありましたけど……それは?」シコシコシコ

    「上下のアンバランスで萌えを刺激するためのお前の作戦……」

    「完璧です……兄さん」シコシコシコシコ

    「こ、これが俺のQ・E・Dだッ!」ドピュピュ

    「きゃッ!!か、顔に……」

    「ふぅ……」


    第一部完

    88 = 67 :

    よし第二部いこうぜ!

    90 :

    兄wwwwwwwwww

    91 :

    え、燈馬兄妹で再生すればいいのコレ?

    92 :

    俺のパンツも無くなった!

    93 = 85 :

    94 = 75 :

    第二部まだか!

    95 :

    「妹の性感帯ベスト10、すべて当てるまで帰れま10!」

    「は?」

    「兄さんにはこれから私の弱点を当てていただきます」

    「いやいや・・・どういうこと?」

    「全部当てないと部屋に帰しません」ガチャリ

    「話を聞けよ」

    97 :

    ほう


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