元スレマミ「鹿目さん!私も神様になったわ!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
まど界
まど神「あーあ。退屈だなー。下界見ても、ほむらちゃんは最近安定しちゃってるし。なんでか最近魔獣が弱体化してて、他の魔法少女のお迎え率も下がってるし…」
さやか「まあいい事じゃん。魔法少女救済の神であるあんたが退屈だってのは、それだけ平和だって証なんだから」
まどか「うん。そうなんだよね。けど、下界に行く事が減って、下界の事を見れる時間が減るのは、なんか寂しいよ」
さやか「まどか…」
まどか「パパやママ、タツヤは今頃何してるのかな…。マミさんや杏子ちゃん、クラスのみんなも…」
さやか「…。私があんたに導かれて、もう15年か。友達はみんなもう30超えてるし、何してるんだろうね」
まどか「ほむらちゃんは私のリボンを通して定期的に様子を見れるけど…」
さやか「あ、ほむらに渡したリボンって、そういう役割あったんだ。…プライベート侵害じゃ」
まどか「ウェヒヒヒヒヒ。三十路ほむらちゃん生活態度だらしないなぁ」
さやか「あんた…」
2 = 1 :
まどか「っ!!?」ビクッ
さやか「ん?どうしたの?まどか」
まどか「…誰か来る」
さやか「んあ?また誰か魔法少女が導かれた?」
まどか「ち、違うよ…。この感じ、魔法少女じゃない!」
さやか「えっ?けどこの世界はあんたが作った魔法少女のための世界なんだし、他の存在は来れないんじゃ」
まどか「あ、あああああ…」ガクガクガク
さやか「ちょっと!?顔色真っ青だよあんた!」
まどか「す、凄い力。私じゃ全然歯が立たない!まるで、主神クラス…」
さやか「ええええ!?そんなヤバイ奴が来るの!?」
まどか「来た!!」
さやか「っ!下がってろ、まどかは私が守る!!」
ズシーーーーン!!
3 :
実際まどかとさやかは犠牲にならず代わりにマミさんが神になったらそれはもう全員生存エンドと同義だよね
5 = 1 :
さやか「くっ!す、凄い揺れだ…!!このっ!顔見せろ!!」
マミ「ふう。ここが鹿目さんの創った世界ね」
さやか「…あれ?」
まどか「…え?」
マミ「…ティロ?」
さやか「ま、マミさん!?」
マミ「あら、美樹さんじゃない。久しぶりね。それに鹿目さんも…」
まどか「え、え?えええ?なんでなんでなんで!?」
6 :
はい
7 :
んでんで
8 = 1 :
さやか「な、なーんだ!マミさんがここに来たって事は、マミさんも導かれちゃったって事ですか!まどか、あんた私をビックリさせようと黙ってたなー?こいつめこいつめ!」グリグリ
まどか「さ、さやひゃふぁん、ほっへふりふりひにゃいへ、ひひゃいひょ…(訳:さ、さやかちゃん、ほっぺぐりぐりしないで、痛いよ…)」
さやか「うりうりうりー!私にサプライズ仕掛けるなんて十年早いわー」モニュモニュ
まどか「うわあああああん!わらしはみひゃまにゃのいーーー!!(訳:うわあああああん!私神様なのにーーー!!)」
マミ「あの、美樹さん?お取り込み中のところ申し訳ないのだけれど…。私、導かれて無いわよ?」
さやか「え?」ワッショワッショ
まどか「んにゃああ!!はにゃひへー!はにゃひへーーー!!(訳:んにゃああ!!離してー!離してーーー!!)」ジタバタ
9 :
おっぱい神か
10 :
おっぱいか
11 :
なぜかまど界の語感のよさに吹いてむせた
12 :
マミさんのことだ
大黒天と恵比寿天と宝袋尊を合体させたような神様に違いない!
