元スレハルヒ「…お邪魔します」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 :
これは…死んでないパターンも有りか
152 = 96 :
しえんた
153 :
んっふで ふんもっふ を思い出した
154 :
許さない
155 = 1 :
病院・ロビー
古泉「…!!長門さん。調査が終わったのですか?」
長門「…つい今しがた」
古泉「今回の事は…申し訳ありませんでした」
長門「いい。今回は、気付けなかった私にも責任がある」
古泉「そう言ってもらえるとありがたいですね…しかし、長門さんも気づけなかったとは、やはり?」
長門「…急進派が、貴方のパトロンに協力していた」
古泉「…やはりそうですか。では、今回の騒動は相手側の作戦の失敗、ということで、解決にしてもよろしいのでしょうか?」
長門「…それは、まだ分からない」
古泉「…どういうことです?」
長門「疑問点が、一つある…それを解消できない事には解決という結論を出すことが出来ない」
古泉「…そう言えば、僕も今になって不思議に思うことがあります」
156 = 148 :
支援紫煙私怨四円子円市円歯円・・・・・
158 = 1 :
古泉「…ひき逃げした相手の車種です。…何故彼らは普通自動車を用いたのでしょうか?」
古泉「彼を轢き殺す意図があったのなら、もっと大型の物のほうが良かったはずですが…」
古泉「あと、車のスピードです。…狙いすますため、ということならそれまでですが…殺すつもりならもっとスピードを出したはずです」
古泉「彼の意識が飛ばない程度の速度で、とは考えられない」
長門「…実行犯からは何も聞けなかったの?」
古泉「それが…森さんが尋問してるそうなのですが、一向に吐くつもりはないようです」
古泉「長門さんにお願いして、思考をトレースしてもらおうかとも考えたのですが」
長門「私の疑問点は、それに大きく関係する。…実行犯への記憶領域へのアクセスが出来ない状況にある」
古泉「…そうですか。…急進派の仕業でしょうか?」
長門「その可能性は高い。それに、彼への、脳の最深部へのアクセスもできない状況になている」
古泉「涼宮さんの力でしょうか?彼に大事な記憶をなくしてもらいたくないと、保護をしたと考えれば…」
長門「…それについても調査している」
古泉「…何もなければいいのですが」
159 :
長門のしゃべりにやや違和感
160 :
わざと病院に入院させたってことか?
161 = 1 :
病室
キョン「心配かけたな。ハルヒ」ナデナデ
ハルヒ「…全くよ。あんたが死んじゃうんじゃないかって…取り乱しちゃって」スリスリ
キョン「…っ」グラ
ハルヒ「キョン?!」
キョン「ああ、悪い。ちょっと頭痛がしただけだ。ほら、頭も打ったみたいだから…」
ハルヒ「大丈夫?無理しない方が…」
キョン「…気にすんなって。それに、今はお前とこうして話していたい」
ハルヒ「…キョン」
キョン「…」ナデナデ
ハルヒ「…ん」スッ
キョン「…」スッ
キョン「…!!」バッ
ハルヒ「どうしたの?キョン?」パチ
ガラ
みくる「花瓶の水、変えて来ました…よ…」
162 = 1 :
みくる「はわわわわわわわ…」
ハルヒ「み~く~る~ちゃ~ん?」ゴゴゴゴ
みくる「ひゃあ!!…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
キョン「こら、ハルヒ。朝比奈さんを虐めるな」
ハルヒ「…う~。みくるちゃん?このことは口外禁止よ?いいわね?」
みくる「ひゃ、ひゃい!!」
ガラ
古泉「おや、朝比奈さんも来ていたのですね?」
長門「…お帰り」
ハルヒ「なーんだ、みんな来ちゃったのね。…あ、そろそろ消灯の時間ね。みんな!帰るわよ!」
古泉「御意のままに」
長門「…また明日」
ハルヒ「キョン!早く学校に来れるように今日は早く寝なさいよ?」
キョン「ああ。分かってるよ。じゃあ、また明日な」
164 :
みくるかわいい
165 = 1 :
翌日・早朝
キョン(…そろそろ、頃合いか?)チャリ
trrrrrr trrrrrr ガチャ
みくる『もしもし?何方ですか?』
キョン「俺ですよ。朝比奈さん」
みくる『キョンくん?!寝てなくていいんですか?!』
キョン「大丈夫です。それより一つ、聞きたいことがあって…昨日の水のとりかえって、嘘ですよね?未来に行っていたんでしょう?」
みくる『はい…ってあれ?!禁則事項のはずなのに…』
キョン「そのことについてはもう古泉に聞きましたから…で?何をしてきたんです?」チャリ
みくる『……禁則事項です』
キョン「…まあ、粗方予想はしていましたが。…しかも、あの見計らったようなタイミング。ほんとに偶然ですか?」
みくる『うう…ぐすっ…きっ…禁則、じ…項です』
キョン「……そうですか。分かりました。…今日はハルヒの奴、何時に来るって言ってました?」チャリ
みくる『ふぇ?…確か、ぐすっ…学校が終わってからすぐにって…』
キョン「…分かりました。すみません。変なこと聞いて…では、また夕方」
みくる『?……はい』ガチャ
166 :
ドキドキする
167 = 1 :
キョン「…」
キョン「…よし」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夜
ハルヒ「あ、もうこんな時間!!みんな!そろそろ帰るわよ!」
長門「…了解した」
みくる「…」ペコリ
古泉「では」ペコ
バタン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
古泉「…そろそろ頃合いですか。…病室に行きましょう」
古泉「『お前に頼みたいことがある』ですか。いったい何を頼まれることやら」
169 :
なんやなんや
170 = 1 :
病室
古泉「…失礼しますよ?」
キョン「…おう」
古泉「…僕一人だけを呼びだして、いったいどういうおつもりですか?」
キョン「いや、な?俺は後数日はここを離れられない状態なわけだ。だから当然郵便物を届けることもできない」
古泉「…この病院内にも受け付けはありますが?」
キョン「あんなことがあった後だ。信用できんよ」
古泉「…僕は大丈夫だと?」
キョン「ああ。お前なら、訳を聞かずに、かつ、しっかりと届けてくれると思ったからな」
古泉「…届ける時間は?」
キョン「明日の朝9時。ハルヒに直接」
古泉「?…分かりました。確かに受け取りました」
キョン「おう。ありがとよ。…中身を見てくれるなよ?」
古泉「そんな無粋なこと、しませんよ…用件はそれだけですか?」
キョン「ああ。悪かったな。迷惑かけて」
171 = 1 :
古泉「お安いご用です…では。また明日」
キョン「おう。またな」
ガラ
ツカツカツカ…
キョン「…行ったか。…古泉」
キョン「さようなら」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
172 = 63 :
え?
