元スレまどか「初めまして転校生の鹿目まどかです」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
202 = 73 :
>>200
安心して導かれるといい
203 = 111 :
あれ?時間止めれるの?
204 = 76 :
さやか「で、転校生。今週まどかとデートするんだって?」
ほむら「なんで、あなたがそんなこと知ってるのよ?」///
さやか「ヒヒ、さやかちゃんの情報網をなめてもらっちゃ困るね」
大方、嬉々としたまどかから聞き出したのだろう。
205 = 76 :
マミ「何、何その面白そうな話は?」ワクワク
ほむら「別に面白いことなんて何もないわよ」///
さやか「ほら、前話しませんでしたっけ?うちのクラスに来たもう一人の転校生」
マミ「ああ、あの暁美さんと同じリボンのあの子ね」
マミ「それで、調査の方はどうなっているのかしら?」
嫌なタイミングで、嫌なことを思い出させてくる。
206 = 155 :
デートだとか募る思いはあるけど、俺は寝る…>>1がんばって
207 = 76 :
ほむら「かなり前に話した時は、私の話を一蹴したくせに、どうして信じる気になったの?」
マミ「あら、気にしてたの?」
マミ「そうね同じリボンをしていたから…」
マミ「そのリボン、神様からの貰い物だったわよね?」
マミ「名前も、姿も、リボンも同じと聞いてはね……」
マミ「それに人付き合いを好まないあなたが、ただの転校生にご執心とあっては、納得せざるをえないわ」
ほむら「話すんじゃなかったわ…」
208 = 76 :
マミ「彼女の前の学校を調べれば、何かわかるって話だったけど?」
ほむら「まだ何もしてないわ…」
マミ「あら、勤勉なあなたにしては珍しい」
マミ「世界の理に関わることなんでしょう?」
ほむら「……」
209 :
ほむぅ・・・
210 = 201 :
がんばれよ!
211 = 168 :
デブマミ
212 :
しえん
213 :
デミさんのことマブって言うなよ!
214 :
つまんなそうだけどどんな内容?
215 = 76 :
ほむら「……」
マミ「もしあなたが動かないのであれば、私が調べるけれど」
ほむら「……勝手にしなさい」
ほむら(やっぱり話すんじゃなかった……)
さやか「ホントのところ、アンタまどかがどうして現れたかわかってんの?」
ほむら「それがわかったら苦労しないわ」ムクッ
216 = 76 :
私は自分がいらいらしている理由はわかっていた。
魔法少女の使命を半ば放棄している自分が許せないのだ。
まどかの守りたかった世界を守ることが、
あの子にできる唯一の友情の証を示すことだからだ。
まどかを裏切っているような気がして。
それでも私は怖かった。
まどかの正体に触れることで、まどかがいなくなってしまう気がしたから。
自分からはそこに近づかないようにしていた。
まどかのいない生活なんて考えたくない。
217 = 76 :
そんなもやもやとした気分を抱えながら、国道沿いを歩いていた。
「こんな時間に何やってんだい?」
一台の車が路肩に停まり、中から見知った女性が現れた。
詢子「乗っていくかい?」
そこから近くのファミレスに停まった。
ほむら「あ、あの……私」
詢子「前にお茶をおごる約束だったろ?」
……律儀な人だな。
218 = 111 :
きたか
219 = 76 :
詢子「私はカフェラテ。アンタは何にする?」
ほむら「カプチーノで」
店員「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」
詢子「よろしく」
詢子「塾の帰りにしては、ずいぶん遅いね」
詢子「親さんは心配しないのかい?」
ほむら「私、一人暮らしですから」
塾の帰りというところは、面倒くさいので訂正しなかった。
220 = 73 :
不安でたまらない
221 = 76 :
詢子「中学生だったよね? それで一人暮らしかい?」
ほむら「もう慣れましたから」
詢子「そうかい。私だったらこんな時間に娘が出歩いてたら心配でたまらないわ」
………最近まどかの帰りが遅いことを心配しているんだ。
ほむら「詢子さんはこんな時間までお仕事ですか?」
詢子「たまに帰れない日もあるぐらいだからね。できれば飯ぐらい家族で食いたいんだけど」
詢子「まあでも、もうすぐ正月だから、年末にはアンタも顔ぐらい見せるんだろ?」
ほむら「多分……」
多分、帰らない。
222 = 76 :
詢子「アタシも大学時代とか好き勝手やってたから、親には心配かけたね」
詢子「今はケータイとかパソコンがあるから、いろいろ連絡は取りやすくなってみたいだけど」
詢子「今となっては子供の元気な顔が見たいものだってよくわかったよ」
ほむら「わかる気がします……」
それでも、私は会えない。
あまりにも変わりすぎてしまった。
昔のままではいられない。
第一、親の顔も思い出せいないのだ。
家族よりも、一人の友だちを守ることを選んだからこそこうなってしまった。
今さらどんな顔をして会えばいいかわからない。
223 = 122 :
ほむぅ・・・
224 = 76 :
この世界が出来てから、誰とも深く関わろうとしなくなった。
同じ魔法少女である佐倉杏子、巴マミ、美樹さやかさえ。
須らく私は一人きりだった。
一人で生きて、一人きりで死ぬ覚悟はとうにできていて…
それを当たり前だと受け止めていた。
惰性のように生きる毎日に、あの子はどういうわけか転校してきた。
ほむら「今はまどかと一緒に過ごす毎日が楽しくて」
お陰で、こうしてまた笑えるようになった。
226 = 168 :
ほむらは俺の嫁!異論は認めない
227 :
このほむらは何百ループしたんだ……
228 = 76 :
詢子「まどか……か」
詢子「なんだろ……すごく懐かしい響き」
ほむら(え……)
詢子「まるで、本当にそんな名前のヤツが私の傍にいたみたいだわ」
ほむら「何を……言ってるんですか?」
だって、まどかはあなたの娘で……
229 :
うわあああああああ
230 :
怪奇
231 = 76 :
詢子「ん?私何か変なこと言った?」
ほむら「詢子さんには娘がいますよね?」
詢子「え、いや? そんなこと私言ったっけ?」
馬鹿な……
だって、まどかは…
まどかは言っていた。
自分には家族がいるって。
弟もいるって、ちゃんと……
232 = 168 :
もう絶対ねれない
233 = 76 :
どういうことだ?