体型を合体させた、ね
13 = 1 :
マミ「…と言うか私、魔法少女ですら無くなってしまったのだけど…」
さやか「ええええ!?」
まどか「はあはあ、やっと開放された。ううう…。ほっぺがじんじんするよう」サスサス
さやか「た、確かに、見たところグリーフシードが無いし…。あれから何年も経ってるのに見た目は昔のまんまなのは、ここに来るみんな全盛期の姿になるから疑問に思わなかったけど…」
マミ「そうね。この頃が一番魔力があったのは確かだけど、今この姿なのは、貴女達に合わせて姿を変えているだけよ」
さやか「そ、そんな事も出来るって事はやっぱり…」
まどか「…マミさん、神様になっちゃったんですね?日本という国は前例も多いです。偉業を成し遂げた人物が神になる事も…」
マミ「ええ。まさか、私なんかがと思ったけれど…。確かに客観的に思い返してみれば、私はそれだけの事をしたのでしょうね」キリッ
14 :
やっぱマミさん巨女なんですかね
15 = 1 :
さやか「す、凄い!!やっぱりマミさんは凄いよ!!だって、みんなが神様として奉ってくれるだけの凄い事を成し遂げたって事なんでしょう!?」
まどか「しかも、魔法少女救済の神である私よりも位が高いなんて…。きっと、沢山の人に敬愛され、惜しまれて亡くなったんでしょうね」
マミ「あら。まだ私死んでないわよ?」
さやか「えええ!?」
まどか「…それなら、生きたまま高位の神様になったって事ですか?そんな例、少なくとも私は知らないです」
さやか「わ、私も。…てか、難しいことよくわかんないんだけなんスけどね。えへへ…」
マミ「そんな例、沢山有るわよ?私の知り合いにも何人か居るわ。二人とも日本人だったのに、知らなかったの?」
さやか「てへ。面目無い」
まどか「うーん…」
マミ「ふふ。それならその辺の説明も兼ねて、私が神になった経緯を話していきましょうか。久しぶりのレクチャーね?」
さやか「ぜひ!」ワクワク
まどか「お願いします!」ドキドキ
16 :
このSSの作者マミさんっぽくね?
17 = 1 :
マミ「そうね…。事の始まりは、春。新緑が芽吹き、これからの季節に向かって力強い命の脈動を感じさせる時期だったわ…」←遠い目
まどか(あ、長くなりそう)
さやか(神様になっても変わってないなぁ。マミさん)
マミ「そう。忘れもしない、私が中学を卒業した日の事…」フフッ
さやか「マミさんちょいタイム」
マミ「え?」
さやか「まどか。おせんべい無かったっけ?」
まどか「確か居間の戸棚にあった、ような…」
さやか「じゃ、取ってきて。ポットにお湯まだあるし、私はお茶淹れとくから」
まどか「うん。ついでにみかんとって来る」テクテク
さやか「じゃ、マミさん。寒いし、続きはこっちのコタツに入って聞きますんで。まどかが帰ってきてから」ゴソゴソ
マミ「…なんか、貴女達はある意味変わったわね…」
18 = 1 :
まどか「お待たせー。ジャンヌダルクさんがお裾分けに持ってきてくれた干し柿あったから、一緒に持ってきたよー」
さやか「おー。ジャンヌさんの干し柿大好物ー」
マミ「…」
まどか「ズズズー…。ほわー。暖まるー」
さやか「みっかんー♪みっかんー♪」ムキムキ
マミ「…」
さやか「さて、それじゃ…」
まどか「お願いします!」
マミ「…事の始まりは、春。新緑が芽吹き、これからの季節に向かって力強い命の脈動を感じさせる時期だったわ…」←遠い目
まどか(初めから言うんだ…)
19 :
まど界随分庶民的だな
20 = 1 :
マミ「そう。忘れもしない、私が中学を卒業した、あの日の事…。全てはあの日が始まりだった」フフッ
さやか(語り慣れしてるなー…)
マミ「…その日、私は一大決心をしたのよ…」