173 = 12 :
悟ったか・・・キョン
174 = 96 :
逝ったか
176 :
これ、バットエンドは嫌だな…
支援
178 = 1 :
4年後
ハルヒ「…あんたが入院して、3日目の朝だったわね。…ちょうど学校で授業が始まろうとしてた頃。…岡部が入ってきて…あんたの訃報を聞いた」
ハルヒ「…SOS団のみんなであんたの病室に行って、あんたの眠るような顔を見て…」
ハルヒ「…もう、意味がわかんなくなっちゃいそうだった頃…古泉くんからの手紙を受け取った」
ハルヒ「…古泉くん、ボロボロだったわね。何があったのかしら…結局、話してくれなかったな」
ハルヒ「…あんたもバカよね。言いたいことがあるなら口で言いなさいよ。手紙なんて、嫌いって言ったでしょ?」
ハルヒ「それも…あんな遺書みたいな…死期を悟ってたみたいじゃない」
ハルヒ「…でも、その手紙のおかげで今も元気づけられているなんて皮肉なものね」
ハルヒ「あんたは手紙の最後に、あたしに約束しろって…3つ要求した」
ハルヒ「一つは『俺がいなくなっても、気丈に生きていけ』…死んでいくあんたに言われたくなかったわ」
ハルヒ「2つ目は『SOS団以外にも友達作っとけ。でも、SOS団は解散するなよ?』」
ハルヒ「…大変だったわよ。あんたの支えなしに、自分を変えていくのは…それまであたしを変えてくれたのはあんただったんだから…」
ハルヒ「でも、SOS団のみんなが支えてくれたから…頑張れた」
ハルヒ「そして、最後の条件『俺以外のいい男を見つけろ。お前なら男に困らんだろ?』」
ハルヒ「…バカじゃないの。あんた以上の男なんて、いるわけないじゃない。最後に難題吹っかけるんじゃないわよ…」ポロポロ
179 = 169 :
にょろーんはもらったー!
180 = 96 :
がんばって
182 :
どういうことだってばよ
184 = 159 :
こっから解決編があるんだろ?な?
185 = 1 :
ハルヒ「…あたしは今でも一人身だし、誰かと付き合うつもりもないわ…あんたの最後の約束は果たせそうにない…ごめんなさい」
ハルヒ「大学で寄ってくる奴はみんな下心見え見えなんですもの…あんたみたいにあたしそのものを見てくれる人なんて、いない…」
ハルヒ「…じゃあ、そろそろ行くわ。あんたのご両親にも悪いしね」スクッ
バイバイ。キョン…来年、また来るわ
186 = 182 :
国木田まだ?
188 :
実際恋人死んだら少しショック程度ですむんじゃないの?
189 = 182 :
テッテテー♪
キョン「大成功ー」
190 = 1 :
ハルヒ「…」テクテク
ハルヒ「…!!」
古泉「…」ペコリ
ハルヒ「…古泉くんも、キョンのお参りに?」
古泉「…ええ。彼のご両親にも、挨拶してきました」
ハルヒ「…そう。あたしはもう終わったから、お先に…」
古泉「ええ。また大学で…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キョンの墓前
古泉「…お久しぶりですね。どうです?向こうで少しは退屈していますか?」
古泉「…貴方の事ですから、惰眠を貪っているかもしれませんね。…貴方には随分とお世話になりましたから、ゆっくりと眠ってください」
古泉「…貴方のおかげで、今日も世界は続いていますよ。涼宮さんのことはお任せください。僕がリーダー兼パトロンとなった機関で彼女を支えていますから」
古泉「…あれからもう4年も経つのですね。…時の流れとは早いものです」
古泉(…彼が命を張って世界を守った日。あれからもう、4年…)
191 = 12 :
佐々木は貰ってくから安心しろよ、キョン
192 = 1 :
やばい。5時半には出なきゃいけないから終わんないかも
193 :
キョン・・・
>>192
さるさん気にせず端与党化
194 :
おい外出代行はよ
195 :
>>65
挨拶くらい返せや
196 = 109 :
出かけたらいつ帰るんだ
198 = 1 :
>>196
恐らく、日付が変わるか変わらないかくらいになるかと
199 :
>>198
マジか…
200 = 193 :
俺が保守る!!!
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