ほむら「すいません、私の勘違いでした」
詢子「いや、別にいいんだよ」
詢子「それに、あながち間違いってわけでもないし」ボソッ
詢子「そんな夢を何回か見たんだよね」
遠い昔を見るように、彼女は言った。
詢子「アンタと同じリボンをつけた、女の子が私の娘になってて…」
ほむら「わ、わたしじゃないっ!!…です」
詢子「わかってるって。」
234 :
>>22
よく読めよカスが。当時の話してんだろ
ドヤ顔でレスして恥ずかしくないの?
>>210
こいつもスプリクト
なんかキャラ変わってない?
はいはいマジレスですね
236 = 230 :
>>235
アフィカスはまとめサイトだけ見てろ
237 = 76 :
それからコーヒーをいただいてから、家まで送ってもらった。
何て皮肉なものだろう。
まどかの正体に近づきたくないと思っていたのに……
そういえば……
回想---------------------------------
ほむら「あなたは十分可愛いから、あなたのファンクラブだってあるかもしれないわよ」
まどか「………」
……え? 涙?
ほむら「玉ねぎが目にしみたかしら?」
まどか「ううん……なんかママとも同じようなやりとりしたなって」
まどか「ちょっと、懐かしくなっちゃって……」
---------------------------------回想
つまり、まどかはずっと家に帰っていなかったんだ。
238 = 76 :
家族にも会わないで、ずっと一人で……
何故気づかなかったんだろう。
この世界にまどかのことを覚えている人間は、私しかいなかったのに……
まどかが現れた瞬間、まどかの家族がまどかのことを思い出すなんて、そんなことあるわけない。
今、まどかはどこにいるのだろう?
……大丈夫だよね?
もう消えちゃったりしてないよね?
ちゃんと、また明日会えるんだよね、まどか……
240 = 73 :
気になって眠れない…
241 = 76 :
~翌朝~
結局昨日は眠れなかった。
そのまま学校へ行き、教室でまどかが現れるのをまった。
いつもより、30分も早くついてしまった。
何もすることがないから、私は机の上で眠りながらまどかが現れるのを待った。
242 :
パンツ脱ぐしかないじゃない!
あなたも!私も!
243 = 76 :
目が覚めると、数学の授業が始まる寸前だった。
とっくに朝のHRが終わっていたのには驚いた。
すかさず、後ろの席を確認した。
ほむら(お願い。いて。まどか)
美樹さやかが陰になって、よく見えない。
右にずれて、その後ろを確認する。
ほむら(……ほっ)
数学のせいか、なんだか憂鬱そうなまどかの顔が見れた。
ほむら(本当、よかった)
244 = 76 :
授業中に様々な思考をめぐらせた。
私はまどかに問いただすべきなのだろうか?
どうして私に家族がいるという嘘をついたのか?
今どこに住んでいるのか?
まどかが一体何者なのか?
245 = 76 :
でも、それを聞いたときにまどかはどんな反応をするのだろう。
少なくとも私に家族がいると嘘をついているのだ。
本人はそれに触れてほしくないのだろう。
それに全てを聞いたとき、まどかが居なくなるという不安がぬぐえなかった。
まどかが話してくれるまで、私は待つしかないのだろうか?
でも、せめてまどかの力になりたい。
私はあの子の友達なんだ。
私を頼ってくれたのだから、私だけは最後まで彼女のことを見捨てるわけにはいかない。
246 = 234 :
247 = 111 :
よく考えたら>>1から何も話が進んでないな
248 :
>>247もうお前は最後だけ見ればいいんじゃね?
249 = 76 :
~ほむホーム~
カチャカチャ…カチャカチャ…
ほむら「前投げから、オーバヘッドダイブまできちんと繋ぎきるとは、なかなかやるわね」
まどか「えへへ。でもバーストしないね。確定だと思ったんだけど」
ほむら「今のは内ずらしで軽減しているからよ」
まどか「でも、まだほむらちゃんのピンチなのは変わらないよ」
まどか「それ、Bナックル!」
ほむら「甘いわね。」
まどか「あ……」
まどか「い、今のは私勝てたのに…」
ほむら「大ジャンプなら、刺さってたわね。詰めが甘いわ」
まどか「そのキャラのドリルってあたっても上がっていけるイメージだったんだけど…」
ほむら「まどかのキャラが復帰に対して、上に攻撃判定ないからね」
まどか「いやいや、いまのはほむらちゃんの復帰阻止がうまかったからだよ…」
250 = 76 :
まどかと過ごすようになってから、ずっと同じゲームばかりやっていた。
結構昔に出たゲームらしいが、まどかがそれをやったことがあるらしいとのこと。
私もたしなむ程度に…いや、結構やりこんで強くなったかもしれない。
いつも熱中して、気が付いたらいい時間になっているのだ。
みんなの評価 : ★★★
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