さやか「あ、マミさんおせんべいどうです?」
マミ「あら、ありがと」バリバリ
21 :
まど界唯一の男かつハーレム神は俺
22 :
神は複数いない
23 :
>>22
日本にはいるけどな
24 :
>>22
唯一神の宗教の方が少なかったりして
25 = 22 :
それは世の迷いだ
26 = 1 :
――あの日、私はたった一人で電車に乗って東京へ出て行き、一つの門を叩いたの…
卒業式が終わって、クラスの皆との最後の会話もそこそこにすぐに駅へ走り、東京行きの新幹線に飛び乗って。
新幹線に乗るのも東京へ行くのも初めての出来事で、不安だったけどどうしても叶えたい夢があったから。
マミ「ここが山吹部屋ね」ドキドキ
――でも、いざそこに立ってみたら、やっぱり怖気づいちゃって。私なんかがこの厳しい世界でやっていけるのかって、怖くて怖くて、やっぱり帰ろうか、なんて思っちゃったりもして…
さやか「ちょいタイム」
27 = 1 :
マミ「どうしたの?美樹さん」
まどか「そうだよ、さやかちゃん。マミさんの話、まだ始まったばかりだよ?あ、もしかしておトイレ?駄目だよー最初に行っておかなきゃ」
さやか「…あっれーー?すみませんマミさん。なんか私、聞き間違いしちゃったみたいで。なんか、すっごいマミさんに似つかわしくない言葉が聞えてきたんですけど…」
マミ「何かしら?あ、もしかして東京って言葉とか?ふふ。確かに、可笑しいわよね?私みたいな田舎者の口から東京だなんて…」
さやか「いや…その…えーっと、なんか、その後で『部屋』って。『山吹部屋』って聞えてきたんですけど」
マミ「?なにか変なところある?」
28 :
横綱になったのか
29 :
まさかの展開
30 :
ここから神になる天涯孤独が全く想像つかん
31 = 1 :
さやか「いや、その、確か私の記憶が正しければ、その名前はマミさんには死ぬほど似つかわしくない世界に存在するものだったと思うんですけど…」
マミ「そうかしら?」
まどか「さやかちゃんの勘違いじゃないの?」
さやか「…うーん。まあ、まだ話は始まったばっかりだしね。同じ名前の違う物かもしんない。すみませんマミさん。話の腰折っちゃって」
まどか「さやかちゃんは早とちりだなー」
マミ「ふふ。いいのよ。それじゃ、話を続けるわね」
まどさや「お願いします!」
32 :
デブの神様か・・・・
34 = 1 :
――で、話の続きね。その目的の場所に着いたのはいいのだけど。ほら、私って、結構臆病者じゃない?折角目的地まで付いたって言うのに、目の前で尻込みしちゃって…
マミ「…やっぱり、私には無理よね。帰りましょう…」クルッ
『…いいの?』
マミ「!?」
――その時、そんな弱い心の私を、誰かが呼び止める声がしたの。今思い返してみたら、きっとあれは私の心の声だったんでしょうけど
マミ「け、けど…。私なんかがこの世界で生き残るなんて、無理に決まってるわ。…それになんのコネも実績も無い私がいきなり弟子入りしたいだなんて。どうせ門前払いさせるだろうし…」
『夢を、諦めるの?』
マミ「…」
『クラスのみんなと、約束したんでしょう?』
マミ「あ…」
――その瞬間、ドッと溢れるように、クラスのみんなと笑いながら過ごした時間の記憶が蘇ってきたわ。卒業式の後に最後に交わした会話も。
とても心細かったけど、クラスのみんなが『頑張れ』『お前ならやれる』って、励ましてくれたのを思い出したから、最後の一歩を踏み出す勇気を出せたの…
35 = 16 :
はい
36 = 23 :
まあ、あれって元を正せば普通に神前儀式だしな
37 = 1 :
マミ「…っ!たのも~~!!」ドンドンドン
マミ「…誰も来ないわね」
マミ「…たのも~~~~~!!!!」ドンドンドン!!
力士「うるせえ!一体誰だよ!?こっちは今稽古中だ!!」ガラッ
さやか「きえええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
38 = 1 :
マミ「…どうしたの?美樹さん」
まどか「もー。さやかちゃん、耳元で叫ばないでよー」ジンジン
さやか「ハアハアハア…。いやいやいや!おかしいでしょ!絶対おかしいでしょ!!こんなの絶対おかしいでしょ!!!」
マミ「何が?」
さやか「何もかもが!!!」
まどか「さやかちゃん、それじゃ逆になんにもわかんないよ。いい?問題点って言うのはね、まず第一に原因を特定して…」
さやか「ちょっと黙ってろ救済の神!!」
まどか「…むー」プクー
39 = 33 :
やっぱりこの3人は癒されるなあ
40 :
なげえ
41 = 14 :
実は多神教だったとかユダヤ教徒やイスラム教徒の魔法少女泡吹いて倒れるぞ
43 = 1 :
さやか「…まず、突っ込みどころが多すぎてどこから突っ込めばいいのかわからんが…。まず、マミさん。あんた一体何に成りたくて東京行ったんスか…」
マミ「何って…。おすもうさ「うおおおおおおおおおおおお!!!」」
マミ「…お相も「だああああああああああああああああああ!!!!」」
マミ「…おs「でぇええええりゃあああああああ!!!」」
マミ「お「うきょおおおおおおおお!!!!」」
さやか「ぜえぜえぜえ…」
マミ「…お相撲さん」
さやか「…すまん。さっきまでの私。私に力が足りなかったばっかりに…」ガクン
まどか「そっかー。マミさん、横綱になったんですねー!凄いなぁ」
さやか「あんたは神になった時に常識も対価に失ったのか!」
44 = 10 :
そっとじ
45 = 1 :
さやか「…もういいッス。マミさんがお相撲さんに成りたくて相撲部屋の門叩いたのは解りました。けど何が悲しゅうて華のJCがお相撲さんに成りたいなんて見果てぬ夢抱くようになったんですか…」
マミ「ああ、それはね。クラスのみんなが、私に言ってくれたの」
さやか「…は?」
マミ「この際だから言っちゃうけどね。私、魔法少女なんてやってたから、友達も出来なくてね。だから、3年生のクラスでも全然馴染めなくて。友達も出来なくて、ずっと寂しい思いをしていたのよ」
さやか「は、はあ…」ヒクッ
まどか(「友達が出来なくて」って、2回言った…)
マミ「そうしてずっと一人で寂しく過ごしていたある日の事よ。みんなそろそろ卒業後の進路を確定させて、それに向かって進んでいた時期…」
マミ「私はクラスで一人だけ、進路を決めかねていたわ。高校くらいは流石に出ておきたいけれど将来やりたい事も無いし、何を目標に生きていけばいいのかと人生に虚無感を感じていて」
さやか「…」
マミ「そんなある日、無気力に生きていた私を見かねてか、急にクラスメイトの何人かが、私に話かけてきてくれたのよ」
46 = 29 :
やめてやれよ
47 = 7 :
>>1
屋上来いよ
48 = 1 :
女子1「ねえねえ、巴さんww巴さんって、進路は決まったの?ww」
マミ「えっ?わ、私…?あ、あの、その、き…。あ、わ、私、ま、まだ決まってな、無いです…」オドオド
女子2「えー?そうなのー?ww巴さんってしっかりしてるイメージあるし、もうとっくに人生設計全部決まってるのか思ったーww」
マミ「えっ」
女子3「www人生設計全部wwあんた何言ってんのよww何?何歳で結婚するとかそんな奴?www」
女子2「そうそうww中学出たら東京行ってそのエロい身体で良い男捕まえてやりまくるとかそんな感じのwww」
マミ「…」
女子1「うはwwwひでぇwwwそれじゃ巴さんビッチじゃんwww」
女子2「wwごめんごめんww冗談だってwww巴さんそんな子じゃないもんねww」
女子3「www」
マミ「えっと…その…。け、けど、東京に行くっていうのは、いいな…。そ、その…。い、一回くらい、行って、みたい、かも…。…私、身寄り無いし」
女子1「で、男漁るの?www」
女子2「馬鹿www」ゲシッ
女子3「wwww」
さやか「ごばぁああああああああああああああああああああああっ!!」
49 = 1 :
マミ「…今度は何?美樹さん」
さやか(虐められてる…!!それは虐められてるよマミさん!!)
さやか「え、えっと、その、マミさん?その人たちって、前々から親しい人だったりするんスか…その、良く話したりとか…」
マミ「いいえ。けど、陰で前々から私の事を話題にしてくれていたのは知ってるわ
内容は良く知らないけれど…きっと、いつまで経っても打ち解けようとしない私にどうやって接しようかと相談していたのね。優しい人たちだもの」
さやか(それは無い!!…が、そんな事本人の前では言えない…)
まどか「良い人達なんですね!!」
さやか(まどかあああああああああああああああああああああ!!?)
マミ「…続きね?」
50 :
最後はさやかちゃんが俺達の代行者となってマミさんをバカにしたすべてに報復するエンドで
みんなの評価 : ☆
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